記事一覧
6 - 7件目まで(7件中)
- 飲食における課税等について
-
エリア:
- アジア>スリランカ
- テーマ:観光地 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2018/08/06 10:36
- コメント(0)
スリランカをご旅行された方から「レストランでの食事が意外と高かった」という感想を多く耳にします。
スリランカのレストランは大まかに分けて3つ。地元の方が日常的に利用する食堂(Hotelと看板を掲げていることがありますが宿泊施設ではありません)やローカルレストラン、日本でもおなじみマクドナルドなどのファストフード店、ガイドブックにも載っているような、外国人観光客も多く利用する中〜高級レストラン。
特に中、高級レストランの価格帯は、日本で同様のレストラン利用の場合とほぼ同額か8割ほどの値段と考えて良いでしょう。
単価もやや割高に設定されている場合もありますが、合計額を引き上げているは税など。これらのレストランではサービスチャージ10%,VAT15%(VAT=Value Added Tax=付加価値税と訳されています)の合計25%が加算されます。サービスチャージはチップ代が初めから加算されているようなものです。
VATに関しては高級ホテルのレストランなどはラグジュアリーレートとして18%に設定されているところもあります。
例えば上記のレシート、飲食の小計は2,170ルピー(約1,700円)。これにサービスチャージとVATが加算され合計は2,712ルピー(約2,100円)となります。それらの小計額は542.5ルピー(約400円)。日本の消費税の感覚からすると割高に感じてしまいます。
コロンボやゴールなど観光客が多く訪れる場所はおしゃれなレストランやカフェが続々オープンしています。食事は雰囲気とともにさらに楽しめるもの。
お気に入りの店を見つけて、入るのも良いでしょう。
でも残念ながら、外観や内装、雰囲気ばかりが良く、値段が高い割にサービスも悪く、美味しくもない所も結構な数あるのです(こんな時でもしっかりとサービスチャージやVATが加算されているのが苦々しく感じます)。
フロア面積や座席数のわりにスタッフの数だけが多くガランとしているこれらのレストランよりも、常に地元の人々が入れ替わり立ち代わり入る、活気にあふれたローカル食堂やローカルレストランの方が、味もよく店員も目配りをしている印象があります。そしてリーズナブル。
スリランカ滞在中に是非ローカル食堂やローカルレストランも体験されてみてください。
一般的な食堂ではこのような税金は加算されません。とはいえスリランカはチップ文化。テーブル会計の場合は、是非飲食合計の1割分(10%)のチップをおいておきましょう。
スリランカのレストランは大まかに分けて3つ。地元の方が日常的に利用する食堂(Hotelと看板を掲げていることがありますが宿泊施設ではありません)やローカルレストラン、日本でもおなじみマクドナルドなどのファストフード店、ガイドブックにも載っているような、外国人観光客も多く利用する中〜高級レストラン。
特に中、高級レストランの価格帯は、日本で同様のレストラン利用の場合とほぼ同額か8割ほどの値段と考えて良いでしょう。
単価もやや割高に設定されている場合もありますが、合計額を引き上げているは税など。これらのレストランではサービスチャージ10%,VAT15%(VAT=Value Added Tax=付加価値税と訳されています)の合計25%が加算されます。サービスチャージはチップ代が初めから加算されているようなものです。
VATに関しては高級ホテルのレストランなどはラグジュアリーレートとして18%に設定されているところもあります。
例えば上記のレシート、飲食の小計は2,170ルピー(約1,700円)。これにサービスチャージとVATが加算され合計は2,712ルピー(約2,100円)となります。それらの小計額は542.5ルピー(約400円)。日本の消費税の感覚からすると割高に感じてしまいます。
コロンボやゴールなど観光客が多く訪れる場所はおしゃれなレストランやカフェが続々オープンしています。食事は雰囲気とともにさらに楽しめるもの。
お気に入りの店を見つけて、入るのも良いでしょう。
でも残念ながら、外観や内装、雰囲気ばかりが良く、値段が高い割にサービスも悪く、美味しくもない所も結構な数あるのです(こんな時でもしっかりとサービスチャージやVATが加算されているのが苦々しく感じます)。
フロア面積や座席数のわりにスタッフの数だけが多くガランとしているこれらのレストランよりも、常に地元の人々が入れ替わり立ち代わり入る、活気にあふれたローカル食堂やローカルレストランの方が、味もよく店員も目配りをしている印象があります。そしてリーズナブル。
スリランカ滞在中に是非ローカル食堂やローカルレストランも体験されてみてください。
一般的な食堂ではこのような税金は加算されません。とはいえスリランカはチップ文化。テーブル会計の場合は、是非飲食合計の1割分(10%)のチップをおいておきましょう。
- スリランカのお正月
-
エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:お祭り・イベント ホテル・宿泊 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2018/04/11 11:58
- コメント(0)
いよいよ今週の4/14にスリランカはお正月を迎えます。
「4月なのにお正月?」と疑問に思われた方、スリランカ(正確にはシンハラ並びにタミル)の正月は毎年4月13〜14日となっています。
このシンハラ・タミルの正月は太陽の黄道12宮の動きを基準としたヒンズー暦に基づくものです。このヒンズー暦に従って、太陽が双魚宮から白羊宮に入る日が新年となるため、13日か14日とその年によって日にちが若干異なるのです。
新年の時刻やそれぞれに適した時間はホロスコープ(占星術)によってはじき出された時刻となります。
今年の大まかな時間は下記のとおりです。ちょっとした説明とともにご紹介します。
なお下で紹介するのはシンハラ正月ですので、タミル式の場合異なる部分がございます。
○新年:4月14日 午前8時13分
新年の始まりとなります。多くの家庭でこの時間に爆竹が鳴らされ新年を祝います。
○かまど(台所)の使い初め:4月14日 午前10時40分
かまどに火をつける時間です。
一番初めに新品の素焼きの器にココナツミルクを入れて沸騰させます。ミルクの沸騰(ミルクがあふれ出る)様子は豊穣を表しているといわれています。新年最初に作る料理はキリバット(ご飯をココナツミルクで炊いたもの)です。
○新年の儀式:4月14日 午前11時53分
新年の最初の食事となります。たいてい母親(もしくは家長)が皆にキリバットを食べさせる(結婚式のケーキバイトをご想像ください)ところから始まり、ブラッドの葉にお金を包んだものを渡しあいます。このブラッドは日本ではキンマと呼ばれるつる性の植物で、ハート形の光沢のある葉が特徴です。豊かさや繁栄の象徴とされており、スリランカでは慶事に欠かせないものです(木の葉に灰やプワックという実を混ぜ噛みタバコとしても嗜好されています)。
次に、目上の方(母親や父親)にぬかずいて挨拶をしたり、家族同士で新年の挨拶をしあいます。
その次は、それぞれの本業に関連のある動作をします。例えば学生ならば教科書を開いたり、仕事をしている人は仕事関連のものを動かす(パソコンやミシン掛け)などをして、仕事や学業が順調に行く事を祈願します。
【正月の食卓解説!】
○プンニャカーラヤ:4月14日 午前1時49分〜午後2時37分
聞きなれない言葉だと思いますが、プンニャカーラヤは英語で言えばInauspicious Time。不吉な時間帯と言えばよいでしょうか。
この時間の間に何かを生産する行為(仕事=利益を生産、料理=食を生産など)するのはよくないといわれています。この時間帯の前までに仕事や料理を済ませかまどの火を消さなければなりません。そして、 この時間帯は静かに家で過ごしたり、寺院に出向いたりして過ごします。
他にも頭にオイルを塗る儀式(4月16日午前10時16分)や仕事始め(4月19日午前6時3分)などがありますが、ここまでやる家庭は少なくなっています。特に会社勤めの人は、ここまで休んではいられないのが現実です。
日本の正月と似ている部分、全く異なる部分とありとても興味深いのではないでしょうか。この時期にスリランカに旅行されている方はホテルなどで新年のセレモニーや伝統菓子など新年の料理を食べることができるかと思います。
反対に、4月13、14日は多くの店が閉まります。バスやタクシーなどの乗り物も少なくなっております。ご旅行中の方はご承知おきください(場所によっては4月11日から15日まで長期休業とする場所もございます)。
ご旅行中で、行きたい店や場所がある方は事前に営業しているかどうかを確認されることをお勧めいたします。
シンハラ・タミルの正月のため、モスリム人の経営のお店など通常営業の場所もございます。
グリーティングカード:シンハラ正月の様子が描かれています。
右上から時計回りに。1.キリバットを切り分け、テーブルセッティング。2.目上の人にぬかずき、新年のあいさつ。3.集まった親戚などで、ボードゲームで遊ぶ。4.ココナツミルクの噴きこぼしで、1年の豊穣を願う。5.供花をもって寺院に参拝
「4月なのにお正月?」と疑問に思われた方、スリランカ(正確にはシンハラ並びにタミル)の正月は毎年4月13〜14日となっています。
このシンハラ・タミルの正月は太陽の黄道12宮の動きを基準としたヒンズー暦に基づくものです。このヒンズー暦に従って、太陽が双魚宮から白羊宮に入る日が新年となるため、13日か14日とその年によって日にちが若干異なるのです。
新年の時刻やそれぞれに適した時間はホロスコープ(占星術)によってはじき出された時刻となります。
今年の大まかな時間は下記のとおりです。ちょっとした説明とともにご紹介します。
なお下で紹介するのはシンハラ正月ですので、タミル式の場合異なる部分がございます。
○新年:4月14日 午前8時13分
新年の始まりとなります。多くの家庭でこの時間に爆竹が鳴らされ新年を祝います。
○かまど(台所)の使い初め:4月14日 午前10時40分
かまどに火をつける時間です。
一番初めに新品の素焼きの器にココナツミルクを入れて沸騰させます。ミルクの沸騰(ミルクがあふれ出る)様子は豊穣を表しているといわれています。新年最初に作る料理はキリバット(ご飯をココナツミルクで炊いたもの)です。
○新年の儀式:4月14日 午前11時53分
新年の最初の食事となります。たいてい母親(もしくは家長)が皆にキリバットを食べさせる(結婚式のケーキバイトをご想像ください)ところから始まり、ブラッドの葉にお金を包んだものを渡しあいます。このブラッドは日本ではキンマと呼ばれるつる性の植物で、ハート形の光沢のある葉が特徴です。豊かさや繁栄の象徴とされており、スリランカでは慶事に欠かせないものです(木の葉に灰やプワックという実を混ぜ噛みタバコとしても嗜好されています)。
次に、目上の方(母親や父親)にぬかずいて挨拶をしたり、家族同士で新年の挨拶をしあいます。
その次は、それぞれの本業に関連のある動作をします。例えば学生ならば教科書を開いたり、仕事をしている人は仕事関連のものを動かす(パソコンやミシン掛け)などをして、仕事や学業が順調に行く事を祈願します。
【正月の食卓解説!】
○プンニャカーラヤ:4月14日 午前1時49分〜午後2時37分
聞きなれない言葉だと思いますが、プンニャカーラヤは英語で言えばInauspicious Time。不吉な時間帯と言えばよいでしょうか。
この時間の間に何かを生産する行為(仕事=利益を生産、料理=食を生産など)するのはよくないといわれています。この時間帯の前までに仕事や料理を済ませかまどの火を消さなければなりません。そして、 この時間帯は静かに家で過ごしたり、寺院に出向いたりして過ごします。
他にも頭にオイルを塗る儀式(4月16日午前10時16分)や仕事始め(4月19日午前6時3分)などがありますが、ここまでやる家庭は少なくなっています。特に会社勤めの人は、ここまで休んではいられないのが現実です。
日本の正月と似ている部分、全く異なる部分とありとても興味深いのではないでしょうか。この時期にスリランカに旅行されている方はホテルなどで新年のセレモニーや伝統菓子など新年の料理を食べることができるかと思います。
反対に、4月13、14日は多くの店が閉まります。バスやタクシーなどの乗り物も少なくなっております。ご旅行中の方はご承知おきください(場所によっては4月11日から15日まで長期休業とする場所もございます)。
ご旅行中で、行きたい店や場所がある方は事前に営業しているかどうかを確認されることをお勧めいたします。
シンハラ・タミルの正月のため、モスリム人の経営のお店など通常営業の場所もございます。
グリーティングカード:シンハラ正月の様子が描かれています。
右上から時計回りに。1.キリバットを切り分け、テーブルセッティング。2.目上の人にぬかずき、新年のあいさつ。3.集まった親戚などで、ボードゲームで遊ぶ。4.ココナツミルクの噴きこぼしで、1年の豊穣を願う。5.供花をもって寺院に参拝
6 - 7件目まで(7件中)