バルセロナから北西に約115kmにあるベルガ(Berga)で、コルプス・クリスティ(聖体祭)の期間に行われるラ・パトゥム(La Patum)に行って来ました。
今年は、6月第2週目に開かれたこのお祭りは、中世から継承され、2005年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。
カタルーニャ地方のお祭りには常連の、口から火を吐くドラゴン、巨人人形、カップグロス(頭の大きい人形)など、バルセロナ在住20年の私には、馴染み深いものばかり。独特だったのは、このプレピレネー山脈の小さな町の祭りへの情熱、活気、迫力。
土曜日の夜に行われるパサカレー(パレード)は、ギタと呼ばれるドラゴンに似た獣、マサと呼ばれる爆竹のついた太鼓、巨人人形たちが、延々7〜8時間かけて、町中を練り歩きます。スペインの祭りらしく、夜が更けるに連れて盛り上がっていきます。
日曜日は、サンペレ広場で昼夜2回の催し物があります。周辺から集まる人々や観光客であふれ、老若男女を問わず全員が一体となり、人形と楽隊と共に歌い踊り、花火を吐くギタや爆竹のついた太鼓の周りを飛び跳ねます。
私も祭りの熱狂に浮かされて、気がついたらいつの間にか参加していました。真っ暗になった広場で、一斉に焚(た)かれる爆竹、花火の中を若者たちが跳ね回るアルスペレンズ(悪魔に扮した人々が登場する場面)で祭りはクライマックスを迎えて終わります。
祭りに参加するときには、火花が飛んでくるので全身を覆う服装で、そして人波に充分気をつけてください。
By 上釜(うえかま)理恵子/バルセロナ
↑ ベルガの街角。
↑ 土曜日の夜に行われるパサカレー(パレード)。
↑ ドラゴンに似た獣、ギタ(Guita)。
↑ 爆竹のついた太鼓、マサ(Maces)。
↑ 巨人人形(Gegants)。
↑ 頭の大きい人形、カップグロス(Capgrossos)。
↑ 宵を増す毎に盛り上がる、パサカレー。
↑ 日曜日、サンペレ広場の催し物は大太鼓(タバール)がリズムを取る。
↑ 口から火を吐くドラゴン。
↑ 人形と楽隊と歌い踊る人々。
↑ 一斉に炊かれる爆竹。
↑ クライマックスのアルペンズ(Els Plens)には、草の中に爆竹をたくさん
つけたものを被った悪魔が飛び跳ねます。
私も祭りの熱狂に浮かれて、いつの間にか参加していました。
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