-
エリア:
- 関東 > 栃木 > 奥日光
- 関東 > 栃木 > 中禅寺湖
- 関東 > 栃木 > 日光
-
テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / ドライブ
関東地方以外の方ですと、栃木県がどこにあるのかは知らなくても“日光の杉並木”は知っているという方もいらっしゃるようです。
それもそのはず、この杉並木は全長37km(※注)もある、世界最長の並木道なのです。
(※注 イギリスのビール会社が発行するギネスブックには、寄進碑までの距離を省いた35余kmと記載されています)
この杉並木は、そもそも徳川家康から3代にわたってつかえた松平正綱が植樹したもので、寛永2年から20年以上をかけて完成させた一大プロジェクトだったのです。
日光街道、日光例幣使街道、会津西街道の3つの街道を貫くこの杉並木は、その全てが家康が祀られている日光東照宮へと続く、いわゆる長〜い参道なのです。
何だかケタが違いすぎて唖然としちゃいますよね。

迫力満点の杉並木
道幅が細くなっている並木道部分は、安全のため車は迂回路を走る仕組みになっているので、こうやって徒歩でじっくり杉並木を見ることが出来ます。

名札がついている杉は「日光杉並木オーナー制度」で保存ための寄付を受けている杉です。
最近は不景気でオーナーの数も減る一方です。

街道沿いには、現在は使われていない接合井の姿も…。

一本一本に何とも言えぬ個性が
杉の老齢化や環境の悪化で、毎年100本以上の杉が枯れています。
「オーナー制度」なども導入していますが、自然保護よりも利便性を優先する現代においてはとても追いつかないのが現状です。
こうした日光杉並木の壮大な姿も、将来、見られなくなってしまうのは悲しいですね。
【文/写真・AT(Esprit)】
それもそのはず、この杉並木は全長37km(※注)もある、世界最長の並木道なのです。
(※注 イギリスのビール会社が発行するギネスブックには、寄進碑までの距離を省いた35余kmと記載されています)
この杉並木は、そもそも徳川家康から3代にわたってつかえた松平正綱が植樹したもので、寛永2年から20年以上をかけて完成させた一大プロジェクトだったのです。
日光街道、日光例幣使街道、会津西街道の3つの街道を貫くこの杉並木は、その全てが家康が祀られている日光東照宮へと続く、いわゆる長〜い参道なのです。
何だかケタが違いすぎて唖然としちゃいますよね。

迫力満点の杉並木
道幅が細くなっている並木道部分は、安全のため車は迂回路を走る仕組みになっているので、こうやって徒歩でじっくり杉並木を見ることが出来ます。

名札がついている杉は「日光杉並木オーナー制度」で保存ための寄付を受けている杉です。
最近は不景気でオーナーの数も減る一方です。

街道沿いには、現在は使われていない接合井の姿も…。

一本一本に何とも言えぬ個性が
杉の老齢化や環境の悪化で、毎年100本以上の杉が枯れています。
「オーナー制度」なども導入していますが、自然保護よりも利便性を優先する現代においてはとても追いつかないのが現状です。
こうした日光杉並木の壮大な姿も、将来、見られなくなってしまうのは悲しいですね。
【文/写真・AT(Esprit)】
- タグ:
- 日光
- 杉並木
- 徳川家康
- 東照宮
- ギネスブック