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- 大雨のち曇り、一度だけ晴れ。プーケット視察旅行
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エリア:
- アジア>タイ>プーケット
- テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2016/10/25 14:01
キャセイパシフィック航空、タイ国政府観光庁、ハイアットリージェンシーホテルズアンドリゾ-ツ共催
のFAMツアーに参加させてもらいました。9月はちょうど雨の多い時期、通称グリーンシーズン。
雨期と言っても一般的には1日中降るわけではない。西側はモンスーンの影響を受けやすく波が高くなるので
ビーチは遊泳禁止の旗が立てられることが多い、という程度の知識は行く前から備えていたがまさか着いていきなり
土砂降りに遭うとは全く予想していなかった。悪天候の中、早速ビーチインスペクションに出かけた。
雨でビーチに人がいない。どこも波が荒く、それぞれの特徴を憶えづらい。
天気の良い日にもう一度連れて来られてもまず思い出せない自信があるくらいの淋しい風景。
行ったという事実が消えないよう、せめて記録だけ残しておく。
カマラビーチ・・・パトンビーチの北隣。とても静かなプライベートビーチのような雰囲気
バンタオビーチ・・・カマラよりさらに北。ラグジュアリーリゾートが点在する、島一の高級リゾート地
ラワイビーチ・・・島の南にある静かな田舎のビーチ
カロンビーチ・・・パトンビーチから南、隣のビーチ。パトンの喧騒から逃げたい人にお勧め
カタビーチ・・・カロンよりさらに南にある静かなビーチ。透明度が高くシュノーケリングに最適
<ハイアットリージェンシープーケット>
最初に泊まったのがハイアットリージェンシープーケット
空港から車で45分、カマラビーチの南、カマラ湾の景色を望む急な丘の中腹にひっそりと建っている。
2013年12月のオープンなのでまだ3年も経っていない新しいラグジュアリーリゾート
客室は全部で199。敷地は広く、坂になっているのでホテル内はカートで移動する。
歩けなくもないのだが登りの傾斜はややしんどいかも。到着日は大雨であったのでカート頼りとなる。
あとで訪れたパトンビーチと違いとても静かなリゾート。部屋も一番狭いスタンダードツインでも46平米あって
一人で使うととても広く感じる。アメニティは完璧。ベッドも寝心地よく腰痛の心配、恐怖がない。
屋外プールやスパはもちろんフィットネスセンター、キッズクラブまで備えているので
家族連れや長期滞在者向けのホテルと思う。ちょうど工事中だったが11月にはプライベートビーチまでのアクセスも
良くなるとのこと。
<最新のリゾート・ハイアットプレイスプーケットパトン>
2016年6月にオープンしたばかりというハイアットプレイス。
プレイスはハイアットホテルアンドリゾーツが展開するカジュアルブランドでところどころコストを考えて造られているとのこと。
ホテルの敷地自体はそんなに大きくなく、すべてがコンパクトにまとめられたスタイリッシュなホテル。
パトンビーチの北側、アンダマン海を一望する丘に建っていてビーチまでは徒歩5分、パトンの中心地のバングラ通りまでは徒歩30分程度というロケーション。歩きたくないなら1時間に1本無料の片道シャトルを使っても良し。
部屋数は161室。マウンテンビュー、プールビュー、オーシャンビュー、さらにコネクティングルームやスイートルームもありカップルからファミリーまで静かに楽しめるホテル。
どちらかというと遊び派の人にお勧め。もちろん遊びと滞在、両方楽しみたい方もOK。
<泊まるならオーシャンビュー>
客室は全室バルコニー付。プールビューの部屋はバルコニーで喫煙が可能。
高台に位置しているので海側の部屋からはパトンビーチを一望できる。たばこを吸わないなら海側が絶対お勧め。
カジュアルブランドのハイアットプレイスだが、ベッドやアメニティは他のハイアットグループと同じ物を使用しているのがポイント。決して見劣りしない、シンプルで機能的な造りの客室
あと興味深いのは、チェックインフロントがバーを兼用している点
ロの字に造られたフロントとバーカウンター。鍵を渡すだけでなく振り向いて酒もサーブするなどフロントの女性は
1人2役。うーん、ユニーク!こうした人と場所の経費の無駄を省き、宿泊料をお客様に還元している、
その企業努力に感激。因みにビール1杯100バーツと価格も他と比べて良心的。もちろんプールやジムなどの施設も完備、朝食も美味しいので満足いく滞在が約束できる。
<コーラル島で太陽を感じる>
今回、現地滞在約72時間のうち、わずか8時間だけ太陽を感じた場所、それがコーラル島。
サンゴ礁に囲まれている島、別名ヘイ島。モンスーンの影響を受けにくいので年中楽しめるプーケットのオプションナルツアーで一番人気の島。パトンエリアから乗り場のあるビーチまで車で大体40から50分、そこからボートで15分。乗船時にライフジャケットの着用が義務付けられている。
昨夜の酒が残っており、まぶしい太陽とボートの揺れがちょっとしんどい。そんな状態でも島が見えてくると酔いも醒めて興奮してくるから不思議。
ところが島は中国人だらけ、自撮り棒を持ったおてんばなお姉さまたちが砂浜に群がっている。
遠目に眺めると時間帯によっては芋洗い状態、いったいここはどこの国なのか?と言いたくなる。ちなみに日本からの旅行客が年間100万人に対して中国からは月間100万人と倍!ケタが違う。
ここまで多いと勝ち目はない。
海は思ったより透明で綺麗だった。そんなに遠くまで入って行かなくても魚が寄ってくる。
ここでの主な過ごし方(有料アクティビティ)はバナナボート、シュノーケリング、パラセイリング。
<夜のテーマパーク・プーケットファンタシー>
カマラビーチにあるプーケットで最初かつ最大のカルチャー・テーマパーク。
ここで王国のファンタジーと呼ばれるおよそ90分のショーを見学。カマラ王国という幻想神話に沿って、タイの文化や古典舞踊、象のショーなどのパフォーマンスが見られる。ショーの撮影は一切禁止。入口で携帯、カメラを預けなければならないのがとても面倒。ショーそのものは仕掛けが大がかりで凝っている。面白いかどうかは受け止め方次第。
<テキーラの誘惑・バングラ通りへ>
プーケット一の夜の繁華街、バングラ通り。詳しい説明は要らない、百聞は一見にしかずということわざが的確な
もう1つの夜のテーマパークで遅くまで遊べる。
深夜にかかわらず両替所も全開、レートも悪くない。
金持ち中国人のオヤジを中心にタイバーツが次々と夜空に消えてゆく・・経済の勉強にも最適な男たちのオアシス。
<これから注目のカオラックへ>
プーケット国際空港から北上。大きな橋を渡って1時間強、パンガー県に属するカオラックへ。
その中心地はとても静かで素朴な村という印象
ここは世界有数のタイビングスポットであるシミラン諸島やスリン諸島の拠点となっている。
まだまだ日本人には馴染みが薄いが高級リゾートサロジンをはじめラグジュアリーリゾートが建ち並んでいる。
プーケットの他のビーチと比べて静かでプライベート感のただよう白砂のビーチが続くのが特徴なのだが残念な天気のため体感できない。
もうプーケットの時代は終わった・・・次はカオラックだ!とささやかれるほど観光地としてのポテンシャルを
備えている。
<津波メモリアル>
2004年12月26日に起こったスマトラ島沖地震で津波がカオラックビーチ一帯を襲った。
ほとんどの宿泊施設が壊滅的打撃を受け、タイ国内では最大の被災地となってしまった。その事実を残すために
創られた公園。津波の力で引きずり上げられたという船
訪れたちょうどその日から名前が変わったというプルマンリゾートホテルでランチ
これがこの旅、最後のタイ料理、そして仕上げはタイマッサージという流れ。
以上、およそ72時間という短い滞在時間中、太陽が出ていたのはわずか8時間、比率でいうと約10%。
残りの90%は大雨、または曇り、成田に着いたらやはり雨というかつて経験のないほどの雨男たちの
ツアーでしたが、参加者の皆さんとの素晴らしい絡みに恵まれとても楽しい旅になりました。
天気は悪くとも巡り合う人によって旅のレベルが上がることを再認識!この場を借りて関係者の皆様に
御礼申し上げます。
(2016年9月 櫻本竜一)
- トレッキングを極めたマレーシア(コタキナバル・クチン)の旅6日間
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エリア:
- アジア>マレーシア>クチン
- アジア>マレーシア>コタキナバル
- アジア>マレーシア>キナバル山
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/10/25 13:55
今回はファムトリップでマレーシアのコタキナバルとクチンを訪れる機会を得た。
このツアーのキーワードはなんといってもトレッキング!トレッキング!トレッキング!
(重要なので3回言いました。)
まず日程表を渡され目にはいったのがトレッキング3回、そして6時間の文字。
えっ、わたし日本でもトレッキング未経験、そして運動もそんなに得意ではないのに大丈夫かな…楽しみな気持ちとちょっと不安な気持ち、両方抱えながら迎えた当日だったが、そんな心配皆無なほど楽しい旅となった。(この6日間で流した汗はペットボトル2リットル分くらいだと思う。)
【日程表】
1日目:成田発→コタキナバルへ(コタキナバル泊)
2日目:マフア滝トレッキングと市内観光(コタキナバル泊)
3日目:コタキナバル→クチンへ セメンゴワイルドライフセンター観光(クチン泊)
4日目:バコ国立公園トレッキング(クチン泊)
5日目:クバ国立公園トレッキングとマタンワイルドセンター観光
クチン→クアラルンプール乗り継ぎで成田へ(機中泊)
6日目:成田着
【サバ州コタキナバル】
●マフア滝トレッキング【第1回トレッキング】
コタキナバルといえばアジアを代表するビーチリゾート。そんなビーチリゾートの雰囲気と昔から続く大自然の魅力が残る街がここ、コタキナバルだ。よく知られているのはキナバル山やテングザルの見学。今回はそれに匹敵する新しい魅力を発見しよう!とのことでマフア滝と呼ばれる滝を目指してトレッキング。ここはトレッキングといっても700mくらいの舗装された道を歩くので、体力に自信がない方も安心して参加することができる。近づくと聴こえてくる水の音を聞きながら、ゴールを目指す。到着地点に辿り着くと、透き通った水が流れる滝からマイナスイオンを存分に感じる。歩いて汗をかいた身体も、水のしぶきを浴びて一気に疲れも吹き飛んだ。
ここ、コタキナバルにはシティホテルからリゾートホテルまで、たくさんのホテルが存在している。
その中でもコタキナバルで大人気の2つのホテルをご紹介!
● シャングリラ・タンジュンアル・リゾート
シャングリラ・タンジュンアル・リゾートは世界的にも有名なシャングリラ・リゾートのひとつで、コタキナバルにはラサリア・リゾートとシャングリラ・タンジュンアル・リゾートの2つがある。
タンジュンアルには2つの棟(ウィング)が建っている。1つ目はキナバルウィングで、部屋のカテゴリは「キナバル・マウンテンビュー」と「キナバル・シービュー」の2種類。その名の通り、マウンテンビュールームからはキナバル山を眺め、シービューからはコタキナバルの海を眺めることができる。
もう1つはタンジュンウィングで、ここでは「タンジュン・シービュー」に宿泊できる。
ホテル内には大きなプールやプライベートビーチもあり、カップルから家族連れまで楽しむことができるリゾートだ。また、シャングリラが誇るスパ「氣(chi spa)もコタキナバルの海に囲まれながらうけることができるのも魅力の1つである。
そしてなんといっても感動したのはここ、「スターラウンジ」
ホテルのチェックアウトは12時なのに帰りのフライトは深夜…時間の過ごし方しかり、フライト前にシャワーを浴びたりしたい…なんて思っているのはわたしだけではないはず!ここでは、チェックアウトした後もソファでリラックスしたり、プールで泳いだ後にシャワーを浴びたり、読書だってできる。ここがあれば、チェックアウトした後も出発ギリギリまで思う存分コタキナバルを楽しむことができるのだ。何度も訪れたくなるようなホテル、これがタンジュンアル・リゾート。あなたも次のデスティネーションにはここ、コタキナバルのタンジュン・アルをチョイスしてみては?
●ステラハーバーリゾート
ステラハーバーリゾートはゴルフ場やプールが敷地内にある広大なリゾート。リゾート内には、こちらもふたつの棟(ウィング)があり、2つの棟の行き来にはバスが必要なくらい広い。
まずはパシフィックウィング。ここには「ゴルフビュールーム」と「シービュー」の2種類の部屋があり、洋風の造りが印象的。部屋の中からはそれぞれゴルフ場や海を眺めることができる。
また、もっとアジアンリゾートを楽しみたいという方におすすめなのがマゼランウィング。パシフィックウィングとはうってかわって、開放感溢れるアジアンテイストな造りになっている。ここではマウンテンビューとシービューの2部屋に宿泊することができる。
そしてこのリゾートのおすすめはなんといってもマンダラスパ!世界的に定評のあるスパを一度は体験してみたいというそこのあなた、ステラハーバーに宿泊したときはぜひご予約を。
【サラワク州クチン】
3日目からはサラワク州のクチンに移動した。マレーシア語で猫の街=クチン、その名の通り街中では猫にたくさん出会えることができる。サラワク川に沿って道が通っており、夕暮れに散歩するとその神秘的な風景に酔いしれる。中国系の影響も多く受けているので東南アジアと中華系が混じり合って、独特な雰囲気を醸し出しているのがここ、クチンなのである。
私たちはヒルトン・クチンに滞在した。ヒルトン・クチンは市内中心部に位置し観光にもとても便利なホテル。朝食のビュッフェでは、クチン名物のスパイスの効いた麺料理「ラクサ」も食べられる。
●セメンゴワイルドライフセンター
セメンゴワイルドライフセンターは保護されたチンパンジーを野生に返すための手助けをする施設で、約20頭のチンパンジーが保護されている。彼らをみることができるのは朝と夕方に食べ物をあげる時間。周辺にはロープなども置いてあり、無邪気に遊ぶ赤ちゃんチンパンジーをみるチャンスもある。
おすすめの時期は森の中であまりフルーツがとれない時期だそう。ここではチンパンジー以外にワニも保護されていて、間近であんなに大きいワニを見られるのも貴重な体験になるかもしれない。
●バコ国立公園
今回の旅のハイライトは他でもない、バコ国立公園でのトレッキングである。
バコ国立公園にはトレッキングコースが16種類あり、トレッキング初心者からベテランさんまでいくつものコースが楽しめるようになっている。公園まではボートで移動し、砂浜に上陸するときはアドベンチャーのような気分になってわくわく。ビーチには野生のいのししが歩いていて、それさえも新鮮である。また、トレッキング中もいろいろな動物に遭遇することができる。私たちは今回、片道約2時間のコースを歩いた。(多分これでも短い方…?)スタートはビーチの側を歩くのでみんなお散歩気分だったが、山に入ると急に真剣モード。山では急な斜面があったり、岩に手をついて登るところもあるので、手袋は忘れないように。また、帽子等の暑さ対策も必須。今回はトレッキング中に4種類のサルやここでしか見られない植物をみることができた。
●マタンワイルドライフセンター
クチンにある2つ目のチンパンジー保護施設がここ、マタンワイルドライフセンターである。
セメンゴワイルドライフセンターが、チンパンジーの手助けをするセカンドステージだとすると、マタンワイルドライフセンターはファーストステージにあたる。施設内で暮らすチンパンジーを見ることができる。運が良ければ飼育員さんとお散歩中のチンパンジーにも遭遇できる。
●クバ国立公園
旅行の締めくくりはやっぱりトレッキング!クバ国立公園にもいくつかトレッキングコースがあり、私たちは再度、滝を目指して歩きに歩く。旅の最終日ということもあって私たちメンバーにも疲れがみえていたが、最後はもう気力!ということで熱帯雨林の中を歩く。ここ、クバ国立公園はいろいろな種類のカエルが生息していることで有名な場所。特に、世界最小級のカエルがみつかったことで一躍有名になった場所なのである。私たちも最後の最後、帰りに1匹みることができた。
マフア滝トレッキング ★★★★(コタキナバル初めての方もリピーターの方にもおすすめ)
バコ国立公園 ★★★★★(クチンにきたらここは欠かせない!)
クバ国立公園 ★★★★★(カエルや熱帯雨林が大好きならここへ)
セメンゴワイルドライフセンター ★★★★
マタンワイルドライフセンター ★★★★(セメンゴとマタンはぜひセットでいってほしい)
(2016年7月 若狭由希)
このツアーのキーワードはなんといってもトレッキング!トレッキング!トレッキング!
(重要なので3回言いました。)
まず日程表を渡され目にはいったのがトレッキング3回、そして6時間の文字。
えっ、わたし日本でもトレッキング未経験、そして運動もそんなに得意ではないのに大丈夫かな…楽しみな気持ちとちょっと不安な気持ち、両方抱えながら迎えた当日だったが、そんな心配皆無なほど楽しい旅となった。(この6日間で流した汗はペットボトル2リットル分くらいだと思う。)
【日程表】
1日目:成田発→コタキナバルへ(コタキナバル泊)
2日目:マフア滝トレッキングと市内観光(コタキナバル泊)
3日目:コタキナバル→クチンへ セメンゴワイルドライフセンター観光(クチン泊)
4日目:バコ国立公園トレッキング(クチン泊)
5日目:クバ国立公園トレッキングとマタンワイルドセンター観光
クチン→クアラルンプール乗り継ぎで成田へ(機中泊)
6日目:成田着
【サバ州コタキナバル】
●マフア滝トレッキング【第1回トレッキング】
コタキナバルといえばアジアを代表するビーチリゾート。そんなビーチリゾートの雰囲気と昔から続く大自然の魅力が残る街がここ、コタキナバルだ。よく知られているのはキナバル山やテングザルの見学。今回はそれに匹敵する新しい魅力を発見しよう!とのことでマフア滝と呼ばれる滝を目指してトレッキング。ここはトレッキングといっても700mくらいの舗装された道を歩くので、体力に自信がない方も安心して参加することができる。近づくと聴こえてくる水の音を聞きながら、ゴールを目指す。到着地点に辿り着くと、透き通った水が流れる滝からマイナスイオンを存分に感じる。歩いて汗をかいた身体も、水のしぶきを浴びて一気に疲れも吹き飛んだ。
自然いっぱいの道を歩く
透き通った水が流れるマフア滝。マイナスイオン!
お昼は地元の家庭料理をいただく
蛾の幼虫にトライしちゃいました!
ここ、コタキナバルにはシティホテルからリゾートホテルまで、たくさんのホテルが存在している。
その中でもコタキナバルで大人気の2つのホテルをご紹介!
● シャングリラ・タンジュンアル・リゾート
シャングリラ・タンジュンアル・リゾートは世界的にも有名なシャングリラ・リゾートのひとつで、コタキナバルにはラサリア・リゾートとシャングリラ・タンジュンアル・リゾートの2つがある。
タンジュンアルには2つの棟(ウィング)が建っている。1つ目はキナバルウィングで、部屋のカテゴリは「キナバル・マウンテンビュー」と「キナバル・シービュー」の2種類。その名の通り、マウンテンビュールームからはキナバル山を眺め、シービューからはコタキナバルの海を眺めることができる。
もう1つはタンジュンウィングで、ここでは「タンジュン・シービュー」に宿泊できる。
ホテル内には大きなプールやプライベートビーチもあり、カップルから家族連れまで楽しむことができるリゾートだ。また、シャングリラが誇るスパ「氣(chi spa)もコタキナバルの海に囲まれながらうけることができるのも魅力の1つである。
キナバルウィングの外観
キナバルシービュールーム(部屋から見える景色は最高)
タンジュンウィングの外観
タンジュンシービュールーム(キナバルウィングよりシックな雰囲気?)
ホテル内を散策
大きなプール
氣—chi spa—
そしてなんといっても感動したのはここ、「スターラウンジ」
ホテルのチェックアウトは12時なのに帰りのフライトは深夜…時間の過ごし方しかり、フライト前にシャワーを浴びたりしたい…なんて思っているのはわたしだけではないはず!ここでは、チェックアウトした後もソファでリラックスしたり、プールで泳いだ後にシャワーを浴びたり、読書だってできる。ここがあれば、チェックアウトした後も出発ギリギリまで思う存分コタキナバルを楽しむことができるのだ。何度も訪れたくなるようなホテル、これがタンジュンアル・リゾート。あなたも次のデスティネーションにはここ、コタキナバルのタンジュン・アルをチョイスしてみては?
スターラウンジのソファ
●ステラハーバーリゾート
ステラハーバーリゾートはゴルフ場やプールが敷地内にある広大なリゾート。リゾート内には、こちらもふたつの棟(ウィング)があり、2つの棟の行き来にはバスが必要なくらい広い。
まずはパシフィックウィング。ここには「ゴルフビュールーム」と「シービュー」の2種類の部屋があり、洋風の造りが印象的。部屋の中からはそれぞれゴルフ場や海を眺めることができる。
また、もっとアジアンリゾートを楽しみたいという方におすすめなのがマゼランウィング。パシフィックウィングとはうってかわって、開放感溢れるアジアンテイストな造りになっている。ここではマウンテンビューとシービューの2部屋に宿泊することができる。
パシフィックウィング外観
パシフィックウィング/ゴルフビュールーム(部屋からは広いゴルフ場を眺めることができる)
マゼランウィングにあるプール
マゼランウィング/シービュールーム(開放感あふれる部屋)
そしてこのリゾートのおすすめはなんといってもマンダラスパ!世界的に定評のあるスパを一度は体験してみたいというそこのあなた、ステラハーバーに宿泊したときはぜひご予約を。
マンダラスパ
【サラワク州クチン】
3日目からはサラワク州のクチンに移動した。マレーシア語で猫の街=クチン、その名の通り街中では猫にたくさん出会えることができる。サラワク川に沿って道が通っており、夕暮れに散歩するとその神秘的な風景に酔いしれる。中国系の影響も多く受けているので東南アジアと中華系が混じり合って、独特な雰囲気を醸し出しているのがここ、クチンなのである。
私たちはヒルトン・クチンに滞在した。ヒルトン・クチンは市内中心部に位置し観光にもとても便利なホテル。朝食のビュッフェでは、クチン名物のスパイスの効いた麺料理「ラクサ」も食べられる。
空港では民族衣装を身にまとった女の子たちが出迎えてくれた
ホテル(ヒルトン・クチン)からみたサラワク川の景色
朝食会場のレストラン
猫の街、クチン
●セメンゴワイルドライフセンター
セメンゴワイルドライフセンターは保護されたチンパンジーを野生に返すための手助けをする施設で、約20頭のチンパンジーが保護されている。彼らをみることができるのは朝と夕方に食べ物をあげる時間。周辺にはロープなども置いてあり、無邪気に遊ぶ赤ちゃんチンパンジーをみるチャンスもある。
おすすめの時期は森の中であまりフルーツがとれない時期だそう。ここではチンパンジー以外にワニも保護されていて、間近であんなに大きいワニを見られるのも貴重な体験になるかもしれない。
ロープで遊ぶチンパンジーの赤ちゃん
フルーツを取りにきたチンパンジー
●バコ国立公園
今回の旅のハイライトは他でもない、バコ国立公園でのトレッキングである。
バコ国立公園にはトレッキングコースが16種類あり、トレッキング初心者からベテランさんまでいくつものコースが楽しめるようになっている。公園まではボートで移動し、砂浜に上陸するときはアドベンチャーのような気分になってわくわく。ビーチには野生のいのししが歩いていて、それさえも新鮮である。また、トレッキング中もいろいろな動物に遭遇することができる。私たちは今回、片道約2時間のコースを歩いた。(多分これでも短い方…?)スタートはビーチの側を歩くのでみんなお散歩気分だったが、山に入ると急に真剣モード。山では急な斜面があったり、岩に手をついて登るところもあるので、手袋は忘れないように。また、帽子等の暑さ対策も必須。今回はトレッキング中に4種類のサルやここでしか見られない植物をみることができた。
ボートに乗って国立公園に到着!
テングザルは思っていたよりも大きかった・・・
愛くるしいカニクイザルの赤ちゃん
シルバーリーフモンキー
マレーシア全土でも希少なマレーヒヨケザル!(移動するときはモモンガのようになるそう)
ウツボカズラ
モウセンゴケ(これはバコ国立公園でしか見ることができない)
●マタンワイルドライフセンター
クチンにある2つ目のチンパンジー保護施設がここ、マタンワイルドライフセンターである。
セメンゴワイルドライフセンターが、チンパンジーの手助けをするセカンドステージだとすると、マタンワイルドライフセンターはファーストステージにあたる。施設内で暮らすチンパンジーを見ることができる。運が良ければ飼育員さんとお散歩中のチンパンジーにも遭遇できる。
マタンワイルドライフセンター入り口
器用にペットボトルの蓋を開け、飲む姿には驚き!
カメラをむけるとこんなポーズをしてくれた
●クバ国立公園
旅行の締めくくりはやっぱりトレッキング!クバ国立公園にもいくつかトレッキングコースがあり、私たちは再度、滝を目指して歩きに歩く。旅の最終日ということもあって私たちメンバーにも疲れがみえていたが、最後はもう気力!ということで熱帯雨林の中を歩く。ここ、クバ国立公園はいろいろな種類のカエルが生息していることで有名な場所。特に、世界最小級のカエルがみつかったことで一躍有名になった場所なのである。私たちも最後の最後、帰りに1匹みることができた。
熱帯雨林の中を歩く
到着地点の滝
カエルがうつっていますがどこでしょう?
マフア滝トレッキング ★★★★(コタキナバル初めての方もリピーターの方にもおすすめ)
バコ国立公園 ★★★★★(クチンにきたらここは欠かせない!)
クバ国立公園 ★★★★★(カエルや熱帯雨林が大好きならここへ)
セメンゴワイルドライフセンター ★★★★
マタンワイルドライフセンター ★★★★(セメンゴとマタンはぜひセットでいってほしい)
(2016年7月 若狭由希)
- 中央アジアの秘境「キルギス」はとっておきの桃源郷でした。
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エリア:
- アジア>キルギス>ビシュケク
- アジア>キルギス>イシククル
- アジア>キルギス>カラコル
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2016/10/25 13:48
イシク・クル湖と天山山脈
キルギスまでの日本からの直行便は今現在はなく、ソウル経由でカザフスタンのアルマトイへ到着。ソウルからの飛行時間は6時間と以外に近かった。翌日の午前中はアルマトイの市内観光をして、国境まで車で4時間、さらに2時間かけて最初のキルギスの地「チョン・ケミン」にあいにくの雨の中到着する。翌日の天気が心配だ。そこは晴れ男と自負(自惚れ)している私にはきっと天気も味方してくれると床についた。
アシュ村
チョン・ケミン
チョン・ケミン
そんな願いがかなったのか、目が覚めると見事にいい天気。やったー!と心の中で叫ぶ。
予定とおりプログラムが組めると安心すると同時に、ゲストハウスの回りの山々がくっきりと目の前にキャンパスに描かれるように現れた。これからチョン・ケミンを周る前に、ガイドブックにも載っていないチョン・ケミンのミニ情報を披露。位置としてはキルギスの首都・ビシュケクから車で東へ約2時間のところにある。キルギス語の意味は、チョンとは「大きい」、ケミンとは「平ら」、すなわち盆地のことを指し、形状そのものが土地の名前になっている。標高は約1600m、8つの村を持つ地区で、回りは2000mから4000m級の美しい姿の山々に囲まれ、長さ12km、幅6kmの土地に8000人が住んでる。盆地の中央にはチョン・ケミン川が氷河の水を運んでくるので土地は肥え農業に適している。そのほんのりとした土地柄ゆえに、地元のキルギスの人にも、外国の人にも隠れた人気スポットになっている。前置きはさておき、レッツゴー!
馬車に乗って観光
チョン・ケミン
子供たちの絵
午前中は馬車に乗ってアシュ村の観光。馬車といってもリヤカーを馬が引っ張る原始的なもの。でもこの村の中をこの馬車で周ると恥ずかしくない。それどころか景色の中に溶け込み一体となっている。回りの山々を眺め、チョン・ケミン川を渡り、ゆっくり動く雲を眺める。実にのどかな瞬間だ。時間の進み具合がいつもの5倍、いや10倍遅いかもしれない。訪れた学校は11年制で、11年間同じ学校で授業を受ける。子供たちの天真爛漫な絵が心に残る。夏はキャンプを兼ね泊り込みだ。
乗馬体験
馬で丘歩き
遠くの山々を望む
咲き乱れる花々
午後は乗馬。乗馬と言うと草原を颯爽と走るイメージだが、ここチョン・ケミンの乗馬は「山歩き」そのもの。目の前に見える山に向かって一歩、一歩山道を入っていく。初心者でも問題なし。周りには菜の花(?)やラベンダー(?)の花が咲き乱れ、その中を心地よい風に吹かれて小山を一周。時にはえさの花や草を食べるのに、馬は立ち止まって動かなくなることもあるが、そんな時は周りを見渡し自然を体一杯に受け止めてみる貴重な時。馬に乗って1泊2日の小旅行も可能と言われたが、次回は頑張りますと辞退する。
アシュ・ゲストハウスに集うビシュケクからのグループ
ゲストハウスのオーナー家族一同
ゲストルーム
手作りの蜂蜜&ジャム
アシュ・ゲストハウスから見た夕焼け
昨夜から泊まっているアシュ・ゲストハウスはチョン・ケミン地区の中の「カラマク・アシュ村」にあるゲストハウス。短くアシュ・ゲストハウスになっている。40部屋のそれぞれは広くはないが清潔に保たれている。他にはほとんど宿泊施設がないので、チョン・ケミンを訪れる人はこのゲストハウスに泊まる。ファミリー経営の素朴で温かいおもてなしは、まるで自分の田舎にいるようだ。ここで作られる手作りの蜂蜜や杏のジャムは絶品。残念ながらお土産用には作っていない。夕飯に出たじゃがいもスープは身も心も温かくしてくれる。ビシュケクから2時間の距離やのどかな環境ゆえに地元の人にも大人気。どこからか聞きつけて海外からのお客様も数多い。私流にチョン・ケミンを名付けるならば「どこにでもあるようで、どこにもない村」となるだろうか。
岩絵野外博物館とイシク・クル湖と天山山脈
ルフ・オルド文化センター
イシク・クル湖と天山山脈
4日目は、チョン・ケミンを去るのは名残惜しいが次の「チョルボン・アタ」へ向けて出発。チョルボン・アタは「イシク・クル湖」の最大のリゾート地で、ロシアや地元の人で7-8月は満室状態が続くという。その前に、岩絵野外博物館を見学。各地から集められた石が屋外に無造作に置かれている。4000年もの前の岩絵がその石々に彫られている貴重な博物館だ。ここからのイシク・クル湖の眺めは抜群。湖畔に建つ「ルフ・オルド文化センター」は世界の宗教を融合させたユニークな場所だ。ここから湖の向こうに見える天山山脈はまるで宙に浮かんでいるかのようである。見学に立ち寄ったホテルや宿泊のホテルの周りにはバラの花が咲き乱れベストシーズンにこれた幸せを実感した。ちなみに、イシク・クルの意味は「温かい湖」、1600mの標高にありながらその名のとおり不凍湖なのだ。
バラとクンゲイ・アラトー山脈
花とクンゲイ・アラトー山脈
クンゲイ・アラトー山脈
イシク・クル湖と天山山脈
イシク・クル湖と天山山脈
5日目の早朝のイシク・クル湖の眺めは日本晴れ、いやキルギス晴れの中、絵にも描けない美しさ。ビーチから見るクンゲイ・アラトー山脈と天山山脈の姿にはただただ見とれるばかりだ。透き通つた空に浮かぶ山々。神々しいその姿。しばし写真をご覧いただきたい。
ドゥンガン・モスク
木造の聖三位一体教会
ブルジェヴァルスキー博物館
プーシキン公園
中央公園
午後は「カラコル」の町に向かう。カラコルとはイシク・クル湖の東端に位置し、その昔三蔵法師が湖に立ち寄った記録も残っている。今もキルギス人を始めロシア人、ウクライナ人、ウイグル人、ドゥンガン人が住みシルクロードの足跡が残る多民族都市だ。今は天山山脈とテルスケイ・アラ・トー(イシク・クル湖の南側の山脈)への登山基地になっている。市内には博物館、木造の聖三位一体教会、ドゥンガン・モスク、プーシキン公園等見所も多い。郊外には、以前その名が町の名前だったロシアの偉大な冒険家「ブルジェヴァルスキー」を記念した博物館がある。
自然たっぷりの朝食
手作りジャム
ジュデイ・オグス(7つの牛頭)」の奇岩
ジュデイ・オグス渓谷
馬乳酒を売っている女の子たち(日本人そっくり)
乗馬ツアー
ジュデイ・オグス渓谷
6日目は、素朴な材料で作られた食材がテーブル一杯に並べられ、見ているだけでうきうきしてくる朝食を頂き、グリーンゲートホテルを後にする。この日はキルギス観光のハイライトの一つ、「ジュデイ・オグス(7つの牛頭)」の奇岩と渓谷を訪れる。奇岩から渓谷を30分ほど車で登って行くと、そこには目を見張る草原が現れる。スイスアルプスの景観より美しいと感じた。青い空、緑豊かな森、鮮やかな緑のじゅうたんの草原、勢いよく流れる川の水。まさにこの渓谷は桃源郷そのものだ。馬乳酒を売っている女の子たちの笑顔がこの景色にマッチしている。山の上に上がっていくと、夏の間だけ乗馬ツアーをしている地元の人々が客待ちをしている。これからが稼ぎ時なのだろう。
スカスカ
スカスカ
次に2時間ほどして到着したのがキルギスのグランドキャニオンと言われる「スカスカ」。
ロシア語で「おとぎ話」の意味だが、今まで見たキルギスの風景とは全く違って荒々しく人を寄せ付けない異星のようだ。
ユルタ・キャンプ
ユルタ内部
イシク・クル湖とクンゲイ・アラトー山脈
オーストラリア人の家族
フランス人ライダー
テントスタッフ
テントの女の子
30分ほど車で今日泊まるベルタム・ユルタ・キャンプに到着。海岸沿いに9棟のユルタ
が設営されている。湖の向こうにはクンゲイ・アラトー山脈、後にはテルスケイ・アラ・トー山脈がそびえ、目の前は湖と抜群のロケーションだ。ユルタ(テント)の中は色鮮やかな刺繍模様で作られ気持ちよい居住空間を味わえる。夕食はオーストラリアのご家族、9週間もの休暇をとりバイクで旅行中のフランス人、テントのスタッフと和気あいあいと歓談しながら美味しいピラフをいただく。特にフランス人の2人組みとは話に花が咲き、お互いの国のこと、1200ccのバイクのこと、そして原発(フクシマ)の話題まで広がり大いに盛り上がった。ユルタでの就寝は、砂がテントに当たる音や、夜中に降る雨音で中々寝つけなかったが、それも自然の子守歌のようになり眠りに落ちた。
フランス人ライダー
ユルタでの朝食
ブラナの塔
バラサグン遺跡
7日目の朝は、フランス人ライダーを見送り、我々もビシュケクに向かう。ビシュケク近くの世界遺産「ブラナの塔」に着くまでの雨がここでも突然晴れ間が広がった。塔は傾いており、昔より20mも地震の影響で低くなったがそれでも空に向かってそびえ立っている。ここ「バラサグン遺跡」は古代王朝カラ・ハン朝の首都の一つと考えられており、敷地内にある沢山の石人の像が古人の歴史を偲ばせている。
楓公園で新聞を読む老人
勝利広場
大統領府
アラトー広場
議会
日本人そっくりのレストランスタッフ
最終日は緑豊かな首都ビシュケクの町を観光。100万人の人口の町は日々成長しているが、町の中央には美しい沢山の公園が憩いの場所として住民のためにある。楓公園にて新聞を読んでいる老人には余裕が感じられる。勝利広場、大統領府、アラトー広場、議会等、町歩きには絶好の町である。カザフスタンの国境までは僅か30分、そこから4時間かけてアルマトイ空港へと向かい、今回の出張は終了。中央アジアの秘境「キルギス」は本当にとっておきの桃源郷でした。
おすすめポイント
*チョン・ケミン ★★★★★ どこにでもあるようで、どこにもない村
*アシュ・ゲストハウス ★★★★★ 素朴で温かいおもてなし。癒しの宿
*イシク・クル湖 ★★★★★ 琵琶湖の9倍の大きさの不凍湖 一大リゾート地
*カラコル ★★★★ 他民族都市そして天山山脈への登山基地
*ジュデイ・オグス渓谷 ★★★★★ キルギス観光のハイライト 心洗われる草原
*ユルタ・キャンプ ★★★★ 目の前は湖、抜群のロケーションと家族の温かさ
*ビシュケク ★★★★ まるで公園都市。緑溢れる町。
2016年6月
本山泰久
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