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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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記事一覧

6 - 9件目まで(9件中)

バルドー美術館のモザイク画  1
バルドー美術館のモザイク画 (チュニジア)チュニス
エリア:
  • アフリカ>チュニジア>チュニス
テーマ:鑑賞・観戦 
投稿日:2001/04/22 14:41
 「バルドーは行ったかい?あそこは素晴らしいよ。」

 我々は次の目的国、リビアのビザをここチュニスで取らなければならない。リビア大使館はもちろん土日はお休みなので、明日月曜日に行く予定だ。

 そこで今日は、同宿のカナダ人旅行者から聞いたこの言葉に誘われて、朝、メディナ(旧市街)のひと散歩の後、トラム(路面電車)に乗って、バルドー博物館へ向かう。

 博物館の中の壁を埋め尽くす展示品のほとんどは、カルタゴの遺跡からの美しいモザイク画だ。

 王など有力者と思われるお方の肖像あり、神話の一場面あり、当時の人々の生活あり。

 大きいものは広い展示室の壁一面、ものによっては床一面もの大きさがあり、階段を上がって一つ上のフロアからでないと全体を見渡せないものもある。

バルドー美術館のモザイク画  1

 これだけのモザイク画がこれだけの数揃ったバルドー博物館、カルタゴ・モザイク美術館と呼び直しても良いのではないだろうか。かなりの見応えだ。

 昨日、見てまわったカルタゴの遺跡群は、ほとんどガレキの廃墟だった。

 だがそこから出土した色鮮やかなモザイク画の数々は、当時のカルタゴの栄華を見事に物語っている。


【食事】

朝:パン、カフェオレ
昼:スープ、ローストチキン
夜:クリームチーズサンド、オレンジ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・バルドー博物館 1100TD/1人

【宿】
(チュニス)Hotel Soleil 10TD/W-1室

※昨日まで泊まっていたユースホステルだが、あまりにも態度が悪いので宿を変えた。
(従業員が禁煙のベッドルームで、客のベッドに座って、仕事をサボってタバコを吸っていたり、
 掲示では午後2時から部屋が使える事になっているのに、何の事前説明もなく従業員の都合で連日夕方6時頃まで、入口にカギがかけられたままで、部屋に入れない等々)


 今日のこの宿の方が旧市街の入口からすぐでユースより安くて断然よかった(部屋もキレイ。何よりユースはドミトリーだが、こちらはダブル。シングルは5TD)

 旧市街入口近辺には他にも安宿が幾つもあり、ユースよりそちらの方が良い。
 ユースは当たり外れが大きいのですが、ここチュニスのユースは大外れ。これまで利用したユースの中では最悪です。

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  1
カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド (チュニジア)チュニス
エリア:
  • アフリカ>チュニジア>チュニス
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/04/21 14:34
 チュニジア最大の見所が、チュニス郊外に散らばるカルタゴの遺跡群。もちろん世界遺産だ。

 だけど、正直に本音で語らせてもらいます。
 実際目の当たりにしたそのカルタゴの遺跡群は、上から見ても下から見ても、横から見ても斜めから見ても、どう見ても、ほとんどガレキが散らばっている様にしか見えない。

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  1

 かろうじて、博物館に展示してあった、カルタゴが栄えていた遥か昔のカルタゴの想像図を見ながら、丸く切り込まれた入り江の旧港にカルタゴの船団が行き交っていたのだななどと思いをはせる。

 ほぼガレキとなって横たわるカルタゴの廃墟の向こうに見える地中海は、そのわびしい雰囲気に色採りを添える。

 そんなカルタゴの遺跡群に程近い所に、チュニジアならではの伝統的な街並を楽しめる、シディ・ブ・サイドという所がある。

 白い壁に青いバルコニーの家並みが印象的な、チュニジア伝統の街並み。 そして、扉やバルコニーにはこちらならではの幾何学模様の装飾がほどこされている。

 街にはヨーロッパからの観光客が溢れ、小ギレイなカフェや土産物屋が軒を連ねる。
 その賑わいの向こうに、地中海が静かに青く輝く。

カルタゴ遺跡とシディ・ブ・サイド  2

 カルタゴの遺跡もシディ・ブ・サイドの街並も、その独特な味わいで、美しい地中海を引き立ててくれている。


【食事】

朝:パン、カフェオレ
昼:サンドイッチ
夜:チュニジアンサラダ(スパイシーなツナサラダ、辛い!!ムリして食べた)、揚卵、フライドポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒1TD(チュニジア・ディナール)
・カルタゴの遺跡と博物館 共通チケット 11.40TD+カメラ持込1TD
→博物館のモザイク画はなかなか。博物館は高台にあり、敷地内から臨む、遺跡+地中海の見晴しはなかなか。

【宿】
(チュニス)Youth Hostel 6TD/ドミトリー1人

NoPhoto
33カ国目、チュニジア入国 (チュニジア)チュニス
エリア:
  • アフリカ>チュニジア>チュニス
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/04/20 14:58
 チュニスのフェリーターミナルから中心街までは、程遠い。

 船を降り、ターミナルの両替カウンターで最小限の両替を済ます。中心街迄は列車で行かなければならないとの事なので、最低でも切符代は現地通貨で必要だ。

 ターミナルを出ると、声を掛けて来たタクシーの客引きのおじさんに駅の場所を尋ねると、おじさん、
 「この道をあっちの方に行って、そっちへ曲がって・・・。」
と、親切に駅の場所を指差して教えてくれる。
 こんな時、「列車は廃止になった」とか、「今日はストだ」とかウソを言って、何とかタクシーに乗せようとするやからも世界には多いのに、なかなか人がよいおじさんだ。

 駅で切符を買い、列車に乗車。そして15分程で、終点のチュニス中心街に到着。

 駅前から旧市街へ続くチュニス一番の目抜き通りは、只今せっせとリニューアル工事中。
 工事の騒音とホコリの中、工事現場と走る車をかいくぐる様に、荷物を背負って旧市街へ向かってせっせと歩く。

 旧市街の門をくぐると、石畳の路地を上がる。
 そこには車はいないが、旧市街の細い商店街はそれなりの人混み。
 今度は行き交う人々をかき分けて歩き進み、ようやく今日の宿、ユースホステルに到着。

 チェックインして部屋が使えるのは午後2時からとの事で、荷物を預けて軽く街歩きに出る。

 今日の所はそんなに遠出するつもりもなく、特に予定もない。
 こんな時、足が向くのが地元のマーケットだ。

 各種肉や魚、野菜に果物にオリーブなどなどなかなかの活気だ。

 色彩々の花売場もある。
 生きたニワトリやウサギまで売られている。

 そして、そんなマーケットのまわりには、ありましたありました、安食堂。
 狐色のチキンが、ぐるぐるとグリル機の中で回っている。

 昼食はこれで決まり!

 チキン1/2羽にサラダ、フライドポテト、パンも付いてわずか1.8ディナール≒200円位しかない。これは安い。
 しかもボリューム満点、2人で一人前でもお腹一杯だ。
 お味の方はと言うと、ガーリックなどの詰め物で味付けされたグリルのチキンは柔らかく、とても旨い!!

 更にマーケットでは、オレンジを1kg約30円で購入。
 こちらのオレンジは変わっていて、中身に血のような真っ赤な粒の部分が含まれている。こんなオレンジを見るのは初めてだ。
 オレンジは小粒で1kgで10個程度、手で簡単に皮をむく事ができ、口に入れるととにかく甘い、美味しい!!

 やはり我々には、おしゃれなヨーロッパの通りを気取って歩くより、こちらの方が性に合っているようだ。


【食事】

朝:サンドイッチ
昼:ローストチキン
夜:サンドイッチ、オレンジ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・チュニジアのビザ 日本人旅行者は不要。

【宿】
(チュニス)Youth Hostel 6TD/ドミトリー1人

船でチュニジアへ  1
船でチュニジアへ (フランス)マルセイユ→(チュニジア)チュニスへ
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
  • アフリカ>チュニジア>チュニス
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2001/04/19 14:51
 マルセイユの街には、なんとも妙な雰囲気が漂う。

 街中には、ジュラバの姿の北アフリカ系の人々が徘徊し、目にするその数は白人よりも遥かに多い。
 彼らは街の中心部の広場で青空マーケットを盛大に催し、公園にたむろし、通りには、シャワルマ屋やタシンの土鍋を並べたモロッコ料理屋が並ぶ。

 パリに次ぐフランス第2の都市ながら、中心部はまるでヨーロッパに浮かぶマグレブ(北アフリカ)の小都市のようだ。

 そんな彼らがやって来たのであろう北アフリカの国の一つ、チュニジアへ、今日我々は船で航海に立つ。

 マルセイユの港の乗船ターミナルで出国手続きを済ませ、ターミナルの外のタラップに出てみると、タラップの先には何とも大きく立派なフェリー。

船でチュニジアへ  1

 側面に並んだキャビン(客室)の窓の数々に、未だ季節に達していないので水は張られていないが、大きなプールまである。

 我々がこれ迄乗った中で、最もデラックスな豪華客船だ。
 船内には、バー、レストラン、免税ショップ、インフォメーションデスクなどももちろん完備。

 我々は、そんな、チュニジアのチュニスまで一泊二日かけて地中海を渡るの豪華客船風のフェリーの中の、最も安い自由席のソファーに寝床を取ると、甲板に上がって、洋上から色々あったマルセイユの街に別れを告げる。

 マルセイユに来る途中の夜行列車でビデオカメラを盗まれてしまい、未だそのショックから立ち直り切れてはいないが、
 罪を憎んで人を憎まず。罪を憎んで街を憎まず。

 その直後は大嫌いだったマルセイユだが、海から臨むその風貌に別れを惜しむようにカメラのレンズを向ける。

 そしてこれから約24時間の地中海クルーズの後、我々は再びのアフリカ、北アフリカはチュニジアの地に足を降ろす。


【食事】

朝:サンドイッチ、リンゴ
昼:サンドイッチ、リンゴ
夜:サンドイッチ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 6.5FF(フランス・フラン)
1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・マルセイユ→チュニス(フェリー、夜行)14:00発 翌11:00着 1000FF/1人(週2便)

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