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- マナ島からHappiness! 〜幸福のバディシステム〜
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>マナ島
- テーマ:ビーチ・島
- 投稿日:2015/04/20 09:33
Yadra ヤンドラ! ピタ室長です!
新しい週の始まりは、マナ島のダイビング・ショップ、アクアトレック・マナの常駐インストラクター よしさんの写真とメッセージによる フィジーの happiness をお届けします!
〜幸福のバディシステム〜
スクーバダイビングやスノーケリングは必ず二人組みで行なうというルールがある。信頼し注意しあいながら、互いの命を託し、なによりも潜った海の楽しさと喜びを共有する関係。その関係をダイビングの世界ではバディシステムといい相棒のことをバディと呼ぶ。
マナ島 サウス・ビーチにて
かつてともに働き、今は遠く離れている友がいる。同じ街でトレーニングを受けてスクーバダイビングのプロとして働き始めた。その後僕は、オーストラリア、日本、フィジーと理想の海を探して、たどり着いたここマナ島でインストラクターとして働き続けている。同じようにプロになった友は、あまりスクーバダイビングが盛んではない自分の生まれ育った土地にダイビングを普及させたいと、雪の多い日本海側の町に戻りダイビングショップを開いた。好きなことを仕事にできる幸福と、理想と現実の違いに打ちのめされるような経験を何度も繰り返し、それでもこの仕事を諦めずにもう四半世紀が過ぎた。その間、何年も会わないことが普通になっていたのに、思いがけないところで偶然であったこともあった。ここマナ島に来てくれたときには、二人ともあのころに戻ったように楽しんだ。
ヤマブキハゼ
フェイスブックという便利なものが出来たおかげで、会わなくなっていてもお互いの近況は簡単に知ることが出来る。つい最近の彼のフェイスブックに
“夜中に屋根でゴンッて音がして、朝になって外を見てみたらヤシの実が落ちていた。
ココナッツチップをツマミに飲んでいて、フィジーであったそんなことを思い出した。
笑顔があふれる島だった。”
と言うコメントがあった。
この島の事を思っていてくれることが嬉しく、またいつかここで会えるまでは頑張らねばという思いを抱く。翌日もう一度覗くと、あのころの別の友人も「行くなら誘って欲しい」と言うコメントを載せていた。
これだけ離れていても、互いを思い刺激し合えるバディがいることが、僕にはとても嬉しい。
2015-04-20 きゃくのよしみ
- タグ:
- マナ島 Happiness
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