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万里の長城は、北方騎馬民族の侵入を防ぐため、東は朝鮮国境の鴨緑江沿岸から西は新彊のタクラマカン砂漠まで、中国歴代の王朝が営々と築いた防壁。その長さは合計6000kmとも、12000kmとも言われるが、中国の1里は約500mなので万里というのは決して誇長ではない。戦国時代に各国が防衛のために国境に築いた防壁を秦の始皇帝が紀元前3世紀に中国を統一した後、ひとつにつないだ。東北地方の遼寧、吉林から、湖南や青梅、四川まで17の省・市・自治区の長城が登録されており、地球上で最も広い範囲にある世界遺産と言える。現在残っているものは、明代に山海関から西の嘉峪関まで築かれた長城が多いが、敦煌周辺では漢代の長城、山東・内蒙古などでは戦国時代の長城が見られる。
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