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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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もう列車はこりごり1
もう列車はこりごり (コートジボワール)アビジャン→(ブルキナファソ)へ
エリア:
  • アフリカ>コートジボアール>アビジャン
テーマ:鉄道・乗り物 
投稿日:2001/02/27 18:54
 朝、雨にむせぶアビジャンの下町、トレッシュビルの鉄道駅へタクシーで乗り付ける。
 昨夜まで滞在した宿から駅まで歩いても20分程度なのだが、この降りしきる雨の中、これから列車に乗り込むと言うのに、荷物を背負ってビショビショに濡れながら歩くのは厳しい。

 ブルキナファソのワガドゥグ行の列車は午前10:30発。
 大事を取ってかなり早めに朝7時過ぎに駅に到着したのだが、すでに駅の待合室には人山の人だかりだ。
 そして、朝7時半、ホームへの入口が開門。

 列車には一等と二等があり、我々は昨日一等のチケットを購入していたのだが、一等の車両に乗込むと唖然。
 未だ乗客はそれ程乗っていないのに、ほぼ全ての座席に石やサンダルやゴザや布などが置かれ、即に「席取り」されているのだ。

 我々が困って車両内をウロウロしていると、どこからともなくあやしい男が現れて、
 「こちらへどうぞ」
と、2つのシートの上に置かれている石コロをどけてくれたのだ。

 今さっきホームの入口が開いたばかりなのにこれはおかしいと思っていたら、後からその男、小声で
 「トロワ、サン。トロワ、サン。(300)」
とささやいて来たのだ。
 周りを見渡すと、そんな男達が何人もいて、事前に取っておいた席に乗客を招き、チップを要求し、貰っているのだ。

 300セーファーフランを要求された我々は、
 「ノン・フランセ」
とフランス語が全くわからないフリをして(実際に簡単な数字意外全くわからないのだが)、無視。

 開門前に、どうやってこの席取り屋の男達が列車の座席を取る事ができるのだろうか。
 何だかこの駅、この列車自体があやしい。

 だいたいそれなりの料金を払っている一等にも係わらず、座席は予約制ではない。 席に座れず、通路には人や荷物が溢れる。
 まあ、早めに来て良かった様だ。

もう列車はこりごり1

 午前10:30、定刻通り列車が発車すると、列車の乗務員が幾度となく見回りに来、適当に大き目の荷物に触っては、荷物代を徴収。
 荷物代を徴収されない者もいれば、される者もいる。
 どうやらその判断基準は乗務員の気分次第。

 そんな訳だから、人の良さそうな人は顔に不満の色をにじませながら要求されるがままに荷物代を支払い、中には、「荷棚や通路に他にも沢山大きな荷物が置かれているのに自分だけどうして」と、抗議する者も現れる。

 そんな時に現れるのが国家権力を背負ったポリスマン。
 当然ポリスは列車側の味方なので、高飛車に激しまくしたて、抗議する乗客の胸ぐらまでしぼりあげ、無理矢理、荷物代を徴収。

 ブルキナファソとの国境通過直前には、更にコートジボワール側で別のポリスが乗り込んで来て、これまた適当に選んだ荷物の持ち主から「税金」を徴収。

 「荷物代」や「税金」を取られた客も取られなかった客も、列車内の乗客の顔は皆、不満の色がありありと現れている。

 しかも、そのどちらも、外国人の我々や他の白人旅行者達は全く何事も無くパス。完全に特別扱いだ。

 個人的には有難い事なのだが、もし、こんな事がコートジボワールでは、この列車内に限らず行われているとしたら。
 一部の外国人や金持ち、特権階級の様な人達だけが特別扱いされ、比較的弱い立場の者や多くの一般市民がこんな被害を被っているとしたら、数ヶ月前に起こったクーデター未遂の火種が未だくすぶり続ける一因となるだろう。

 それにしても列車内は物凄い蒸暑さ。
 しかも超低速。窓からは機関車の排煙が吹き入り灰だらけ。

 おまけに、熱帯雨林やバナナやヤシのプランテーションの合間に通過する街や村の線路脇はどこも一面ゴミだらけ。
 加えて前述した車内での乗務員やポリスの態度で、気分を悪くする。

 「早く着かないかな。」
と、深夜でもひんぱんに来る切符チェックに、ブルキナファソの首都ワガドゥグ行の切符を、灰で濁った黒い汗をしたたらせながら差出す。


【食事】

朝:パン
昼:パン、バナナ
夜:パン、バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・ブルキナファソのワガドゥグ行夜行列車 アビジャンのトレッシュビル駅発10:30発、ワガドゥグ迄26100CFA/1等1人 途中駅ボボデュラッソには翌18:30着
※ワガドゥグには翌深夜着との事。
 列車の速度はとても遅い上、大勢の乗客がいるので、国境通過時、かなりの時間がかかる。
 我々は切符はワガドゥグ迄買ったが、訳あってボボドゥラッソで途中下車した。訳は次日の日記の通り。
 この路線は大型バスが何社も走っており、バスの方が安くて速くて快適と思われる。鉄道好き以外はこの列車はお世辞でも勧められない。

 
・ブルキナファソのビザ 必要 我々はガーナのアクラで取得。

NoPhoto
西アフリカ屈指の大都会・アビジャン (コートジボワール)アビジャン
エリア:
  • アフリカ>コートジボアール>アビジャン
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/02/26 18:51
 昨日はラグーンの対岸からその高層ビル群を眺めただけだった、アビジャンの繁華街、プラトー地区へ散歩に出る。

 遠くから見る高層ビル群は確かに立派だが、街の内部はかなりゴチャゴチャしている。

 軒を連ねる店々のほとんどは、店の前に警備員を配置、ウィンドゥや入口を鉄格子で固めている店も多い。

 銀行にはATMが装備されている所もあると聞いていたのだが、銀行に至っては完全防備の店構え。外から店内の様子を伺う事は全く出来ない様になっているのだが、どうやらATMは銀行内に設置されているようだ。
 いくらか現地通貨をおろそうかとも思っていたのだが、どうも辺りの雰囲気も良くない様な気がしたのでパス。

 街中で唯一ホッと一息つかせてもらった所が、西アフリカいちの本屋と言われるブレリ・フランセ。
 エアコンが効いた店内にはフランス版のアフリカの写真集や、英語のガイドブックなどが充実。
 しかも店内はビルの数フロアに渡っており、まるで日本の丸善や三省堂で立ち読みをしている様な懐かしい気分にさせてくれる。

 アビジャンの街を歩いていて楽しかったのが、意外にも、立派なビル群よりゴチャゴチャとした林立したビルとビルの間の車と人混みを抜けた所にふとある下町的な雰囲気。

 ラグーンに掛かる橋のたもとにあるバスステーション脇の土手には、元気なおばさん達がきりもりする屋台の食事どころが幾つも立ち並ぶ。

 ピシッとスーツで決めたビジネスマン風の男や、モードなオシャレのお姉さん方が、手づかみでバナナの葉でくるまれたご飯などを楽しそうに食べている。

 また、繁華街のプラトーからラグーンに架かった橋を渡った下町では、片側3車線もある舗装された広い立派な大通りの路地裏の未舗装の細道に、庶民の家々が並び、

 軒先では裸ん坊の子供が泥だらけになって遊び泣き転げ、
 イスラムの服の男達が何する事無く座り込んで、たたずみ、ひざまづいてお祈りし、
 マミー達は大きな鍋を並べ炭を炊き料理をしている。

 時たまそんな路地を立派なベンツがクラクションをまくしたて通り過ぎる。

 映画館では欧米のポルノ映画のポスターまででかでかと張り出され、その裸の白人女性の絵の向こうでは少年達が草サッカーに汗を流す。

 そんな街角で、日本からの旅人がパパイヤを買い、ハイビスカスのジュースをすする。

 サバンナでもビーチでも都会でも、アフリカはたくましい。人間って素晴らしい。


【食事】

朝:パン
昼:ジャガイモ煮ころがし、パスタ、ミートパイ
夜:パン、揚バナナ、ゆで玉子、パパイヤ、ハイビスカスの花で煮出したジュース(アラブ圏ではカルカデと呼ばれお茶の様に飲むが、仏語圏ではビサップと呼ばれ冷やして(時に凍らせて)飲む)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
【宿】
(アビジャン)Hotel le Prince 6000CFA/W-1室

NoPhoto
偽札事件 (22カ国目、コートジボワール) (ガーナ)エルボ→(コートジボワール)アボワッソ→アビジャン
エリア:
  • アフリカ>ガーナ>ガーナその他の都市
  • アフリカ>コートジボアール>コートジボアールその他の都市
  • アフリカ>コートジボアール>アビジャン
テーマ:街中・建物・景色 その他 
投稿日:2001/02/25 18:46
 朝一番で6:30、無事ガーナ出国手続きを終え、徒歩で国境を渡り、コートジボワールへ。

 コートジボワールのイミグレで入国手続き時、1人5000CFAを要求され、5000CFA札を差出すと、
 「んっ?これはニセ札だ、ちょっと待て。」
 「なんだってー!!ニセ札!?」

 確かに昨夕、ガーナのエルボのバス乗場でたむろする両替屋とガーナ・セディをCFA(セーファ)に両替した時、1枚の5000CFA札の色が薄いなとは思った。

 だがこちらではかなりボロボロのお札も平気で通用している。
 中にはセロテープで補修されているお札もたまに見掛けるので、まあ大丈夫だろうと思っていたのだが・・・。

 「ガチャリ。」
何と手錠を手にした体格のいいポリスが登場。これはヤバイ。

 「この札はエルボのバス停で両替した物だ。」
とすかさず弁明。

 昨夕両替した他の札も財布から取り出し、
 「これはどうか。」
と尋ねると、
 「これは大丈夫。」
 どうやらおかしいのはその5000CFA札一枚だけらしい。

 我々の弁明を聞くと、ポリスはどこやらかへ出動。エルボの両替屋を逮捕しに行ったらしい。

 イミグレ官に「ニセ札」と言われた5000CFA札とは別に、更に1人5000CFA、2人で10000CFA支払い、何とか無事コートジボワール入国を果たす。

 「ふう、逮捕されないで良かった。」
 ある意味、この旅最大の危機だったとも言える。

 それにしても本当にニセ札だったんだろうか、と後から疑問が湧き返る。
 ただ翌日、ブルキナファソ行の列車の切符を買った時、駅の切符売場にはニセ札判別機があり、切符売場のおじさんは差出した札を一枚一枚その機械でチェックしていたので、もしかしたらニセ札が出回っているのかも知れない。

 それにしても、「ニセ札」を単なる旅行者の我々が見破るのは難しい。
 防ぐには両替屋とかではなく、なるべくフォレックス・ビューローや、銀行などでまっとうなところで両替する位しか手立てはないだろう。(しかし昨日は土曜日でフォレックスビューローは閉まっていた。)

 相変わらずの蒸し暑さの中、汗と冷や汗を一緒に流しながらミニバスと乗合タクシーを乗継いで、西アフリカのニューヨークといわれるアビジャンへ。

 数ヶ月前にクーデター騒ぎがあったせいだろう。アビジャンまでの道中、検問の多さとその検問のポリスの高圧的な態度にはウンザリさせられる。

 午後早くアビジャンに到着。
 下町の一角に安宿を取ると、フェリー乗場に座って、ラグーンの対岸の新市街の高層ビル群を眺めながら水辺に涼を取る。

 近年急速に発展したガーナのアクラに比べると、「意外に小じんまりしているな。」と言うのが第一印象。

 郊外のリゾート地へ延びる道には、白人の家族連れの高級車が絶え間なく走り去って行った。
 高層ビルが立ち並ぶ新市街の対岸の下町には、ボロボロの老朽化したビルも多い。

 治安維持の為、強化された検問では、高圧的なポリスの態度に皆ウンザリさせられている様だった。

 バスや乗合タクシーの乗務員やドライバーは、検問のたびにポリスに「捧げ物」。
 「お金」のワイロは禁止されているのか、パンや新聞などの物品ではあったが、検問の数が多いので準備する捧げ物も相当な数でそれなりの出費だろう。

 ある検問でボディチェックと荷物チェックを受けた際、「これいいね、くれないか。」と我々も捧げ物をポリスの方から再三積極的に要求されるも、これは断固拒否した。

 西アフリカ随一の近代国家と称されるコートジボワール、近代化の栄華より、どうもほころびばかりが目に際立つ。


【食事】

朝:パン
昼:パン、オクロご飯、パパイヤ、パイナップル
夜:オクロご飯山盛り2杯

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 6600C(ガーナ・セディ)
1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・エルボ(ガーナ)→コートジボワール国境越 徒歩約5分弱 、コートジボワール入国時 5000CFA/1人支払う。
・コートキボワールのビザ 必要 我々はガーナのアクラで取得。

・エルボ→アボワッソ(ミニバス)2時間半 1000CFA/1人+500/C荷1コ
・アボワッソ→アビジャン(乗合タクシー)2時間 1700CFA/1人+150/C荷1コ
※かなり待たされた。大型バスもあり、そちらの方に客が集まっているようだった。

【宿】
(アビジャン)Hotel le Prince 6000CFA/W-1室

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