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- スリランカでフラミンゴ観察
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エリア:
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 自然・植物 動物
- 投稿日:2018/03/24 12:15
- コメント(0)
フラミンゴといえば、長い脚と長い首、淡いピンクの体羽の大きな鳥で、動物園でもひときわ目を引く鳥です。
フラミンゴが見られる場所といえば、ケニアのナクル湖やボリビアのラグナ・コロラダが有名であり、日本の旅行会社でもフラミンゴ鑑賞のツアーが販売されています。
実はスリランカでも特定の期間フラミンゴを見ることができます。そして、スリランカはフラミンゴの生息域の中で、日本から最も近い国でもあるのです。フラミンゴはネパールやバングラデシュでも観察されていて、これらの方が日本からの距離は近いですが両国は直行便がないため、所要時間でいうとスリランカが最も早く野生のフラミンゴを見に行ける場所というわけです。
スリランカで見られるフラミンゴはオオフラミンゴ(学名:Phoenicopterus roseus)で全長120-140cmとフラミンゴ科の鳥の中で最も大きな種類です。別名はヨーロッパフラミンゴとも呼ばれています。その年の気候条件により異なりますが、見られる時期はだいたい11月から3月にかけてとなります。
スリランカで最も数が多く見られる場所が、北西部にあるマナー(現地呼びでマンナール)です。3月の中旬で約300羽のフラミンゴを観察することができました。多い時で1000羽近くみられるとのことです。
観察場所はマナー半島とスリランカ本島を結ぶ橋(※)と国道14号線。遮るものが何もないので、朝にねぐらより飛来し、日中採食している間ずっと観察をすることができます。因みに、この日は約300mの距離からの観察でした。
飛翔時にはオオフラミンゴの特徴である赤い雨覆羽と黒い風切羽が青空に映えて何とも美しい光景です。
かつてスリランカには毎年多くのフラミンゴが飛来していたとのことです。2003年から2004年には5,000〜6,000羽が記録されていますが、2007年から2009年の間は約200羽が記録されたのみでした。
スリランカでフラミンゴといえばスリランカ南部ヤーラ国立公園にも近いブンダラ国立公園がよく知られ、毎年1,500〜2,000羽が飛来していましたが、2012年では観測数はたったの4,5羽だったとのことです。
※上記の数値の発表はthe Ceylon Bird Clubによるもの
ブンダラでフラミンゴが減少した要因は、ルヌガンウェヘラの灌漑プロジェクトにより、淡水が汽水と混じり合ったときに塩分が減少し、フラミンゴの餌である昆虫幼虫は生き残ることが出来なかったこととが考えられています。
また、近年すぐ近くに建設されたマッタラ・ラージャパクサ国際空港(2010年3月工事開始、2013年3月開港。現在は国際線1社のみが運行)の建設や飛行機の就航によりブンダラへのフラミンゴの飛来がなくなったと推測されています。
今後、スリランカがかつてのように5000羽以上のフラミンゴが飛来する国になるかどうかは、スリランカにおける環境開発のやり方に大きく関わってくることでしょう。
<余談>
現在、マナー半島とスリランカ本島に架かる橋ならびにその前後の道路は、日本のODA事業(政府開発援助)の無償資金協力によって2007年プロジェクト開始、2010年3月に開通したものです(プロジェクト名;新マナー橋建設及び連絡道路整備計画)。
これ以前は、1930年に建設された橋梁が同島と本島を結ぶ唯一の交通手段となっていましたが、橋梁、連絡道路ともに老朽化などによる損壊や劣化が激しく、落橋の危険性が指摘されていたとのことです。
新マナー橋の開通により、安全に人や車が往来できるようになりました。
フラミンゴが見られる場所といえば、ケニアのナクル湖やボリビアのラグナ・コロラダが有名であり、日本の旅行会社でもフラミンゴ鑑賞のツアーが販売されています。
実はスリランカでも特定の期間フラミンゴを見ることができます。そして、スリランカはフラミンゴの生息域の中で、日本から最も近い国でもあるのです。フラミンゴはネパールやバングラデシュでも観察されていて、これらの方が日本からの距離は近いですが両国は直行便がないため、所要時間でいうとスリランカが最も早く野生のフラミンゴを見に行ける場所というわけです。
スリランカで見られるフラミンゴはオオフラミンゴ(学名:Phoenicopterus roseus)で全長120-140cmとフラミンゴ科の鳥の中で最も大きな種類です。別名はヨーロッパフラミンゴとも呼ばれています。その年の気候条件により異なりますが、見られる時期はだいたい11月から3月にかけてとなります。
スリランカで最も数が多く見られる場所が、北西部にあるマナー(現地呼びでマンナール)です。3月の中旬で約300羽のフラミンゴを観察することができました。多い時で1000羽近くみられるとのことです。
観察場所はマナー半島とスリランカ本島を結ぶ橋(※)と国道14号線。遮るものが何もないので、朝にねぐらより飛来し、日中採食している間ずっと観察をすることができます。因みに、この日は約300mの距離からの観察でした。
飛翔時にはオオフラミンゴの特徴である赤い雨覆羽と黒い風切羽が青空に映えて何とも美しい光景です。
かつてスリランカには毎年多くのフラミンゴが飛来していたとのことです。2003年から2004年には5,000〜6,000羽が記録されていますが、2007年から2009年の間は約200羽が記録されたのみでした。
スリランカでフラミンゴといえばスリランカ南部ヤーラ国立公園にも近いブンダラ国立公園がよく知られ、毎年1,500〜2,000羽が飛来していましたが、2012年では観測数はたったの4,5羽だったとのことです。
※上記の数値の発表はthe Ceylon Bird Clubによるもの
ブンダラでフラミンゴが減少した要因は、ルヌガンウェヘラの灌漑プロジェクトにより、淡水が汽水と混じり合ったときに塩分が減少し、フラミンゴの餌である昆虫幼虫は生き残ることが出来なかったこととが考えられています。
また、近年すぐ近くに建設されたマッタラ・ラージャパクサ国際空港(2010年3月工事開始、2013年3月開港。現在は国際線1社のみが運行)の建設や飛行機の就航によりブンダラへのフラミンゴの飛来がなくなったと推測されています。
今後、スリランカがかつてのように5000羽以上のフラミンゴが飛来する国になるかどうかは、スリランカにおける環境開発のやり方に大きく関わってくることでしょう。
<余談>
現在、マナー半島とスリランカ本島に架かる橋ならびにその前後の道路は、日本のODA事業(政府開発援助)の無償資金協力によって2007年プロジェクト開始、2010年3月に開通したものです(プロジェクト名;新マナー橋建設及び連絡道路整備計画)。
これ以前は、1930年に建設された橋梁が同島と本島を結ぶ唯一の交通手段となっていましたが、橋梁、連絡道路ともに老朽化などによる損壊や劣化が激しく、落橋の危険性が指摘されていたとのことです。
新マナー橋の開通により、安全に人や車が往来できるようになりました。
- お土産におススメ スリランカ紅茶(フレーバーティ編)
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エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:買物・土産 グルメ その他
- 投稿日:2018/03/15 12:13
- コメント(0)
紅茶の国 スリランカ。
セイロンティーと聞けばピンとくるのではないでしょうか。
セイロンはスリランカの旧国名です。
紅茶の国らしく、スリランカには様々なメーカーそして様々な種類の紅茶が販売されています。
今回は個人的に好きなフレーバーティーをご紹介します。
いずれもスーパーマーケット、もしくは政府紅茶局で購入が可能です。
●TEALIA マンゴーティー●(茶葉/ティーバッグ)
このマンゴーフレーバーは紅茶葉にマンゴーピールがミックスされています。
とても香りがよく、飲んだ後にもカップやポットから香り立つほどです。このフレーバーの飲み方のお勧めは水出し。約1Lの水に茶葉を大さじ1杯強いれて冷蔵庫で一晩。すっきりとした飲みごたえとさわやかな香りで暑い時期にオススメです。写真は茶葉ですが、ティーバックも販売されています。
個人的にこのブランドの紅茶がとても好きでよく買い求めます。
このブランドの紅茶は、ポットに熱湯を入れっぱなしにしていても、渋みが出にくく最後までおいしく飲める紅茶が多いです。
元はパッケージの絵柄につられて買い求めたのが始まりですが、とてもおいしい。
「シナモンチャイ」「ダークチョコレートアーモンド」「バニラジンジャーピーチ」もおすすめのフレーバーです。
●Dilmah ハイビスカス&ローズヒップティー●
(ティーバッグ)
日本でもよく知られたDilmah紅茶。ここはあえて紅茶葉を使わないフレーバーティーを紹介。
ハイビスカスとローズヒップの組み合わせは日本でも人気のフレーバーではないでしょうか。
この紅茶は、ローズヒップとハイビスカスが7:3の割合で混合されています。他には何もなし。鮮やかな赤味と甘酸っぱい味が特徴です。
●Battler サワーソップグリーンティー●
(ティーバッグ)
サワーソップは日本ではあまりなじみのない果物ですが、日本名ではトゲバンレイシやシャシャップと呼ばれるようです。味はたとえるなら洋ナシに近い味でしょうか。お湯を注ぐと、とても甘い香りがしますが味自体に果物の甘みは感じません。スリランカで売られているグリーンティーは渋味やえぐ味が強いのが多いですが、このサワーソップに緩和されているのかこれはとてもすっきり飲めます。
●Lipton シトラスグリーンティー●
(ティーバッグ)
こちらもグリーンティーベースになっています。上のサワソップティーの時にも書きましたが、スリランカのグリーンティーの渋みがシトラスにより緩和されるのか、すっきりとした味で食後などにおすすめです。
お湯を注ぐと柑橘系のさわやかな香りがのぼりたちますので、リフレッシュティーとしてもおススメです。
<2019年2月追記>
最近、各社紅茶の値段が上がってきています。
上記で紹介したTEALIA マンゴーティーの100g缶は、もともとは500ルピーで販売されていました。途中で600ルピーに値上がり、現在750ルピーで販売されています。
それでも日本で買う紅茶缶よりは安いですが、お土産として気軽に配れる値段ではなくなってきています。
そんな中、最近お気に入りの美味しいスパイスティーを紹介します。
●Silkenty ボンベイチャイ●
茶葉にカルダモン,ショウガ,シナモンがフレーク状にミックスされています。カルダモンは1粒1粒そのまま入っています。名前の通り、ミルクで煮出してチャイとして飲むのもお勧めですが、そのままのストレートティーも、甘いものや脂っこいものを食べた後などに飲むとスッキリします。
特筆すべきはその値段。120gの缶で355ルピー。この値段は破格です。調べてみるとこのブランドの会社名はThe Tea and Herb Company、スパイスが惜しみなく使われている理由がわかります。あまりスリランカ国内で見かけないと思ったら、主に輸出向けに生産している会社でした。
見つけた際は、是非お試しください。
セイロンティーと聞けばピンとくるのではないでしょうか。
セイロンはスリランカの旧国名です。
紅茶の国らしく、スリランカには様々なメーカーそして様々な種類の紅茶が販売されています。
今回は個人的に好きなフレーバーティーをご紹介します。
いずれもスーパーマーケット、もしくは政府紅茶局で購入が可能です。
●TEALIA マンゴーティー●(茶葉/ティーバッグ)
このマンゴーフレーバーは紅茶葉にマンゴーピールがミックスされています。
とても香りがよく、飲んだ後にもカップやポットから香り立つほどです。このフレーバーの飲み方のお勧めは水出し。約1Lの水に茶葉を大さじ1杯強いれて冷蔵庫で一晩。すっきりとした飲みごたえとさわやかな香りで暑い時期にオススメです。写真は茶葉ですが、ティーバックも販売されています。
個人的にこのブランドの紅茶がとても好きでよく買い求めます。
このブランドの紅茶は、ポットに熱湯を入れっぱなしにしていても、渋みが出にくく最後までおいしく飲める紅茶が多いです。
元はパッケージの絵柄につられて買い求めたのが始まりですが、とてもおいしい。
「シナモンチャイ」「ダークチョコレートアーモンド」「バニラジンジャーピーチ」もおすすめのフレーバーです。
●Dilmah ハイビスカス&ローズヒップティー●
(ティーバッグ)
日本でもよく知られたDilmah紅茶。ここはあえて紅茶葉を使わないフレーバーティーを紹介。
ハイビスカスとローズヒップの組み合わせは日本でも人気のフレーバーではないでしょうか。
この紅茶は、ローズヒップとハイビスカスが7:3の割合で混合されています。他には何もなし。鮮やかな赤味と甘酸っぱい味が特徴です。
●Battler サワーソップグリーンティー●
(ティーバッグ)
サワーソップは日本ではあまりなじみのない果物ですが、日本名ではトゲバンレイシやシャシャップと呼ばれるようです。味はたとえるなら洋ナシに近い味でしょうか。お湯を注ぐと、とても甘い香りがしますが味自体に果物の甘みは感じません。スリランカで売られているグリーンティーは渋味やえぐ味が強いのが多いですが、このサワーソップに緩和されているのかこれはとてもすっきり飲めます。
●Lipton シトラスグリーンティー●
(ティーバッグ)
こちらもグリーンティーベースになっています。上のサワソップティーの時にも書きましたが、スリランカのグリーンティーの渋みがシトラスにより緩和されるのか、すっきりとした味で食後などにおすすめです。
お湯を注ぐと柑橘系のさわやかな香りがのぼりたちますので、リフレッシュティーとしてもおススメです。
<2019年2月追記>
最近、各社紅茶の値段が上がってきています。
上記で紹介したTEALIA マンゴーティーの100g缶は、もともとは500ルピーで販売されていました。途中で600ルピーに値上がり、現在750ルピーで販売されています。
それでも日本で買う紅茶缶よりは安いですが、お土産として気軽に配れる値段ではなくなってきています。
そんな中、最近お気に入りの美味しいスパイスティーを紹介します。
●Silkenty ボンベイチャイ●
茶葉にカルダモン,ショウガ,シナモンがフレーク状にミックスされています。カルダモンは1粒1粒そのまま入っています。名前の通り、ミルクで煮出してチャイとして飲むのもお勧めですが、そのままのストレートティーも、甘いものや脂っこいものを食べた後などに飲むとスッキリします。
特筆すべきはその値段。120gの缶で355ルピー。この値段は破格です。調べてみるとこのブランドの会社名はThe Tea and Herb Company、スパイスが惜しみなく使われている理由がわかります。あまりスリランカ国内で見かけないと思ったら、主に輸出向けに生産している会社でした。
見つけた際は、是非お試しください。
- タグ:
- 紅茶 フレーバーティー スリランカ
- ジェフリーバワの旧居 ナンバーイレブン(No.11)改修について
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エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- テーマ:観光地 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2018/03/13 22:56
- コメント(0)
コロンボにあるジェフリーバワの旧居No.11(ナンバーイレブン)が現在改修中です。
見学は可能ですが、見学できる範囲並びに見学時間も下記のように変更になっています。
工事期間:2018年3月1日〜30日まで
(進捗状況により延びる可能性あり)
【追記】4/3に確認したところ、まだ改修は終わっておらず5月末までかかる見込みとのことでした。
【5/31追記】
工事終了して全面公開に戻っています(引き続き宿泊者がいる場合2階は見学不可)。
見学時間は下記のとおりです。
月曜〜土曜: 10.00am , 2.00pm, 3:30pmの3回
日曜日: 10:00 の回のみ
入場料: 1名につき1000ルピー(現金支払いのみ)
<工事期間の見学について>※終了しています
見学時間:10時、14時の回のみ※要予約
(土日祝日は見学不可)
見学箇所:1階オフィスエリアならびに1階住居部分
見学料:一人Rs.1,000(工事前と変更なし)
予約並びに詳細については下記バワ財団までお問い合わせください。
→No.11公式サイト(バワ財団)←
見学は可能ですが、見学できる範囲並びに見学時間も下記のように変更になっています。
工事期間:2018年3月1日〜30日まで
(進捗状況により延びる可能性あり)
【追記】4/3に確認したところ、まだ改修は終わっておらず5月末までかかる見込みとのことでした。
【5/31追記】
工事終了して全面公開に戻っています(引き続き宿泊者がいる場合2階は見学不可)。
見学時間は下記のとおりです。
月曜〜土曜: 10.00am , 2.00pm, 3:30pmの3回
日曜日: 10:00 の回のみ
入場料: 1名につき1000ルピー(現金支払いのみ)
<工事期間の見学について>※終了しています
(土日祝日は見学不可)
見学箇所:1階オフィスエリアならびに1階住居部分
見学料:一人Rs.1,000(工事前と変更なし)
予約並びに詳細については下記バワ財団までお問い合わせください。
→No.11公式サイト(バワ財団)←
- タグ:
- ジェフリーバワ ナンバーイレブン
- 非常事態宣言による通信規制について(スリランカ)
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エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:その他
- 投稿日:2018/03/08 01:10
- コメント(0)
スリランカ政府は下記非常事態宣言に伴い、ソーシャルメディアの書き込みが暴力的行動を扇動するとして各ソーシャルメディアの通信を規制しています。
3月7日現在フェイスブック、メッセンジャー、Viber、WhatsApp、Instagramの投稿ならびに更新、メッセージ送信、通話ができなくなっています。スリランカの知人友人にこれらの通信手段にて連絡を取りたい方は、上記理由により制限されている旨ご承知おきください(imo,LINEは使えるようです)。
【追記】3/15の15時の時点で、解除になっています。
非常事態宣言も3/18付けで解除になりました。
ご旅行中はこれらの通信手段が使えませんので、G-mail等別の連絡手段をご用意ください。※X-VPNなどを利用して、サーバーの利用国を変えると利用が可能になりますので、どうしてもこれらのソーシャルメディアを利用したい場合はご参考ください。
といいましても下記安全情報にある通り、日常生活に大きな支障や危険性を感じることは現在ありませんので、渡航予定の方も、過剰な心配はせず現地のガイドや滞在先の人などに現状を確認し、アドバイスを仰いでください。
<事の経緯> 在スリランカ日本国大使館発表による[安全対策情報]より抜粋
2月末,スリランカ東部州アンパーラにおいてシンハラ人の仏教徒とイスラム教徒が衝突し,少なくとも5人が負傷する事件が発生したほか,3月5日にはスリランカ中部のキャンディ地区で仏教徒とイスラム教徒が衝突するなど,スリランカにおいて仏教徒とイスラム教徒の間で緊張が高まっています。
これら仏教徒とイスラム教徒間の衝突を受け,スリランカ政府は3月6日,宗教間の暴動が国内の他の地域へ拡大することを阻止し,暴力の拡大を抑えるために非常事態を宣言しました。
また,スリランカ政府報道官によれば,暴力を扇動するソーシャルメディアへの書き込みに対して厳正に対処するとされています。
非常事態宣言にあたって,これまでのところ外出禁止令が発出されている一部地域以外では,日常生活に大きな影響はない見込みですが,公権力による逮捕状なしの逮捕・拘留が可能となるなど行動が制限される可能性があります。
3月7日現在フェイスブック、メッセンジャー、Viber、WhatsApp、Instagramの投稿ならびに更新、メッセージ送信、通話ができなくなっています。スリランカの知人友人にこれらの通信手段にて連絡を取りたい方は、上記理由により制限されている旨ご承知おきください(imo,LINEは使えるようです)。
【追記】3/15の15時の時点で、解除になっています。
非常事態宣言も3/18付けで解除になりました。
ご旅行中はこれらの通信手段が使えませんので、G-mail等別の連絡手段をご用意ください。※X-VPNなどを利用して、サーバーの利用国を変えると利用が可能になりますので、どうしてもこれらのソーシャルメディアを利用したい場合はご参考ください。
といいましても下記安全情報にある通り、日常生活に大きな支障や危険性を感じることは現在ありませんので、渡航予定の方も、過剰な心配はせず現地のガイドや滞在先の人などに現状を確認し、アドバイスを仰いでください。
<事の経緯> 在スリランカ日本国大使館発表による[安全対策情報]より抜粋
2月末,スリランカ東部州アンパーラにおいてシンハラ人の仏教徒とイスラム教徒が衝突し,少なくとも5人が負傷する事件が発生したほか,3月5日にはスリランカ中部のキャンディ地区で仏教徒とイスラム教徒が衝突するなど,スリランカにおいて仏教徒とイスラム教徒の間で緊張が高まっています。
これら仏教徒とイスラム教徒間の衝突を受け,スリランカ政府は3月6日,宗教間の暴動が国内の他の地域へ拡大することを阻止し,暴力の拡大を抑えるために非常事態を宣言しました。
また,スリランカ政府報道官によれば,暴力を扇動するソーシャルメディアへの書き込みに対して厳正に対処するとされています。
非常事態宣言にあたって,これまでのところ外出禁止令が発出されている一部地域以外では,日常生活に大きな影響はない見込みですが,公権力による逮捕状なしの逮捕・拘留が可能となるなど行動が制限される可能性があります。
- お土産におススメ アーユルヴェーダ製品
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エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:買物・土産 スパ・エステ
- 投稿日:2018/03/02 15:26
- コメント(0)
スリランカのお土産といえば紅茶。
紅茶の国らしくメーカーも種類も豊富で、100円ほどで買い求められるものあり、手軽に配れるお土産です。
でも紅茶以外でもう1品添えてお土産を考えている場合、アーユルヴェーダー製品はいかがでしょうか。
アーユルヴェーダは4〜5千年前のインドが始まりといわれていますが、スリランカのアーユルヴェーダは仏教の伝来とともにインドから広まったアーユルヴェーダと、スリランカ古来からある伝統医療が融合し独自のアーユルヴェーダとして広まったといわれています。
スリランカの人々にとってアーユルヴェーダはとても身近なものであり、専門の薬局は勿論、スーパーにも多くのアーユルヴェーダ製品が取り扱われています。
お土産に最適な代表的な製品をいくつかご紹介します。
●シッダレパバーム(シダレパ社)
シンガポールのタイガーバームのスリランカ版です。ユーカリ・シトロネラ・シナモンなどのハーブが配合されており、主に頭痛、筋肉痛、虫刺され(虫避けにも使用)に効きます。スリランカでは風邪のひき初めにお湯を張った洗面器にシダレパバームを溶かし、頭をバスタオルで覆いながらその蒸気を吸います。
頭や鼻がすっきりして風邪の治りも早くなります。
●サマハン(リンク社)
風邪の症状が出ているときにスリランカ人にいわれるのは、「サマハン飲んだ?」という言葉。それだけサマハンは日常に浸透している飲み物です。
14種のハーブと砂糖が配合された粉で、お湯に溶かして飲みます。
ショウガなど体を温めるハーブが配合されているので、風邪のみならずのどの痛みや、体を温める目的で日常的に飲むことができます。
お湯で溶かして飲む以外にも、紅茶に溶かしてショウガ紅茶のようにして飲んだり、温かい牛乳に溶かして飲むのも体が温まっておすすめです。反対に夏はお湯で溶かした後冷ましてレモンを絞るのもスッキリとした味わいでおススメです。
最後はアーユルヴェディック歯磨き粉。
●スムドゥ(シダレパ社)と●シグナルハーバル(シグナル社)
シダレパ社の方の歯磨き粉は、絞り出した見た目が茶色で見るからに生薬ですが、味に苦味はありません。やや塩味がきつく最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れるとほかの歯磨き粉が甘すぎに感じることでしょう。
シグナル社の方は、味も一般的な歯磨き粉です。フッ素の配合量が850-1150ppmと高濃度なのも特筆すべき点です。
<2019年3月追記>
新たなフッ素入りアーユルヴェディック歯磨き粉が販売されています。
●アユッシュ(リーバ社)です。こちらも850-1150ppmのフッ素が配合されています。写真のクローブオイル配合の虫歯予防タイプと、ロックソルト配合のホワイトニングの2種類です。
クローブはスリランカ料理だけでなく、日本でも肉料理などに使われる身近なスパイスで、強力な殺菌力を発揮するために歯磨き粉などの製品にも多く使用されています。
※ご注意
現在、日本での歯磨剤のフッ化物濃度の配合上限は1000ppm(フッ素として)と定められています。2017年3月に国際基準(ISO)と同じくフッ素が1500ppmを上限として配合された製品が厚生労働大臣により承認されましたが、6歳未満の使用は控えるように通達されておりますのでお子様がいる家庭はご注意ください。
●シトロ(シトロエッセンシャルオイル社)
こちらはシトロネラオイル100%の製品です。シトロネラはスリランカにも自生するイネ科の植物ですが、強い柑橘系の香りがあり蚊はその匂いを忌避するといわれています。柑橘系の匂いなので、さわやかなアロマの匂いでつけていて人間側にはリラックス効果もあります。肌に直接つけたり、オイルポットに垂らしたり、オイルをしみこませてフレグランスとして室内の芳香や蚊よけとして使用が可能です。
シトロネラオイルの製品はたくさんありますが、希釈されすぎていたり薬剤が配合されていたりと様々です。写真の製品はシトロネラオイル100%で、香りの持続性もあり継続して使用しています。
<アーユルヴェディック石鹸>
スーパーにはたくさんのハーバル系の石鹸も多く売っています。
◆コホンバ(Kohomba):石鹸、シャンプーも含めスーパーにあるハーバル製品の中で一番多いのが、このコホンバ。和名はインドセンダンですが、英名の「Neem(ニーム)」の方が耳なじみがあるかもしれません。「奇跡の木」とも呼ばれるほど葉、樹皮、実全てに薬効があり、古くから治療薬としても用いられてきたそうです。抗菌成分を含むため、炎症や痛みの抑止や殺菌、消毒効果があります。石鹸も各社からいろいろな種類が出ていますが、個人的に好きなのが写真の●Swadeshi社のコホンバクリア。べたつきがすぐに落ち、洗い上りがとてもすっきりします。
◆サンダルウッド(Sandalwood):。和名は白檀でお香や家具などに使われ日本でもなじみのある木です。お香としてつかわれる香りも特徴ですが、下痢といった腸や泌尿・生殖器系の不調や膀胱炎などの泌尿器系の感染症にもいいと言われてるほか、乾燥肌の保湿、炎症、肌荒れにも効果があるといわれています。
最近の個人的のお気に入りは、●Sanjeewaka社のチャンダナーレーパ・シナモンソープ。主にスパイスとして料理やお菓子、お茶に用いられ、外用の効果について記載のある文献はあまりありませんが、シナモンの匂いがとても好きなため愛用しています。
ここにご紹介したものはほんの一部で、沢山のアーユルヴェーダ製品がありますので、是非スリランカに来た際は様々な製品を手に取ってみてください。
紅茶の国らしくメーカーも種類も豊富で、100円ほどで買い求められるものあり、手軽に配れるお土産です。
でも紅茶以外でもう1品添えてお土産を考えている場合、アーユルヴェーダー製品はいかがでしょうか。
アーユルヴェーダは4〜5千年前のインドが始まりといわれていますが、スリランカのアーユルヴェーダは仏教の伝来とともにインドから広まったアーユルヴェーダと、スリランカ古来からある伝統医療が融合し独自のアーユルヴェーダとして広まったといわれています。
スリランカの人々にとってアーユルヴェーダはとても身近なものであり、専門の薬局は勿論、スーパーにも多くのアーユルヴェーダ製品が取り扱われています。
お土産に最適な代表的な製品をいくつかご紹介します。
●シッダレパバーム(シダレパ社)
シンガポールのタイガーバームのスリランカ版です。ユーカリ・シトロネラ・シナモンなどのハーブが配合されており、主に頭痛、筋肉痛、虫刺され(虫避けにも使用)に効きます。スリランカでは風邪のひき初めにお湯を張った洗面器にシダレパバームを溶かし、頭をバスタオルで覆いながらその蒸気を吸います。
頭や鼻がすっきりして風邪の治りも早くなります。
●サマハン(リンク社)
風邪の症状が出ているときにスリランカ人にいわれるのは、「サマハン飲んだ?」という言葉。それだけサマハンは日常に浸透している飲み物です。
14種のハーブと砂糖が配合された粉で、お湯に溶かして飲みます。
ショウガなど体を温めるハーブが配合されているので、風邪のみならずのどの痛みや、体を温める目的で日常的に飲むことができます。
お湯で溶かして飲む以外にも、紅茶に溶かしてショウガ紅茶のようにして飲んだり、温かい牛乳に溶かして飲むのも体が温まっておすすめです。反対に夏はお湯で溶かした後冷ましてレモンを絞るのもスッキリとした味わいでおススメです。
最後はアーユルヴェディック歯磨き粉。
●スムドゥ(シダレパ社)と●シグナルハーバル(シグナル社)
シダレパ社の方の歯磨き粉は、絞り出した見た目が茶色で見るからに生薬ですが、味に苦味はありません。やや塩味がきつく最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れるとほかの歯磨き粉が甘すぎに感じることでしょう。
シグナル社の方は、味も一般的な歯磨き粉です。フッ素の配合量が850-1150ppmと高濃度なのも特筆すべき点です。
<2019年3月追記>
新たなフッ素入りアーユルヴェディック歯磨き粉が販売されています。
●アユッシュ(リーバ社)です。こちらも850-1150ppmのフッ素が配合されています。写真のクローブオイル配合の虫歯予防タイプと、ロックソルト配合のホワイトニングの2種類です。
クローブはスリランカ料理だけでなく、日本でも肉料理などに使われる身近なスパイスで、強力な殺菌力を発揮するために歯磨き粉などの製品にも多く使用されています。
※ご注意
現在、日本での歯磨剤のフッ化物濃度の配合上限は1000ppm(フッ素として)と定められています。2017年3月に国際基準(ISO)と同じくフッ素が1500ppmを上限として配合された製品が厚生労働大臣により承認されましたが、6歳未満の使用は控えるように通達されておりますのでお子様がいる家庭はご注意ください。
●シトロ(シトロエッセンシャルオイル社)
こちらはシトロネラオイル100%の製品です。シトロネラはスリランカにも自生するイネ科の植物ですが、強い柑橘系の香りがあり蚊はその匂いを忌避するといわれています。柑橘系の匂いなので、さわやかなアロマの匂いでつけていて人間側にはリラックス効果もあります。肌に直接つけたり、オイルポットに垂らしたり、オイルをしみこませてフレグランスとして室内の芳香や蚊よけとして使用が可能です。
シトロネラオイルの製品はたくさんありますが、希釈されすぎていたり薬剤が配合されていたりと様々です。写真の製品はシトロネラオイル100%で、香りの持続性もあり継続して使用しています。
<アーユルヴェディック石鹸>
スーパーにはたくさんのハーバル系の石鹸も多く売っています。
◆コホンバ(Kohomba):石鹸、シャンプーも含めスーパーにあるハーバル製品の中で一番多いのが、このコホンバ。和名はインドセンダンですが、英名の「Neem(ニーム)」の方が耳なじみがあるかもしれません。「奇跡の木」とも呼ばれるほど葉、樹皮、実全てに薬効があり、古くから治療薬としても用いられてきたそうです。抗菌成分を含むため、炎症や痛みの抑止や殺菌、消毒効果があります。石鹸も各社からいろいろな種類が出ていますが、個人的に好きなのが写真の●Swadeshi社のコホンバクリア。べたつきがすぐに落ち、洗い上りがとてもすっきりします。
◆サンダルウッド(Sandalwood):。和名は白檀でお香や家具などに使われ日本でもなじみのある木です。お香としてつかわれる香りも特徴ですが、下痢といった腸や泌尿・生殖器系の不調や膀胱炎などの泌尿器系の感染症にもいいと言われてるほか、乾燥肌の保湿、炎症、肌荒れにも効果があるといわれています。
最近の個人的のお気に入りは、●Sanjeewaka社のチャンダナーレーパ・シナモンソープ。主にスパイスとして料理やお菓子、お茶に用いられ、外用の効果について記載のある文献はあまりありませんが、シナモンの匂いがとても好きなため愛用しています。
ここにご紹介したものはほんの一部で、沢山のアーユルヴェーダ製品がありますので、是非スリランカに来た際は様々な製品を手に取ってみてください。
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