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- 天近くの白の大地、ウユニ塩湖
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エリア:
- 中南米>ボリビア>ウユニ
- テーマ:観光地 自然・植物
- 投稿日:2014/04/22 12:51
標高約3,700mのアンデス高原地帯に広がるウユニ塩湖。
その規模は南北約100km、東西約250km、面積約12,000km²(四国の約2/3の大きさ)に及び、世界最大の塩湖と言われます。
太古の昔、アンデス山脈が隆起した際に、海水が山頂に残り、流出する川を持たない地形と乾燥した気候がこの自然芸術を創り上げました。
最近ではリチウムの埋蔵量が世界の半分を占めると言われ、注目を集めています。
この地に立つと、永い時を刻んだ地球の不思議なパワーが貰える気がするのです。
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- シベリア鉄道で訪ねる神秘の湖、バイカル湖
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エリア:
- ヨーロッパ>ロシア
- テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/04/21 14:06
神秘の湖と呼ばれるバイカル湖。
アジアでは、カスピ海についで2番目、琵琶湖の約50倍もの広さを持つこの湖は、世界一の透明な湖ということでも有名です。
350もの川が流れ込み、出て行くのはアンガラ川のみということで、貯水量も世界最大で世界の淡水の25%に相当します。
また、ここにしか生息していない固有種も多く、自然の豊かさ評価され世界遺産にも登録されています。
バイカル湖付近にはバイカル湖博物館があり、珍しい植物や鉱石、動物や魚の標本が展示してあります。
この博物館のアイドルは丸々とかわいいバイカルアザラシ。
数あるアザラシの中でも淡水でも生きられるよう進化を遂げてきたという種です。
身体は銀灰色で斑紋がなく、平均体調122cmで体重50〜60kg。
かなりぽっちゃり型ですね。
あまり敏捷性がなく、冬の間は氷上に巣を作り生活するそうです。
約8万頭が生息していると言われています。
博物館内の水槽には2頭のかわいいバイカルアザラシが水槽の中を右から左へ、左から右へと互いにじゃれ合いながら泳いでいます。
なんとも愛くるしい容貌にすっかり虜になってしまいます。
このバイカル湖を訪ねるには、世界一長い鉄道(全長9,297km)であるシベリア鉄道がお勧めです。
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- 青海チベット鉄道に乗って聖地ラサへ!
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エリア:
- アジア>中国>拉薩(ラサ)
- テーマ:鉄道・乗り物 自然・植物
- 投稿日:2014/04/03 11:39
本日は、聖地ラサを目指す「青海チベット鉄道」の旅をご紹介します。
途中、5000m以上の高所を通過する列車は、青海省とチベットの両方の厳しくも雄大な自然を目の当たりにしながら、チベット自治区のラサへ向かいます。
車窓からの景色は常に移り行き、次々と違う表情を見せてくれます。
草木の無い土色の乾燥地帯、高い山脈が連なる白銀の高山地帯、緑の牧草地とクリーム色の羊の群れ、ヤクの真っ黒な固まり、地平線の向こうから押し寄せるような幾筋もの透明な川の流れ、そして、4000m以上の高地で放牧をしている遊牧民のテントからもくもくと上がる灰色のストーブの煙・・・と、様々な色彩が目に飛び込んできます。
カメラを構えるのを忘れるほど、目の前の景色にずっと見入ってしまうほどです。
太陽の光を浴び、キラキラと輝くツォナ湖(4594m)も見所のひとつです。
真っ青なチベットらしい空の下、ターコイズ色に煌めく湖は最高の景色です。
また、途中通過するココシリ自然保護区という場所ではカモシカやヤク、羊など多くの動物を目にすることができます。
本当に手付かずの大自然の中を駆け抜けていく列車だからこその絶景の連続であり、これだけ変化に富んだ場所を走破する鉄道もなかなかないのではないかと思います。
ところで、列車の中には、お湯がたっぷり積んであります。
魔法瓶などに詰めてコンパートメントに置いておけば、好きな時間にお茶を飲むことが出来ますので、日本から持ってきた日本茶を飲みながらリラックスモードで青海チベット鉄道の旅を楽しむのがオススメです。
水分をたくさんとることは高山病予防にも効果的です。
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- ブラジルのパンタナール大湿原をご存知ですか?
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エリア:
- 中南米>ブラジル
- テーマ:観光地 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2014/04/02 11:08
本日は、生命の楽園パンタナール大湿原をご紹介したいと思います。
パンタナール大湿原は南米大陸のほぼ中央、ブラジル・ボリビア・パラグアイの3国にまたがる湿原で、雨季には約23万平方km(日本の本州とほぼ同じ広さ)にもなります。
ギマラインス高原、アモラール山脈、ボドケーナ山脈などに囲まれ、これらを水源とした大小様々な河川が、主要河川パラグアイ河に流れ込みます。
観光のペストシーズンは、乾季にあたる、6月〜9月。
1990年代になってからは、環境の保護にも力を入れ始め、動植物の乱獲を防ぐ為に管理されています。
さて、パンタナールの観光は主に北と南に分かれ、北は主に動物、南は水の楽園と思って頂くとわかりやすいかもしれません。
北パンタナールは、クイアバという町からパンタナール縦断道路を約3時間、小型バスで走ります。
車窓からは、大型の鳥トヨヨ(ズグロハゲコウ)や体が青いアララアズール(スミレコンゴウインコ)、水辺にはワニ、道端にはカピバラの親子とめまぐるしい程次から次へと動物が現れます。
北パンタナールには観光農場やキャンプ場も多く、日中の動物ツアーの他、ナイトツアーや釣り、乗馬など色々なアクティビティーが体験できます。
さて南パンタナールの魅力は?というと、まず、ボニートと呼ばれる透明度の高い川でシュノーケルが体験できます。
ここは石灰岩が混じった土壌の為、汚れが浄化され、水が透明になるそうです。
また、青の地底湖も必ず訪れて頂きたい場所です。
ここは、ガイドと一緒にヘルメット着用して洞窟に入っていきます。
足場も滑りやすいので、注意が必要です。
どんどん奥へ進むと徐々に光が遮断され、耳を澄ませば、かすかに水滴が落ちる音が聞こえます。
炭酸カルシウムを多く含むこの水滴によって、床面で石筍が形成され、さらに上下でつながると石柱となります。
約1年で1mm成長すると言われています。
とても神秘的で素敵な場所なので、是非足を運んで見て下さい。
長い地球の年月の中で、形成された大自然の営みに包まれ、日頃のストレスも吹き飛んでしまいます!
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- ブラジルにある奇跡の絶景!レンソイス白砂漠
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エリア:
- 中南米>ブラジル
- テーマ:観光地 ビーチ・島 自然・植物
- 投稿日:2014/04/01 13:09
レンソイス国立公園の正式名称は「レンソイス・マラニャンセス国立公園」。
レンソイスとはポルトガル語でシーツを意味します。
つまり真っ白なシーツを広げたような白い砂漠というのが名前の由来です。
サンルイスというマラニャン州の州都から約260キロ東に位置し、大西洋に面しています。
レンソイスは、大レンソイスと小レンソイスの2つのパートに分かれていて、大レンソイスの方は、大きさ南北約50キロ、東西約90キロの面積で東京23区よりも広いそうです。
さらに、毎年20メートルずつ広がっているそうです。
この白砂漠の真っ白な砂の成分は石英で、よーく目を近付けるとキラキラと輝く結晶が分かります。
一体全体、この白い砂漠はどこから来たのでしょうか。
約3000年前に出来た川が運んで堆積した砂の集まりだという人も、10000年前から存在していたという人も居て、実際のところはよくわからないようです。
レンソイス白砂漠がこれほどまでに訪れた人々を魅了するのは、白砂漠にエメラルドグリーンのラグーンが出現するからです。
12月頃から4月頃までの雨季の間に降った雨が、砂の谷間に残り、このラグーンを生み出すのです。
ラグーンには小魚がたくさんいます。
雨季の間はラグーン同士が繋がり、魚は白砂漠を自由に泳ぎまわります。
ラグーンに足を入れると、垢を食べに!?寄ってきます。
透明度が高いので、無数の小魚を見られます。
さて、ここでレンソイス白砂漠を訪れる方へのご注意を!
(1)サングラスは必需品
太陽の光を受けて輝く、レンソイス白砂漠はまるで北海道のゲレンデのよう。
是非、サングラスをお忘れなく。
2)カメラに気をつけて!
石英の粒はとても硬く、そして細かいため、精密機器の敵です。
絶対に落とさないようにお気をつけ下さい!
まだまだ調査段階で、分かっていないことも多いらしいレンソイス国立公園。
解明されていないことも多いそうですが、何も知らなくても、何もわからなくても、ただ見るだけで感動する砂漠なのです。
是非、人生に一度は訪れてみてくださいね。
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