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- マナ島からHappiness! 〜幸福の週末〜
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>マナ島
- テーマ:お祭り・イベント 鑑賞・観戦
- 投稿日:2015/04/07 09:14
Yadra ヤンドラ! ピタ室長です!
今週もフィジーのマナ島のダイビング・ショップ、アクアトレック・マナの現地スタッフ よしさんからフィジーの happiness をお届けします!
4月最初の週末は毎年東京でマリンダイビングフェアと呼ばれるダイビングとリゾートに関する催しが有り、国内そして世界各地から現地のガイドやリゾートスタッフが集る。以前はフィジーも単独のブースを出していたのだが、最近は太平洋諸島センター(略称PIC)というその名の通り太平洋の島々をサポートしてくれる国際機関のブースに一緒させてもらっている。そこは派手さのない小さなブースだが、フィジーへ観光やダイビングで来られた人や、かつてフィジーで暮らしていた人たち、そして今は日本に住むフィジーの人たちがたくさん訪れてくれるので、会場の小さな一角がそこだけフィジーになったように「BULA!」という挨拶が飛び交う。
また今年はフェアと重なる日程で7人制ラグビーの大きな大会が秩父宮ラグビー場で行なわれた。日本では普段話題になることが少ないフィジーそしてフィジアンがこのときばかりは脚光をあびる。ラグビーファンだけではなくフィジーが好きな人たちも大勢あつまりフィジーを応援し、フィジーチームはそれに答えるにはじゅうぶん過ぎるほど強い。
今年は、日本チームも健闘して準々決勝にまで進んだ。ここマナ島ではフィジーを応援するのは当然のことながら。日本チームを応援してくれる人が多くて驚いた。弱いと思っていた日本の健闘を自分の家族が戦っているかのように熱の入った応援をしていた。結果日本はフィジーと当たってしまい敗れたものの、多くの人の印象に残る大会になった。うちのスタッフが「フィジーに負けたのだから仕方ない。日本はよくやった」と言っていたが、全くそのとおりだ。願わくば日本でももう少しラグビーの人気が高まってくれるともっと嬉しいのだけど。
フィジーではまだまだラジオが一般的なので、ラグビーの試合も普段はラジオ中継で楽しむのだが、今回は様子が少し違った。大きなラグビーの試合は仕事よりも優先するので、その時間になると一人二人と仕事場から離れてラジオではなく実況中継が映し出されるテレビのある場所に消えていく。
テレビで応援することのもうひとつの楽しみは、そこに写る知り合いや家族を捜すこと。観客席が画面に現れるたびに、アクアトレックやマナリゾートの元スタッフやその家族、ダイバーの友達やお客さんが写るのを見つけては子供のようにキャッキャと騒いでいる。
フィジーと日本、ダイビングとラグビーで縁のつながった週末。日本でフィジーを応援し、フィジーで日本を応援する。ダイビングフェアも含めて、フィジーに住む日本人の僕にとっては自分も一緒に応援してもらっているようで、とても幸福な週末だった。
2015-4-06 きゃくのよしみ
- タグ:
- マナ島 Happiness イベント 東京都
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