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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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1 - 5件目まで(8件中)

アメリカ
サルベーションマウンテンに憧れて…ノープランで人任せの無責任旅in LA☆
エリア:
  • 北米>アメリカ西部>ロサンゼルス
  • 北米>アメリカ西部>ロング ビーチ
  • 北米>アメリカ西部>アメリカ西部その他の都市
テーマ:買物・土産 観光地 
投稿日:2016/10/25 15:01


最近社内で人気沸騰中のアメリカ!
今まで辺境ばかりを旅していて、王道のアメリカを旅するのはほぼ初めて。
数年前からSNSなどでサルベーションマウンテンという場所が気になっていた。
でも、調べても広いアメリカの砂漠のど真ん中にあるという事で、どうやって行くものかと手をこまねいていた。
そんな私に朗報が!ファイブスタークラブを卒業された大先輩がその砂漠の近く(と言っても車で数時間走っていただく)に住んでいるというではないか。
先輩にも会えて、憧れの地に行くこともできて、まさに一石二鳥!いや、二鳥以上の価値がある!
約1年計画を温めてついにこの秋、実行に移す時が来た〜〜〜!

ロサンゼルスとその近郊のみで5日間という、比較的コンパクトな日程のため、LAの観光はギュッと1日に濃縮。
早くから朝食を摂りにサンタモニカへ向かった。
イメージしていた通りの青空とヤシの木の並木道に、心が弾む。
サンタモニカの街並み


先輩オススメのオシャレレストランFIGにてオシャレブレックファスト。
朝からボリューム満点でとっても美味しく、雰囲気もスタッフのサービスもよく大変満足な朝食だった。
FIG


エッグベネディクト


優雅なひと時を過ごした私たちはサンタモニカピアを目指すべく、ビーチ沿いをお散歩。
この美しいビーチを写真に収めようとカメラを探すも、なんと先ほどのレストランに忘れていた!
でも優しいスタッフさんの手により、カメラはちゃんと保護されていてほっと一安心。
無事カメラが手元に戻り、サンタモニカのお散歩仕切り直し!
サンタモニカビーチ沿いをお散歩


そしてサンタモニカピアの桟橋へ。


サンタモニカピア


このアーチをどうしても写真に収めたかった私。
このショットって誰でも一度は目にしたことがあるのではないか?
アーチをくぐり、桟橋へ。1909年にできた桟橋は木造でとっても雰囲気が良い。また桟橋の上には遊園地もあって驚いた。
アメリカについては本当に全く知識の無い私。ここサンタモニカがかの有名なルート66の終着点とは知らなかった。ルート66はバイカー憧れの地らしく、マッチョなバイカーたちが記念写真を撮っていた。
バイカーたちを盗撮


サンタモニカピアにて


青空、ヤシの木、桟橋、バイカー、ビーチ、遊園地、路上ライブをする人・・・この雰囲気、楽しすぎる!

そしてショッピングも楽しみにしていた私。日本未上陸のセレクトショップをハシゴしてもらう。
それにしても、なんの下調べもせずにアメリカまでやってきた私たち。
アテンドしてもらった先輩頼りで、お店を探すのもすべて丸投げ…。旅行会社失格であります。
日本未上陸のセレクトショップ、アンソロポロジー


かわいい内装のショップ、あれもこれも持って帰りたくなるようなセレクトに、お店にいるだけで心もハッピー。
これで満足しない私たちは、続いてウェストサイドへ。
ウェストサイドはかの有名なUCLAやビバリーヒルズなどがある、セレブの街。
ビバリーヒルズ青春白書好きの私は、ここにブランドンとブレンダが引っ越してきて、ディランマッケイとあんなことがあったり、ケリーとそんなことがあったりしたんだな〜…とか、そういえば途中から主役級のブレンダが無理な設定で姿消したよな〜…などと思い出さずにはいられなかった。日本帰ったらまたシーズン1から見直そうかな。
といっても、やはり庶民の私には縁遠い街。


ロデオドライブ


液体窒素でアイスを作ることで有名な、ICE CREAM LAB で一休み。


アイスクリームラボ


まだまだLAの観光は終わらない!
〆に向かったのはハリウッド。
ハリウッドスターの手形があることで有名なチャイニーズシアターを目指して歩いていると、ハリウッドスターに遭遇。マリリンモンローと一緒にドゥドゥッピドゥー♪
マリリンモンロー


チップはしっかり取られる。
ウォーク・オブ・フェイム


チャイニーズシアター


チャイニーズシアターの前にはいろいろなハリウッドスターの手形、足形がたくさん。
ジョニーデップ、トムハンクスなどの大スターだけではなく、ドナルドダックやスターウォーズのR2D2、C3POなどもあって遊び心を感じられる。
とりあえず手を合わせてみる


ドナルドダックの足形


スターウォーズ


こうしてめまぐるしいLA1日観光は幕を閉じた。

そしていよいよ、サルベーションマウンテンを目指す日。
LAを出発したのが朝の8時過ぎ。
ハイウェイをひた走り、途中LA発祥のバーガーチェーン、IN & OUT でアメリカらしいジャンクフードを堪能。日本のバーガーと違って、肉、トマト、レタス、オニオン、それぞれの存在感がすごい!大味かと思いきや、ちょっとした塩味も効いていてとってもおいしい。日本のファストフードよりレベル高い!
ジャンクフードに食らいつく


イン&アウト


途中休憩を挟みつつ、14時前に念願のサルベーションマウンテンへ到着。
周りに何もなさすぎて(ただの砂漠が続いていた)、本当にこんなところにあるのか?と不安になるが、遠くにカラフルな山が見えると思わず車を止めて写真を撮ってしまった。
弾む心を抑えきれず、そのカラフルな山へ近づいていく…
ここからはもう、想像以上のかわいさにため息の連続。どこもかしこもフォトジェニック!!






















サルベーションマウンテンをたった一人で、28年もの歳月をかけ作り上げたのはレナード・ナイト氏。彼はもともとキリスト教の信仰があったわけではない。自動車整備工として生計を立てていたが、ある日突然、信仰に目覚める。神からの啓示があったのだろうか。
1984年に旅行で訪れたこの地を気に入り、神の言葉を広く世に広めたいと思った彼は、この土地で一人、神への愛・神の言葉を表現し始めたのだ。
これはアートではなく、彼の信仰の表現なのである。

砂漠の中に突如現れる色彩に満ちた山。思わずかわいい!と声を上げてしまうが、それだけではない魅力がここサルベーションマウンテンにはあるように我々は感じた。
この土地には、レナード氏の神への愛が満ち溢れていた。信仰心の無い私だけれども、ここにいるだけでパワーをもらえるというか、ピースな気持ちになれるというか、なんだかとっても神聖な気持ちがおりてくる。とても細かいところまで鮮やかなペンキが塗られ、メッセージが描かれている。いつまでの飽きることなく眺めていられる…
砂漠の中の過酷な環境故、放っておけばいずれ崩壊する運命にある。
レナード氏は2014年82歳で亡くなったが、今ここは数名のボランティアと寄付によって守られている。

サルベーションマウンテンから車で少し走ったところに、スラブシティと呼ばれるエリアがある。
スラブシティは政府からは認可されていない街だ。そのため、電気、水道のインフラはもちろん、ごみの収集や、警察も存在しない。
住民はトレーラーハウスに住んでいる。つまりホームレスという事だ。
彼らはこの地に集まり、独自の秩序をもって生活している。
こういう人たちを一般的にヒッピーと呼ぶのだろうか。
少しだけ彼らの街の入り口にお邪魔したが、それがなんとも独特な場所だった。
靴のなる木




おかしなトラック


一本の木にたくさんの靴がちりばめられていたり、へんてこなトラックがあったり、荒れた無人トレーラーがあったり、異様な雰囲気だ。へんてこトラックには何百個もの缶のプルトップ、ドライヤーや扇風機の網、バケツ、貝殻などのガラクタが張り付けられていて、100ドルで売りに出されていた。
無人トレーラー


無人トレーラーの中


スラブシティの入り口


これはアート?狂気?
あまりの独特さに気圧され、うすら寒い気持ちでスラブシティを後にした。
この近くにある、死にゆく湖、ソルトン湖もまたかなりユニークな場所。
湖というから、リゾートなのかと思い行ってみると。。。
車を降りた途端、臭い!くっさい!!
なんだこの匂いはと思い、湖に近づいていくと匂いはどんどんキツくなっていく。
見ると大量のお魚が打ち上げられ、干からびている。
臭いのもとはこれか。
大量の死んだ魚


魚の下にあるのは砂地に見えるがすべてブジツボの殻だ。フジツボの殻と死んだ魚が延々と続いている。
ソルトン湖は農業用水の氾濫でできた湖で、水が流れ出る川もない。
そのため、砂漠の強い日差しで水が蒸発し、塩分濃度もどんどん高くなり、有害物質が出ているのだとか。
今後死にゆく湖なのだ。
臭さと大量の魚の死骸に騒いでばかりで、肝心の湖の写真が一枚もないことに気付くのは帰国後…。
なんだかテンションが下がるけど、そんなときは、サルベーションマウンテンを思い出して、気持ちをあげていこう!
さて。これで今回のLA旅行で楽しみにしていたミッションはすべて終了だ。
この日はサルベーション〜LAの途中にあるパームスプリングという砂漠のリゾートで休息をとった。

翌日はLA最後の日。
スーパーマーケットで食材を買って、先輩宅でホームパーティー。これまた楽しいひと時であった。


スーパーでお買い物




ホームパーティー


あっという間で、中身の濃い5日間だった。
社員旅行以外ではほとんどが一人旅だが、こうやって食事も感動もシェアできる友人がいると旅行の楽しさは何倍にもなるのだな、と今さらながら、気づかされた旅であった。
サルベーションマウンテンで心を洗われたのか、感謝の気持ちが溢れ、清らかな心で帰国の途に着いた。
(…嘘です、機内食のメニューと映画の少なさと、私の席の画面だけ画像が汚い事に悪態つきました)

ロサンゼルス★★★★★ サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ハリウッドなど、買い物も観光も飽きることなし!
サルベーションマウンテン★★★★★ どこを切り取っても絵になる、まるでお菓子の国!

(2016年10月 久保井奈々子)

イギリス
イギリスの食事は不味いなんて誰が言った!? 食、ガーデン、中世ヨーロッパ、大自然、アンティーク・・・いろんな要素がたくさん詰まった「本当のイ
エリア:
  • ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
  • ヨーロッパ>イギリス>スカイ島
  • ヨーロッパ>イギリス>イギリスその他の都市
テーマ:世界遺産 歴史・文化・芸術 自然・植物 
投稿日:2016/10/25 14:57


中世ヨーロッパ時代の景色そのままの田舎町ライの景色 私のお気に入り


海賊の根城としても使われた「マーメイドイン」私のお気に入り

どうしてイギリスで食べる食事はまずいと言われているのでしょうか? それも世界的な常識となっているかのような言われ方で・・・。 当のイギリス人でさえそれを自虐的なジョークとして使うので、それを聞いた人は信じてしまうでしょう。

ネットで調べてみると、不味い理由となっている説をたくさん見つけましたので、いくつかご紹介します。

①地理的な条件
地中海沿岸の地域と比べ、寒冷地帯が多く日照時間も短いため作物が育ちにくい。 特に緑黄色野菜がほとんど獲れなかった。

②食材の特徴を生かすことなく焼き過ぎ・煮込み過ぎ調理法
農業から工業へと社会が移り変わった18世紀後半の技術革新により、急激に多忙となった人々は料理をする時間も無くなり、食への意識も低下していきました。 「産業革命」と呼ばれた時代です。当時から階級社会が根強かったイギリスでは、大半の庶民は貧しく、新鮮な食べ物が手に入りづらいため、しっかりと火を通すことが重要で、焼き過ぎる、煮込み過ぎる調理法が最も良い方法として根付いてしまった。
しかし、私、ネス湖でフィッシュ&チップス、ロンドンでハンバーガー屋さんのチップスを食べましたが、揚げ過ぎることなく普通に日本と同じでした。


ネス湖の人気店のフィッシュ&チップス屋

③宗教的な習慣
イギリスの国教はキリスト教のイギリス正教会でプロテスタントの部類に入り、贅沢を「悪」、倹約を「美徳」とする傾向があります。 そのため、食事は空腹を満たすための単なる行為であるという考えが根強かった。

④ 伝統を重んじ過ぎる教育
先祖からの家の伝統や習慣、祖父母、父親、母親からの教えを守るよう教育されてきたため、時代が移り変わっても他国からの新しい文化を積極的には採りいれてこなかった。

⑤ 民族的な特徴
イギリス人は主にゲルマン系アングロサクソン人を祖としています。 人間には食べ物の味を感じる「味蕾(みらい)」というセンサーが舌にあり、この数が多ければ多いほど様々な味を感じることができるそうです。 アングロサクソン人は、この味蕾の数が少ないために民族的に味音痴だとされた。


諸説ある中の一部ですが、「これだ!」という有力な根拠になるものではないようです。
ただ、イギリスの食事は不味い根拠を探る情報が山ほど存在していることは確かです。
しかし、これらの事実と相反する情報もあります。

それは・・・
イギリスで生産されている世界的に有名な食材や製品ってけっこうあるのです。

たとえば・・・




**<魚類>*******
日本と同じように島国なので漁業が盛んでたくさんの種類の魚が獲れます。 スコットランドのスモークサーモン、イングランド南部の天然牡蠣や養殖牡蠣は特に有名で、私は今回の旅でこれらの両方を食べてきました。うまかったです。





ガーリック味とスモーク味。もちろん生牡蠣もある


ウィスタブルの地ビール。強烈な地ビール感



**<肉>*******
イギリスの牛肉、豚肉、ラム肉は産地直送であり、地産地消でもあります。 また、それに付随した製品のチェダーチーズ、スティルトンチーズなどチーズの種類は豊富で、世界中から高品質であるとの評価を得ています。 ロンドンにあるチェーン店のハンバーガー屋さんで食べたのですが、チーズハンバーガーはボリュームたっぷりで旨みがあり、本当においしかったです。 マクドナルドのハンバーガーは半年に1回くらいしか食べる気が起きませんが、これだと月に何度も食べることができます。


肉が旨い


これはチェコのバドワイザー



**パン*******
オーツ麦、ライ麦のパンなど、パンの種類が豊富で、イギリスでは、すべての家から徒歩圏内に必ずパン屋さんがあると言われています。 従って、パンを焼く技術は高く、フランスのクロワッサンやバゲットももちろんおいしいです。 材料となる麦系の作物はイギリス古来の農作物で多く輸出されています。


**果物*******
これは、あるガイドさんから聞いたお話ですが、ヨーロッパでは「イギリスのいちごは世界一」だとの評価を得ているそうです。 他にはラズベリーはじめベリー系各種、リンゴ、ラフランス、サクランボなど果物が豊富でヨーロッパ各地に輸出されています。 イギリスのイチゴは7〜8月の夏が旬で他の地域では一般に春先が旬なので季節のずれも知名度アップに一役買っているそうです。 また、テニスの4大大会のひとつ、ウィンブルドンでの大会中にイチゴ&クリームがイギリス名物として飛ぶように売れます。 イギリスのイチゴは日本産と比べ酸味が強いので練乳のような甘いクリームがぴったり合うそうです。今回は季節が合わず、イギリスのイチゴを食べることができませんでした。 残念。


**ウィスキーとビール*******
スコッチウィスキーは言うまでもなく、世界中で愛飲されているスコットランド原産のウィスキーです。スコットランドのあちらこちらに蒸留所があります。 今回私は、そのひとつの蒸留所を訪れ、ゴージャスな雰囲気の中ウィスキーのテイスティングを体験しました。ウィスキー1種類に付き、テイストの違ったチョコレートが付いてきます。 これが本場の嗜みだそうです。




「ダルウィニー」シングルモルトスコッチウィスキー蒸留所(インヴァネス近郊)




初体験! ウィスキーのテイスティング




また、ビールも種類が豊富で、各地に地ビールの醸造所があり日本同様すごい種類のビールの銘柄があり、味も多様でこれまた言うまでもなく旨い!

因みに、2012年サントリーが調査した世界のウィスキー消費量ランキングでイギリスは5位。日本は4位、1位はインド、アメリカは2位、6位にミャンマー。
また、同じく2012年にキリンビールが調査した世界のビール消費量ランキングでイギリスは8位。日本は7位、1位は中国、アメリカは2位。
総消費量なので人口が多い国が上位になりがちですね。




スカイ島のビール工場




「スカイビール」豊富な商品ラインナップ


「ハーベイズ」のビール工場(ロンドン近郊のルイス)


直営ショップの商品ラインナップ










直営パブ 素敵!


つまり、サーモンや牛肉に塩胡椒して焼き上げたお魚料理やお肉料理とビール、そして、ラズベリージャムに濃厚バターを塗ったおいしいオーツ麦のパンやバゲット。 デザートには酸味たっぷりの真っ赤なイチゴを食べ、寝る前にスコッチウィスキーをロックで、くいっ。
これを読めば、もう、「食に貧困な国・イギリス」と言う人は誰もいなくなるでしょう!?他にもヒラメやムール貝、肉などおいしい料理を食べてきましたので、後ほどご紹介します。


さて、今回の旅の目的は、大きく2つ。 お料理がメインテーマではありません。
1. スコットランド・スカイ島を中心にハイランド地方の大自然に触れる
2. 南イングランドの中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残る小さな田舎町周辺を訪れエレガントな
古城や英国式庭園の代表のひとつとされる庭園を見学




アムステルダムで乗り換え、イギリス最初の訪問地・エジンバラに到着です。アムステルダムでは1時間25分という乗り換え時間の中、非常に厳しいセキュリティーチェックでしたが、チェックするスタッフがたくさんいたからなのか、ハイテクノロジー機器を駆使し、とてもスムーズに進むことができました。



空港から市内へ「トラム」が便利


スコットランドの首都はエジンバラで、人口が最も多い都市はグラスゴーになります。 エジンバラは、中世の重厚なレンガ造りの建物がひときわめだつ旧市街と都市計画の最高傑作と称される新市街があり、ともに街全体が世界遺産に登録されています。 最初、「新市街なのに世界遺産なのか」と少し違和感を覚えましたが、新市街の建設は1700年代の中頃に始まったので日本ではまだ江戸時代ですから決して新しくはありません。 当時からずっと名称を変更することなく、新市街と呼ばれ続けているということですね。





エジンバラの目抜き通り「ウォーターループレイス」付近



旧市街のシンボルは岩山に築かれたエジンバラ城です。 街を見下ろすように建つ重厚な石造りの要塞はスコットランドとイングランドの長い攻防の歴史を語るのに欠かせない存在です。その物語は、映画「ブレイブハート」で描かれています。 今もスコットランドの英雄であるウィリアム・ウォレスの闘いの半生を描いた映画です。



スコットランド・ハイランドの雄大な大自然


ウィリアム・ウォレスは歴史上の実在の人物で、当時のイングランド王の過酷なスコットランド支配に対して一般民衆の国民感情を高め抵抗運動を推し進めただけでなく、その運動をイングランドからの独立運動にまで進化させた中心人物です。 しかし、その運動に非協力的だったスコットランド貴族の裏切りにあい、志し半ばで処刑されてしまいます。皮肉なことに、彼を処刑したことがかえって反イングランド感情に火と油を注ぎ、イングランドからの独立を果たす未来につながっていくのでした。 ウィリアム・ウォレスは今もスコットランド国民にとってのヒーローなのです。

因みに、この映画の監督は、主演も務めたメル・ギブソンで、アカデミー作品賞はじめ、アカデミー音響効果賞、アカデミーメイクアップ賞、アカデミー監督賞、アカデミー撮影賞を獲得し世界から絶大な評価を得ました。



このエジンバラ城を起点に聖ジャイルズ大聖堂、地下洞窟都市、ホリルードハウス宮殿など歴史的建造物が見どころ。新市街は18世紀に計画されたため比較的古い時代の新市街と言えます。 中心はプリンセス通りでヨーロッパの巨匠の絵画などが多く収蔵されている国立スコットランド美術館、ギリシャ神殿のような佇まいのロイヤルスコティッシュアカデミー、スコットモニュメントなど見どころが集中しています。 また、夕暮れ時にカールトンヒルからエジンバラの街全体を見渡すのが定番観光です。 しかし、私は時間がなく訪れることができませんでした。 残念!



スカイ島はじめハイランド地方の観光はバスツアーが便利です。 1泊から数泊する多彩なコースがあるので希望に合わせて選択することができます。 当社では2泊3日のコースを組み込んだツアーがございます。 今回私が参加してきました。


1日目は、エジンバラ→カランダー→グレンコー→フォート・ウィリアム→エレンドナン城→スカイ島のポートリーと辿ります。


スコットランド歴代王家ゆかりのリンリスゴー城やスターリング城を眺めながら16人乗りの小型バスを利用してスカイ島へ向かいます。 グレンコーの壮大な景色をドライブして、ハイラインド第2の都市フォート・ウィリアムにて休憩



フォート・ウィリアム中心地の町並み


薄く霧のかかったグレンコーの谷



グレンコーは、1692年イングランド政府内強硬派およびスコットランド内の親英勢力による虐殺事件があった村です。 「グレンコー」はスコットランド・ゲール語で「嘆きの峡谷」を意味します。 現在も小さな村があり、美しい景観で知られる観光地で、映画「ハリーポッター」のロケ地になっています。 「アズカバンの囚人」ではハグリッドの小屋のロケ地、「炎のゴブレット」でもグレンコーの山々が背景として使われました。
すぐ近くのグレンフィナン高架橋とシエル湖も、「ハリーポッターと秘密の部屋」のロケ地です。 現在も蒸気機関車「ジャコバイト号」が走る世界最古のコンクリート製高架橋がグレンフィナン高架橋です。 ロケ地として使われたため「ハリーポッターブリッジ」と呼ばれるようになりました。
※この付近の道路は車が猛スピードで走行しているので、基本的に下車して観光しませんが、どうしても写真を撮りたい時はあらかじめガイド兼ドライバーさんに伝えておく必要があります。



フォート・ウィリアムは、イギリス最高峰のベン・ネイビス山の麓にある町です。 休憩後スコットランドで最も美しく、神秘的なエレンドナン城(アイリーンドナン城)へ向かいます。スカイ島ではカラフルで可愛らしい港町、ポートリーに2連泊しました。




ポートリーの海岸沿いのかわいらしい町並み



エレンドナン城は、スコットランド本島とスカイ島を結ぶ、スカイブリッジから約10kmほど手前にあります。 ここも、映画「ハイランダー・悪魔の戦士」や007シリーズ「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のロケ地で使われました。 写真で見てもわかると思いますが、お城の外観は寂れた感が甚だしく廃城ではないのかと思ってしまうほどでした。 往時の華やかな様子が再現された城内を見学後、再び外観を見ると、その寂れた感が、王者の風格に見えてしまうので人の感覚や思いほどいい加減で危うく、おもしろくもあり、恐ろしくもあるもの、であると感じます。





エレンドナン城(内部は撮影禁止)



かなりの時間をバスの車内に座って居眠りしているだけでも疲れるものです。 1日目の最終目的地、スカイ島のポートリーには5時30分頃の到着になります。



スカイ島はスコットランドで2番目に大きい島でスコットランドゲール語が日常的に話されているスコットランドの中でも稀有な地域です。 ポートリーはスカイ島で一番大きくすべてが徒歩圏内のこじんまりした町です。 人口はスカイ島全体で約1万人。
雨天と晴天が目まぐるしく変化するため虹や霧が多く、幻想的な雰囲気を満喫することができます。 スカイ島が別名「霧の島」と呼ばれる所以です。 晴天と雨天(しかも豪雨)が繰り返される中、私は、何度も180度近い状態に架かる虹を見ました。 それもダブルレインボウで。


「鮭とブロッコリーのクリームソースのスープパスタ」


基本的に常温で出されるビール



ポートリーは、鮭の養殖で有名な町と聞いていたので、夕食はサーモン料理をいただきました。 次の日の体力を補てんするために鮭とブロッコリーのクリームソースのスープパスタをチョイス。 そしてもちろんビールはスカイ島の地ビールです。「スカイレッド」「スカイブルー」「スカイイエロー」「スカイグレー」「スカイプレミアム」戦隊物のテレビ番組みたいですが、全部で何種類あるのか、その後に立ち寄ったスカイビールの醸造所で質問するのを忘れてしまいました。 どこのレストランもそうだったのですが、基本的にビールは常温で出てきます。 冷たいビールが欲しいときは店員さんに希望を伝えた方がよいと思います。 それと、ほとんどのレストランで量が多く食べきれませんでした。ごめんなさい!!



「ザ・ローズデール・ホテル」も素敵



ホテルはイギリスらしいB&B「ザ・ローズデール・ホテル」です。 チェックインするときのウェルカムドリンクはスコッチウィスキーでした。 さすがスコットランドです。 建物は何度も増築していて迷路のようでした。 お部屋は少々狭いと感じましたが大柄なイギリス人が泊まることを考えるとこんなものなのでしょう。 朝食は、スコットランド式の朝食で、卵料理(スクランブル、ポーチド、フライド、ゆで卵などからのチョイス)と10種類くらいのサイドメニューの中から自分の好きなものを選びます。 全部選ぶこともできます。食べれるならの話ですが・・・。 サイドメニューは、ベーコン、ソーセージ、マッシュルームのソテー、煮豆、焼きトマト、ハギスなどです。




「ザ・ローズデール・ホテル」の朝食


ハギスは日本ではなかなか食べられないスコットランドの伝統料理で、茹でた羊の内臓のミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹でる、もしくは蒸す詰め物料理の一種です。 スコットランドでは一般的で、肉屋の総菜としても売られている最も有名な羊肉料理です。 ツアーバスで移動中にドライバーさんのハギス(写真がありません!ごめんなさい)のランチを少しいただきましたが日本人のお口には合わないと思います。基本的に何でも食べる私ですが、強烈な個性を持つすごい食べ物です。食文化の違いが成せる業ですね。 日本人が好んで食べる納豆やくさやがこれにあたるのでしょうか・・・。



2日目は・・・
荒々しくワイルドな姿を見せる岩山、複雑なフィヨルド地形の断崖絶壁の海岸線、遥か彼方の山の裾野まで続く広大な草原など世界屈指のすばらしい景観が魅力のスコットランド・ハイランドエリアの人気の名所を訪れます。


かわいい港町ポートリーを南下し、スカイ島最西端のニースポイントに向かい、次に北端へ。北側の海岸は、壮大な絶壁や岩々であるオールドマン・オブ・ストーやキルト岩などが連なるエリアになります。 どのポイントに訪れるかはドライバーさんがその日の気象条件に合わせて立ち寄り先を決めて連れて行ってくれます。



スカイ島最西端の「ニースポイント」











スカイ島の北側はワイルドな景色の連続



映画「ブレイブハート」で見た景色が目の前に広がります。内陸よりも気温が下がるそうなので、各季節1枚多めに服が必要です。 また、強風が吹き荒れるため帽子や身に着けている物が吹き飛ばされないように注意しましょう。 それらだけでなく自分自身にも注意しましょう。 それほど突風が吹くこともあるそうです。

途中、ブレイブハートでも出てきた中世時代の一般庶民の家を見学できます。 まさに映画通りでした。




ひときわ真っ赤な実が映える「ローワンマウンテンアッシュ」






再現したものだが間近で見ると不思議な迫力がある(有料の博物館)



この日の晩ご飯は、またシーフードにしました。 マッスル(ムール貝)のワイン蒸しカレー風味です。 なんでまたカレー風味なのか怪訝に思いましたが、レストランのお奨め通りの味でおいしくいただきました。 スパイシーなので体が温まる効果があります。 私が旅した10月頭は夜朝の最低気温が3度。 もうしっかりと寒いです。




カレー風味のマッスルポッドとスカイビールの黒



そして、エジンバラに戻る最終日は・・・

スカイ島(ポートリー)→フェリーを利用してスコットランド本土へ→ネス湖→エジンバラ

いよいよバスツアーの最終日は、エジンバラに戻る途中、ネッシー伝説で有名なネス湖に立ち寄ります。 ランチ休憩も含めた立ち寄りになりますが、その時間によって楽しみ方が変わってきます。 今回はそんなに長く時間が取れなかったので、ネス湖の写真撮影と、フィッシュ&チップスのランチと少しの休憩で終了です。
時間があればネス湖クルーズやミステリアスな廃墟、アーカート城まで散策するなどして楽しめます。






ネッシーはいないか!?



ネッシーの最初の記録は、なんと西暦565年。 ネッシーが湖から首を出したあの有名な写真が発表された遥か昔にまで遡ります。 その写真の真偽はさほど重要ではなく他にも多くのネッシー伝説の「証拠」が残されているのです。 またさらに、ネス湖の湖底は海と繋がっているため様々な憶測を生み、伝説の真相は未だ謎のまま。ネッシー探索クルーズに参加した観光客は皆、船外の景色を見ることなく、しばらくの間ずっと湖底を映す船内のモニターに見入っているそうです。




ネッシーのモニュメント



スコットランドからイングランドへの移動は飛行機ではなく列車を利用し、エジンバラからロンドン・キングスクロス駅に向かいました。(所要時間約4.5時間)イギリスの列車の場合、予約は日本でしても実際の乗車(指定)券は駅の自動発券機を利用して取り出します。その際、名前の確認が必要なため、必ずクレジットカードが必要です。自動発券機にまずクレジットカードを差し込み、読み取りはすぐ終わるのでクレジットカードを取り出し、次に予約番号を入力したらそれで完了です。 お金の引き落としは一切ありませんのでご安心を。






駅構内に目立つように自動発券機が置かれている(有人の窓口もある)


乗車指定券


座席番号は背もたれ上に刺さってる紙で確認(違う席に座ると罰金と書いてある)



発券された乗車(指定)券を持って自分が乗るべき正しい列車に乗り込むだけです。 車内ではビールやスナックの車内販売もあり快適な列車の旅を楽しみました。











エジンバラ・ウェイヴァリー駅発ロンドン・キングスクロス駅行きの列車



残るは、あと3泊4日、第二のテーマである・・・

南イングランドの中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残る小さな田舎町周辺を訪れエレガントな古城や英国式庭園の代表のひとつとされる庭園を見学



あと3泊4日あるとは言え、ロンドンはほとんど寝るだけの時間しかありませんので、実際は1泊2日でこのミッションを遂行しなければなりません。


エレガントに湖水に浮かぶ「リーズ城」



まず、訪れた場所や体験したことをご紹介します。

★ライ・・・中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残る田舎町(1)海賊や密輸業者が跋扈し た時代があった。
★シーフードカフェ・・・ライ特産の舌平目料理とエビと鮭のブイヤベースを食べ、ライ特産地ビールを飲む。





旨かった!


★マーメイド・イン・・・海賊が根城にしたいわく付きのホテルに宿泊
★ルイス・・・中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残る田舎町(2)特に、プロも買い付けにくる良質で安価のアンティークの町。
★ブリティッシュパブ・・・イギリスの有名ビールメーカー「ハーベイズ」の直営パブで昼ビール。ルイスはハーベイズの企業城下町。
★トラディショナルパブ・・・歴史あるマーメイドインのバーでスコッチ「ラフロイグ10年物」をロックでいただく。
★セブンシスターズ・・・丘陵地をナイフで切りとったような白亜の絶壁
★ホテルでコース料理の夕食・・・泊まったマーメイド・インのレストランにて
★焼きたてのクロワッサンが出る朝食・・・泊まったマーメイド・インのレストランにて
★カンタベリー大聖堂・・・イギリス正教会の総本山であり世界遺産
★ウィスタブル・・・王室御用達の牡蠣の町として有名。養殖牡蠣ばかりでなく天然も食べれる。
★リーズ城と英国式庭園・・・英国で最もチャーミングな城。施設内のB&Bに宿泊もできる。ここの庭園はイングリッシュガーデンの代表。


1泊2日の限られた時間でしたが、こんなに内容の濃い充実した時を過ごせたのは、ひとえに専用車を利用したことによる効果です。 専用車を利用するとお値段はそれなりにかかってしまいますが、限られた時間の価値を飛躍的に高めてくれます。 当社では専用車を利用するコースがございます。 詳細は当社スタッフまでお問い合わせください。








ライの町のシンボル「セントメリー教会」






セントメリー教会の鐘楼から眺めたライの町


数百年前は教会のすぐ前は海だった


実は、リーズ城に併設されているB&Bに宿泊する予定でしたが満室のため、ライにある「マーメイド・イン」に宿泊することになりました。が、これが掘り出し物でした。 今回の旅の大きな収穫の一つです。 ライの歴史あるインで、12世紀のノルマン様式のセラーや隠し部屋。教会へ通じる地下通路が造られています。これは海賊や密輸業者の根城だったため、禁制品などを隠す部屋として造られました。 また、教会への地下通路は、何とその禁制品を教会に隠すための通路だったのです。 つまり、教会の牧師(または神父)と協力して密輸品を隠していろんな利益を得ていたわけです。 このいわくつきのホテルには少なくとも5体の幽霊が、今も尚住んでいるのだそうです。このホテルに行けば、その詳細がわかります。






マーメイドインの外観


暖炉のあるラウンジ




すべてのお部屋に名前が付けられている




実は本棚は隠し扉。隠し部屋や地下通路へと続く(普段は鍵が掛かってて入れません)




天蓋付きベッドのデラックスルーム




スタンダードルーム



こんな裏の顔とは別に・・・

1420年に基礎部分を残して再建され現在に至ります。エリザベス女王、皇太后、エドワード王子をはじめ、多くの有名人やアーティストが訪れている由緒あるホテルです。お部屋にはかわいらしいアンティーク家具が置かれ中世ヨーロッパの雰囲気満点です。
私も満喫させていただいたレストランは、イギリスで権威ある、AAロゼット(日本で言うJAFのようなものでホテルガイドや地図を発行している)の2つ星を受賞しているレストランで洗練されたイギリス料理やフランス料理を楽しめます。雰囲気もとても素敵です。


バーのカウンター






おいしくゴージャスにいただきました






焼きたてパンの朝食


バーもまた大きな暖炉のある素敵な雰囲気で、名だたるスコッチウィスキーを(日本に比べると)安価で楽しめます。
ただ、歴史ある建物のため、幾度とない改修、改装を繰り返した結果、平面であるべき場所に段差があったり、異様な盛り上がり部分があったり、地面と平行だと思われる部分が少なく、常に斜めに立っている感覚になりますが、それはご愛嬌で気にしないことにいたしましょう。








ウィスタブルの町の様子



ウィスタブルは、王室御用達の牡蠣の町として有名で養殖牡蠣ばかりでなく天然牡蠣も食べれます。海岸沿いに牡蠣のカウンターバーやレストランが点在していて、夜だけでなく、ランチ時からオープンしています。テイクアウトもできますので、ビール片手にビーチに座ってのんびりできます。








ルイスにあるアンティークショップ


ルイスは、プロも買い付けにくる良質で安価のアンティークの町で日本からも多くのバイヤーが来るそうです。掘り出し物が見つかることも多いそうなので日本のアンティークショップの値段表を片手にルイスのアンティーク街をはしごしてみるのも面白いでしょう。
また、ハーベイズのビール工場がある企業城下町でもあり、ビール工場直営のショップやパブで安価にビールをゲットできます。


リーズ城は、イギリス歴代の6人の王妃が住んだことから「貴婦人の城」とも呼ばれています。英国式庭園の美しさはもちろんのこと、中世王室の暮らしをそのまま再現したインテリアや調度品も必見です。










リーズ城と庭園。ここの庭園はイングリッシュガーデンの代表と称えられています



庭園を含め敷地内はどこも花が咲き誇り、四季を通じて楽しめるようガーデナーたちのがんばりでいつも満開状態になることから 「イングランドの庭」と呼ばれています。
敷地内のB&B(宿泊客はお城の入場料が無料)に泊まると日帰り観光客のいない静かな時間を利用してのんびり散策することができ、とっておきの時間を過ごすことができると思います。マーメイドインに泊まらずに、リーズ城のB&Bに泊まるのもお奨めです。 どちらも捨てがたく悩んでしまいます。


最後に、イングランドにもスコットランドに勝るとも劣らない大自然の驚異があります。


丘陵地をナイフで切りとったような白亜の絶壁がドーバー海峡に面した海岸沿いにあります。その様子が、ベールをかぶった7人の修道女のように見えるためにセブンシスターズと名付けられました。













いろんな表情を見せてくれる「セブンシスターズ」



ビューポイントは主に2つでセブンシスターズの名前の由来である7人のベールをかぶった修道女(シスター)のように見える様子がよくわかるのがシーフォードヘッド側からで駐車場から往復約50分のウォーキングコースになります。また、断崖のふちまで近づくことができるのがバーリングギャップ側のポイントになります。駐車場から片道約15分で旧灯台(現在はB&Bとして利用)まで行け、より高いポイントからセブンシスターズを眺めることができます。ただ、このあたりは断崖のへりまで行くことはできますが強度の弱い石灰岩の地盤になりますのでいつ何時崩れ落ちるかわかりません。ヘリには決して近づかないようにしてお楽しみください。


皆様も、食、ガーデン、中世ヨーロッパ、大自然、アンティークなどの要素がたくさん詰まったイギリスの旅を是非お楽しみください。


あらためてイギリスの偉大さを再認識するとともに、イギリスで食べる食事を不味いと思っている皆様には「目からうろこ」の旅になることでしょう。


スカイ島はじめスコットランドハイランドエリア ★★★★★ 圧倒される大自然

ライ ★★★★★ 中世ヨーロッパの雰囲気そのままの田舎町。教会からの景色が最高

イギリス料理 ★★★★ 海岸沿いの漁業が盛んな町の料理はグッド!!

リーズ城 ★★★★ エレガントなお城はもちろんワイルドフラワーのようにも見せる英国式庭園の 技に感激

セブンシスターズ ★★★★ ここからの夕日が最高。白い絶壁をドローンで空撮したい


(2016年9月28日〜10月6日 森裕)

スイス
スイストラベルパスを使いこなす!大自然と心温かい人々の国、スイス6日間のたび
エリア:
  • ヨーロッパ>スイス>サンモリッツ
  • ヨーロッパ>スイス>ユングフラウヨッホ
  • ヨーロッパ>スイス>ゴルナーグラート
テーマ:観光地 ハイキング・登山 自然・植物 
投稿日:2016/10/25 14:51
10月初旬。今年の日本は台風が多くてじめじめした毎日でうんざりでしたが、幸運にもスイスではほぼ晴天!飛行機を降りたら少し冷たい冬の空気が迎えてくれました。






今回は欧州エキスプレス様とスイス政府観光局様のご招待にてスイスに行く機会を頂きました!
スイスインターナショナルエアラインで成田から直行で約12時間ほど。
10月末まではサマータイムなのでスイスとの時差は日本と比べて-7時間です。
日本より気温は低く、到着日のチューリッヒは日中15℃くらいでした。

私の人生で初めてのヨーロッパ!しかもスイス!!!
実は高尾山すら登ったことのない私が、富士山よりも高いところまで行くなんて!
高山病にならないか心配になりつつも、ヨーロッパの名峰をしっかりこの目に焼き付けてこなければ!と意気込んでいた。

*今回の旅程*
1日目 インターラーケン泊
2日目 ツェルマット泊
3日目 ツェルマット泊
4日目 サンモリッツ泊
5日目 機中泊→翌日帰国

6日間のコンパクトな旅程だが、スイスの観光ポイントをしっかりおさえた初スイスにはぴったりの旅程。スイストラベルパスを使って移動はほぼ列車利用。
スイスのすごいところは、出発時刻や到着時刻もほぼ正確なので日本と同じ感覚で列車に乗れる!とっても安心!
さらに、このトラベルパスはとても優秀で多くの列車・湖船・バスの乗車が利用でき、観光地へ行くチケットも割引で購入できたり、さらには国内490以上の美術館などの施設の入場も無料になるという!さすが観光大国スイス!
今回はこのパスを最大限に活用して列車三昧の旅を思いっきり楽しみました!(あとあと聞いたら全行程の24時間くらいは列車に乗っていたらしい。)

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スイスの空港はわかりやすいし、とっても利用しやすい。
空港から駅まで直結しているので、飛行機到着直後すぐに列車利用もOK。
ちなみにスーツケースをごろごろ転がして行ってもちゃんと列車内に置き場があるので安心です。
日本のような改札はなく、チケットは車内で車掌さんが全てチェック。
スイスパスをご利用の際はバリデーション(利用開始日のスタンプ)をお忘れなく。
チューリッヒ空港


初日はルツェルン乗換えでインターラーケンへ。(約3時間程)
インターラーケンはユングフラウ地方へのゲートシティなので、
到着日にここまで来てしまえば翌日のユングフラウ観光もとってもしやすい!
夕食はスイス名物のラクレットをお腹いっぱい食べた。


まだ薄暗い早朝6時。
ホテルを出発していよいよヨーロッパ最高地点の鉄道駅、ユングフラウヨッホを目指す!
この日はユングフラウ鉄道利用しました。(スイスパスを持っていれば割引あり!)
ユングフラウ鉄道パス


傾斜を登りどんどん標高が上がっていく・・・
列車に乗っているだけでこんなにも早く3000M級の山の上にたどり着いてしまうなんて。。
スイスの鉄道文化は昔から大変栄えていたようで、今から約120年前頃にはアルプスのでっかい山に穴をあけて列車を走らせる工事が始まっていたという。さらっと書いたが120年前というと日本は明治時代真っ只中!!スイスすごい・・・
ユングフラウヨッホ駅


終点のユングフラウヨッホ駅は洞窟のようだが、そこを抜けて展望スペースに行けば息をのむような絶景が・・・・!


スフィンクス展望の景色


プラトーテラスへ行けば雪の中をざくざく歩くこともできるが、晴れた日でもとてつもなく寒い・・・。指先は一瞬で感覚がなくなるくらい冷たくなるので手袋必須!あと雪の山はトレッキングシューズなどのすべりにくい靴で歩くのがおすすめ。




それにしても、そこは寒さを忘れるくらい本当に素晴らしい場所だった!
どこまでも続く白銀の氷河が広がり、アルプスの山々がそびえ立つ美しい風景を大パノラマで見ることができる!人生の中でこんな素晴らしい絶景に出会えるなんて!!!!

ユングフラウヨッホの施設内には他にも100周年を記念した見どころいっぱいの展示物もたくさんあるので、ヨーロッパ最高地点の鉄道駅を思う存分楽しむことが出来るのも魅力のひとつ!




ちなみに、途中駅のアイガーグレッチャーには展望レストランもあって、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3つの名峰がドーーーンと目の前に広がり、大迫力な景色とともにスイスの郷土料理などを召し上がれます!!!
アイガーグレッチャーレストラン


ユングフラウ鉄道をあとにして、クライネシャイデックからグリンデルワルト経由でインターラーケンへ戻る。
インターラーケンウェスト駅からは遊覧船でシュピーツへ。(1時間20分程)





意外に知られていないようですが、これもスイスパスで乗船可能です!
トゥーン湖はスイスで最も美しいと言われる湖。
周りの緑、街並み、アルプスの山々、青い空・・・それが全て反射して鏡のように映る。
素敵な景色を見ながら優雅なひと時を味わうことができます。

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その後、シュピーツから宿泊場所のツェルマットへ列車移動。
ツェルマットはガソリン車が禁止されているのでとーっても空気が綺麗!
ツェルマットのまわりには4000M超えの峰がなんと29も集中している。
その中のひとつがヨーロッパの名峰、マッターホルン。
マッターホルンを見るのにとっておきの場所があるらしく、翌朝その姿を拝むために早起きして外へ。
メインストリートを少し外れた通りにある川に架かる橋がその場所だが、日本人観光客にはよく知られているようで通称「日本人橋」と呼ばれているとか。。
朝焼けに染まるマッターホルン


日本人橋からの景色


ツェルマットの南の方にはヨーロッパ最高地点の展望台「マッターホルングレッシャーパラダイス」へ続くロープウェイがある。
ロープウェイは合計3回乗りますが、1つ目のロープウェイは6人乗り、そのあとの2つのロープウェイはなんと120人いっきに乗れる巨大ロープウェイ!
私たちが行った日はちょうど週末の朝。地元のスキーヤーたちがいっぱいで、満員電車状態で山頂へと向かう・・・・この時ばかりはさすがに酸素が薄くて苦しくなった。
約120人がロープウェイを待つ


到着するとすぐにエレベーターがあり、そこからいっきに展望台へ。
展望台の標高は3883M。
しーんとした音のない世界に絶景だけが目の前に広がる。




富士山よりも高いこの展望台。
あのマッターホルンがなんだか小さく見える。
マッターホルン




展望台の寒さで凍えたあとに、あったかいホットチョコレートをいただいた。絶景を横目に美味しいホットチョコレート・・・この上ない幸せです。


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続いてゴルナーグラートを目指す。
ツェルマットまで戻り、今度は登山鉄道に乗車。


トラブルがあって少し遅れたものの、無事ゴルナーグラートへ!
ここでは日本語のアナウンスも流れるのが嬉しい。
終着駅は多くの観光客が訪れており、ハイキングをしに来ている人も多数いた。






ゴルナーグラート付近には初心者にもおすすめコースもある。
ローテンボーデン駅からリッフェル駅までの1区間を1時間程で歩くコース。
確かに歩きやすいが、意外とアップダウンがあり、足場の悪い箇所も少々あったので、もし行く場合はハイキング用の靴と心配であれば杖などもあったほうがベター。




まるで絵葉書!リッフェル湖に映る逆さマッターホルン!
リッフェル湖はハイキングをスタートして約5分くらいで見ることが出来る。
ここでも天候に恵まれ綺麗に反射するマッターホルン様を拝めました。


↑ハイキングコースの目印にこんなマークがついた石がちょこちょこあります。


こちらは至る所に出現するツェルマットのゆるキャラ、WOLLIくん。ちょっとこわい。

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山だらけな日を終えて、ついに大注目の「世界で最も遅い特急」、氷河特急(グレッシャーエクスプレス)に乗りました!
ツェルマットからサンモリッツまで乗り続けると8時間。
そう、8時間乗りました、9時から17時まで!


1等列車


2等列車


荷物もたっぷり置けて安心




コースのお食事を予約しておけばちゃんとひとりひとりお料理をサーブしてもらえます!
ちょっと高いかな〜と思ったけれど、サービスも良いし郷土料理が味わえるし、何より氷河特急のコースメニューというプライスレスな付加価値がある!!
この体験は是非とも逃してほしくない。


おじさんが蒸留酒を大パフォーマンスで注いでくれる。
ダイナミックすぎてたくさんこぼれていた。笑




のどかな街並みや風景を見るのもよし、ライン川の流れを眺めるのもよし、乗り心地も良いのでうたた寝するもよし、いろんな時間を過ごせます。
ランドヴァッサー橋も綺麗でした。




サンモリッツが近くなるといつの間にか外が吹雪に・・・
本当は湖を見たり、展望台へ行く予定でしたが予想外の積雪のため今回は断念。
超ラグジュアリーホテル、ケンピンスキーに宿泊させて頂いたのでそのご紹介を。
ゆったりと広いエントランス


旅の疲れを癒す落ち着きのあるロビー


デラックスルーム


今回は雪のサンモリッツとなりましたが、本来はとっても爽やかなマウンテンリゾートなのです!澄んだ空気の中で湖畔をのんびりお散歩なども良いでしょう。
ちなみにサンモリッツは本来年間300日が晴天らしく悪天候は相当珍しいとか。笑

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そんなこんなであっという間に旅程を終えて美しい湖を見ながらチューリッヒへ帰ります。


今回はスイストラベルパスのおかげで大パノラマの絶景に出会い、気持ちの良いハイキングで山歩きの魅力を知り、そして列車ののんびり旅で癒されて・・・思いっきり楽しむことが出来ました!
今回の旅行でもたくさんの新しい発見があり、スイスの優しい人々にも出会えてとってもキラキラした気分になれました。やっぱり旅は素晴らしい!


素敵な国、スイス。いつか絶対にまた訪れたい場所のひとつになりました。

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*ユングフラウヨッホ ★★★★★
4000m級のアルプスの山々とアレッチ氷河が目の前に!
*ゴルナーグラート ★★★★
スイスNo1の展望台!展望レストランでの食事もおすすめ。
*マッターホルングレッシャーパラダイス ★★★★★
いつもと違うマッターホルンを見れる!大パノラマの銀世界!
*リッフェル湖周辺のハイキング ★★★★★
ハイキング初心者でもOK!絵葉書のような素敵な景色がすぐそこに。

(2016年10月 柳)

ロシア
かつての栄光の街・サンクトペテルブルグ・ビリニュス・リーガ・ミンスクを訪ねて
エリア:
  • ヨーロッパ>ベラルーシ>ミンスク
  • ヨーロッパ>リトアニア>ビリニュス
  • ヨーロッパ>ロシア>サンクトペテルブルグ
テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/10/25 14:39
ペテルゴーフ宮殿の噴水


かつてはロシアの首都・サンクトペテルブルグ、かつてはリトアニア大公国の首都・ビリニュス、かつてはロシア第三の都市・リーガ、そしてかつてはメネスクの名でバルト海と黒海を結ぶ貿易の中心地・ミンスクを訪問した。
イスタンブール経由で最初の訪問地サンクトペテルブルグに夕方到着。明日からはガイドさん付の観光はあるものの、少しでも街を見ておこうと気がはやる。やはり何と言ってもエルミタージュ美術館の姿だけでも見ておきたいと寒い中、街に出た。それは広いスペースの宮殿広場を真正面に、左にエルミタージュ美術館、右に旧参謀本部、何かこみ上げてくる充実感。ここはこの街の中心、観光の出発点だ。
広々とした宮殿広場とエルミタージュ美術館


宮殿広場と旧参謀本部


宮殿広場にいる記念撮影のためのモデルさん(1ショット5ドルでした)


入館は明後日にして、宮殿橋を渡ると、この街が港街であること、昔は沼沢地であったことが偲ばれる。元に戻ってネフスキー大通りを散歩すると、街の両側には由緒ある建物がこれでもかと並んでいる。ビックリするほど人も多く圧倒されそうだ。ここが本当にロシアなのだろうか。まるでパリかロンドンのようである。
ネフスキー大通りの夜景


最初の晩は有名なレストラン「文芸カフェ」で名物「ボルシチ」と「ビーフストロガノフ」を楽しんだ。もちろん本場の料理の味は最高。
ロシア料理・ボルシチ


ロシア料理・ビーフストロガノフ


2日目の午前中は市内から約1時間の所にある、有名な「エカテリーナ宮殿」を観光。
1724年にピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建てられたこの青い塗装のロシア・バッロク様式の宮殿は豪華そのもの。建物内部の大広間、琥珀の間、絵画の間、緑の食堂、青の客間等とその贅沢さにため息がでる。公園も宮殿に劣らぬ美しさ。浴場や小宮殿、橋やモニュメント、彫刻が点在している。
エカテリーナ宮殿の外観


エカテリーナ宮殿の内部


エカテリーナ宮殿の公園


浴場


午後は、噴水と庭園と宮殿のアンサンブルのペテルゴーフ宮殿を訪れる。やはりここもピョートル大帝によって1714年に建設が開始された。大宮殿の中は残念ながら撮影禁止だがその内部はエカテリーナ宮殿にも負けない豪華さ。ここの噴水は私がこれまで見た中で最も美しい。やっと晴れた青空に映えて、黄金の輝きの水を噴き上げている。大滝だけでも37の銅像、64の噴水、142の噴出し口がある壮大なスケールだ。
ペテルゴーフ宮殿と大滝


ペテルゴーフ噴水


ペテルゴーフ噴水の銅像


ペテルゴーフ噴水の運河が海に向かって続いている


3日目はサンクトペテルブルグの街歩き。かつての帝政ロシアの首都であったサンクトペテルブルグには数え切れないほどの宮殿・教会がある。どこを歩いても他の町では名所となるものばかりなので焦点を絞って回りたい。先ずは町全体が見渡せるイサク聖堂の展望台に登って町全体を見渡すことにした。建物も40年もかけて建てられた世界でも有数の荘厳たる聖堂だ。
移動は地下鉄利用


地下鉄の切符も簡単に買えます


雨の中のイサク聖堂


豪華なイサク聖堂の内部


見事なステンドグラス


イサク聖堂の展望台からの遠景


イサク聖堂の展望台からの眺め


展望台までは階段を登らければなりません


次にメインストリートのネフスキー大通りを歩いて、両側にある由緒ある建築群を見ながらウインドーショッピングやピープルウオッチング。仕上げは通りから少し北に入った所にある純ロシア風教会の「血の上の救世主教会」を訪れた。
ネフスキー大通り


血の上の救世主教会


きらびやかな血の上の救世主教会の内部


本日のメーンイベントは世界屈指の美術館の一つであるエルミタージュ美術館。サンクトペテルブルグを訪れる人は必ず行くと言っていい。収蔵美術品は約300万点。展示室を歩いて回ると20キロメートル以上に及ぶ。エルミタージュの意味は「隠れ家」だが、当時のエカテリーナ2世がこっそり自分自身のために楽しんでいた館が、今では壮大な美術館に変身した。建物は4つに分かれているが、それぞれ廊下で繋がっているので見学するときは気づかず歩いている。先ずは宮殿装飾そのものに圧倒され、イタリア、フランドル、オランダ、スペイン美術と名作が揃っている。
エルミタージュ美術館の内部


豪華な宮殿装飾


レンブラントの名作「ダナエ」


最近の人気エリアは近代美術が展示されている旧参謀本部新館だ。モネ、セザンヌ、ゴーギャン、マテイス、ピカソ、ゴッホ、ルノワール、アンリ・ルソーが一挙に見られる必見の館である。
モダンな新館(旧参謀本部内)


ルノワール「扇子を持つ女」


マティス「ダンス」


チャールズ・ホフバウアー「In London 1907」


セザンヌ「サント・ヴィクトワール山」


エドガー・ドガ


ゴーギャン「果実を持つ女」


ピカソ 「Dance with Veils」


サンクトペテルブルグを去る前に、ロシア美人を紹介。
美人揃いのガイドさんたち


レストラン・カチューシャの可愛いメイドさんたち


4日目は早朝2時半にホテルを出発して、飛行機にてリトアニアのビリニュスへ向かう。
世界遺産のビリニュスの旧市街を回るには、先ずは町の全貌が見渡せる北の端にあるゲディミナス城の登ってみるのが定番のようである。石畳の回り階段を登りきると、カトリック特有の柔和なバロック建築の多い和やかな町が一面に見えてくる。
ゲディミナス城の塔


ビリニュスの街の眺め


ビリニュスの街の眺め


反対側は新市街だがこちらも整然としてきれいな町だ。
新市街の遠景


この旧市街の景色を頼りに下に降りていくと、見事な大聖堂、王宮、カテドゥロス広場がある。
カテドゥロス広場と大聖堂とベルタワー


王宮


さらに南に下ると有名なビリニュス大学が見える。中も見学可能だ。
ビリニュス大学と聖ヨハネ教会


ビルニュス大学構内


道を左に折れると、かのナポレオンが自分の国に持ち帰りたいと言ったゴシック造りの聖アンナ教会にぶつかる。
聖アンナ教会


聖アンナ教会


城から見える聖アンナ教会の遠景


通りに戻り、さらに南下すると町に中心の旧市庁舎と市庁舎広場にあたり多くの人で賑わっている。
市庁舎広場


市庁舎


市庁舎広場に集う市民の皆さん


聖カジミエル教会の前での結婚記念撮影


さらに行くと旧市街の南端「夜明けの門」に突き当たる。歩いて回るのに丁度いい広さの町だ。
夜明けの門


街のいたる所で結婚式(今日はおめでたい日かも)


5日目は専用車でカウナスの街にある「杉原記念館」を訪れる。ビザを発行して多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝の実際の職務室や写真を見ると、尊敬の念と感謝の気持ちが沸き起こってくる。日本人の誇りである。
杉原記念館


杉原記念館


杉原ご家族


通過査証


午後はシャウレイの街の北東約12キロメートルにある、「十字架の丘」を訪れる。それは遠くからみるとまるで小山のように見える。大小無数の十字架が建ち並び、積み重ねられて丘を形成している。神聖さと荘厳さを感じさせる異空間だ。
十字架の丘


十字架の丘


十字架の丘


6日目はラトビアの首都リーガの旧市街巡り。リーガはバルト3国の中での最大の都市。世界遺産の旧市街は見所満載だ。先ずは聖ペテロ教会の123mの塔(展望台は72m)に登り、町全体を見渡してみる。9ユーロの入場料はいささか高いと思ったが、元は十分は取れた。数多くの教会、ハンザ商人の商家、市庁舎など所狭しと並んでいる。新市街とのバランスもいい町だ。
聖ペテロ教会


リーガの街の遠景


リーガの街の遠景


リーガの町並み


次にリーガを代表する建築・ブラックヘッドの会館へ。大時計や数々の彫像、レリーフが美しい。
ブラックヘッドの会館


ブラックヘッドの会館


市庁舎


市庁舎の脇を抜けて行くと、街の中心・ドゥァマ広場には沢山の人が溢れており、その前にバルト3国最古の教会「リーガ大聖堂」がでんと構えている。高さ90mの塔を持つ教会はその威厳を今も放っている。
リーガ大聖堂とドゥァマ広場


リーガ大聖堂のライトアップ


三人兄弟の家や趣のあるトゥルァクシュニュ通りには城壁が残り火薬塔へと続いている。
城壁


トゥルァクシュニュ通り


火薬塔


三人兄弟の家


リーヴ広場の北側の建物の屋根の上に伸びをする猫が見えるのが通称「猫の家」だ。今も悪いねずみを屋根の上から見張っているかのようだ。
猫の家


「猫の家」の屋根の上の猫


リーヴ広場


屋根の上ばかり見ていたら、いくつもの風見鶏を見つけることができた。
屋根の上の風見鶏


屋根の上の風見鶏


屋根の上の風見鶏


屋根の上の風見鶏


旧市街と新市街の境界にある自由記念碑塔


ビルセータス運河の公園


7日目はベラルーシのミンスクへ。この日は近郊の2つの世界遺産、ミール城とニャースヴィシュ宮殿を訪問。ミール城は16世紀前半に、地元の有力者ユーリ・イリイーニチによって築かれた中世の城である。緑豊かな公園と湖に囲まれ、のどかな景色とレンガ色の城が調和した人気スポットだ。2,000年には世界遺産に登録された。5つの塔はそれぞれ異なったデザインで建てられているが形状はほぼ同じ。可愛いゴシック様式の城だ。
ミール城


ミール城


ミール城内


ミール城内部


湖とミール城


ガイドのユリヤさん


ミンスクから南西約90キロメートルにあるニャースヴィシュ宮殿は2005年に世界遺産に登録された。16世紀にリトアニア大公国の最高実力者ラジヴィル家の富と名声を誇示するために建設が始まった。以降1939年にソ連の侵攻によって追放されるまで改築が繰り返された。今は博物館となり、当時の豪奢な内部を回覧できる。この宮殿(城)の立地環境は実に見事だ。ゲートから700〜800m続く道は両側の池に囲まれ、訪れる宮殿に対する期待を膨らませる。その池はまるで魔法のように空の雲を池面に映しだし、絵画そのものだ。城も堀に囲まれ、美しい姿を際立たせている。
ゲート


逆さ絵の池


こんなきれいな池に囲まれている


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿


ニャースヴィシュ宮殿内


ニャースヴィシュ宮殿内部


ニャースヴィシュ宮殿内部


ニャースヴィシュ宮殿と私


最終日はミンスクの街の観光。ベラルーシ共和国の首都・ミンスクは第2次世界大戦によって破壊されたが、旧ソ連風の町並みにすっかり復興された。印象はやはり機能的なクールな整然とした感じを受ける。10月広場や勝利広場はその代表といえる。
ミンスクの町並み


10月広場


勝利広場


一方で、レーニン通りにあるフリーダムスクウエア(通称、歴史センター)はヨーロッパ的な雰囲気が味わえる地区だ。旧シテイホール、聖霊大聖堂を中心にレストランやパブなど大いに観光客で賑わっている。
フリーダムスクウエア


旧シテイホール


聖霊大聖堂


象徴の市長像は大人気(触ると願いが叶うと言われている)


ガイドのダーシャさん


私も真似をして


近くのトラエツカヤ旧市街区も戦前の家々を復元した一画だ。石畳の小道でつながれ、民芸品や薬局など点在し、散歩に最適だ。スヴィスラテ川の中程にはアフガニスタン出兵慰霊碑「涙島」もある。
トラエツカヤ旧市街地区


トラエツカヤ旧市街地区


トラエツカヤ旧市街地区


涙島


3日間お世話になった親切なドライバー「ニコラ」さん


冒頭のコピーでかつての街などと、4つの街を過去の街のような表現をしてしまったが、大きな間違いだった。美しい町並み、歴史を感じさせる町並み、中世ヨーロッパを思い起させる建物群、教会、大聖堂、美術館等、それでいてそれぞれの街に特徴がある。再訪する時があったら選ぶのに苦労するに違いない。

2016年9月20日〜29日
本山 泰久

おすすめポイント
*サンクトペテルブルグ ★★★★★ エルミタージュ美術館、聖堂、教会、美味しい料 理。言うこと無しの街。
*ビリニュス ★★★★ カトリック特有の柔和なバロック建築の多い和やかな街
*リーガ ★★★★★ 活気溢れる新旧入り混じった歴史の街
*ミンスク ★★★★★ ヨーロッパとロシアの中間の匂いがする不思議な街

アメリカ
サファリ+絶景=イエローストーン??? 〜キャンピングカーで行くイエローストーン&グランドティートン 
エリア:
  • 北米>アメリカ西部>ソルトレイクシティ
  • 北米>アメリカ西部>シアトル
  • 北米>アメリカ西部>イエローストーン国立公園
テーマ:世界遺産 自然・植物 動物 
投稿日:2016/10/25 14:05






この度、イエローストーンとグランドティートンをキャンピングカーで巡ってきました。
なぜイエローストーンなのか、といいますとアメリカの2大人気国立公園グランドキャニオンとヨセミテに行ったときに、イエローストーンのことが話題でるんです。イエローストーンと比較して歴史的にどうだとか、大きさがどうだとか。グランドキャニオンやヨセミテだけでもめちゃめちゃ感動したのに、それに匹敵するほどのスケールの国立公園がアメリカにまだあるってどういうこと?!と思い、イエローストーンに思いをはせていました。
そうした中でアメリカのキャンピングカーを使わせていただく機会を得ましたので、私の中で迷いなく次の目的地をイエローストーンに定めました。イエローストーンに即決した理由はほかにも大きく分けて5つあります。


☆ ☆ イエローストーンをキャンピングカーで行く理由 ☆ ☆

その①:経済的に旅行したい
ベストなのはプライベートカー・プライベートガイドをつけることであることは言うまではないのですが、できるだけリーズナブルに行きたいという人は多いはず。しかしイエローストーン混載ツアー、ソルトレイクシティ発の2泊3日は1名10万円近くかかります。これはラスベガス発のグランドサークルツアーの1.5倍くらいの料金です。しかもイエローストーンを十分満喫するには少なくとも4泊したほうがいいといわれています。2泊で10万円もするのに4泊もしたら大変なことです。そもそもイエローストーンで4泊もするツアーはありません。しかしキャンピングカーであればガイドはつかず運転は自分でする必要はありますが、もっとリーズナブルです。

その②:ホテルが高い&取りにくい
観光シーズンのホテルが非常に取りにくいイエローストーン。キャンピングカーであればすくなくとも宿の心配をすることは必要ありません。

その③:自由気ままにまわれる
四国の半分の大きさをもつイエローストーン。短いツアーだと綿密なスケジュールをたてなければなりませんが相手は大自然。自分の思うようにものが運ぶとは限りません。また野生動物がどこからかあらわれ貴重なシャッターチャンスを逃すかもしれません、できれば余裕を持った柔軟なスケジュールが組むことが望ましく、キャンピングカーはそれにうってつけです。

その④:道路事情
広大なアメリカ。日本と比較しても運転しやすい国といえるでしょう。道路は広く見通しもよく、狭い路地はほとんどありません。また高速料金もなく、ガソリン代金も日本よりも半額近い料金です。交通マナーも比較的よいため、日本の運転になれている方であればどなたでも違和感なく運転できます。

その⑤:思い出づくり
ホテル生活と違いキャンピングカーでの生活は運転手、ナビゲーター、料理当番など役割と手間は必要となりますが、お互い協力しあい無事旅行を楽しんで終えるという共通のゴールを目指して旅をすることは何事にも代えがたい最高の思い出になります。お仕着せのものでない自分の旅行をつくる、という意味ではこれ以上の体験はありません。
そのほか、ペット連れで旅行したい・食生活が気になる等の方にもキャンピングカーの旅がおすすめです。

そんなわけで私と妻と父親の3人で、イエローストーンおよび隣接するグランドティートンへキャンピングカーで行ってまいりました。また帰りにシアトルに立ち寄りましたのであわせてレポートします。

9月16日
まずは成田空港にて田舎から上京した父親と合流後、シアトル行きの便にチェックイン。
デルタ航空のチェックインはキオスクで行う。パスポートなどをスキャンして行うのであるがこれがまたややこしい。機械に弱い方や、定年を過ぎた私の父親くらいの世代になるとよくわからず結局グランドスタッフに聞く。結局、私たちにとっては効率が良くなっているのかいないのか。アメリカのエアラインを使うと日系航空会社のサービスの良さというのが身にしみてわかる。稀にエアラインに強いこだわりを持つお客様がいらっしゃるが同じ航空会社でこうも違うとやはり多少高くとも日系を選ぶ気持ちが分かる。

その後アメリカドルへの両替と海外で使えるWIFIを受け取り、最近旅行用にゴールドカードを取得したので出国前にラウンジでビールを飲み時間まで過ごす。

シアトルまで約7時間。さすがアメリカ系のエアラインだけありハリウッド映画はいいものが揃っている。機内食のカツ丼を食べて、映画を2本みてあとはぐっすり眠ってしまった。
シアトルに到着。アメリカの入国はグリーンカード保持者、ESTA保持者、ESTA保持者だが初めての入国者の3レーン位に分かれている。我々3人は以前にもアメリカに旅行したことがあるのでESTA保持者のレーンに並びキオスクで入国の手続きを行う。私の妻がランダムの検査に引っかかったので有人の入国審査のレーンに並ぶ。以前にも入国したことがあるからかさほど苦労なく無事入国。
その後荷物をピックアップし、ソルトレイクシティ乗り換えのため再度荷物を預けとハイジャック検査を受けて搭乗口へ。シアトルからソルトレイクシティへは約2時間のフライト。あっという間に目的地に到着。ソルトレイクシティに到着するとグッと気温が下がったように感じた。後から知ったことだがソルトレイクシティは標高1300mの高地にあるそうだ。
ソルトレイクシティ空港で荷物の受け取りを終えて空港出口からタクシーで、今回お世話になるキャンピングカーのオフィスへ向かう。

<キャンピングカーレンタル手続き>
ソルトレイクシティの空港より約20分。大きな幹線道路沿いにある映画のワンシーンになりそうな、うらぶれた(?)オフィスにて降車。タクシー代金は50ドルだったのでチップとして5ドル含めてドライバー支払った。
オフィスには若い金髪の女性が1人いて「予約しているんだけど」というとそれまで暇を持て余していたようだがテキパキと仕事にとりかかった。我々は日本の免許証と国際免許証(又は翻訳フォーム)、パスポート、代表者のクレジットカードを提示して、手続きを待った。記入すべきところに記入し、署名すべきところに署名をしたあとは日本でもあらかじめレンタカー会社にもらったDVDとほぼ同じチュートリアル映像を再度オフィスで見直す。実車を点検して、最後にオフィスのお姉さんに3人の写真を撮ってもらって出発。










この日はソルトレイクシティにてこれからの5泊6日の旅に必要な日用品をスーパーマーケットで買い出し、近郊のRVパーク宿泊する。
まずレンタカーオフィスから車で15分、ターゲットという大型スーパーに到着。

<初日の買い出し>
我々はあらかじめ「パーソナルコンビニエンスキット」という食器やカトラリー、寝具が一式になったセットを人数分と「キッチンセット」という調理道具一式をレンタカーと一緒に頼んでおいたので、道具類はほとんど購入する必要がなかった。食材以外で購入したのはトイレットペーパー、皿洗い洗剤くらい。
食材もアメリカでは手に入りにくいもの、醤油やだし、海苔、乾麺は日本の100円ショップで揃えた。できればチャーハンの素やカレールーも持って行きたかったが肉や肉のエキスが含まれているものはアメリカには基本的に持ち込めないそうなので断念した。またお米も持ち込めないのでスーパーで購入。その他飲料水やジュースにコーヒー、パン、サンドイッチ用の野菜に調味料、ステーキ肉、ちょっとしたお菓子などを購入し全部で110ドルくらい。5泊6日3人分の食費と考えるととても安い。なおモルモン教徒の多いソルトレイクシティではビールなどのアルコール飲料は大型スーパーに売っていない。ガソリンスタンドなどの売店であれば売っているらしい。
日本から持っていくのが難しい調理器具その他一式はレンタルできます。




食材は意外に安い 5泊6日3人分の食費で110$くらいだった


<日本から持ってきた方がいいもの>
箸、菜箸、木ヘラ
醤油やだしなどの和食の調味料
乾麺などの米以外の食材
海外対応のレンタルWIFI
携帯充電用のシガーソケット
スマートフォン(カーナビにもなるのでいろいろ役に立つ)

買い出しのあとはこの日宿泊するRVパーク、ソルトレイクシティ郊外のチェリーヒル(cherry hill)へ。

<RVパーク チェリーヒル(cherry hill)>
RVパークとはキャンピングカー用の駐車場のようなもので、電源、水道、排水設備。更にランドリーやシャワーまで揃った施設だ。宿泊代金は1泊で46ドル。RVパークにも色々あるようで、このチェリーヒルは子供用のプールやミニゴルフといったちょっとしたお遊びもできるためか家族連れが多いように感じた。

チェリーヒルの主な設備
・売店
・プール
・ミニゴルフ
・ウォータースライダー
・レストラン
・シャワー&ランドリー
・WIFI(あったが何故か使えなかった







RVパークにて手続きを済ませ、まずは荷物ほどきと食料の整理。そして水道や電源の接続と夕食の準備。この日は長時間のフライト、レンタカーの手続きをなどの手続きのせいかRVパークに着く頃には大分眠くなっていた。

夕食はソーセージと日本から持ってきたインスタントラーメンに炒めた野菜を入れて食べた。キャンピングカー最初の晩餐だ。ビールがないのが寂しいが明日は早朝出発なのでまあいいだろう。




9月17日
朝4時に起床し、RVパークにてシャワーを浴びる。クロワッサンを焼いてコーヒーを入れて軽い朝食。太陽が昇らないうちにイエローストーンへ向けて出発。




ソルトレイクシティからイエローストーンへは約5時間。とはいえキャンピングカーではそこまでスピードが出せないので6時間くらいはかかるだろうと計算した。

基本は父親が運転し、ハイウェイの真っ直ぐな道になったらペーパードライバーの私と妻も交代して運転した。
慣れれば他の車と大きな違いはなかったが、スピードが乗るとハンドルをもっていかれるように感じることと、ブレーキの効きが弱く感じること、それに車幅・長さともに経験がない大きさなので誰かに誘導してもらわないと無理だなぁと思った。






ルート15号から20号へ。ほぼまっすぐな広い道をひた走ること。約6時間。ウエストイエローストーンに到着。

ウエストイエローストーンはイエローストーン観光の拠点になる街だ。街には西部開拓時代のような雰囲気の土産物屋にレストラン、ホテルが通りにいっぱい、賑やかさがある。RVパーク、ガソリンスタンドやスーパーマーケットもあるので我々のようなキャンピングカーで来た旅行者にとっては、キャラバンにとってのオアシスのごとき場所である。

車のガソリンが約半分になってしまったので、このウエストイエローストーンにて給油。
給油をしてみてたまげた。30ガロン入った。1ガロン3.8リッターなので約114リットル入ったことになる。しかもこれはタンクの二分の一に入る量であるからいかに一般的な車と比べて大きいのがよくわかる。
値段は100ドル超え。値段にも驚愕。1リットルで計算すると約65円なので日本のおよそ半額位。とは言え、ガソリン代としては見たことない金額である。このガソリンスタンドにてようやくビールを手に入れる。一部の地域では大型スーパーでも売っていないビールが一方ではガソリンスタンドでさえ簡単に手に入る。アメリカは面白いなぁ。
給油を終えて、いざイエローストーンへ!




<イエローストーン国立公園>
イエローストーン抜きにしてアメリカ、いや世界の国立公園については語れないだろう。1872年世界初の国立公園となったイエローストーンが、それまでの自然保護の考え方と違い、画期的だったのは「人の手を加えないで保存する」ことを法律で定め、それを実践している点である。例えば自然に発生した山火事に対して消火活動は行わない。山火事も自然のサイクルの一部であるからだ。イエローストーンの主役は、あるがままの豊かな自然の風景とそこに住む野生動物たち。我々観光客は単なる「訪問者」にすぎず、たゆまぬ自然の営みを壊さぬように、このイエローストーンの美しい景観と豊かな動植物・生態系を守っていかなければならない。

そんなイエローストーン観光の際に考慮しなければならないのはその大きさである。約9000平方キロメートル、四国の約半分もの面積を持つというイエローストーンは1日の観光は不可能。イエローストーンの主要な見所は8の字を描くような道路沿いにあるため、少なくとも2日観光の時間をとり、8の字の上の円(アッパーループ)と下の円(ロウアーループ)に1日ずつわけて観光するのがいい。

アッパーループには石灰棚でしられるマンモスホットスプリングス、連なる火山岩の尖塔のから流れ落ちる落差40mタワー滝、野生動物が多く見られるラマーバレーがある。

対してロウアーループにはイエローストーンのシンボルである間欠泉オールドフェイスフルガイザーや鮮やかな色のモーニンググローリープールにグランド・プリズマティック・スプリング、深さ300mの谷底を持つ全長34キロの渓谷・キャニオン、野生動物に頻繁に遭遇するヘイデンバレーがある。

有名どころはロウアーループに集中しているので、1日しか自由な時間がなければロウアーループのみ観光するのもいいだろう。すべての主要な観光ポイントを巡るのであれば少なくとも2日間。ただし道路状況や変わりやすい天候、野生動物との遭遇のチャンスを考慮すると3日間は観光できる時間を確保したい

給油を終えた我々はイエローストーン国立公園の入り口に到着。通常の入場券は車一台につき30ドルだがグランドティートン国立公園とセットの入場券も販売されておりこちらが50ドルなのでセットの方を購入した。なお入場券は購入後5日後まで有効。その間の出入りは自由だ。
イエローストーンの入り口 グランドティートン国立公園とセット入場券で車1台 50$ 5日間有効






さっそくバイソンに遭遇


まず向かったのはマンモスホットスプリングス。このマンモスホットスプリングスは8の字の左上の部分に位置し、イエローストーン公園入口からは約1時間で行ける観光場所なのだが、我々の行ったこの時期ノリスからマンモスへの道(つまり8の字の上の円の左側あたり)が閉鎖されていた。そのため東側に大きく迂回したルートを取り、マンモスホットスプリングスへ向かった。本来1時間で行けるところが2時間費やす羽目になり、マンモスのあとに立ち寄ろうと考えていたラマーバレーは断念。

<マンモスホットスプリングス>
ウエストイエローストーンからは約50マイル、イエローストーンの大自然が織りなす摩訶不思議な代表的な光景の一つ。地下3000m付近までしみ込んだ雨や雪が熱せられた結果、石灰層から溶け出した石灰分が噴き上げられ、8,000年もの年月をかけて幾重にもかさなり巨大なデコレーションケーキのような温泉段丘(テラスマウンテン)が造られた。テラスマウンテンは広大で遊歩道を一周するのに約30分かかる。頂上からは現在も温泉が休むことなく流れ続け、テラスマウンテンの形成はいまも続いている。私が訪れた9月後半は湧き出る温泉の量はすくなかったが、パレットスプリングに関しては、まだ水量も豊富でマンモスホットスプリングスの中では最も見応えがあった。








来た道をそのまま2時間かけて戻り、ウエストイエローストーンへ。

<WAGON WHEEL RV CABIN ワゴンウィルRVキャビン>
この日の宿泊はWAGON WHEEL RV CABINというRVパーク。出発前に予約依頼をしておいたが返事がなかったのでそのままゴーショー。やはり予約は入っていなかったので当日予約という形で無事宿泊できた。施設は新しくはないが、受付のおばちゃんが日本に住んでいたことがあるらしく大変フレンドリーで後々いろいろ配慮してもらった。今回の旅の中で一番思い出深いRVパークかもしれない
ウエストイエローストーンの中心部から少し離れた場所にあるRVパーク。キャンピングカーの他にキャンプサイトもある。シャワーやランドリーはあるが、売店はなかった。パークフィー68$。

WAGON WHEEL RV CABINの主な設備
・ゲームセンター&ビリヤード
・シャワー&ランドリー
・WIFI(あったが使えなかった)

9月18日

朝4時に起床し、シャワーを浴びて朝食の準備。朝5時に朝食を食べて6時頃にRVパークを出発。このくらいの時間だとまだまだ車は少ない。9月のこの時期夜が空け始めるのが7時ごろ。ちょうど空が青白くなってきたあたりにヘイデンバレーに到着。




<ヘイデンバレー>
ヘイデンバレーはキャニオンとイエローストーンレイクの間、ゆるやかに蛇行するイエローストーン川沿いの広大な草原。美しく見晴らしのよいこの平原は野生動物の格好の観察ポイント。バイソンやエルクがのどを潤し、草をはむ姿を高い確率で遭遇できるはずだ。ゆったり流れるイエローストーン川と何事にもせかされずあるがままの生活を営む野生動物たち。その姿をみていると日常の生活を忘れ、誰しもが豊かで穏やかな時間の流れを感じることだろう。

私たちは動物達が動き出す朝と夕刻が見頃ということでまずここに訪れた。この時期のへイデンバレーは一面黄色のアスペンが平原を彩り、秋らしい美しさをはなっていた。道路沿いに草を食むバイソンの群れ遭遇。朝の時間で比較的車の往来が少ない時間帯といえども道路すれすれの場所で呑気に草を食べるバイソン達。ガイドブックによるとバイソンは道路を横切ることもあるそうなので、比較的穏やかな性格なのかもしれない。








ヘイデンバレーをあとにして向かったのはキャニオン。

<キャニオン>
イエローストーン国立公園の名前の由来となったグランドキャニオン。長さ32キロメートル、深さ360mにも及ぶ巨大な渓谷だ。硫黄分を含んだイエローストーン川の流水と水蒸気によって周りの波紋岩の絶壁が黄色く変色している。まるで黄金色にも見える。両側のむき出しの黄金に染まる絶壁の間を縫って流れ出す大瀑布。特にロウアーフォールズはナイアガラの倍の落差とあって大迫力だ。渓谷沿いにはいくつもの遊歩道と展望台が整備されており、できれば3時間ほど時間をとって車ではたどり着けない雄大な自然の深淵へと探訪してみたい。

我々はまずキャニオンビレッジに車を停めて、森の遊歩道を抜けて、グランドビューポイントへ。そしてルックアウトポイント、ロウアー滝の近くまでトレイルが整備されているレッドロックポイントを訪れた。トレイルを全て歩くことも出来たが時間に余裕がないので一旦車に戻り、インスピレーションポイントへ。しかしあいにくインスピレーションポイントへの道路は封鎖されていたのでぐるっとまわってアーティストポイントへ。アーティストポイントは数あるキャニオンのビューポイントの中でも混雑していた、それもそのはず、切り立った峡谷のダイナミックな全景を堪能でき、今回訪れたキャニオンの展望台の中では一番感動的だった。










その後、ロウアーループを南下し、イエローストーンレイク近くのレイクロッジの駐車場にて昼食。一頭のみで同じく食事中のバイソンがいた。お昼休憩をしたあとはアッパーガイザーベイスンへ。






<アッパーガイザーベイスン>
ダイナミックな間欠泉や鮮やかな熱水泉が特に有名なイエローストーン。イエローストーンといえばこれらをイメージとして思い浮かべる人が多いのではないだろうか。このアッパーガイザーベイスンではそのイエローストーンのシンボルともいえる間欠泉「オールドフェイスフル」と熱水泉「モーニンググローリープール」を見られるとあってイエローストーン国立公園の中でも最も賑わいを見せるビレッジである。間欠泉・オールドフェイスフルの噴出は65分〜110分の間隔、高さは30〜55mとほかの間欠泉とくらべてほとんど一定のためフェイスフル(Faithful)と名がつけられている。オールドフェイスフルからの続く遊歩道の最も先にあるのがもう一つのハイライト、モーニンググローリープール。中央部分は高温のためバクテリアが住めない澄んだ青色、その周りは温度によって住むバクテリアが異なるためグラデーションをつくりだし、見るものを惹きつけてやまない美しい極彩色の熱水泉となっている。

まずはオールドフェイスフルロッジにてオールドフェイスフルガイザーで噴出予想時間を確認。およそ40分後に予定していたので遊歩道を少し歩いてからオールドフェイスフルを見ようかな、なんて考えていたら時間が経つにつれてみるみる人が増え始めたので席を確保するために、まだ予想よりも30分以上前だが、間欠泉の前で待つことに。






予想時間はあくまで予想なので10分ほど前後することもあるそうだ。予定時刻に近づくにつれ徐々に吐き出す煙の量は増え始め、ギャラリー達は一斉にカメラを構え始める。しかし一気に噴出しそうな様子を見せながらも勢いが続かず息切れとなる寸止め状態(?)が何度か続き、その度にカメラを構えていたギャラリーがカメラを下ろすとともにため息が漏れる。
何度かその光景が続くものの、予想時間から遅れるほど5分。ようやく噴出!噴出は湯気とともに徐々に大きくなりその後、青空をめがけて勢いよく噴き出す。地球がきていることを感じられる瞬間だ。噴出は1回限りでなく、まるで株価の乱高下のように、一度天高く噴出しても再度ピークの高さまで噴きあげることもある。噴出は2分ほど続き、そのあとは何事もなかったように、煙をもんもんと吐き出す、噴出前と同じ状態に戻る。






オールドフェイスフルをひと通り見学したあとはモーニンググローリーまで続く遊歩道、通称ゲイザーヒルループをぐるりと一周。一周するのに約2時間、モーニンググローリーまでの道すがら様々な間欠泉や温泉があり、旅行者達を楽しませてくれる。遊歩道のクライマックスはモーニンググローリープール。朝顔のようなその形から名前がついた温泉。泉の周囲から深淵にかけての鮮やかなグラデーションは見る者の目を吸い込んでしまいそうなほど美しく妖艶だ。








ひと通り見学したあとは来た時と違うルートを通ってオールドフェイスフル近くの駐車場に戻る。森林の中を抜ける遊歩道を歩いていたところバイソンに遭遇。なんと遊歩道の真横で草を食べている。こんなところで食事なんて!びびる妻とともに引き返すかどうか考えていると、外国人のカップルがいたのでそこに「すぐ近くにバイソンがいるよ!」と教えると「教えてくれてサンキュー」とそのまま森の中へ。さすが外国人。












アッパーガイザーベイスンを見学して、前日同様ウエストイエローストーンへ。
昨日とは違うRVパークに泊まろうと思い、別のRVパークを探すもあいにく満車。2軒尋ねてもどちらも満車なので、前日と同じWAGON WHEEL RV CABINへ。前日と同じく感じの良いおばさんが出迎えてくれた。しかし頼みの綱のWAGON WHEEL RV CABINもこの日は満車。受付のおばさんは携帯で他のパークに状況の確認をしてくれたが、残念ながらもそこも満車。こんなに混んでいると思わなかった。途方にくれる私。しばらくするとおばさんがテントサイトがあるからそこを使うのはどうか、という提案をしてくれた。テントサイトではあるが電源は使えるし、車を停めるスペースもある。翌日チェックアウトする車もあるので、翌日空いたスペースがあれば給水や排水をしてもいいとのこと。ありがたくその提案を受け入れ、この日はテントサイトの駐車場にて宿泊。


9月19日
この日はグランドティートン国立公園を目指す。その道すがら時間の関係でまだ見ていないロウアーループの見所に立ち寄るつもりだ。

朝7時前、ウエストイエローストーンのRVパークを出発。朝早く出発する理由は日中と比べて車が少なく、野生動物達が動き出す時間帯だからだ。この日はマディソンまで道中に朝靄の中、餌を探すエルクの群れを見た。その光景は動物達の楽園と呼ぶにふさわしいものだった。昇ったばかりの黄金色の朝日が地上に輝きをもたらし、しんとしたまだ冷たさが残る中マディソン川からはもやが立ち上がる。その中をゆっくりエルクが歩く姿は自然そのものだ。ここは動物たちのサンクチュアリなのだから「このまま」でなくてはならない、「自然が自然なままであること」、何事もないような言葉だが、これほど尊いものが他にあるのだろうか、ということを思った。












夜明けのイエローストーンの光景に感動したあとはミッドガイザーベイスンへ。

<ミッドガイザーベイスン>
アッパーガイザーベイスンに続き、ミッドガイザーベイスンも逃せないポイントだ。ミッドガイザーベイスンに訪れる目的はただ一つ、直径113m・深さ48メートルに及ぶ全米最大の熱水泉、グランド・プリズマティック・スプリングのためである。まるでモーニンググローリープールを巨大化したような印象的な虹色の色彩。中央部からは70度もの高温の温泉が湧きだし透き通るような美しい青色、周縁部は泉を縁取るように緑から黄色、オレンジへと強烈なコントラストを放っている。そのあまりの大きさと立ち上がる湯気で、近くの遊歩道からはその全景は確認できない。すぐ南の小高い丘がグランド・プリズマティック・スプリングの全景を見渡せるビューポイントになっているので是非訪れよう。








ミッドガイザーベイスンを後にして、車をグランドティートン方面へと走らせる。休憩がてらに立ち寄ったのがウエストサム。

<ウエストサム>
手のひらのような形をしたイエローストーンレイクの親指の付け根の位置にあたることから名づけられたウエストサム。ウエストサムでは熱水泉越しにイエローストーンレイクが見渡せるという不思議な光景を楽しめる。石灰がカップ状に堆積したような湖底から吹き出す間欠泉もあり、昔釣り人が釣り上げた魚をこの中に入れてその場で食べたそうだ。






イエローストーンを抜けてグランドティートン国立公園へ。イエローストーンの国立公園を出たとしても風光明媚な光景は途切れることがない。グランドティートンへ差し掛かるとすっかり秋らしい景色へとかわっていった。途中、ジャクソンレイク沿いのレストランの駐車場で昼食。レストランはすでに休業していたが、ちょうどいいベンチがあったので車の中でサンドイッチを作ってベンチで食べた。ジャクソンレイク越しに見える雄大なマウントモラン。いつものランチがさらに美味しく感じられる。








ランチのあとはコルターベイというグランドティートン国立公園の起点となるようなエリアに立ち寄る。ここはRVパークやテントサイトに売店、湖畔沿いのトレイルがあったり、夏にはクルーズツアーの出発地にもなる。ここに車を停めてしばらく散歩。興味本位でRVパークを覗いてみると、お昼を少し過ぎたくらいの時間だったがすでに満車。こんなに素晴らしい立地だからそれも当然か。

コルターベイを後にして、ジャクソンホールハイウェイを走る。

<ジャクソンホールハイウェイ>
1953年に公開されたアメリカ映画「シェーン」。西部開拓時代の原風景を描いたこの映画の舞台となったのがこのグランドティートン国立公園だ。そのグランドティートン国立公園を南北に貫くのがジャクソンホールハイウェイ。ジャクソンホールハイウェイにはティートン山脈の雄大な景色を眺められるビューポイントが複数ある。スネークリバーと広大な草原越しにみるティートン山脈のパノラマはきっと忘れないものになるだろう。特にスネークリバーが大きく湾曲する場所にある展望台・オクスボーベンドでは水面にうつる雄大な「逆さもマウントモラン」を楽しめるとあって常にギャラリーが絶えない。






ジャクソンへ向かう道中、トランスフィギュレーション礼拝堂に立ち寄る。丸太作りの小さな教会の大きな窓からは標高4200mのグランドティートンが窓いっぱいに広がる。教会の中がシンプルなため尚更、その自然の雄大な景色が神秘性を帯びているようにも感じる。




<ジャクソン>
教会を後にして向かうのはジャクソン。グランドティートン国立公園から約20分の場所にあるグランドティートン観光への起点となる街だ。イエローストーンの玄関口であるウエストイエローストーンよりも街の規模としては少し大きいくらいの西部開拓時代を思わせるような街だ。




中心から少し離れたところに車を停めて、歩いて街の中心地へ。街にはイエローストーンやグランドティートン、ジャクソンをモチーフにしたTシャツ屋さんやお土産屋さんが沢山ある。中でもお土産にオススメなのはダウンタウンにあるリカーショップで購入したワイオミング州限定のバーボン。なかなかデザインもカッコ良く酒好きへの限定ではあるがお土産として喜ばれること間違いなし。

この日予約したと思われる(返信メールが来ない)RVパークへ向かうも、この日も予約が入っていないと言われる。ガックリ肩を落とし、別のRVパークを探すもジャクソン付近のRVパークは現在1軒しかないため、隣町のウィルソン近くのRVパークへ行く羽目に。目指したのはジャクソン・ホール・キャンプグランドというRVパーク。1泊90ドルだがしょうがない。

<ジャクソン・ホール・キャンプグランド>
ジャクソン中心部から車で約10分にあるRVパーク。他にもテントサイトやロッジなど様々な宿泊施設がある。シャワー、ランドリー、無料のWIFあり。売店はあるものの商品数は少ない。近くには特に飲食する場所やスーパーなどもない。値段は高めで割に合わないが、ジャクソン近辺で数少ない貴重なRVパークの一つである。

ジャクソン・ホール・キャンプグランドの主な設備
・売店(すごく小さい)
・シャワー&ランドリー
・WIFI
・たき火

この日私は食事のあと疲れのためすぐに寝てしまったが、妻や父親は焚き火をしている他のキャンパーとコミュニケーションをとって結構楽しんだそうだ。






9月20日

RVパークを朝7時頃に出発。この日はもう一度グランドティートンを観光して、ソルトレイクシティへ約2時間の途中のセントチャールズという場所で宿泊する予定だ。

父は昨日お土産として購入したワオミニング州のバーボンを一人で1本あけてしまった。私が怒り狂ったのはいうまでもない。2日酔いの父に代わり私が午前中は運転することに。


昨日は公園の東側のジャクソンホールハイウェイを走ったので今日は公園の西側のティートンパークロードへ。

<ティートンパークロード>
スネークリバーの西側を走るティートンパークロード。ティートン山脈を望む壮大な展望を楽しむビューポイントが多いジャクソンホールハイウェイとは対照的にティートン山脈の足元を回り込むように走っているためグランドティートンが間近にせまり迫力満点。またジェニーレイクやジャクソンレイクといった湖沿いのトレイルも充実しているため、湖畔のレストランやキャンプ場を起点にハイキングを楽しむのもいい。夏の期間であればジェニーレイクやジャクソンレイクからのボートクルーズも運行しているので水面から眺める涼しげなティートン山脈の表情を楽しめるとあって好評を博している。

ムースのゲートを越えてまず到着したのはジェニーレイクのトレイル。夏であれば対岸までのボードが出ているが、すでにクルーズは終了しているので湖への遊歩道のみ楽しんだ。










次に停車したのはシグナルマウンテンロッジの駐車場。特にここにはクルーズやトレイルはないもののジェニーレイクよりもひらけており、水面に映るダイナミックなグランドティートンを拝むことができる。


そのあとジャクソンレイクとスネークリバーをまたがるダムにて休憩。






もう一度ジャクソンホールハイウェイを経てこの日の宿泊予定地のセントチャールズを目指す。(この日もう一度オクスボーベンドに訪れたが、晴れていたので鏡張りの景色もよくみえ再訪して正解だった。またパラマウント映画の「シェーン」の舞台となったアンテロープフラットロードも訪れた。オクスボーベンドに次いで感動した景色の一つとなった。)








実はセントチャールズはジャクソンとソルトレイクシティのルートからは外れるので少し遠回りになるのだが、お世話になったレンタカー会社の方がぜひというので立ち寄らせていただいた。

<ベアーレイクノースRVパーク>
ジャクソンの街から約2時間半、ベアーレイク近くにあるRVパーク。このRVパークのオーナーはアメリカ人と日本人のご夫妻。ご主人のケントさんは大阪の英会話教室で働いていたそうで、かなりフレンドリー。もちろん日本語もお上手。残念ながら私たちが訪れた日奥様は日本に里帰りなさっているということで会えずじまいだった。これまでの街中にひっそりと隠れるようにつくられたRVパークでなく、遠くに見えるベアーレイクと山脈が美しい、大自然の中のなにも遮るものがないほっと一息できるような解放感にあふれたRV パークだ。ケントさんの可愛い愛犬レミーと美しい夕暮れの中で遊んだのはいまでも脳裏によぎる良い思い出である。

ベアーレイクノースRVパークの主な設備
・シャワー&ランドリー(有料)
・WIFI
・たき火










9月21日

朝3時に起床、楽しかったキャンピングカーの生活もこの日が最後。返却のため荷物を簡単なパッキングと清掃、その後軽めの朝食。4時にベアーレイクノースRVパークを出発。

この日こんなに朝早く出発したのは理由がある。
ソルトレイクシティ郊外にある死海に次いで塩分濃度の高いというグレートソルト湖とまるでボリビアのウユニ塩湖を思わせるような塩の平原ボンネビル・ソルトフラッツに行くためだ。

<グレートソルト湖>
ソルトレイクシティ中心部から車で約30分、ソルトレイクシティの町の由来になったグレートソルト湖。もともとは巨大なボンネビル湖の一部であったが氷河期の終わりと地殻変動により陸と湖に分離し孤立湖となった。グレートソルト湖へ流れ込む川はあるが、流れ出す川はなく標高の高い場所に位置するため蒸発する量も少なった。徐々に干上がるにつれ塩分濃度が濃くなっていき、現在のグレートソルト湖となった。死海に次いで塩分濃度が高く8〜25%。濃度は南と北で異なり、北側には川が流れ込んでいないため平均より湖水の塩分濃度が高くなっている。
観光客がアクセスしやすいのは湖の南に位置するマリーナ。80号線のハイウェイから降りてすぐの場所だ。広大なグレートソルト湖の展望を楽しめるとあった朝にもかかわらず多くの観光客でにぎわっていた。しかし誰も塩湖に入ろうとしない。なぜ誰も塩湖が目の前にあるのに入ろうとしないのか。イスラエルやヨルダンに足を運ぶまでもなく、こんなに近くに浮遊体験ができるのに!というわけで早速トライ。








<ボンネビル・ソルトフラッツ>
ソルトレイクシティのから約200キロメートル、グレートソルト湖からさらに80号線を西に車を走らせること約1時間半。徐々に真っ白な大平原が目の前に広がる。もともとはグレートソルト湖と同じボンネビル湖の一部であったが現在は干上がっておりその面積は100平方マイル(260平方キロ)にも及ぶという。その幻想的な光景から映画のロケ地としてもたびたび使われたり、スピードレースの舞台としても知られている。それよりも私達に思い起こさせるのはボリビアのウユニ塩湖。ボリビアまで行かなくとも手軽にウユニ塩湖のような絶景を楽しめるとあって近年観光客にも人気となっている。もちろん雨が降れば鏡張りのような光景を見られることも。








ボンネビル・ソルトフラッツにてレンタカー会社に到着が遅れる旨を連絡。ソルトレイクシティまで1時間半かけて戻り、市内の給油所にてガソリンを満タンにし、キャンピングカー最後の食事、お茶漬け。排水が生じる洗い物ができないため、ティッシュなどで器を拭き、細かいゴミはガソリンスタンドで捨てた。


午後1時頃キャンピングカーを返却。6日間お世話になったキャンピングカーともここでお別れ。精算を終えたあとはキャンピングカー前で記念撮影。呼んでもらったタクシーに乗り、この日予約していた宿へ。なおタクシー代金は到着時とは違いメーター制で約12ドル+チップ。


<エコノロッジ・ダウンタウン>
ソルトレイクシティの比較的中心部に位置するその名の通りエコノミーホテル。駐車場が広いため、レンタカーでの旅を考えている旅行者にはうってつけだろう。ホテルから徒歩数分でソルトレイクシティの路面電車、UTAの駅があるためダウンタウンへのアクセスも容易。またこの路面電車は空港へも乗り入れているため、車保持者だけでなく現地発のツアーに参加する方や乗り継ぎの都合上などの短い滞在にも使える。室内は広めだが、設備は古い。無料のWIFIとテレビ(今時ブラウン管)はあるが、冷蔵庫やセーフティボックス、スリッパなどはない。換気扇の音がうるさく、隣の排水口の音も聞こえてくる。気になる人は気になるかもしれないが、2つ星程度のホテル、ということで理解していれば概ね納得できる選択肢である。また近くには人気のメキシコ料理店RED IGUANAがあるので滞在される方は是非。


ホテルにチェックインをし、荷物を置いてしばらく休憩。ソルトレイクシティの観光場所と経路をチェックして身軽になり、市内観光へ出発。父親は疲れたようでホテルで待機するとのこと。

<ソルトレイクシティ>
ソルトレイクシティといえばまっさきに思い浮かぶのが2002年の冬季オリンピックの開催地。周辺を山岳で囲まれており、良質な雪質のスキー場を擁し、スキーリゾートの中心地としても知られている。もともとは山に囲まれた塩湖と荒野の過酷な土地だったのだが、この街が拓かれたのは19世紀。宗派争いから逃れるためにモルモン教徒が西へ西へと移動、たどり着いたのがこのソルトレイクシティだ。街の中心には立派なモルモン教のソルトレイク神殿が鎮座している。モルモン教徒でなくともビジターセンターなどがあり気軽に入ることができる。モルモン教はその厳しい規律でしられておりアルコールやコーヒーを摂ることを禁じている。そのほか街中にはギャンブルなどの派手なネオンも見ることはない。誘惑が少ないためか、学校教育はほかの都市と比べてかなり進んでいるそうだ。
モルモン教徒の総本山の街というと少し窮屈なイメージを受けるかもしれないが、治安もよく町の中心にはショッピングセンターもありほかのアメリカの都市と大きく変わりない。街中にはビール醸造所がありおいしいクラフトビールも飲める。








人気のビール醸造所 Squatters Pub Brewery


テイスティング


ソルトレイクシティの街を観光した後、19時頃ホテル戻り父親と合流。ホテルの目の前のメキシコ料理店RED IGUANAへ。すでに店の目の前には人だかり。45分ほど店の前で待ち店内へ。メキシコビールとタコス、モーレを堪能。チップ込み3人で50ドルほど。この旅、初めてレストランでの食事がメキシカンで、今回の旅は食事だけを見ると一体どこに来たのかわからないほどアメリカ感はないのだが美味しかったので良しとする。




9月22日

この日はシアトル行きの11時ソルトレイクシティ発の便に乗るために朝6時半頃に起床。朝食を食べて、荷造りをし8時半頃にチェックアウト。どうやらこのホテル、空港までの無料送迎があるらしい。ホテル目の前の路面電車も空港まで乗り入れているのでそれでいこうと思っていたが、ホテル前から連れて行ってくれた方が楽だ。乗客我々3人だけで空港に送迎してもらう。ホテルから空港までの約10分。あっというまに到着。

行きと同様、デルタ航空の端末で搭乗手続きを行い、荷物預けは有人レーンに並ぶ。荷物検査を行い搭乗エリアへ。定刻通りにシアトルへ。

約2時間のフライトを経て、シアトル到着。シアトルからは中心部への地下鉄が運行しており、1時間足らずで移動が可能(3$)。

この日の宿泊はシェラトンホテル。信じられないことだが我々の滞在する時期、シアトル中心部のホテルで一番安いホテルがシェラトンだった。郊外のホテルやホステル、Airbnbという手段もあったが立地と値段等を考えるとシェラトンという結果になった。アメリカのホテルはなぜか高いときがあるので少し困る。

<シェラトン・シアトル>
空港から直結している地下鉄のウエストレイク駅から徒歩5分、市内中心部のロケーションのパイクストリート側とユニオン側の2棟からなる大型ホテル。さすがシェラトンだけあり、セーフティボックス・ドライヤー・無料のWIFI(もちろん室内も)・ミニバー・バスタブあり。スリッパはなかった。無料の水とコーヒーもつき、コーヒーに関してはスタバの紙コップとドリップタイプのものが置いてあった。さすがシアトル、さすがシェラトン。もちろん室内は比較的広く、清潔感・開放感があり、椅子の座り心地もよかった。




ホテルにチェックし、しばし休憩した後シアトルの街へ。
少し郊外にスターバックスの本社(通称スターバックスセンター)があるので行ってみる事に。調べてみるとシアトルには数多くのスターバックスにまつわる場所が多いことがわかった。

<スターバックスの聖地・シアトル>
もともとは焙煎を専門にする会社だったが、1987年エスプレッソを主体とするテイクアウトメニューがシアトルの学生や女性の間で大人気となった。のちに「シアトルスタイル」と呼ばれるコーヒーや店舗の内装は瞬く間にブームとなり北米全土に広がり、1996年銀座に北米以外で初めての出店。それ以降、世界中でスターバックスが火付け役となったシアトルスタイルのカフェブームが世界中を席巻することとなった。もちろんスタバ発祥のシアトルでは歩くたびにスターバックスがある。シアトルの人々にとってはまるで八百屋や銀行、郵便局のように日常生活とはきっても切れないような存在のようである。そんなスターバックスの聖地のような街・シアトルには特別なスターバックスが3つある。
1つ目はスターバックス本社、通称スターバックスセンター。1階には通常のスターバックス、8階にはここでしか買えないスターバックス関連商品が購入できる。平日しか入館できないのでご注意。
2つ目はスターバックス1号店。シアトルの港・パイク・プレース・マーケットにある1号店はセイレーンのロゴがオリジナルのまま。この1号店ではコーヒーはテイクアウトのみ販売を行っており、あとは1号店のみのタンブラーやマグなどの記念品が購入できる店舗となっている。
3つ目は2014年末にオープンしたスターバックス リザーブ ロースタリー&テイスティングルーム。まるで焙煎工場のような内装に、広々としたテーブル、オーダーを受けてから一杯ずつ作るので時間はかかるが希少なコーヒー豆を焙煎した直後の最高な状態で味わえるとあってシアトルっ子で大賑わいだ。

我々はまず平日しか入れないスターバックス本社へ。市内中心部からは5番または21番のバスで約15分。シアトルのバスはサンフランシスコなどと同様、一度乗れば2時間後まで乗り放題。そのためチケットは無くさないように。しばらく乗っているとスターバックスのロゴで有名なセイレーンの大きな顔をてっぺんに掲げた大きなビルが見えてくるはずだ。そのビルが見えたら次の1st Ave S & S Lander St のバス停で降車。そこからセイレーンの顔をめがけて歩くこと5分。スタバ本社に到着。なお1階はスターバックスのお店になっている。我々が目指すのは8階。8階はスターバックス本社の受付となっているがすぐ右手はコーヒーギアストアと呼ばれる本社限定のグッズ販売所になっている。スターバックスのボールペンやポロシャツ、ウインドブレーカー、キーホルダーにエプロンなど、スタバファン垂涎の商品が並べられている。








当初はただのコーヒー屋さんの本職とは関係ないグッズにそんなに心ときめくかねぇ、と思っていたが来たら来たでやはりそれなりにテンション上がる。スターバックスは無料のWIFIが使えるので、家にWIFIを引いていない私としては、たまに使わせてもらっていますが、これからも利用させていただきます。

スターバックス本社を後にして、ホテルに戻り父親と合流。3人でパイク・プレース・マーケットへ。

<パイク・プレース・マーケット>
シアトルを観光するうえで外せないのがこのパイク・プレース・マーケット。1907年に創設されたアメリカ公設市場の先駆けである。アーケードには魚屋をメインにベーカリー・花屋・カフェなどが両側にびっしり。多くが個人経営でここでしか購入できない手作りの商品が数多く並んでいるのでお土産の購入にはうってつけ。








パイク・プレース・マーケットで最も賑わいを見せるのはスターバックス1号店だが、そのほかにも見逃せないスポットが多数。無添加の自家製チーズでしられる「ビーチャーズ」、行列の絶えないクラムチャウダー専門店の「パイク・プレース・チャウダー」など。マーケットの地下通路を通り港方面にでると無数のチューインガムが張り付けられているポストアレーへ。1993年、マーケット劇場への入場待ちの少年が暇つぶしにガムを壁に貼り付けたのが始まりだとか。










パイク・プレース・マーケットを楽しんだ後は港沿いをそぞろ歩き。ピア55にあるエリオットオイスターハウスで夕食。この店は生牡蠣で有名なそうで、観光地にありながら良心的な料金で美味しい牡蠣を食べさせてくれる事で有名だそうだ。我々は店内に入り、1人4種類ずつ違った産地の牡蠣とお勧めの白ワイン、それにリゾットとクラムチャウダーを注文。KUMAMOTOと呼ばれる熊本産の牡蠣もあった。一番私が美味しいと感じたのはSHIGOKUと呼ばれる牡蠣。これはその日本風の名前のとおり原産は日本であるが、同じ種類の牡蠣をシアトル近郊の海で養殖しているそうだ。肉厚且つ濃厚だった。






9月23日

朝7時に起床し、出発の準備。父親が「はとバス的なものに乗りたい」というのでエメラルドシティ・トロリーに乗ることにした。

<エメラルドシティ・トロリー>
エメラルドシティ・トロリーというのは4月から9月の間、シアトル市内の主要ホテルと観光ポイントを巡る乗り降り自由の観光バスだ。もちろん降りなくとも車内で英語のガイドが同乗しており車窓からの見える建物などにまつわる歴史などを説明もしてくれる。日本語や中国語、韓国語のオーディオガイドも備え付けられているので、係員の人にイヤホンをもらうのを忘れずに。チケットは事前に購入、もしくはシアトルセンターであれば直接購入ができる。またスマホをお持ちであればアプリをダウンロードするのがお勧め。今どの辺りをバスが循環しているかが一目でわかる。


エメラルドシティ・トロリーはシェラトンホテルも一つの停留所にしているため、我々はネットであらかじめチケットを購入し、ホテルから乗車。私達はまずシアトルの観光を語る上で外せない、シアトルセンターへ。シアトルセンターを目指したのはスペースニードル!、、、ではなくEMP博物館に行くためである。実は私がシアトルと聞いて思い浮かぶのは音楽、ロック、特にグランジと呼ばれるジャンルである。




<シアトル発のオルタナティブロックムーヴメント>
1991年にニルヴァーナの「ネヴァーマインド」を口火に全米に広がるオルタナティブロックムーヴメント・グランジ。
シアトルのローカルバンドに過ぎなかったニルヴァーナは、ビルボードでナンバー1となったこのアルバムにより全米人気トップバンドへのスターダムへと押し上げられた。ブームは1994年にニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンが自殺による終息するが、現在までのロックミュージックに深い影響を与え続けている。27歳でその生涯をとじたミュージシャン、カート・コバーンのシアトル近郊の自宅そばの公園はファンたちの追悼の場所となっている。またシアトルのカルチャーを紹介するEMP博物館のニルヴァーナに関する常設展示はファン必見だ。
シアトルからグランジムーブメントが始まったのは諸説あるが、一番大きな要因はニルヴァーナをはじめサウンドガーデン、マッドハニーなどグランジ・ロックを代表するバンドを多く輩出した良質なインディペンデント・レコード・レーベル「SUB POP」があったことだろう。この伝説的レーベル・SUB POPは現在webでの販売がメインだが、旅行者にはうれしいことにシアトル空港では実店舗が営業中だ。






シアトルで若かりし頃に夢中になった音楽にどっぷり改めてひたったあとは、お洒落な若者でにぎわうエリア・キャピトルヒルを歩いてホテルに戻る。






ホテルで父と妻と合流し、クルーズ船の出発地点であるピア50の港へ。
クルーズといっても大層なものではない。シアトルと対岸のベインブリッジアイランドを結ぶ定期航路である。往復約8ドル、片道約35分。休憩がてらにちょうどよい






すでに時計は夜の8時をまわっていたので最後の夕食は船上で。本来はもっと早めにホテルを出発すればよかったのだが、なんやかんやで遅れてしまった。船内では有名店アイバーズのクラムチャウダーや生ビールが販売されている。船内といえどもおいしい食事と美しいシアトルの夜景が楽しめるのでおすすめ。

最後の夜をクルーズでしめくくり、ホテルに戻り就寝。

9月24日
12時のフライトに合わせ荷造りと買い足りないお土産を買い足し後は往路も使った地下鉄・エアポートリンクにて空港へ。
無事チェックインし、日本への帰途へついた。

ざっとした感想 ☆彡
イエローストーンはやはり素晴らしかった。オールドフェイスフルやモーニンググローリーなどは写真で見ていたので感動することはあらかじめわかっていたのだが、予想をはるかに裏切るほど感動的だったのは朝もやの中でみたエルクの群れ。自然が自然であるままはなんて素晴らしいことなのだろう。絶景の中でまるでアフリカにいるようなサファリ気分も味わえて、これまでの国立公園とはまた違った楽しみができたことは驚きだった。

シアトルはほかのアメリカの街よりもこじんまりしていて好きだ。2泊くらいだったらちょうどいいくらいのサイズである。ダウンタウンに宿をとれば大体のところは歩けてしまう。それにスターバックスに限らず美味しいカフェがいたるところにあるのがいい。ちょっとした休憩にもってこい。アメリカにしかないスーパーマーケットやアメリカブランドのお店も大体あるし、立ち寄って買い物&観光するには最適な街だ。イチローが長年愛着をもって住んでいたのも理解できる(シアトルでは街中で野球のユフォームよりもフットボールのユニフォームの着用率が高くて、フットボールのほうが人気あったのが残念だったけど)。

キャンピングカーについて。
これまでハワイではレンタカーで旅行をしたことがあるがキャンピングカーは初めて。車体の大きさに最初は恐る恐るの運転だったがしばらくするとある程度慣れてくる。カーナビは日本から持っていくスマホで充分(WIFIは日本からレンタルしていこう)。今回、父と妻の3人で旅行したのだが、日常的に車を運転しているのが父だけだったので、父がお酒を飲んだ翌日や時差ボケで眠くなったときは結構弱った。キャンピングカーで旅行するのであればできれば4人以上で行くのが望ましい。4人いればドライバー専属として2人、ナビゲーターと料理長として2人で比較的ゆとりのある体制がつくれる。役割分担を決めておかないと、特定の人にだけ負担が多くなって観光どころではなくなってしまうので喧嘩になるかも。でもそうやって日常を離れた場所で、同じ目的に向かい、家族や友人だけで旅行するのは本当に楽しい。キャンピングカーの旅、癖になるひとは絶対やみつきになると思います。

キャンピングカーの旅 ★★★★★L 思い出になること間違いなし!でも役割分担が超重要
イエローストーン ★★★★★L 文句なしの国立公園ナンバー1!
グランドティートン ★★★★★ シェーン
シアトル ★★★★ ロックとコーヒーとクラムチャウダーの街(アメリカってクラムチャウダーが名物という街多くないですか?)

RVパークでは星がきれいでした


(2016年9月 橋本康弘)

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