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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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NoPhoto
ハルツームノースのマーケット (スーダン)ハルツーム
エリア:
  • アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2001/01/04 15:07
 「今日は木曜日。ニャラ行の列車の切符を買いに来ました!」
と朝、ハルツーム・ノースの駅を訪れる。
 外国人旅行者の我々が切符を買うとなると、色々な手続等あって時間が掛かるかも知れないと思っていたのだが、意外にもあっけなく2等の切符を購入完了。

 時間はまだ午前9時。この後特にする事もないので、その足でフラフラとハルツーム・ノースの繁華街と思われる、人や車が集まるエリア周辺の散策へ出る。

  特に目的もなく、気のみ気のままフラフラしていると、やがて色とりどりの野菜や果物が並ぶマーケットへ迷い込む。

 でっかいナスやカボチャ、小さいトマトにタマネギ、大根、カブもある。
 果物は、たわわに積まれたバナナにスイカにマンゴ、グアバ、ライム、オレンジ、グレープフルーツといった柑橘類も充実。
 各種豆類やなつめヤシの実、ハーブ、スパイスが山に盛られた店々は、こちらならではだ。

 軒先にブランと吊らされたヤギだが羊だか牛だかの生肉が並び、それなりの臭いが漂う肉屋街を突き抜けると、大きな魚が積まれ、並べられた魚屋の屋台が目に入る。
 並べられた魚は、大型の熱帯魚の様な尻尾やヒレの形に大きなウロコと、見るからに淡水魚。きっとナイルであがった魚なのだろう。

 「毎日の様に舌鼓を打たせてもらっている、小麦粉のコロモで揚げたフライの魚の正体はこれか。おいしいヤツだがその容姿は、ちょっとグロテスクだね。」
 そんな事言い合いながらも、お昼は市場の安食堂でいつもより小ぶりな大型のフナの様な魚のフライを注文。さすがは市場で新鮮な魚を調達しているだけあって、骨は多いものの、白身はふかふかでおいしい。

 過ごし易いのは朝だけで、日中は相変わらずの暑さ。ぐんぐんと気温が上昇する中、道端の日陰に腰を下ろして、道行く人を見ながらボーッと大休息。

 それにしてもこちらのご婦人方はオシャレだ。色とりどり、様々な模様の布をさっそうとまとい、手や足にはヘンナのペイント。姿勢良くスラッと背の高い8頭身とも10頭身ともそれ以上とも思えるパリコレのモデル並のカッコいいい女性の姿も目に付く。もちろん足もとにはハイヒール。
 ボーッと眺めているだけで、まるでファッションショーでも見ているかのようだ。


【食事】

朝:パン、バナナ、ミルクティー
昼:魚フライ
夜:肉シチュー、焼肉バーガー、アラブ菓子

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)

【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室

ナイル川  1
ナイル川 (スーダン)ハルツーム
エリア:
  • アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/01/03 15:03
 我々は日曜までニャラ行の列車の出発待ち。
 今日は特に何もする事がないので、朝の涼しい内から、ハルツームの街に散歩に出る。

 ハルツームと言えばナイル川。
 ウガンダから流れてくる白ナイル川(White Nile)とエチオピアから流れて来る青ナイル川(Blue Nile)は、ここスーダンのハルツームで合流して一本の大河ナイルとなり、エジプトから地中海へ至るのだ。

ナイル川  1

 そのナイル川に沿ってゆっくりと散歩。
 とうとうと流れるナイル。対岸に見えるのはハルツームの街。ビルも目立つ、大きな鉄橋も掛かっているし対岸への渡しフェリーもある。

 一見何の変哲もない川だが、この流れの先で世界4大文明の一つが華やかに幕開いたのだ。

 静かに流れる朝のナイル川に沿って歩いていると、小ギレイな中国資本のホテルの入口に大きく漢字で「元旦」と揚げられている。
 遠く日本を離れ、長旅の途中、新年を迎えて初めて目にする「元旦」という文字に思わず顔をほころばせる日本人2人であった。


【食事】

朝:ミルクティー、トマト、パン、バナナ
昼:特大目玉焼き入りハンバーガー
夜:豆スープかけライス、魚フライ、フルーツ生ジュース

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・この日ハルツームでインターネットをしました。
 ハルツームにはインターネットカフェがあちこちにある。
 我々は中心地のアル・カビルモスク近く(我々の宿、バラメイン・ホテルの近く)のMeridian Hotelのインターネットカフェを利用。1時間500SD(30分だと300SD)。
 なかなか好調。全端末で日本語のホームページのブラウジングができる。
 これまで、ジンバブエ・ビクトリアフォールズ、タンザニア・ダルエスサラム、ケニア・ナイロビ、エチオピア、アジスアベバのインターネットカフェでインターネットにトライしたが、他と比べてここが一番良好(ちなみにアジスではつながりもせず)、値段も安い。

【宿】(ハルツーム) ・Haramein Hotel 昨日迄と同じだがなぜかこの日より1000SD/W 一室になった。
(昨日迄は1200SD/W 一室)...この日から4泊目。4泊目から安くなるのだろうか?

NoPhoto
駅で情報収集 (スーダン)ハルツーム
エリア:
  • アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
テーマ:街中・建物・景色 旅行準備 
投稿日:2001/01/02 14:58
 年末年始はすっかりのんびりおいしい物を沢山食べさせてもらったここスーダンのハルツームも、今日1月2日はお正月明けの祝日明け。銀行もやっている。

 そういう訳で、我々もお正月明け。銀行で両替を済ますと、ハルツーム・ノースにある鉄道駅に向かう。

  ハルツームは大きな街、大都会だ。 ハルツームと呼ばれている街は、実は大きな3つの街によって出来ている。
 一つは中心地、ハルツーム。
 一つはその北部のハルツーム・ノース(現地ではバハリと呼ばれている)。
 そして最後は旧市街のオムダーマン。

 我々は、「チャド方面のニャラという街まで列車があるらしい」という情報をキャッチ。駅があるというハルツーム・ノースへ、切符を買いに行く事にしたのだ。

 そうは言ってもここはスーダン、ほとんど英語は通じないというのが実感だ。街を歩いていてもアラビア語表示だけの看板も目立つ。
 エチオピア国境のガラバートからゲダレフ間でのローリー(トラック)で一緒だった、英語もアラビア語も話せるエチオピア人に教えてもらって、簡単なアラビア語のアンチョコは作成したのだが、どうもまだ最低限のコミュニケーションも上手く取れない。

 そこで宿を出る前、英語を少し話せるフロントの人に頼んで、「ハルツーム・ノース」と「鉄道の駅」をアラビア語で紙片に書いてもらう。これをバスの乗務員や道行く人に見せ、なんとかハルツーム・ノースの駅までたどり着く目算だ。

 その紙片を見せ、ハルツーム・ノースと叫びながら、ハルツーム中心街からミニバスに揺られて何とかハルツーム・ノースのミニバス・ジャンクションへ。
 このバスジャンクションから鉄道駅まで結構距離があり、炎天下の猛暑と砂ぼこりの中、フラフラになりながら、途中、路地売りのグレープフルーツで水分を補給しながら、お昼過ぎようやく駅舎の立派なビルにたどり着く。

 駅で聞くと、
 「ニャラ行の列車は日曜発。切符は木曜日に売り出されるからまた、木曜日また来なさい」とのこと。

 今日は火曜日。日曜日まで5日間もある。
 「随分あるな」と思う反面、
 「それまでゆっくりハルツームでおいしい物を食べて暮らせるな」とも思う。

 それにしても駅の人が英語を喋れて良かった。
 「木曜日また来ます。」


【食事】

朝:ホットミルク、トマト、パン
昼:魚、フライ、焼肉バーガー
夜:豆スープかけご飯、焼肉、干ブドウジュース (半生乾燥のブドウを搾ったジュース。これもまた旨い!)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツーム→ハルツームノース(ミニバス)片道255D/1人 10分位

【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel1200SD/W1室

NoPhoto
スーダンでお正月 (スーダン)ハルツーム
エリア:
  • アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
テーマ:グルメ 
投稿日:2001/01/01 14:46
 「21世紀、明けましておめでとうございます」  ここスーダンの首都ハルツームも、日本や欧米のような華やかな新年の雰囲気は全くありませんが、一応本日お正月は祝日らしく、銀行や多くの商店はお休み。

 それでも繁華街の飲食店などは、営業している所も少なくない。
 今日はお正月、そしてここは大都会ハルツーム。今日は豪遊でしょう☆

 灼熱の街ハルツームも、乾燥しているせいで朝は涼しく肌寒い程。
 そんな朝のハルツームには、露天にズラッと、大きな鍋やヤカンで煮出したミルクティーと、ドーナッツのようなフワフワの揚げパンを食べさせてくれる店が軒を連ねる。
 熱々で濃厚なミルクティーが乾いた喉を蘇らし、体を温めてくれる。
 グラス一1杯30SD≒15円のミルクティーを2人で静かに傾け、厳かに新年がスタート。

 昼は特大のハンバーガー。パン(バンズ)が日本のハンバーガーの2倍以上の大きさ。肉のパテと目玉焼き、各種野菜が入っている。1つ150SD≒80円位。あまりにどでかいので2人で半分づつ分けて食べる。

 そして店を変えて、アラブ菓子の盛り合わせ。パイ生地ベースの小ぶりの菓子をグラム単位またはお皿単位で注文する。
 言葉が通じないので上手く注文できず、とりあえず100SD札を出して「100SD分くれ」と注文した所、お皿に山盛りに、ガラスのショーケース内の各種アラブ菓子をよそってくれた。
 山に盛られたてっぺんには、朱に染められた小さいスポンジケーキものっかって、お正月気分を盛りたててくれる。
 糖蜜がふんだんにかけられており、味は見掛けよりずっと大甘で胃にもたれそう。それでも、ひもじい思いをさせられるより、胃にもたれたる位の方が幸せだ。

 夜は、昨日食べて気に入ってしまった魚フライとストロガノフ風肉シチュー。どちらもパンとルッコラサラダが付いてわずか150SD≒80円、二つ併せて160円。
 デザートにはもちろんすっかり我々の定番になったフルーツ生ジュース。

 みなさん、スーダンっていう所が、こんなにも食文化が豊かで美味しい物が沢山あり、少なくともここハルツームでは男も女もみんな楽しそうにしているのが、想像出来ますか。

 さあ、明日は何を食べようか。
 楽しいお正月になったとJunkoも笑顔。


【食事】

本文参照

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツームのレジストレーション・・・スーダンでは原則、訪れた街ではレジストレーションというのをしなくてはならず、午前中やってきました。
(ハルツームでは街外れのALIENS OFFICEで)
まずハルツームの利用しているホテルに写真1枚提出し、申請書をもらう。そして記入(英文OK)した申請書と写真1枚、パスポートの項目とスーダンのビザのページと、入国スタンプのページのコピー1部ずつ、そして1400SD/1人を持ってALIENS OFFICEへ行って手続きする。今日1/1は祝日だがALIENS OFFICEは開いていた。

【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel1200SD/W1室

NoPhoto
大晦日はハルツーム (スーダン)ゲダレフ→ハルツーム
エリア:
  • アフリカ>スーダン>スーダンその他の都市
  • アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
テーマ:鉄道・乗り物 グルメ 
投稿日:2000/12/31 14:41
 シートにはクッションが効いている。高い背もたれは、頭までゆっくり寄りかかる事が出来る。何より開かれた窓から新鮮な空気が風となって入ってくる。

 うだるような暑さだが、それでもスーダンのバスは、窓が閉め切られ狭く暑苦しいエチオピアのものよりずっと快適だ。(「マシ」と言った方がよいかも知れないが。。。)

 我々を乗せたゲダレフ発のバスは、午後1:30過ぎスーダンの首都ハルツームに到着する。

 ここハルツーム、想像していたよりも都会だ。かなり広い範囲に渡ってビルが並び、沢山の人や車が溢れ、銀行や商店が並ぶ。

 今日は大晦日、中心街に宿を取ると、早速ディナーへと繰り出す。

 丁度宿の回りは食堂街。ウロウロして見てみるとパンやシシカバブ風の焼肉などとてもおいしそうだ。

 と、一軒の食堂で魚のフライを発見。注文してみる。大きな魚の切り身を、パン粉ではなく小麦粉のコロモで揚げ、塩とライムを絞って食べる。付けあわせに、パンと、玉ねぎとルッコラのサラダまで付く。

 更に同じ食堂でご飯の姿を発見。これまたすかさず注文。ストロガノフ風の味付け肉シチュー(多分肉はビーフではなくヤギか羊)をかけて食べる。

 魚に、米のメシが食えるなんて、日本人の我々には願ったりかなったりだ。

 そう言えば、今年のクリスマスはひもじかった。
 大晦日は大都会、ハルツームでよかったと、デザートにはグアバとパパイヤの絞り立ての生ジュースで、グラスの色彩りも鮮やかに、
 「乾杯!!」

 今年もお疲れさまでした。来年も・・・・?


【食事】

朝:パン、トマト、バナナ
昼:パン、ゆで玉子、ちびコロッケ、カルカデ
夜:魚フライ、ストガノフ風肉シチューとライス、フルーツ生ジュース

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ゲダレフ→ハルツーム(バス)850SD/1人 5.5時間
※朝8時頃にバスステーションに行ったのだがバス会社は幾つもあり、バスの便多数、昼迄あるとの事。
※注意!ゲダレフのハルツーム行のバスステーションは郊外にあり、市街のミニバス乗り場からミニバスで10分位。25SD/1人
(バスはハルツームの郊外のバスターミナルに着く。そこからハルツームの中心街までバスで10分、25SD/1人)

【宿】
・(ハルツーム)Haramein Hotel1200SD/W1室
※決してキレイとは言えないが、なかなか快適。ハルツームの中心繁華街にあり、各方面のミニバス乗り場も近く便利。
周囲に安食堂が充実しているのも良い。冷水器、共シャワー有り。部屋はファン付きで値段の割に過ごし易い。フロントの人も親切。

11 - 15件目まで(18件中)