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- =フ= フラミンゴはどこへ行った?〜変化するフラミンゴ飛来地事情〜
-
エリア:
- アフリカ>ケニア
- テーマ:観光地 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/09/28 17:39
ケニアが舞台の歌謡曲「風に立つライオン」。
黙って聴いていると「百万羽のフラミンゴが来るのはビクトリア湖か」
と思うかもしれませんが、実はケニア国内で1年を通して
最も多くのフラミンゴが観察できるのはビクトリア湖の東にあるボゴリア湖。
フラミンゴはアルカリ性の湖に発生する藻を糧にする水鳥につき、
ビクトリア湖を含む淡水湖にはやってきません。
ボゴリア湖のフラミンゴ
一方、古いガイドブックには「百万羽のフラミンゴはナクル湖」
とありますが、これも×。ナクル湖はアルカリ湖ですが、
近年、湖の劇的な環境変化(水位変動、藻を食べる魚の導入など)により、
フラミンゴの数が激減。数百羽いるかいないか、という状態が続いています。
とはいえ、ボゴリア湖に常駐する公園保護官によると
「フラミンゴは月夜の晩に突如群れで移動してしまうこともある」とのこと。
フラミンゴでピンク色に染まる景色に遭遇できるか否かはちょっとした賭け。
これも野生動物相手のサファリの醍醐味、と割り切れるなら
東アフリカを満喫できること請合います。
黙って聴いていると「百万羽のフラミンゴが来るのはビクトリア湖か」
と思うかもしれませんが、実はケニア国内で1年を通して
最も多くのフラミンゴが観察できるのはビクトリア湖の東にあるボゴリア湖。
フラミンゴはアルカリ性の湖に発生する藻を糧にする水鳥につき、
ビクトリア湖を含む淡水湖にはやってきません。
ボゴリア湖のフラミンゴ
一方、古いガイドブックには「百万羽のフラミンゴはナクル湖」
とありますが、これも×。ナクル湖はアルカリ湖ですが、
近年、湖の劇的な環境変化(水位変動、藻を食べる魚の導入など)により、
フラミンゴの数が激減。数百羽いるかいないか、という状態が続いています。
とはいえ、ボゴリア湖に常駐する公園保護官によると
「フラミンゴは月夜の晩に突如群れで移動してしまうこともある」とのこと。
フラミンゴでピンク色に染まる景色に遭遇できるか否かはちょっとした賭け。
これも野生動物相手のサファリの醍醐味、と割り切れるなら
東アフリカを満喫できること請合います。
- =ナ= ナクル国立公園 祝 世界遺産登録
-
エリア:
- アフリカ>ケニア>ナクル湖
- テーマ:観光地 世界遺産
- 投稿日:2011/06/29 12:41
第35回ユネスコ世界遺産委員会にて
Lake System in the Great Rift Valley
(大地溝帯の湖群)の世界遺産(自然遺産)
登録がなされた。
ケニアの地溝帯には
北から
A)トゥルカナ湖(アルカリ湖)
B)バリンゴ湖(淡水湖)
C)ボゴリア湖(アルカリ湖)
D)ナクル湖 (アルカリ湖)
E)エレメンタイタ湖(アルカリ湖)
F)ナイバシャ湖(淡水湖)
G)マガディ湖 (アルカリ湖)
があるが、今回登録されたのは
そのうち3箇所のC,D,E。
いずれもフラミンゴが飛来する
ケニア屈指のツーリストスポットだ。
ナクルはその中でも
「100万羽のフラミンゴ」
の地として知られるが、
実はフラミンゴはここを餌場として
やってくるだけで営巣地は
ここから約200Km南にあるナトロン湖。
そのため時期によりフラミンゴの数は
その半分以下にまで減ってしまうこともある。
でもフラミンゴが少ないときは大抵
モモイロペリカン(WhiteGreatPelican)が
みっしり湖岸を埋めていて、
それはそれでまた見ごたえがある。
ナイロビからナクルへの
アクセスは陸路で3時間半。
道中エレメンタイタ湖の
ピンク色に染まった湖畔を
遠目に眺めたり、
地溝帯の展望台で小休止したりと
退屈せずドライブができる。
公園入場料:USD80/入場/24時間(18歳未満子ども半額)
Lake System in the Great Rift Valley
(大地溝帯の湖群)の世界遺産(自然遺産)
登録がなされた。
ケニアの地溝帯には
北から
A)トゥルカナ湖(アルカリ湖)
B)バリンゴ湖(淡水湖)
C)ボゴリア湖(アルカリ湖)
D)ナクル湖 (アルカリ湖)
E)エレメンタイタ湖(アルカリ湖)
F)ナイバシャ湖(淡水湖)
G)マガディ湖 (アルカリ湖)
があるが、今回登録されたのは
そのうち3箇所のC,D,E。
いずれもフラミンゴが飛来する
ケニア屈指のツーリストスポットだ。
ナクルはその中でも
「100万羽のフラミンゴ」
の地として知られるが、
実はフラミンゴはここを餌場として
やってくるだけで営巣地は
ここから約200Km南にあるナトロン湖。
そのため時期によりフラミンゴの数は
その半分以下にまで減ってしまうこともある。
でもフラミンゴが少ないときは大抵
モモイロペリカン(WhiteGreatPelican)が
みっしり湖岸を埋めていて、
それはそれでまた見ごたえがある。
ナイロビからナクルへの
アクセスは陸路で3時間半。
道中エレメンタイタ湖の
ピンク色に染まった湖畔を
遠目に眺めたり、
地溝帯の展望台で小休止したりと
退屈せずドライブができる。
公園入場料:USD80/入場/24時間(18歳未満子ども半額)
- タグ:
- ナクル フラミンゴ 地溝帯
- =ト= トゥルカナ湖 JadeSea
-
エリア:
- アフリカ>ケニア>ケニアその他の都市
- テーマ:観光地 世界遺産
- 投稿日:2011/06/16 13:06
トゥルカナ湖への道は険しい。
UNIMOGのような頑丈なトラックでも
たっぷり2日間はかかる。
映画"The Constant Gardner"
(邦題「ナイロビの蜂」)
をご欄になった方は
冒頭シーンをご記憶だろうか。
ヒロインが惨殺された現場、
といういささか強烈な設定だが
乾ききった大地に浮かぶ
翡翠色の湖、これがトゥルカナ湖だ。
トゥルカナ湖は世界最大のアルカリ湖(PH9.2) 。
周辺で暮らすトゥルカナ族や
少数民族のエルモロ族の喉を潤すことは
できないが、この湖には
ティラピアやナイルワニのほかに
ハイギョやビキールなど
古代魚が生息している。
湖の東側には世界遺産(自然遺産)の
<コービフォラ国立公園>があり
ここでは約200万年前の周辺環境を
彷彿とさせる化石化した巨木や
原人、猿人化石の発掘現場がある。
ナイロビからのアクセスは
空路(セスナチャーター)も可。
片道3時間程度、現地には
ツーリスト仕様のロッジもある。
ある意味動物サファリよりも
ずっと贅沢な旅とはなるが、
ケニア好きの方にならお勧めしたい
デスティネーションだ。
UNIMOGのような頑丈なトラックでも
たっぷり2日間はかかる。
映画"The Constant Gardner"
(邦題「ナイロビの蜂」)
をご欄になった方は
冒頭シーンをご記憶だろうか。
ヒロインが惨殺された現場、
といういささか強烈な設定だが
乾ききった大地に浮かぶ
翡翠色の湖、これがトゥルカナ湖だ。
トゥルカナ湖は世界最大のアルカリ湖(PH9.2) 。
周辺で暮らすトゥルカナ族や
少数民族のエルモロ族の喉を潤すことは
できないが、この湖には
ティラピアやナイルワニのほかに
ハイギョやビキールなど
古代魚が生息している。
湖の東側には世界遺産(自然遺産)の
<コービフォラ国立公園>があり
ここでは約200万年前の周辺環境を
彷彿とさせる化石化した巨木や
原人、猿人化石の発掘現場がある。
ナイロビからのアクセスは
空路(セスナチャーター)も可。
片道3時間程度、現地には
ツーリスト仕様のロッジもある。
ある意味動物サファリよりも
ずっと贅沢な旅とはなるが、
ケニア好きの方にならお勧めしたい
デスティネーションだ。
- タグ:
- トゥルカナ コービフォラ 古代魚
- =セ= セレンゲティへ行こう
-
エリア:
- アフリカ>タンザニア>セレンゲティ
- テーマ:世界遺産
- 投稿日:2010/11/25 15:14
とにかく広い。
景色がとてつもなく大きく圧倒される。
サバンナにポツンポツンと
アカシアの木とコピエ(岩)が見える。
↓セレンゲティ国立公園へようこそ
↓このサイズのコピエがところどころに
ここセレンゲティでは毎年2月前後となると
出産を控えたヌー(ウシカモシカ)の
マイグレーション(季節移動)でおお賑わいとなる。
ヌーと一緒にシマウマやガゼルなどの草食獣
それを捕食する肉食獣たちが一斉にこの広い草原を
埋め尽くす。
↓マイグレーションカレンダー:TANAPA作成
マイグレーションたけなわの
セレンゲティは誰しもにとって素晴らしいものだが
野生動物の姿がまばらでも、この雄大な景色こそ
セレンゲティの魅力だと思う。
↓初日の出
景色がとてつもなく大きく圧倒される。
サバンナにポツンポツンと
アカシアの木とコピエ(岩)が見える。
↓セレンゲティ国立公園へようこそ
↓このサイズのコピエがところどころに
ここセレンゲティでは毎年2月前後となると
出産を控えたヌー(ウシカモシカ)の
マイグレーション(季節移動)でおお賑わいとなる。
ヌーと一緒にシマウマやガゼルなどの草食獣
それを捕食する肉食獣たちが一斉にこの広い草原を
埋め尽くす。
↓マイグレーションカレンダー:TANAPA作成
マイグレーションたけなわの
セレンゲティは誰しもにとって素晴らしいものだが
野生動物の姿がまばらでも、この雄大な景色こそ
セレンゲティの魅力だと思う。
↓初日の出
- タグ:
- 世界遺産 セレンゲティ マイグレーション
- =ウ= ウシカモシカ(ヌー)マイグレーション
-
エリア:
- アフリカ>タンザニア>セレンゲティ
- テーマ:観光地 世界遺産
- 投稿日:2010/03/09 21:06
<マイグレーション>とは
毎年繰り返される
<ヌー(ウシカモシカ)>
の季節移動。大雑把に
■1月〜3月:セレンゲテ
■7月〜9月:マサイマラ
というスケジュールで
やってきます。
「セレンゲティが
マイグレーションたけなわのころ
マサイマに動物はいるのでしょうか」
という問い合わせが時折舞い込みますが
もちろん、このエリアの動物たちが
すべてマイグレート(移動)するわけでなく
レジデント(定住型)のヌーもいれば
シマウマたちも居ます。
また、気象条件など
不測の事態でマイグレーションが
前後にずれ込むことも多く
むしろ前後に心持タイミングを
ずらして旅行計画を立てるほうが
経済的、かつ手配が楽、という場合も。
ちなみにセレンゲティ方面の宿は
4月以降閑散期料金設定(イースター連休除く)
でかなりお得。おススメです。
毎年繰り返される
<ヌー(ウシカモシカ)>
の季節移動。大雑把に
■1月〜3月:セレンゲテ
■7月〜9月:マサイマラ
というスケジュールで
やってきます。
「セレンゲティが
マイグレーションたけなわのころ
マサイマに動物はいるのでしょうか」
という問い合わせが時折舞い込みますが
もちろん、このエリアの動物たちが
すべてマイグレート(移動)するわけでなく
レジデント(定住型)のヌーもいれば
シマウマたちも居ます。
また、気象条件など
不測の事態でマイグレーションが
前後にずれ込むことも多く
むしろ前後に心持タイミングを
ずらして旅行計画を立てるほうが
経済的、かつ手配が楽、という場合も。
ちなみにセレンゲティ方面の宿は
4月以降閑散期料金設定(イースター連休除く)
でかなりお得。おススメです。
- タグ:
- マイグレーション セレンゲティ ヌー マサイマラ
1 - 5件目まで(5件中)