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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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記事一覧

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トゥアレグ族のラクダ市  1
トゥアレグ族のラクダ市 (ニジェール)アガデス
エリア:
  • アフリカ>ニジェール>ニジェールその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/01/31 11:25
 今日はゆっくりアガデスの街を散策。

 まず朝、街外れのラクダマーケットへ。

 顔中にターバンをぐるぐる巻きにした、青や黒のダボッとした装束のトゥアレグ族の男達が、静かに、しかしながら何か物思っている風な目つきでかっ歩し、中央の広い空き地にはラクダを初め、牛やヤギ、羊などが放たれ、売られている。

トゥアレグ族のラクダ市  1

 昼間はとにかく暑いので宿で休憩。

 夕方、今度はマルシェと街中央にあるモスク周辺を散歩。

 低い日干しレンガの家が並ぶアガデスの街に唯一そびえる、まるで泥を固めたようなモスクの塔はアガデスの街のシンボルだ。

トゥアレグ族のラクダ市  2

 夕暮れに赤く染まるその姿はまさにフォトジェニック。つい何度もカメラのシャッターを押してしまう。


【食事】

朝:豆入り炊込みご飯のガーリックオイル掛け
昼:パン、ニンジン、デイツ、ゆでサトイモ
夜:オクロライス、パスタ、キャッサバ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)

【宿】
・(アガデス)Hotel Agreboun 3500CFA/W-1室
 キレイで静か、中庭がある。落ち着ける。

ボロロ族  1
ボロロ族 (ニジェール)アガデス
エリア:
  • アフリカ>ニジェール>ニジェールその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/01/30 11:18
 昨日からのラクダ・トレッキングから、朝戻る。トレッキングでは、期待した民族衣装とお化粧姿のボロロ族には会えず、宿のベッドに寝そべって、完全に落胆していると、部屋の外、宿の中庭で、Junkoの明るい声がする。

 おとといアガデスに着いた日、スラッと細長でネグリジェの様な服をまとい、穏やかな笑顔の女性かと見間違える様なよく見ると若い男の人が、同じ宿に「居るな」と思ってはいた。
 ボロロ族の男はまるで女性の様に化粧をしたり、美しく「まとう」と聞いていたので、「あの人はきっとボロロ族じゃないの」とJunkoと2人で言い合っていたのだが、その男性にJunkoが声を掛けたのだ。

 Junkoによると、思った通り、その男の人はボロロ族の人で、この宿で門番の仕事をしているそうだ。

 「頼めばやってくれるかもよ。」とJunko。
 そして頼んでみるとあっさりOK。

 ベリアヤという名前のそのボロロの若き男と、同棲中の同じくボロロのうら若き娘ドゥドゥの2人で、ボロロ伝統の化粧をし、アクセサリーと民族衣装をまとって見せてくれると言う。

 ここアガデスではボロロのその姿を是非とも見たいと思っていただけに、やったぞ、Junko、大殊勲だ。

 夕方、彼らはメイクアップの様子から見せてくれると言う。

 男でありながら恥じらいの表情まで見せ、静かにアイラインを引くベリアヤのその仕草からして、女性のようだ。
 頭に一本羽飾りをして、腰にサーベルを下げると男の方は完了。おでこや花、ほおに斑点の化粧もしている。

 女の方のドゥドゥは、顔一面に赤茶のファンデーション、耳には大きなイヤリング、頭には薄い布をかぶる。

 2人とも、目の回りのブルーのアイラインの化粧が印象的だ。

ボロロ族  1

 お願いした時に、「少しだけ、いくらでもいい。」と言っていたので、「いくら払えばいい?」と尋ねたが、「あなたが払いたいだけもらえれば、いくらでもいい。」とはっきりした金額を言わないので、つい、日本人の感覚で、「100円、200円じゃ安いよね。500円?1000円くらい払ってもいいんじゃない?」と、ベリアヤとドゥドゥに1人約5000CFAずつ併せて10000CFA(2000円弱)もお礼に払ってしまい、「こっちの物価からしたら払い過ぎてしまった」と後で反省しきり。

 フレンドリーでとてもいい人達だったので、これをきっかけに、すれたりしないでね。
 アガデスで働いて稼いだお金で村に帰ってラクダやヤギを買うそうなので、その足しにしてください。


【食事】

朝:パパン、トマト、ニンジン
昼:朝と同じ
夜:オクロライス、パスタ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)

【宿】
・(アガデス)Hotel Agreboun 3500CFA/W-1室
 キレイで静か、中庭がある。落ち着ける。

ラクダに乗って1
ラクダに乗って (ニジェール)アガデス
エリア:
  • アフリカ>ニジェール>ニジェールその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2001/01/29 11:11
 サハラ砂漠の南端、アガデスと言えば、ラクダの遊牧民(ノマド)、トゥアレグ族の街。

 我々は今日から一泊二日の行程でトゥアレグのガイドを雇い、ラクダに乗ってアガデス郊外のボロロ族の村を訪ねる事にする。

ラクダに乗って1

 ところが、ラクダに乗ってのトレッキング、楽しかったのは最初だけ。
 Junkoが乗ったラクダは問題なかったのだが、自分が乗ったラクダはどうもご機嫌ナナメ。疲れて歩くのを拒否しているのか、たびたび突然しゃがみこみ、そのたび背中に乗った自分はバランスを崩し2度、3度「落馬」ならぬ「落ラクダ」してしまう。

 そんな訳でもちろん乗り心地は「楽々だ」と言う訳には行かず、固いクラの上でお尻も痛い。

 ボロロ族とはトゥアルグ族の支系で、男性の美しい民族衣装と華美な化粧で有名なのだ。
 事前の説明では、訪れるボロロ族の村ではその様な民族衣装や化粧姿のボロロ族の人々が見れるとの事だったが、訪れた村ではその様な物には全くお目にかかれず。ボロロ族だと言う一家族がワラブキの小屋でつつましく暮らしているだけ。

 トゥアレグやボロロは、どうやら一夫多妻らしく、ここの家族も夫1人に妻が4人、子供も沢山いて人数だけは一家族だけの割に多い。

 夜はアガデス街外れのトゥアレグの集落で野宿。

 唯一、有意義だったと言えるのは、ヤギ乳、ラクダ乳、ヤギチーズなど食事のたびにふるまってもらったトゥアレグの食事や暮らしぶりを体験できたことぐらい。
 ただ、美しいボロロ族の民族衣装姿が見れると期待に峰ふくらませていただけに、完全に期待外れ。

 ここはアフリカ、事前に入手できる旅の情報はごくわずか。アフリカの旅はトライ&エラー。たまにはこんな事もあるさ・・・。
 搾りたてのヤギ乳、ラクダ乳で、お腹までこわしませんように。


【食事】

朝:パン、トマト、ヤギチーズ、ヤギ乳
昼:ラクダ乳、チュブゼン(炊き込みご飯)、パン、トマト
夜:チュブゼン、アルジェリア・パン(カチカチのパンをスープで柔らかくして練って食べる)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)
・アガデスから一泊二日のボロロ族の村へのラクダトレッキング 30000CFA/2人
(この内容でこの料金は高い!!アガデスのHotel Agrebounで「ムーサ」という名前のガイドに声を掛けられたのんだのだが、本文の通り事前の説明とは全く異なり期待はずれ。多少高くてもちゃんとした現地ツアー会社に頼んだ方がいいかも。)

NoPhoto
砂漠の街、アガデス (ニジェール)アガデス
エリア:
  • アフリカ>ニジェール>ニジェールその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/01/28 11:08
 昨日の朝、ザンデールを出たバスは、途中一泊し、今日もアガデスを目指す。

 車窓の景色は、どんどんその乾燥度を増し、砂漠の様相に。遠くには湖のような蜃気楼が見える。

 ここら辺ではゲリラが出没する事もあるそうで、途中からは大きな機関銃を装備したアーミーの装甲車の護衛付き。少々緊張する。

 休憩で停まった村では、真っ黒な布の装束に大小のサーベルを腰に下げた、まるで日本の時代劇に出てくる「黒ずきん」の様なトゥアレグの男がかっ歩している。

 サハラ砂漠の南端、アガデスの街には、お昼過ぎに到着。
 頭上では、まぶし過ぎる太陽が輝いている。


【食事】

朝:パン
昼:デイツ
夜:オクロ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)

【宿】
・(アガデス)Hotel Agreboun 3500CFA/W-1室
 キレイで静か、中庭がある。落ち着ける。

NoPhoto
星空☆ (ニジェール)ザンデール→アガデスへ
エリア:
  • アフリカ>ニジェール>ニジェールその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/01/27 11:04
 ザンデールからアガデスへはバスで一泊二日の道のり。我々が乗ったアガデス行のバスは夕方、途中のアデルビシナ(Aderbissinat)と言う村で一泊。乗客はそれぞれこの村で宿を取らなければならない。

 バスが停まった小さなマルシェには、土壁にHotelと掲げられた建物があり、覗くと大広間に幾つものゴザが敷かれている。どうやら乗客は皆、同様の宿でザコ寝して一晩明かすようだ。

 何度も野宿をしている我々2人、ザコ寝くらい苦でもなく何の問題もない、とザコ寝宿に入ろうとすると、同じバスの乗客の新聞記者だというおじさんが、我々2人ともう1人のフランス人のおばあさんの同乗者の3人の外国人を連れて、広くてキレイな知人の家に泊めてくれるという。おまけに晩ご飯までごちそうしてもらい、有難い限り。

 実は今日はJunkoの誕生日。
 プレゼントもシャレたバースデーディナーもする事ができなかったが、満天の星空の下、大きなお盆に盛られたクスクスを皆で囲んで食べる。

 そして皆で夜空を見上げ、無数にまたたく大宇宙の星々にウットリと見とれながら「ハッピーバースデー、Junko☆」


【食事】

朝:パン、ホット練乳ドリンク
昼:パン、ラム焼肉、オクロライス、パスタ、揚げパン
夜:クスクス、パスタ(本文の通りごちそうになる)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)
・ザンデール→アガデス(バス)8:00集合 9:30発 翌12:00着 CFA/1人+護衛料金500CFA/1人


【宿】
・(本文参照)現地の人の家に泊めさせてもらう。無料。

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