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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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記事一覧

6 - 10件目まで(15件中)

サイクリング・カッパドキア1
サイクリング・カッパドキア(トルコ)カッパドキア⇔ギョレメ
エリア:
  • 中近東>トルコ>カッパドキア
  • 中近東>トルコ>トルコその他の都市
テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/06/09 13:19
 「ハァハァ・・・暑いな・・・」
照りつける太陽の下、したたる汗をぬぐい、空を仰ぐ。先を見ると道のりはまだ長そうだ。
 「やっぱりバイクにしとけば良かったかな・・・。」
一休みし、またマウンテンバイク風オンボロ自転車にまたがり、ペダルを踏みこぐ。

 朝、ギョレメの旅行会社で、価格表に並ぶ割高なレンタルバイクを横目に、一番安い自転車をレンタルし、1日カッパドキアを自分の足でこいで回ることにしたのだ。

 道は良く舗装されており、初めのうちこそ爽快だったのだが、何しろ暑い。そして、こいでも、こいでも中々思ったように進まないオンボロ自転車。道のりは思ったより長い。

サイクリング・カッパドキア1

サイクリング・カッパドキア2

 キノコ岩などの奇岩が林立するカッパドキアの見所を一通りまわり、ギョレメへ戻ろうとした夕暮れ時、最後の最後に道を間違えてしまい、こいでもこいでも道は続くばかり。

 やがて日は沈み、あたりはすっかり真っ暗に。
 「距離的にみて、どう考えても道を誤ったようだ。」
と悟り、しばらく走った道を大急ぎで戻る。

 暗闇の中を一生懸命自転車をこいでいると、後ろからついて来る筈のJunkoの姿が夜のせいもあって見えない。
 ガソリンスタンドで道を尋ね、その明かりの下でJunkoを待っていると、しばらくして半ベソをかきながらJunkoが現れる。時折大きなトラックも脇を通り過ぎる暗がりの道で、前も良く見えず心細くなってしまったようだ。

 ようやくギョレメの街に近づくと、道はそれまでのアスファルトの舗装から、石畳の急な下り坂に変わる。
 暗い夜道でハンドルをとられて転げ落ちないように、最後の握力をふりしぼって、ガタガタとタイヤを鳴らして湾曲する坂を下る。

 朝9時に借りた自転車、返却時間は夜9時なのだが、戻り道で急いだ甲斐もなく、道を迷ったせいで時刻はとうに9時を越えている。
 ようやくギョレメに戻って自転車を返却したのは9時40分過ぎ。お店の人の善意で追加料金は徴収されなかったが、ともかく大変だった。

 それでも終わってみれば、なかなか、楽しかった。
 特に帰り道、真っ赤に染まる夕焼け空にゴツゴツとしたウチヒサルの丘のシルエットが浮かび上がり、丘の斜面の民家の明かりが灯されると、その光景はまるでSF映画の未来都市の要塞のようで美しかった。
 もっともその時は、道に迷い、戻ることで一生懸命で写真を取る余裕もなかったのだが。

 ギョレメの宿に戻り、シャワーを浴びるとようやく一息。宿の共同キッチンで自炊したパスタを屋上で星空を眺めながら、頂く。  「あの美しい夕焼けは明日も見れるかな?」

 明日はもう少しゆっくり、このカッパドキアを楽しもう。


【食事】
朝:パン
昼:パン、プディング
夜:パスタ、ヨーグルト

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・レンタサイクル:700000tl/12時間1台

*本日まわったカッパドキアの見所*
?ギョレメのパノラマ:ギョレメからウチヒサルへ至る坂の上から見える奇岩が立ち並ぶ景観。無料
?ウチヒサル:丘の上から、カッパドキアが一望できる。本来有料だそうだが、なぜか今日は無料だった。
?パシャバー:キノコ岩(キノコの形の岩、キノコが生えている岩ではない)が林立。無料
→車道を下記?から?へ向かう途中にも大きなキノコ岩が見れる

サイクリング・カッパドキア3

?セルヴェ屋外博物館:峡谷の壁面に拡がる穴倉住居跡。4000000tl
?ローズバレー:波打つ山肌の景観が有名。夕日に染まる姿が美しいと聞いていたのだが、この日は特にどうという事はなかった。
 我々が苦労して行った、ローズバレー正面のView Pointへのは入場料1000000tl。
 ローズバレーは、ギョレメ博物館近くや、ウチヒサルからタダで遠くに望むことができ、それでも充分と思う。

⇒結論を言うと、我々みたいにそんなに動き回らずにとも、ギョレメ近郊の?と?が一番良かった。

【宿】
(ギョレメ)Atak Hotel 5000000/W-1人

パムッカレの石灰棚
パムッカレの石灰棚(トルコ)デニズリ→パムッカレ→デニズリ→ギョレメ
エリア:
  • 中近東>トルコ>パムッカレ
  • 中近東>トルコ>トルコその他の都市
テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産 
投稿日:2001/06/08 13:14
 イスタンブールの街自体にも見所が満載だったが、トルコという国はその全土に渡って多くの名所、旧跡が存在する。
 その中から、我々がチョイスし、本日訪れたのが、石灰柵が作る自然の景観で有名なパムッカレ。トルコの観光地を紹介する本などに必ずと言っていい程登場する有名スポットだ。
 ただ、石灰柵のエリアは思ったより小さく、本などで見る写真のイメージを期待して行くと肩すかしをくうとも聞いている。

 デニズリでバスを乗り継ぎ、朝、パムッカレに到着。荷物を預け、早速石灰柵へ。

 確かに石灰柵は大きくはないが、見る場所、角度を選んで一部だけを見れば、薄いコバルトブルーに輝く水を蓄えた白い石灰柵は中々キレイだ。

パムッカレの石灰棚

 その石灰棚の一つに、白人の人達が水着でつかっているのを目撃。
 指をくわえて見ている手はない。我々も水着に着替えて、そこにつかる。

 温泉と聞いていたのだが、限りなく水に近い生暖かさ。それでも暑い中、石灰柵歩きで汗をかかされたので、石灰柵のプールにつかるとさっぱり爽快だ。
 昨夜も夜行バス。今夜も夜行。2夜連続シャワーを浴びていない我々には丁度良かった。

 夕日に映える石灰柵を後にし、明日はいよいよトルコ旅行のハイライトと言われるカッパドキアの地を踏む。


【食事】
朝:ゴマスミット
昼:ゴマスミット
夜:ゴマスミット

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・デニズリ→パムッカレ(バス)片道30分 500000tl
・パムッカレの石灰柵:入場料400000tl
・ヒエラポリス:パムッカレの上部の方にあるローマ遺跡。無料
・パムッカレ→ギョレメ<カッパドキア>(夜行バス)デニズリ乗継 20:30発、翌6:00着 13000000tl

【宿】
上記イパムッカレ→ギョレ夜行バス

NoPhoto
イスタンブール大学の学食(トルコ)イスタンブール
エリア:
  • 中近東>トルコ>イスタンブール
テーマ:グルメ 
投稿日:2001/06/07 13:05
おととい、安食堂ではずしてしまった我々。
そこで昨日、今日、使った必殺技がこれ、イスタンブール大学の学食!!
料金はわずか250000tl(日本円で約25円)。

すました顔で大学の門をくぐると、イスタンブールの大学生達に混じり学食の列に並ぶ。

お金を払い、順番が来て差し出されたトレイに盛られた今日のメニューは、
1/2匹のローストチキンに、ミント味の豆スープ、パスタ、デザートにメロンまで付く。
これで25円は安い。

メニューは日替わりなのだが、この価格なら多少ハズしても納得できる。

Junkoとペロッとこの学食の定食をたいらげると、夕方バスでイスタンブールを出発。

先日申請しておいたイランのビザも無事取得できた。一週間ばかりお世話になったイスタンブールともお別れして、ゆっくりアジアを、シルクロードを、東へと進む事にしよう。


【食事】
朝:ゴマパン
昼:イスタンブール大学の学食の定食(チキン、ミント味の豆スープ、パスタ、メロン)
夜:ゴマパン


【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・イスタンブール→デニズリ(夜行バス)20:30発翌8:30着 15000000tl
・インターネット:宿のコンヤペンションにて 1000000tl/1時間

【宿】
上記イスタンブール→デニズリ夜行バス

ブルーモスク1
ブルーモスク(トルコ)イスタンブール
エリア:
  • 中近東>トルコ>イスタンブール
テーマ:観光地 街中・建物・景色 
投稿日:2001/06/06 12:59
イスタンブールの数ある見所の中で、外国人旅行者の一番人気と言えばそう、ブルーモスクことスルタン・アフメットジャシィ。

 6本ものミナレット(塔)を従えたそのりりしいお姿は、見る位置を変える度、うっとりとさせられる。

ブルーモスク1

 そのミナレットの中心にあるドームの中に入ると、中は素晴らしいモザイク装飾とイスラミック芸術で埋めつくされている。

 正にブルーモスクは、イスタンブールの象徴と言っていいだろう。入場料が無料というのも良い。

 常に観光客でごった返すブルーモスクだが、内部の後ろの方には、前方より少し床が高くなっていてスモウのマス席のように囲まれている場所がある。そこに観光客は比較的少ない。

 じゅうたんがしきつめられたその場所で、クツを脱いで(モスク内は土足厳禁)、街歩きに疲れた足を楽にして座り込み、のんびりとモスクを眺めて何時間でも過ごす事ができるのだ。

ブルーモスク2

 観光客の立ち入れない前方では、モスクのスタッフなのか参拝者なのか地元の人らしき姿もちらほら。

 そんなブルーモスクで今日は我々、も足を伸ばしてのんびり。余りの居心地の良さに、居眠りでもしてしまいそうだ。


【食事】
朝:ゴマパン
昼:イスタンブール大学の学食の定食(ヨーグルトスープ、肉シチュー、ミント味ベジタブルスープ、ピラフ)
夜:(自炊)他の旅行者から貰ったインスタントみそ汁で作った野菜の味噌煮込みとご飯

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)

【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人

トルコ食べ歩き
トルコ食べ歩き(トルコ)イスタンブール
エリア:
  • 中近東>トルコ>イスタンブール
テーマ:グルメ 
投稿日:2001/06/05 12:57
 長く旅したアフリカの食文化は意外にも豊かで、おいしい物も多かった。
 それがヨーロッパへ入ると、正直オリーブ油やワインでグリルした様な料理ばかりでおおむね、「まぁ、こんなものか。」と言った感じ。お値段の方も安くはないので、割安でお腹一杯食べられる中華料理レストランに出向くこともしばしばだった。

 そんなヨーロッパから旅して来たせいもあるだろう、ここトルコの食事はバラエティーに富んでいて中々、おいしい物も多い。
 ヨーロッパ、アジア、アラブと融合されたその料理は、初めて目にする物ばかり。見た目だけでは、どんな味か、想像する事も難しく、好奇心もそそられる。
 ヨーロッパに比べて値段も安いので、そんなトルコ料理の食べ歩きもトルコの旅の楽しみに一つだ。

 まずは毎朝、宿の近くのパン屋で買って食べている焼き立てのパンがおいしい。ふんだんにまぶされたゴマの香ばしい風味がたまらない。街中には、あちこちでスミットと呼ばれるゴマをまぶしたリング状のパンも売られており、こちらの方も中々。

 料理の方はケバブと呼ばれる焼肉料理が中心だが、昨日食べたナスにひき肉を詰めた料理などもあり、そちらの方が我々の口に合う。

 また、桟橋で売られているサバサンド(焼き立てのサバをタマネギと一緒にパンにはさみ、レモン汁をかけて食べる)や、ムール貝のピラフ詰めなどは格安でおいしくも楽しい。

 そして何より甘党の我々をうならせたのが、デザート。

 鶏肉の繊維から作ったと言うミルクケーキ、モチモチとした食感がたまらない。
 レーズンやザクロ、クルミなどがのせられたライスプディング、トッピングの味と香りが相まって、まろやかで上品な甘さだ。

 街中の屋台などでも売られているサクサクしたアラブ菓子は、糖密タップリの上に、ピスタチオの粉末などがまぶされ、少々甘すぎるがお安くクセになる味。中にはギッシリくだいたピーナッツなどが入っており、食後、少々物足りない時などに丁度良い。

 そんなトルコで今日、イスタンブールの新市街から旧市街へ戻る途中、目にしたロカンタ(安食堂)。ガラス越しに並んだ料理はどれもおしそうだ。

 「あれとそれ!」と指さし、注文。見た目にはおいしそうに見えたのだが・・・。
 お皿にのって出された料理にナイフを入れて、口に運ぶと「ウッ・・・。」レバーとご飯の腸詰めと、かなり脂っこい肉の紙包み焼き。どちらもくどく脂濃すぎて、とても食べられたもんじゃない。

 おいしい物がいぱいのここトルコでまさか、一度に2品も、自分もJunkoも同時にはずしてしまうなんて・・・。

 まあ、こんな日もあるさ。夜は無難にサバサンドにしよう、と、
 夕暮れの桟橋で2人で熱々のサバサンドをほおばる。

トルコ食べ歩き


【食事】
朝:ゴマパン
昼:レバ肉とライスの腸詰め、脂肉とライスの紙包み焼き
夜:サバサンド

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
*本日訪れたイスタンブールの見所*
・カーリエモザイク博物館:5000000tl
 →金色のモザイク画が見事な教会。おヒマならどうぞ。

【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人

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