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1351年ウートン王によってこの地にアユタヤ王朝が開かれて以来、35代の王が417年間に渡って偉大なる歴史を築きあげてきた。水路に恵まれたアユタヤは大いなる繁栄を続け、17世紀はじめには周辺国だけでなく、近隣アジア諸国、イギリス、ポルトガル、オランダ、スペインといった西欧諸国との貿易も盛んになり、国際貿易都市としてその名を世界に広めていった。さらに、タイ近代国家の基礎ともいえる中央集権を確立するなど、内政面でも歴史上に大きな功績を残している。一方この間、王立継承争いやビルマ(現・ミャンマー)軍の侵略も絶え間なく、王国は「アユタヤ」の言葉が意味する平和とは決していえなかった。やがて、アユタヤ王朝はビルマ軍の総攻撃に耐えきれず、1767年に栄光の幕を閉じることとなった。現在、奇跡的に戦火を逃れた寺院や宮殿、朽ち果てた仏像など数々の遺跡が残り、時代の栄枯繁栄を偲ばせている。
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