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- スリランカの安全情報について
-
エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:観光地 旅行準備 その他
- 投稿日:2018/12/18 16:31
- コメント(0)
12/15付けの朝日新聞に「スリランカ新首相、辞任へ」との見出しで図解入りの記事が掲載されたそうです。17日付けではで「政治混乱のスリランカ、解任された首相が再任」と、スリランカの首相交代について日本で大きく取り上げられているようです。
私はスリランカ駐在のため、これらのニュースを見た家族や知人などより「政権が大混乱になっているようだけれど大丈夫?」と安全を心配する連絡を受けました。
報道の通り、現在スリランカでは10/26以来、首相の交代を巡る内政上の動きが継続しています。しかし現時点で、治安面の問題は特段生じていません。
とはいえ旅行者にとって、渡航先の安全面は旅行先を決めるうえでも、旅行先に決めたあとでも渡航をするか否かを決める大きな関心事であると思います。
災害情報や政治情勢の動きなど、日本で報道される情報では、時に必要以上の心配事を招くこともあります。
渡航先の安全情報は、現地に住んでいる人などに問い合わせをしたり、現地滞在者が発信する情報をつかむようにしてください。
現地に知人等いない場合は、是非下記リンクでご案内する「外務省の海外安全ホームページ」を活用ください。
こちらには「危険・スポット・広域情報」「安全対策基礎データ」「テロ・誘拐情勢」「安全の手引」「医療事情」と詳細に記述があるほか、対策や現地連絡先など旅行者に有益な情報が記載されています。
「外務省 海外安全ホームページ(スリランカ)」(←クリックすると該当ページへジャンプします)
また、スリランカに限らず、海外旅行する方はぜひ外務省の「たびレジ」の登録をして出かけられることをお勧めいたします。
たびレジに登録すると、登録した国の最新の海外安全情報を日本語のメールで受信できます。また,緊急時の連絡,安否確認,支援が受けられます。
たびレジの詳細は下記リンクをご参照ください。
「外務省 海外安全情報 配信サービス(たびレジ)」(←クリックすると該当ページへジャンプします)
これから年末年始の旅行シーズン。安全に気を付けて楽しいご旅行を!!
私はスリランカ駐在のため、これらのニュースを見た家族や知人などより「政権が大混乱になっているようだけれど大丈夫?」と安全を心配する連絡を受けました。
報道の通り、現在スリランカでは10/26以来、首相の交代を巡る内政上の動きが継続しています。しかし現時点で、治安面の問題は特段生じていません。
とはいえ旅行者にとって、渡航先の安全面は旅行先を決めるうえでも、旅行先に決めたあとでも渡航をするか否かを決める大きな関心事であると思います。
災害情報や政治情勢の動きなど、日本で報道される情報では、時に必要以上の心配事を招くこともあります。
渡航先の安全情報は、現地に住んでいる人などに問い合わせをしたり、現地滞在者が発信する情報をつかむようにしてください。
現地に知人等いない場合は、是非下記リンクでご案内する「外務省の海外安全ホームページ」を活用ください。
こちらには「危険・スポット・広域情報」「安全対策基礎データ」「テロ・誘拐情勢」「安全の手引」「医療事情」と詳細に記述があるほか、対策や現地連絡先など旅行者に有益な情報が記載されています。
「外務省 海外安全ホームページ(スリランカ)」(←クリックすると該当ページへジャンプします)
また、スリランカに限らず、海外旅行する方はぜひ外務省の「たびレジ」の登録をして出かけられることをお勧めいたします。
たびレジに登録すると、登録した国の最新の海外安全情報を日本語のメールで受信できます。また,緊急時の連絡,安否確認,支援が受けられます。
たびレジの詳細は下記リンクをご参照ください。
「外務省 海外安全情報 配信サービス(たびレジ)」(←クリックすると該当ページへジャンプします)
これから年末年始の旅行シーズン。安全に気を付けて楽しいご旅行を!!
- タグ:
- スリランカ 安全情報 たびレジ 渡航情報
- ヘリタンスカンダラマ徹底解説(ルームカテゴリ編)
-
エリア:
- アジア>スリランカ>ダンブラ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:旅行準備 ホテル・宿泊 その他
- 投稿日:2018/12/06 15:17
- コメント(0)
ヘリタンスカンダラマ(Heritance Kandalama)はスリランカを代表する建築家ジェフリーバワ(Geoffrey Bawa)が手がけたホテルで、彼が手がけたスリランカのホテルの中で唯一内陸部にあるホテルです。
「自然に回帰するホテル」「自然と一体化したホテル」といわれるように緑に覆われた外観や、目の前のカンダラマ湖とつながっているように見えるインフィニティプール、タイトル画像にあるフクロウの彫像など、雑誌で特集が組まれるほどテーマ性があり、かつフォトジェニックなホテルのため「カンダラマホテルに泊まる」ことを目的にスリランカにいらっしゃるお客様も少なくありません。
せっかく泊まるならば、ホテルを満喫したいもの。どのようなホテルなのか、どのようなお部屋のカテゴリがあるのかなど、解説します!
このホテルは高低差のある土地に建てられています。
カンダラマホテルの全長は約900m。左右に長いホテルとなっています。
上記で述べたように高低差のある土地に建てられているため、階や場所ごとにまったく違った景色が楽しめます。
上記は館内マップです。ホテルの入口(レセプション)はシギリヤウィングの5階に位置します。
建物はレセプションを軸に「ダンブッラウィング」と「シギリヤウィング」の左右に広がっています。
メインレストランや、ホテルのアイコンにもなっているフクロウの彫像、インフィニティプールなどはすべてシギリヤウィング側にあります。
「ダンブッラウィング」から「シギリヤウィング」に行くには必ずレセプションエリアを通ります。
たとえばダンブッラウィングの6階からシギリヤウィングの6階に直接行くことはできません。逆もしかりです。
【ルームカテゴリ】
ホテルの部屋ははウィング別ならびに眺望別に細かにルームカテゴリが分けられています。価格の低い順にご紹介します。
●スーペリア(Superior)全52部屋:ダンブッラウィングの2~4階。お部屋の広さは約19平米。バスタブなしのシャワーオンリーの部屋になります。
●パノラミック(Panoramic)全22部屋:ダンブッラウィングの5,6階。名前の通り景観にすぐれカンダラマ湖が眺望できます。お部屋の広さは約19平米で、お部屋の設備とつくりはスーペリアと同じになります。
●ラグジュアリー(Luxury)全30部屋:シギリヤウィングの2,3階。お部屋の広さは約25平米。バスタブありの部屋になります。
●ラグジュアリーパノラミック(Luxury Panoramic)全3部屋:シギリヤウィングの7階。お部屋の広さは約25平米で、お部屋の設備とつくりはラグジュアリーと同じになりますが、大きなバルコニーがついています。
●デラックス(Deluxe)全30部屋:シギリヤウィングの4,5階。お部屋の広さは約25平米。ジャグジーつきの部屋になります。
上記以外に12部屋のスイート(Suite)、2部屋のラグジュアリースイート(Luxury Suite) 、1部屋のロイヤルスイート(Royal Suite)があります。
メインのレストランなど多くの施設はシギリヤウィングにあるため、シギリヤウィングの滞在をおすすめします。オススメは「デラックスルーム」。景観とお部屋の設備の2つを兼ね備えたお部屋です。
「スーペリアルーム」の2,3階はお部屋の眺望が庭となり湖は見えません。4階になると一部のお部屋からカンダラマ湖が眺望できます。「ラグジュアリールーム」の2階も眺望が庭となり湖は見えません。
閑散期はホテル側も上層階よりお部屋を当てているそうですが、繁忙期ですとどうしても2,3階のお部屋になる可能性が高くなりますので、眺望を確保したい場合は「パノラミックルーム」をおススメします。
反対に、夜に到着して翌朝にはチェックアウトする場合は「スーペリア」がよいと思います。なぜなら時間が限られているならば、室内にとどまっているよりも館内外の探索をお勧めいたします。
カンダラマホテルの館内、館外ついては、別記事ヘリタンスカンダラマ徹底解説(ホテル探索編)でご紹介します。
「自然に回帰するホテル」「自然と一体化したホテル」といわれるように緑に覆われた外観や、目の前のカンダラマ湖とつながっているように見えるインフィニティプール、タイトル画像にあるフクロウの彫像など、雑誌で特集が組まれるほどテーマ性があり、かつフォトジェニックなホテルのため「カンダラマホテルに泊まる」ことを目的にスリランカにいらっしゃるお客様も少なくありません。
せっかく泊まるならば、ホテルを満喫したいもの。どのようなホテルなのか、どのようなお部屋のカテゴリがあるのかなど、解説します!
このホテルは高低差のある土地に建てられています。
カンダラマホテルの全長は約900m。左右に長いホテルとなっています。
上記で述べたように高低差のある土地に建てられているため、階や場所ごとにまったく違った景色が楽しめます。
上記は館内マップです。ホテルの入口(レセプション)はシギリヤウィングの5階に位置します。
建物はレセプションを軸に「ダンブッラウィング」と「シギリヤウィング」の左右に広がっています。
メインレストランや、ホテルのアイコンにもなっているフクロウの彫像、インフィニティプールなどはすべてシギリヤウィング側にあります。
「ダンブッラウィング」から「シギリヤウィング」に行くには必ずレセプションエリアを通ります。
たとえばダンブッラウィングの6階からシギリヤウィングの6階に直接行くことはできません。逆もしかりです。
【ルームカテゴリ】
ホテルの部屋ははウィング別ならびに眺望別に細かにルームカテゴリが分けられています。価格の低い順にご紹介します。
●スーペリア(Superior)全52部屋:ダンブッラウィングの2~4階。お部屋の広さは約19平米。バスタブなしのシャワーオンリーの部屋になります。
●パノラミック(Panoramic)全22部屋:ダンブッラウィングの5,6階。名前の通り景観にすぐれカンダラマ湖が眺望できます。お部屋の広さは約19平米で、お部屋の設備とつくりはスーペリアと同じになります。
●ラグジュアリー(Luxury)全30部屋:シギリヤウィングの2,3階。お部屋の広さは約25平米。バスタブありの部屋になります。
●ラグジュアリーパノラミック(Luxury Panoramic)全3部屋:シギリヤウィングの7階。お部屋の広さは約25平米で、お部屋の設備とつくりはラグジュアリーと同じになりますが、大きなバルコニーがついています。
●デラックス(Deluxe)全30部屋:シギリヤウィングの4,5階。お部屋の広さは約25平米。ジャグジーつきの部屋になります。
上記以外に12部屋のスイート(Suite)、2部屋のラグジュアリースイート(Luxury Suite) 、1部屋のロイヤルスイート(Royal Suite)があります。
メインのレストランなど多くの施設はシギリヤウィングにあるため、シギリヤウィングの滞在をおすすめします。オススメは「デラックスルーム」。景観とお部屋の設備の2つを兼ね備えたお部屋です。
「スーペリアルーム」の2,3階はお部屋の眺望が庭となり湖は見えません。4階になると一部のお部屋からカンダラマ湖が眺望できます。「ラグジュアリールーム」の2階も眺望が庭となり湖は見えません。
閑散期はホテル側も上層階よりお部屋を当てているそうですが、繁忙期ですとどうしても2,3階のお部屋になる可能性が高くなりますので、眺望を確保したい場合は「パノラミックルーム」をおススメします。
反対に、夜に到着して翌朝にはチェックアウトする場合は「スーペリア」がよいと思います。なぜなら時間が限られているならば、室内にとどまっているよりも館内外の探索をお勧めいたします。
カンダラマホテルの館内、館外ついては、別記事ヘリタンスカンダラマ徹底解説(ホテル探索編)でご紹介します。
- タグ:
- ヘリタンス カンダラマ ジェフリーバワ バワホテル
- 冬季のスリランカ旅行計画はお早めに
-
エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:旅行準備 ホテル・宿泊 その他
- 投稿日:2018/11/23 11:51
- コメント(0)
もう11月も下旬。
年末年始を海外で過ごす予定の方のツアーの問い合わせが多くなってきています。
スリランカの外国人渡航者数が最も多い月は12月で、渡航者数平均を100とした場合、12月は140%、それに次ぐ1月は125%となります。これ以降3月まで100%超えが続きます。※データはSLTDA(スリランカ政府観光局)2017年次レポートより
渡航者数増加で懸念されるのがホテル。人気のホテルから予約で埋まり、日にちによっては渡航を決めてもホテルの空きがないということになります。
特に12/20~1/10にかけては日本は冬休みや年末年始、ヨーロッパ圏はクリスマスとニューイヤーホリデーと渡航者の時期が重なるため、この時期にスリランカ旅行を計画されている方は、ホテルなどは早めに押さえることをお勧めいたします。
また2月も注意が必要です。
スリランカの外国人渡航者数1位はインドとなります。次いで2位は中国となっております。
2019年の中国の旧正月(春節)は2月5日。この前後1週間は中国からの渡航者数が通常期よりもさらに多くなります。この時期もホテルの予約が取り難くなります。
この時期にスリランカご旅行を計画されている方も、ホテルの予約はお早めにお済ませください。
年末年始を海外で過ごす予定の方のツアーの問い合わせが多くなってきています。
スリランカの外国人渡航者数が最も多い月は12月で、渡航者数平均を100とした場合、12月は140%、それに次ぐ1月は125%となります。これ以降3月まで100%超えが続きます。※データはSLTDA(スリランカ政府観光局)2017年次レポートより
渡航者数増加で懸念されるのがホテル。人気のホテルから予約で埋まり、日にちによっては渡航を決めてもホテルの空きがないということになります。
特に12/20~1/10にかけては日本は冬休みや年末年始、ヨーロッパ圏はクリスマスとニューイヤーホリデーと渡航者の時期が重なるため、この時期にスリランカ旅行を計画されている方は、ホテルなどは早めに押さえることをお勧めいたします。
また2月も注意が必要です。
スリランカの外国人渡航者数1位はインドとなります。次いで2位は中国となっております。
2019年の中国の旧正月(春節)は2月5日。この前後1週間は中国からの渡航者数が通常期よりもさらに多くなります。この時期もホテルの予約が取り難くなります。
この時期にスリランカご旅行を計画されている方も、ホテルの予約はお早めにお済ませください。
スリランカで罹患する確率の高い病気にデング熱があります。
デング熱はデングウイルスを持ったネッタイシマカ、ヒトスジシマカを媒体とした感染症で、日本では2014年には約70年ぶりにデング熱の国内感染が確認されて大ニュースになりましたが、スリランカでは通年で罹患者がいます。
特に2017年はデング熱が大発生し、罹患者は1年で186,101人と報告されました(Ministry of Health発表)。そのため水たまりや廃タイヤなどの放置物、空き地の草刈りなど、発症率の高い地域中心に徹底した蚊の発生源対策が行われました。
その結果、今年は1月から7月までの罹患者は28,416人と2017年の1月から7月の罹患者数128,077人に比べて4分の1の発症率となっています。
デング熱の症状は以下の通りです([厚生労働省検疫所]ページより抜粋)。
2〜14日(通常3〜7日)の潜伏期間の後、およそ2-4割の人に38〜40℃の発熱で発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹が現れます。
通常、3〜5日で解熱し、解熱とともに発疹が現れます。発疹は治りかけたときに出現します。インフルエンザと比べると致死率がかなり低い病気です。
なぜ、今回デング熱を記事にしたかといいますと、決して怖がらせるためではありません。ただ頓服薬に注意が必要だからです。
上記に記載したように、デング熱の初期症状は「頭痛に発熱」。
デング熱の疑いもある場合、頭痛発熱の鎮痛薬として日本でなじみのある「ロキソニン、バファリン、ボルタレン、ブルフェン」などのアセチルサリチル酸(アスピリン)、イブプロフェン、ロキソプロフェン(ロキソニン)は血小板減少による出血傾向を助長するので絶対に服用してはいけません。
デング熱の疑いもある場合は「タイレノール、カロナール」などのアセトアミノフェンを服用してください。
とはいえ、頭痛発熱が風邪によるものなのかデング熱によるものなのかわからないかと思います。日本から持っていく頭痛鎮痛薬は初めから、アセトアミノフェン系を選ぶとよいかと思います。
スリランカでアセトアミノフェン系の頭痛鎮痛薬は次のようなものがあります。
薬局やスーパーの薬剤コーナーで手軽に手に入ります。
Acetaminophen(販売薬品名:パナドールPanadol、パラセタモールParacetamol、タイレノールTylenol)
とはいえ、必要以上にデング熱を怖がる必要はありません。虫よけスプレーなど防蚊対策をしっかりと行い、おいしいものをたべてスリランカ旅行を楽しんでください。
虫よけスプレーについてはスリランカでもスーパーや薬局で販売されていますが、種類は多くありません。そしてディート剤入りなど強めの虫よけスプレーも少ないです。虫よけスプレーは日本から持参することをお勧めします。
「オスだけベープ」などのワンプッシュ式室内虫よけもお勧めです。※ガス式などは飛行機の持ち込みに注意が必要になりますのでお気を付けください。
反対に、オーガニック系、アーユルヴェーダ系で体に害のないものをお探しの場合は、シトロネラオイルがおススメです。
シトロネラはスリランカにも自生するイネ科の植物ですが、強い柑橘系の香りがあり、蚊はその匂いを忌避するといわれています。柑橘系の匂いなので、さわやかなアロマの匂いでつけていて人間側にはリラックス効果もあります。
他の薬剤も配合されたものから、シトロネラオイル100%のものまで多くありますので、興味のある方は購入してみてください。
デング熱の症状の詳細や対策については下記ページをご参照ください。
厚生労働省検疫所[FORTH]
デング熱はデングウイルスを持ったネッタイシマカ、ヒトスジシマカを媒体とした感染症で、日本では2014年には約70年ぶりにデング熱の国内感染が確認されて大ニュースになりましたが、スリランカでは通年で罹患者がいます。
特に2017年はデング熱が大発生し、罹患者は1年で186,101人と報告されました(Ministry of Health発表)。そのため水たまりや廃タイヤなどの放置物、空き地の草刈りなど、発症率の高い地域中心に徹底した蚊の発生源対策が行われました。
その結果、今年は1月から7月までの罹患者は28,416人と2017年の1月から7月の罹患者数128,077人に比べて4分の1の発症率となっています。
デング熱の症状は以下の通りです([厚生労働省検疫所]ページより抜粋)。
2〜14日(通常3〜7日)の潜伏期間の後、およそ2-4割の人に38〜40℃の発熱で発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹が現れます。
通常、3〜5日で解熱し、解熱とともに発疹が現れます。発疹は治りかけたときに出現します。インフルエンザと比べると致死率がかなり低い病気です。
なぜ、今回デング熱を記事にしたかといいますと、決して怖がらせるためではありません。ただ頓服薬に注意が必要だからです。
上記に記載したように、デング熱の初期症状は「頭痛に発熱」。
デング熱の疑いもある場合、頭痛発熱の鎮痛薬として日本でなじみのある「ロキソニン、バファリン、ボルタレン、ブルフェン」などのアセチルサリチル酸(アスピリン)、イブプロフェン、ロキソプロフェン(ロキソニン)は血小板減少による出血傾向を助長するので絶対に服用してはいけません。
デング熱の疑いもある場合は「タイレノール、カロナール」などのアセトアミノフェンを服用してください。
とはいえ、頭痛発熱が風邪によるものなのかデング熱によるものなのかわからないかと思います。日本から持っていく頭痛鎮痛薬は初めから、アセトアミノフェン系を選ぶとよいかと思います。
スリランカでアセトアミノフェン系の頭痛鎮痛薬は次のようなものがあります。
薬局やスーパーの薬剤コーナーで手軽に手に入ります。
Acetaminophen(販売薬品名:パナドールPanadol、パラセタモールParacetamol、タイレノールTylenol)
とはいえ、必要以上にデング熱を怖がる必要はありません。虫よけスプレーなど防蚊対策をしっかりと行い、おいしいものをたべてスリランカ旅行を楽しんでください。
虫よけスプレーについてはスリランカでもスーパーや薬局で販売されていますが、種類は多くありません。そしてディート剤入りなど強めの虫よけスプレーも少ないです。虫よけスプレーは日本から持参することをお勧めします。
「オスだけベープ」などのワンプッシュ式室内虫よけもお勧めです。※ガス式などは飛行機の持ち込みに注意が必要になりますのでお気を付けください。
反対に、オーガニック系、アーユルヴェーダ系で体に害のないものをお探しの場合は、シトロネラオイルがおススメです。
シトロネラはスリランカにも自生するイネ科の植物ですが、強い柑橘系の香りがあり、蚊はその匂いを忌避するといわれています。柑橘系の匂いなので、さわやかなアロマの匂いでつけていて人間側にはリラックス効果もあります。
他の薬剤も配合されたものから、シトロネラオイル100%のものまで多くありますので、興味のある方は購入してみてください。
デング熱の症状の詳細や対策については下記ページをご参照ください。
厚生労働省検疫所[FORTH]
- タグ:
- デング熱
- スリランカにおける豪雨について
-
エリア:
- アジア>スリランカ>コロンボ
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:旅行準備 その他 自然・植物
- 投稿日:2018/05/23 11:02
- コメント(0)
スリランカでは5月中旬より、南西モンスーンの影響により西部、南部、中央部で連日雨が降り続いています。
コロンボでも終日降り続けることはないものの、朝昼晩と定期的に雨が降っている状況です。
現在豪雨に伴う大きな被害はないものの、昨年(2017年)は同じ時期の豪雨に伴う、洪水や土砂崩れで200名以上が犠牲となっているため、今後も注意は必要な状況です。
とはいえ、現在主な観光地において、通行止めや入場規制などの情報は入っていません。
しかし現在から6月上旬にかけてスリランカ旅行を予定されている方は、雨具の準備をお忘れなく。
雨具で一番使いやすいのは折りたたみ傘かと思いますが、折りたたみ傘の場合なるべく軽量化されたアルミ骨よりも、かさばりますが通常のステンレス骨をお勧めいたします。
傘にもよりますが、アルミ骨では少しの風でひっくり返ったり、豪雨に対して強度が弱く、スリランカでは使い物にならないことが多い可能性があります。
スリランカでも折りたたみ傘は購入できます。スリランカでは傘といえば折りたたみ傘が主流のため、スーパーや本屋や薬局、文房具屋などの小売店でも多く取り扱っています。価格は500スリランカルピー(約400円)前後で値ごろですので、スリランカに来てから傘を購入でもよろしいかもしれません。
コロンボでも終日降り続けることはないものの、朝昼晩と定期的に雨が降っている状況です。
現在豪雨に伴う大きな被害はないものの、昨年(2017年)は同じ時期の豪雨に伴う、洪水や土砂崩れで200名以上が犠牲となっているため、今後も注意は必要な状況です。
とはいえ、現在主な観光地において、通行止めや入場規制などの情報は入っていません。
しかし現在から6月上旬にかけてスリランカ旅行を予定されている方は、雨具の準備をお忘れなく。
雨具で一番使いやすいのは折りたたみ傘かと思いますが、折りたたみ傘の場合なるべく軽量化されたアルミ骨よりも、かさばりますが通常のステンレス骨をお勧めいたします。
傘にもよりますが、アルミ骨では少しの風でひっくり返ったり、豪雨に対して強度が弱く、スリランカでは使い物にならないことが多い可能性があります。
スリランカでも折りたたみ傘は購入できます。スリランカでは傘といえば折りたたみ傘が主流のため、スーパーや本屋や薬局、文房具屋などの小売店でも多く取り扱っています。価格は500スリランカルピー(約400円)前後で値ごろですので、スリランカに来てから傘を購入でもよろしいかもしれません。
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