1. ι? ???
  2. 旅行ブログ
  3. エジプトペリカンさんのブログ
  4. 古代エジプトの神々〜セクメト女神〜

  海外エリア: アフリカ > エジプト の他のブログはこちら|

日通ペリカントラベル・ネット・エジプトが発信する現地情報
日通ペリカン・トラベル・ネット・エジプト
エジプトのホテル予約、ツアー、空港送迎、ガイド、情報満載。現地価格で予約。
プロフィール

ニックネーム:
エジプトペリカン
居住地:
アフリカ>エジプト>カイロ
会社名:
日通ペリカントラベルネット エジプト店
会社英字名:
会社所在地:
アフリカ>エジプト>カイロ
会社電話番号:
20-2-22702305
業種:
旅行業
自己紹介:
日通ペリカントラベルネット エジプト店は、エジプトの首都カイロにオフィスを構え、日本、また世界各地にお住まいの日本人のお客様向けに、宿泊を伴うエジプト国内ツアーから、日帰りのオプショナル、各地ホテル、空港送迎、専用車手配をご案内しております。

お客様のご希望に応じてツアーのアレンジやオリジナルツアーの作成・見積もいたします。観光だけでなく、スエズ運河の見学や長期間の専用車チャーター、観光地ではない都市のホテル手配など、ビジネスでもご利用いただけます。

日本人スタッフが日本語でご対応。どうぞお気軽にお問合せ下さい!

カレンダー
1月<2020年2月    
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829

アーカイブ

古代エジプトの神々〜セクメト女神〜

2010/06/03 11:09
セクメト
エリア:
  • アフリカ > エジプト > アスワン
テーマ:
  • その他
皆様、こんにちは!久し振りの古代エジプトの神々シリーズ。今日はプタハ神の奥様・セクメト女神をご紹介します。



〜セクメトの姿〜セクメトはライオンの女神達、また猫としてはバステトといった女神達のグループに属しています。セクメトは常に雌ライオンとして、またライオンの頭(レオントセファル)の女性の姿で表されます。元素は火、色は黒と赤。神聖動物は雌ライオン、そして猫などの猫科の動物が神聖動物となっています。セクメトはライオンの姿をし、他の姿をする事はありませんが、他の女神がセクメトと同じライオンの頭を持つ例は多々あります。雌ライオンの女神のシェセムテト、パフト、テフヌトを始め、レネヌテト、タウレト、ウアジェト、ムトなどもライオン頭の女性の姿で表される事がありますので、ライオンの頭部の女神=セクメトではありません。神様のレリーフの横には必ず名前が描かれていますので、それで見分けます。

〜セクメトの信仰地〜地理的な起源ははっきりとしていませんが、上エジプト第2ノモスのレトポリスと考えられ、エジプト各地の聖域で信仰されました。エスナのクヌム神殿では【鎮められたセクメト】の祭儀が執り行われました。

〜セクメトの家族&仲間〜セクメトの夫はメンフィスのプタハ神、そのプタハとの間の息子はネフェルトム。この三神はファラオ時代の末期まで崇拝されました。他の地域神との結びつきにより、魔法の神ヘカ、レオントポリスのバステトの息子のマヘス、ハトホルの息子イヒ、更にホルスもセクメトの息子とされました。バステトは、シェセムテト、ウァジェト、ウラエアス、ムト、テフヌト、メンヒト、メンケルト、アスタルテ、レネヌテト、ネクベト、ハトホル、イシスなどの女神たちと密接に結び付き、習合しました。

〜セクメトの役目&性質〜神々の中で最も古く重要な女神の1人。王の母、神々の世界においては【ラーの目】としてラーに保護を与えます。残忍な性格の女神としても考えられ、猫の女神バステトはセクメトの鎮められた姿。反抗的な性質を持つ事からアスタルテ、ハトホル=テフヌトといった他の雌ライオンの女神とも関連付けられました。怒り狂った雌ライオンが火の様な息を吹く事から、【燃えるような者】【炎】といった形容詞が与えられましたが、セクメトの息は疫病やあらゆる病をもたらす恐ろしいものと考えられました。

その為セクメトの祭司達は逆説的に医者であり、魔法使いであり、セクメトは魔法の女王であり、人々はセクメトに病の治癒を祈願しました。プタハとセクメトの息子ネフェルトムは太陽の子供であり、永遠の若さと再生と考えられました。【ラーの目】でもあるセクメトは、太陽神をめぐる伝説群と【人間の破壊】の神話、及びいくつかの古代文明に見られる神の額についた【第3の目】、そしてウラエウスの神話に組み込まれました。

また【遠方の女神】であるハトホル=テフヌトと習合し、洪水の神話にも入りました。その為後の時代において、オシリス物語群と結び付き、魔術的なテキストに述べられているように、イシス=セクメトはオシリスの敵達を全滅させる力を持っていました。

セクメトは、その姿からも分かるようにとても残忍&冷酷な性格の女神で、堕落した人間達に怒り、人類を滅亡させようとした事もありました。

その魔力は現代の今尚、影響力を持っている様でその魔力(?)をガイド時代に実際に体験した経験があります。カイロ郊外の遺跡・メンフィスにこのセクメトと夫プタハ、そして息子のネフェルトムの三神の像があるのですが、その像の説明をしている最中、その像の写真を撮ろうとしたお客様が急に「あれ?カメラのシャッターが下りない。」と言い出しました。

すると他のお客様も「あ、私のも。」「あ、俺のも。」と何と3名のお客様のシャッターがおりなくなってしまったのです。皆で「さすが破滅の神様。今でも力を持ってるんだな〜。」と関心したのですが、その日はセクメトさん、ちょっとご機嫌ななめだった様です。きっとその日はお化粧のノリが悪く、そんな姿をお写真に撮られたくなかったのですね。(笑)ちなみにシャッターがおりなくなった3台のカメラですが、結局メンフィスにいる間使う事が出来ず、メンフィスを出発してしばらくしてから「あ、撮れる様になった。」「私のも」「俺のも。」と・・・。古代エジプトの不思議ですね。

※参考文献:エジプトの神々事典(河出書房新社出版)






By K
  • この記事が参考になった人(6)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない