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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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ラオス
<穏やかな仏教国ラオスの寺院巡りと一生に一度は訪れたい遺跡の宝庫カンボジア〜信仰とは〜>
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>ラオス>ルアンプラバン
テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2017/01/16 12:46
現在も篤く仏教を信仰しながら生きる世界遺産の街ラオス・ルアンプラバン
「国立博物館の通りの様子」


ヒンドゥー教の総本山を抱える遺跡の街カンボジア・シェムリアップ
「アンコール・トム第一回廊」


今回はそんな2か国2都市を訪問し、寺院と遺跡を巡るタイムトリップに行ってきました!

*旅程*
12/11 深夜ルアンプラバン着
12/12 メコン川クルーズとパクオー洞窟観光
12/13 市内観光
12/14 モン族の村とクァンシー滝観光後、シェムリアップへ
12/15 アンコール・ワット遺跡群観光
12/16 アンコール・ワット遺跡群観光
12/17 聖地プノンクーレンとベンメリア観光
12/18 トンレサップ湖クルーズとオールドマーケット散策後、帰路へ
12/19 日本着
〈ラオス〉
今回滞在した場所は、世界遺産都市ルアンプラバン。都市名は、大きな黄金の仏像という意味を持ちます。
ラオス北部の山岳地帯に位置し、メコン川とカーン川の合流地点にある古都です。
14世紀半ば、初の統一国家ランサン王国の都として栄えながら多くの寺院が建てられたのち、フランス植民地となり仏式コロニアル建築の美しい建物も残る歴史的な街並みに普遍的価値が認められ、1995年に市街地全体が世界文化遺産に登録されました。

*訪れた主な場所(ラオス)*

★ラオス焼酎醸造を営むサンハイ村
「米から出来るラオス焼酎ラオ・ラーオ」


「サンハイ村の寺院」


★パクオー洞窟
「パクオー洞窟は絶壁の中に」


★手すきの紙とシルク製作のサンコン村
「紙作りの様子」


「作られた紙に描かれたラオスらしい絵画」


「色とりどりのシルク製品」


★朝市
「新鮮な山積みの野菜」


「五平餅のような見た目のもち米を焼いたカオ・チー」


「カエルの丸焼きも売っています」


「水牛の皮と蚕。水牛の皮は焼くと香ばしく歯ごたえのある一品」


★ワット・マイ (ワット・マイ・スワンナプーム・アハーム)
「重なる瓦で出来た屋根が美しい」


「本堂の入り口で圧倒される黄金のレリーフ」


「内部には金の仏像。この仏像の後ろに・・・」


「もう一体小さな仏像が!兄弟とのこと」


★王宮博物館
「パバーン仏が安置されている煌びやかな祠」


「かつて王宮であった建物を利用し、博物館に。当時の部屋や調度品が展示された内部は撮影禁止」


★プーシーの丘
「頂上からは世界遺産の街ルアンプラバンが一望できる夕陽の鑑賞で人気の場所」


★ワット・シェントーン
「流れ落ちるような屋根の曲線が魅力的なルンプラバンで最も美しいとされる寺院」


★ワット・ビスンナラート(すいか寺)
「別名ワット・マークモー(すいか寺)の名の通り、すいかが乗っているような丸い仏塔」


「中には大きな金の仏像を囲むように細長い仏像が並ぶ」


★ワット・マノーロム
「20世紀に再建されたため新しく綺麗」


「内部の壁にはびっしりと仏教世界が描かれる。こちらは地獄絵図」


★ナイトマーケット
「惣菜が並ぶ屋台」


「僧侶の方もマーケットを散策している」


「道路にびっしり並べられた物品の数々。お土産選びにはもってこいの場所」


★早朝の托鉢
「仏教国ラオス全土で行われる托鉢。毎朝見ることができる」


★モン族の村
「広大な畑を耕し昔ながらのアニミズム信仰を絶やさず暮らすモン族の村」


「民家は茅葺や竹でできている。ここはキッチン」


「市街地とは異なり、のどかでどこか違う世界に入り込んだような趣ある場所」


★クァンシー滝
「滝までの道中にクマの保護センターがある。ハンモックからこちらを見るツキノワグマ」


「石灰岩によって生み出される美しい乳白がかったブルーの水は癒し」


「滝は80メートル。クァンシーは鹿という意で、かつて鹿が住んでいたそう」


*中でも印象深い場所*

◯パクオー洞窟
ルアンプラバン市街地からメコン河に浮かぶ船に約2時間揺られ、河から顔を出す巨大な崖の窪みにその洞窟はあります。
「メコン河を渡る船」


「趣ある船着き場」


「ぱっくりと絶壁にくり抜かれた洞窟」


絶壁をくり抜いて造られたタム・ティン・ルムとそこから階段を登り辿り着くタム・ティン・トゥンという2つの洞窟があります。
「タム・ティン・ルムに入ってすぐ目にする金の仏像たち」


タム・ティン・ルムの内部には、市民が持ち寄った大小様々な約4000体ものおびただしい数の仏像が所狭しと洞窟内を埋め尽くしています。
「仏像に埋め尽くされる洞窟内」


「背の高い仏像とせいくらべ」


洞窟内の小さな窪みの上や崖っぷちにまでちょこちょこと仏像が置かれています。
「崖の端にちょこんと鎮座する」


「あちこちに小さなものから大きなものまで」


「まるで仏像の箱庭」


タム・ティン・ルムの外へ出て階段を登っていくと、もう一つの洞窟タム・ティン・トゥンが現れます。大きな横穴になっており、入り口付近は鍾乳洞となっています。中は真っ暗なので懐中電灯を借りて入ります。
「タム・ティン・トゥンへの階段」


「木と岩に覆われた横穴が入口」


「入口付近の鍾乳洞」


暗闇の中、ライトを照らすとぼんやりと浮かび上がる仏像たち。こちらにも多くの仏像が安置されています。
「ぼんやり顔を見せる仏像」


闇の中に佇む仏像たちは不思議で神秘的な雰囲気を醸し出し、あちらこちらから視線を感じるような不気味さもありとても印象的な場所でした。
「段差の上にもさりげなく鎮座」


◯プーシーの丘
王宮博物館の向かいにある登り口から、300段以上の階段を登り頂上へ向かいます。
高さ約150mの小高いプーシーの丘からは、世界遺産ルアンプラバンの市街とメコン河の流れる街並みほぼ360度の展望を楽しむことが出来る場所です。
メコン河の向こうへ沈みゆく夕日鑑賞のベストスポットでもあり、夕刻は参拝客で賑わいをみせるようです。
「階段をどんどん登って」


頂上へ到着すると、タート・チョムシーという金色の仏塔がそびえ立ちます。そして辺りを見渡すとカーン河が流れる市街地やメコン河が一望でき、素朴なルアンプラバンの街並みを前に何だかホッとするような穏やかな気持ちになりました。
「山頂の木の間からのぞくメコン河」


「頂上に輝くタート・チョムシー」


「頂上から見えるカーン河とルアンプラバンの市街地」


かつてここで神に導かれた二人の仙人がルアンプラバンの街を創造したという伝説が残されており、仙人(ルーシー)の山(プー)という意でプーシーと呼ばれるようになりました。確かに仙人が住んでいてもおかしくないような、神秘的で空気の澄んだ場所です。
「山中の巨大な菩提樹」


◯ワット・シェントーン
ルアンプラバンで最も美しい寺と謳われるワット・シェントーンは1560年、セティラート王により建立されました。屋根が流れるように軒に向かい低くなる典型的なルアンプラバン様式の建物で、格式高く荘厳な場所となっています。
「雅やかな本堂は滑るような屋根が美しい」


王族の儀式等にも利用された場所で、ルアンプラバン最後の国王且つ初代ラオス国王シーサワンウォン王の葬儀で使われた霊柩車も納められています。
「霊柩車。中心に乗っているものは骨壺」


「飾っておくと病に効くという壁掛け」


流れるような躍動感のある屋根が美しく、また黒塗りされた外壁の金色の装飾や本堂内部に安置されている黄金の仏像達も非常に魅力的です。
「本堂内部も黒塗りに金の装飾」


「内部の仏像」


「外壁の黒塗りと金の装飾」


この寺院で必見のものは、本堂裏面の壁に大きく描かれたマイ・トーン(黄金の木)と呼ばれるモザイク画です。
きらきらと光を反射する色とりどりのモザイクが埋め込まれて描かれた巨木の周りに煌びやかな鳥があしらわれ、その鮮やかさに心を奪われます。
「カラフルな巨木マイ・トーン」


「色ガラスで出来たモザイク画は様々な場面が描かれる」


◯早朝の托鉢
托鉢は、ラオス全土で行われる僧侶が信者の家をまわり食物をもらいながら練り歩く伝統的な仏教の行事です。特にルアンプラバンは古都ということもあり規模が大きいのが特徴。

滞在していたホテルの前でも行われると伺い、早朝6時頃に起床し外に出ました。既に托鉢を待つ信者の方々が道端にシートを敷き、食物を用意して待っています。
「托鉢を待つ人々」


托鉢の際は僧侶に触れないこと、女性は座って待つ等のマナーがあります。
私も、捧げる赤米を用意し僧侶達を待ちます。
「竹筒入りの赤米カオ・ラーム」


空が少し明るくなってくると、道の向こう側が賑やかになってきました。近づいてみると、橙色に身を包んだ列になって歩く僧侶達が見えてきました。
「僧侶の方々がやってくる」


そばまで来ると持っている鉢を開けてくれるので、そこに食物を入れます。中には既に沢山のお米やお菓子、ラオスの通貨キープも入っていました。
「食物を貰い受ける托鉢僧」


彼らは私の前を過ぎ去っていくと、次に待つ人々のもとへと歩いて行きました。
托鉢僧に食物を献上する人々はみな穏やかな表情で、仏教国として僧侶が崇拝されている様を間近で見る事が出来る貴重な体験でした。
「去っていく僧侶達」


*ラオス式仏教は曜日が大切*

ラオスの人々は、自分の誕生日を日付ではなく曜日で覚えるそうです。タイなどでも同じようですが、それは彼らが信仰する仏教において曜日ごとに仏像が存在するからだそう。
「サンハイ村の曜日を表す仏像(左から日曜・月曜・火曜)」


「左から水曜・木曜・金曜」


「土曜日の仏像」


それぞれの意味は、

日曜日 挨拶をする
月曜日 喧嘩をしない
火曜日 涅槃 (眠る)
水曜日 托鉢をする
木曜日 勉強をする
金曜日 気持ちが良い
土曜日 瞑想状態(至高の状態)

とのこと。この流れで彼らは仏教の教えに沿って生きているのです。日本人にとって誕生日を曜日で覚えているのは不思議なことですが、そんな文化の違いにも触れられて良い体験になりました。

*ラオスの料理*
ラオス料理というと想像がすぐにできませんが、比較的日本人の口に合うものが多かった印象です。辛いものや香草好きの方にはもってこいの料理です。
とくにラープと呼ばれる、ひき肉に香草やレモンで味をつけてご飯と一緒に食べる伝統料理は美味しく頂きました。そして何よりもち米(とくに赤米)がもちもちでお気に入りでした。また、ご飯が専用のおひつ「ティップ・カオ」に入って提供されることに異国情緒を感じなお美味しく頂けました。
「日本人経営のお店ソン・パオのワンプレートと赤米が最高に美味」


「ラオス風担担麺カオ・ソーイ。ほどよい辛さでうま味がぎゅっと詰まっています」


「香草の風味が効いたラープ」


「珍しい川海苔。パリっとして素朴な味」


「まるごとミニ焼きバナナ。中がもっちりとしてやみつきに」


「見た目は五平餅にそっくり!香ばしいカオ・チーは何個でもいけます」


「フーと呼ばれるお米の麺。スープの味は卓上の調味料で好みにカスタマイズ♪」


「ココナッツと砂糖を固めたデザート。思ったより甘くなくて美味しく頂けるプチデザートに」


〈カンボジア〉
滞在先は、ヒンドゥー教の神々を祀った王宮都市遺跡アンコール・ワットが門を構える街シェムリアップ。
12世紀頃からクメール人の王国がこの地で権威をふるった際に時の王が次々と建立した遺跡群が林立します。19世紀にフランス人により遺跡が発見されるまでは密林に埋もれ、近くに住む人々にしかその存在は認知されていませんでした。壮大な王朝都市とヒンドゥー教寺院の総本山であるこれら遺跡群を見ようと世界各地からの観光客が絶えない場所です。

*訪れた主な場所(カンボジア)*

★アンコール・トム
「大きな顔がお出迎え。バイヨン寺院」


★タ・プローム
「どこもかしこもスポアン(ガジュマルの仲間)の根に覆われた遺跡」


「木と石が一体化している」


★アンコール・ワット
「夜明けのアンコール・ワット」


★プノン・バケン
「夕陽の名所として知られる遺跡」


「森の向こうに続く道が気になる・・・」


★アプサラダンスショー
「伝統的な衣装を身に纏い息の合ったダンスは必見!」


「少年少女の軽快なダンス」


★プリア・カン
「他のアンコール遺跡には見られない珍しい神殿風の建物が特徴的」


★タ・ソム
「リエップという木に覆われた東門が注目の的」


★東メボン
「5つの塔が建つ。つくりはプノン・バケンに似ている」


「くっきりと残るレリーフ」


★バンテアイ・スレイ
「歴史を感じる赤茶の塔が立ち並ぶ」


「左側の壁に刻まれた女性が東洋のモナリザとして有名」


「女性たちが施したとされるレリーフは時間が経っても深く刻まれたまま」


★プノンクーレン
「神聖な空気漂うライチ山」


★ベンメリア
「ラピュタの世界・・・?瓦礫に埋もれた遺跡の正体は」


★パブストリート
「観光客で賑わう夜の街」


「ネオンに輝く通りの店はお洒落でワイワイ賑やか!」


★トンレサップ湖
「鮮やかな青の船に乗り込み湖クルーズへ」


「青く広い空に国旗がゆらめく」


「まるで海のよう。ここはトンレサップ湖!」


★オールドマーケット
「お土産選びに最適!」


「新鮮な野菜が並ぶ内部」


「肉の他にもトンレサップ湖でとれた魚が並ぶ」


*中でも印象深い場所*

◯アンコール・ワット
東南アジアの大帝国クメール王国が残したヒンドゥー教寺院の総本山アンコール・ワット。カンボジアと言えばアンコール・ワットと口を揃えて提唱されるほどには国の象徴的なものとなっていることでしょう。
この建物は12世紀初頭の王スールヤヴァルマン2世が自身の王権誇示の目的とともに、ヒンドゥー教の3大神の1人ヴィシュヌ神へ捧げた壮大な宗教建築です。寺院中心部で王は神々と交信をし、死後はここに埋葬されることで王と神が一体となるデーヴァ・ラジャ思想のもと王権の神格化に励みました。
「艶のある回廊のレリーフ。並ぶ兵士たち」


「上が天国、中が現世、下は地獄。」


なんといっても回廊の壁に施された細やかで規模の大きなレリーフが見どころで、インド叙事詩『ラーマーヤナ』や神話の一節、天国と地獄の様子を描いたもの、現実世界の王や人々の生活が一面に広がります。
「特徴的な連子窓」


すっかり有名な観光地となったアンコール・ワットですが、その姿はやはり何か神々しいものがあり人々を惹きつけてやまない、これから先もそこに在り続ける神の寺院なのだろうと感じます。
「青く浮かび上がるアンコール・ワット」


◯アンコール・トム
アンコール・トムは現在も人気の高いクメールの覇者ジャヤヴァルマン7世が創建した王都です。
こちらの王都中心に位置するバイヨン寺院は必見です。穏やかに微笑む巨大な四面仏のモチーフが南大門をはじめ所々に現れ、まるでどこからでも見守られているかのよう。
「大きな顔が乗った南大門」


「顔・顔・顔」


創建者ジャヤヴァルマン7世が大乗仏教に深く帰依しており、アンコール・トムはヒンドゥー教だけでなく仏教信仰の側面も持ち、神と仏が共存します。しかし後の王ジャヤヴァルマン8世はヒンドゥー教を愛し仏教を嫌ったため、7世が建てたヒンドゥー教と仏教の入り混じった宗教建築の仏教信仰部分である仏像のレリーフ等は、ほぼ全て削り取られてしまっています。
「削り取られた仏教信仰の痕跡」


「ヒンドゥー教の神はもちろん残されたまま」


レリーフは、庶民の日常生活や当時対立していたチャンパ軍との戦いの様子(実際の歴史)が描かれており、アンコール・ワットよりも現実世界に寄り添った生き生きとした姿が魅力的です。
「右下は出産の様子」


「チャンパ軍との戦い」


「誰かに似ているような・・・」


「象のテラスには花が咲く」


◯プリア・カン
かつてこの寺院の境内で剣が発見されたことから、“聖なる剣”を意味する名がつけられた遺跡。アンコール・トムやタ・プロームを建てた王ジャヤヴァルマン7世が建立しました。
「入口」


「後の王により削り取られた仏像の痕跡」


ここは仏教とヒンドゥー教が入り混じった寺院であるとともにジャヤヴァルマン7世の父の墓でもあり、驚いたことにその墓の塔部分はインドネシアにある仏教の総本山ボロブドゥール寺院の仏塔にそっくりです。
「まるでボロブドゥール寺院の仏塔」


ジャヤヴァルマン7世は仏教に入信していましたが、どうやら自らボロブドゥールへ出向いたことがあるそうで、父の墓を建立する際にこの仏教建築を参考にしたというのです。仏教への信心深さと父親への思い入れが伺えるこの遺跡は、ジャヤヴァルマン7世にとって強い想いが詰まった大切な場所であったことでしょう。
「覆いかぶさる木」


「深く彫られたレリーフは今もくっきりと」


◯プノンクーレン
「ライチ山」の意を持つプノンクーレンは、アンコール王朝の独立宣言と当時の王の即位儀式を行ったとされるアンコール発祥の聖地として人々に崇められています。
「厄除けの動物の頭や薬が売られる路上の雰囲気は少し不気味さも・・・」


「ここで祈りを捧げる」


山中には寺院があり、プレア・アントンと呼ばれる巨大な金の涅槃仏が収められています。涅槃仏の周りには信者が持ち寄った小さな仏像や奉納物などが並べられています。
「プレア・アントン」


「巨体の周りには小さな仏像がずらり」


寺院の麓ではシヴァ神のリンガから聖水を貰うことが出来ます。口に含み、頭にかけると恩恵を受けられるそう。
「シヴァ神を象るものとして寺院にこの形で祀られることが多い、リンガ」


「聖水をいただきました!」


その近くにはクバルスピアンという水中遺跡があり、川底に千本ものリンガが収められ、シヴァ神やヴィシュヌ神も彫られています。ヒンドゥー教の神なので見学している観光客はインドの方が多くみられました。
「ここには千本ものリンガが眠る」


「周りは密林の山」


リンガを通した水は聖水となるという考えのもと、この川の下流には、聖なる滝が現れます。
滝の近くには屋台やレストランもあるため、一息ついて巨大な滝を見に行けます。
「樹木に覆われた天空から降り注ぐ聖なる滝」


「ここでは水着があれば泳げます。頭から聖水を浴びてみるのも一興」


◯ベンメリア
アンコール・ワットの建立前に、同じ王が試作で石切場に近い場所に建てたとされる密林にひっそりと佇む遺跡。

「樹木と瓦礫に覆われた密林の遺跡は静かにそこにある」


ポルポト政権時代に400以上もの大量の地雷が埋められていた地域ですが、他国の協力により撤去され現在は安全に観光できます。
近年、崩壊が進み樹木に覆われ、苔むした瓦礫が散らばる神秘的な景観がジブリ映画“天空の城ラピュタ”の世界観にそっくりだと話題になり、知っている方も多いのではと思います。
「まさに朽ち果てた城」


やはりアンコール・ワットの試作とのことで崩壊により回廊の原型はとどめていませんが、窓のつくりがそっくりです。岩に空いた穴は、石切場から引っ張って運ぶためのものだそう。
「連子窓がそっくり」


「僅かながらレリーフも残る」


「建物の崩壊に反しくっきりと残るナーガの像」


「瓦礫に埋もれてみるとこんな感じです。巨神兵の気持ちをくみ取れます」


今にも巨神兵が朽ちた木や苔の生え蒸した石の間から顔を出しそうな妙な雰囲気が漂う魅力ある場所です。中心部からは少し離れますが、途中の田園風景など貴重な景色も楽しめるおすすめスポットでした。

*ヒンドゥー教の神*
アンコール・ワット遺跡群はヒンドゥー教の総本山。ヒンドゥー教には数多くの神々が存在します。
中でも3大神と呼ばれるブラフマン神、ヴィシュヌ神、シヴァ神が中心となっています。アンコール・ワットをはじめとする寺院は3つの山の形がモチーフとなっていることが多いです。これらの山はそれぞれ3大神を投影しているとされます。
シヴァ神やヴィシュヌ神はレリーフにも多く登場します。ヴィシュヌ神は化身後の姿で表されることも多いです。ブラフマンの姿は限られた場所でしか見られません。

ブラフマン神…世界の創造・再生
ヴィシュヌ神…世界の維持
シヴァ神…恩恵及び寿命が来た世界の破壊

宗派によって解釈は異なりますが、基本的にそれぞれ上記の役割を持っています。この世界は全て彼らによってコントロールされているということです。この他にも彼らの奥様方に加え鳥神ガルーダ、蛇ナーガ、象の顔を持つガネーシャ等多数の神々が存在するヒンドゥー教の神話は現実で考えると無茶な話も多いですが聞いてみると奥深く面白いです。
「踊るシヴァ神(バンテアイ・スレイ)」


「高さ約4メートルあるヴィシュヌ神の像(アンコール・ワット)」


「ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーが象の聖水で清められている。下部にはガルーダとナーガも(バンテアイ・スレイ)」


*カンボジアの料理*
基本は、主食のお米と湖でとれる淡水魚等に味付けは砂糖ヤシからとれる天然の砂糖と、魚醤(トゥック・レイ)を混ぜた甘酸っぱいものが主流。東南アジアで定番の香草類でアクセントをつけて、調味料等で味を整えます。春巻きやカレーも主流。
特に好きだったものはピーナッツ入りの野菜炒め。新鮮な野菜をたっぷりと使いオイスターソース等で深みのある味を付けた炒めものにナッツを混ぜた料理も多く、日本人の口にもよく合います。
「揚げ春巻きとCAMBODIAビール」


「ご飯がすすむ炒めもの」


「ピーナッツの塩気と野菜のうまみがマッチ」


「屋台では蜂の巣も売られている。中身を食べるそうです」


「たまに辛い唐辛子を食べてしまうと暫くヒリヒリします・・・」


「胃に自信のある方は、新鮮なフルーツもぜひ」


「トンレサップ湖の淡水魚もあっさりして食べやすい」


「屋台で買った揚げバナナがカリカリのもちもちで大変美味でした!」


*2か国2都市の旅を終えてまとめ*
今回の旅は異国の宗教と寺院建築を存分に味わえた貴重な旅でした。
自分自身は無宗教ですが、それぞれの寺院に刻まれた当時の人々の思いや彼らが信仰してきたものが、何十年、何百年もの年月が経ってもなお現在に生きるその地の人々に受け継がれているという現実を目の当たりにし、宗教と人間の信仰深さが重なり合うことで生まれる力を改めて感じました。
現在この宗教関連で国内外様々な問題が起きていますが、互いを受容しあい認め合える世の中になる日を願いながら次も異国の地に足を延ばそうと思います。

*利用ホテル*
ルアンプラバン・・・マノラックホテル
<ホテル目の前で托鉢を見ることができます。通り沿いにはお洒落なレストランも>
「マノラックホテル(外観)」


シェムリアップ・・・アンコール・ホリデイ
<パブストリートにも徒歩圏内!大型モールも近くにある立地の良さが魅力的です>
「アンコール・ホリデイ(ロビー)」


*利用航空会社*
ベトナム航空

*★*
ルアンプラバン★★★★★
シェムリアップ★★★★★

どちらも行く価値しかありません。暑さと日焼け対策だけは万全に、遺跡や歴史好きな方にとっては天国のような場所です!ぜひ出かけてみてください☆

(2016年12月 山口優)

カンボジア
カンボジア初訪問にしてカンボジアの達人?? 綺麗すぎる隠れ家リゾート「ロン島」と天空寺院プレアヴィヒアを制覇!! カンボジアの新たな魅力を求
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>カンボジア>シアヌークビル
  • アジア>カンボジア>カンボジアその他の都市
テーマ:世界遺産 グルメ 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/06/24 14:58
ロン島にてファムトリップのメンバーと(ロン島)


カンボジアといえばアンコールワットが有名ですが、アルコールワット以外にも見所はたくさんあります。今回ベトナム航空さんからのご招待でカンボジアの新たな魅力を探すことを目的としたカンボジア・ファムトリップに参加させて頂きました。お天気にも恵まれ充実の研修となりました。本当にありがとうございました。
アンコールワットをはじめベンメリア・コーケー・プノンクーレンなどいくつかの有名な遺跡群を訪れましたが、その中でもタイとの国境付近にある「プレアヴィヒア寺院」の存在感には圧倒されました。アンコールワットはいったという人にも是非訪れてほしい遺跡です。また、カンボジア随一のビーチリゾート「シアヌークビル」からスピードボートで約1時間の「ロン島」には抜群の透明度の海とサラサラの白砂のビーチがあり、カンボジアにこんなにもきれいなリゾートがったのかと驚かされました。「遺跡と一緒にリゾートも楽しみたいけど、日本人がいっぱい来ている場所はいや!」なんて人にうってつけの隠れ家リゾートです。最近密かな人気となっているハーブのコスメ作り体験は難しい手順など一切なく、お手軽に世界に1つだけのハーブ石鹸作りが体験できるとあって女子ばかりではなく男性にもおすすめしたい内容でした。併せて以下で一部ご紹介いたします。

シアヌークビル
カンボジアの首都プノンペンより車で約3時間行った所にある人口約20万人のカンボジア唯一のビーチリゾートがシアヌークビルです。
青い海と白砂の浜がどこまでも続く隠れ家リゾートで、 日本人にはまだ馴染みのないリゾートですが、シーズン(11〜4月頃)にはヨーロッパ方面からチャーター便で押し寄せるほどの人気リゾートです。 マリンスポーツをはじめ、国立公園もあり野鳥や野生動物に出会うこともできます。シアヌークビル随一のリゾート「ソカビーチリゾート」は、2004年に完成したシアヌークビル唯一の5つ星リゾートホテルです。 1.5kmにも続く白砂のプライベートビーチを持ち、敷地面積は15ヘクタールにも及んでいます。あまりにも広いため敷地内はゴルフカードで移動します。 その広大な敷地内にはテニスコート、フィットネスセンター、スイミングプール、プールバー、マッサージサラ等があり、その施設の充実ぶりは 先行している他のアジアのリゾートにもひけを取りません。 現在の滞在客はほとんどがヨーロピアンなので、日本人が少ない今はお薦めの穴場リゾートです。日本からはこれまでプノンペンからの陸路で入るか、空路で一度シェムリアップなどに入りそこから翌日乗り換えていく形でしたが、2016年6月17日からアンコール航空によるホーチミン⇔シアヌークビル間の定期便が就航するため、シアヌークビルへの移動がぐっと便利になります。現在の予定時間では日本からホーチミン同日乗継でシアヌークビルに到着できる予定です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
5つ星ソカビーチリゾートの部屋(ソカビーチリゾート)


5つ星ソカビーチリゾート併設のカジノ(ソカビーチリゾート)


5つ星ソカビーチリゾート(ソカビーチリゾート)


5つ星ソカビーチリゾートの部屋(ソカビーチリゾート)


美しいプライベートビーチ沿いにあるレストラン(ソカビーチリゾート)


日本人経営の日本料理店「侍」(シアヌークビル)


日本人経営の日本料理店「侍」のお弁当(シアヌークビル)


抜群の透明度の真っ白なビーチが広がる秘境ロン島
海の街、シハヌークビル。各ビーチがみるみる賑わいを見せる今、その勢いは沖合の島々にも波及しつつある。中でもカンボジアで2番目に大きい島「ロン島」は、その急先鋒。本土と段違いの透明な海で、カンボジアビーチリゾートの新定番になりつつある。
シハヌークビルとロン島間は定期船で結ばれており、シハヌークビルからはセレンディプティビーチ発で、多くの船がトーイビーチに到着する。高速船は片道約45分、普通船は片道2時間ほど。ロン島が近づくと抜群の透明度の海とビーチに驚かされます。シアヌークビルのビーチもきれいなんですがロン島のビーチはそれ以上。 海の色が全然違います。
ため息が出るほど本当にきれいです。
漁師の島、ロン島が観光地としてスタートしたのはおよそ5年前。透明度の高い海、深いジャングル、秘境オーラを湛えたこの島に、ひとつふたつと欧米系バンガローができたのが始まりだ。その後、ダイビングやトレッキングなどアクティビティも充実。訪問客は増え、南東側のビーチには店舗が立ち並ぶまでになった。特に、トーイビーチは本土と島を結ぶ定期便の玄関口であり、最も賑わっているエリア。バンガローやレストラン、各種アクティビティの窓口などが集中、多くの旅行者がここに宿をとり、島散策の拠点にしている。ビーチでは、欧米人が寝そべって本を読んだり日光浴を楽しむ姿が。カンボジア人は、観光客相手の商売に精を出している。ビーチ北側に行くにつれ、静かで洗練された雰囲気になっている。船着場近くのレストラン・バーは、夜になるとガンガン音楽をかけ、シェムリアップのパブストリートのようになるそうだ。
ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)


ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)


ロン島一の繁華街があるトーイビーチ(ロン島)


香港島ほどの面積がある、実は広いロン島。南東のトーイビーチだけでも楽しめないことないが、トーイビーチの反対側にあるロングビーチやソクサン村など、他の場所にも訪れたい。特にロングビーチは全長7kmにもおよぶ白い砂浜で、ロン島の中でも抜群にきれいなビーチエリアです。足の裏が砂をつかみ、離すたびにキュッキュッとなる「鳴き砂」エリアでもある。
宿は6つほどしかなく、広く、そして静か。のんびり派におすすめのエリアだ。ビーチ南端には、とびきり水の澄んだポイントがあり、シュノーケリングにもうってつけ。
島内の移動は徒歩か船だが、島は起伏が多く、森に覆われているため、徒歩での長距離移動はお薦めできない。船はバンガローで手配可能で、トーイビーチからロングビーチなら往復15US$程度で移動可能です。ぜひ訪れてみては。
スピードボートでロン島へ(シアヌークビル)


ロン島の船着き場に到着(ロン島)


抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)


抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)


抜群の透明度のロングビーチ(ロン島)


ソクサンビーチリゾートホテル(ロングビーチ)


遺跡からの大パノラマが広がるクメール文明最大の山岳寺院!絶景!プレアヴィヒア寺院

ナガの欄干にて(プレアヴィヒア寺院)


カンボジアにある「天空の遺跡」とも呼ばれるプレアヴィヒア寺院は、9世紀、クメール王朝によって建てられたシヴァ神をまつった寺院。 「プレアヴィヒア」はクメール語で「神聖な寺院」という意味を指します。長らくタイとの領有権を巡っての紛争があったため、つい最近まで外務省から出ている渡航情報の危険度が高かったこともあり、まだ観光で行く人は少ない世界遺産です。2013年11月に国際司法裁判所が寺院周辺の土地も含めカンボジアに帰属すると判断したことから、一応ようやく長年の領土問題に決着がついたのと、2014年の12月に、外務省から出ている渡航情報の危険度が下がったため、ツアーにも組み込まれるようになったため、今注目の世界遺産です!弊社のスタッフもシェムリアップから日帰りでは何度か訪れておりますが、その後どうなっているのか大変興味を抱いての訪問となりました。
かつては舗装道路もなく、赤土のダートに足を取られながらやっとたどり着くような場所でしたが、今回訪問してみると道がかなり舗装されスムーズに行くことが可能となっておりました。
また今回はシェムリアップからの日帰りではなく、2012年にできたばかりのプレアヴィヘアのホテル「プレアヴィヒア・ブティクホテル」に前泊し翌日プレアヴィヒア寺院を訪れました。このホテルは寺院から約30KMほどの距離にありプレアヴィヘア寺院を訪れるには非常に便利です。バスタブはなくシャワーのみとなります。室内は、エアコン、ミニ冷蔵庫が用意されており、レストラン付近であればWi-Fiも利用可能です。またレストラン、カフェ、バー、屋外プール、駐車場も完備されております。ホテルから遺跡のふもとまで車で約30分、そこで4WDに乗り換え急坂の舗装道路を登ること約30分で遺跡入り口の駐車場に到着します。駐車場付近にはいまだにカンボジア軍の兵士がつめており、緊迫した雰囲気はないものの、防空壕も多数残っていました。
まずは途中から上がるのではなく、中央階段を下り真のスタート地点であるタイ国境付近にいったん戻ることにする。タイとの検問付近には有刺鉄線が張り巡らされ、警備兵がいるものの、紛争がひと段落したためかその場の雰囲気は平和そのもの。兵士はバズーカー砲を持たせてもらっての記念撮影などにも快く応じてくれる。
山のふもとに車で到着すると、ここからは片道20-30分の山登りが始まります。道中5つの塔門(ゴープラ)を順番に通ります。それぞれの塔門は違った形をしており、段々と大きくなっていくのでテンションがあがります。寺院の中は崩れ落ちて積み重なった1つ1つの石にも彫刻がほどこされており、それぞれに意味があるようです。寺院に着いてから最初に見える第一塔門は、現在修復中で、鉄パイプで支えられていました。2000リエル札のデザインにもなっていますので、訪れた際にはぜひ本物と2000リエル札を見比べてみてください。ゆるやかな坂道を上り、第一塔門第二塔門第三塔門と次々姿を現す塔門を抜けます。 政府によるこの寺院の修復作業は紛争の影響からかほとんど進んでおらず、回廊や最奥部の祠堂(しどう)は崩落が目立つ。加えて、石の表面が削れた跡が新しいくぼみが所々にある。ガイドさんによると銃撃戦の弾痕という。カンボジア側がタイの砲撃が原因と主張する、壁の破損や崩れもあちこちにあった。様々な要因で、他の遺跡と比べ保存状態は良くないが、その姿は何とも言えない圧倒的な存在感を放っていました。さすが世界遺産になった所以か。
第四第五塔門を越え中央祠堂の裏側に回り込むとそこは別世界!付近に高い山はなく、タイとカンボジアの大平原が一望できる。まさに絶景です!古(いにしえ)の祈りの場が戦場となった理由は、ここが世界遺産であることだけでなく、国境紛争の戦略拠点でもあるかもしれません。
崖の上から見える景色に国境はありませんでした。カンボジアとタイは長い間この寺院の領有権を争っていましたが、この神聖な寺院は国境ができる前から、そこに住んでいる人にとってとても大事な場所であり、簡単にどちらの持ち物、と言ってしまえる場所では無いのかなとも思います。目に見えない国境のためにこの神聖な寺院が破壊され、ここに住む人の笑顔が減るようなことが、二度と起こらないでほしいと願うばかりです。
プレアヴィヒア・ブティクホテル(プレアヴィヒア)


プレアヴィヒア・ブティクホテルでの昼食(プレアヴィヒア)


塹壕が残る駐車場付近(プレアヴィヒア寺院)


第一塔門(プレアヴィヒア寺院)


石段のある旧道にて(プレアヴィヒア寺院)


バズーカーを持ち記念撮影(プレアヴィヒア寺院)


地雷原を示す看板(プレアヴィヒア寺院)


タイとの国境付近に住む村の子供たち(プレアヴィヒア寺院)


第五塔門(プレアヴィヒア寺院)


眼下には絶景が!(プレアヴィヒア寺院)


男性にもおすすめ!ハーブのコスメ作り体験
今回シェムリアップにてハーブのコスメ作り体験をしました。
今回訪れたのは日本人女性が経営するオーガニックハーブコスメブランド『クルクメール』。もともとコスメづくりをしていたクルクメールが『スパクメール』を今年4月にオープン。
ここではアンコール王朝時代から受け継がれてきたカンボジアの伝統医療をベースに当日の体質診断によって、カスタムメイドの施術をお楽しみ頂けます。
また、ハーブを調合して、石鹸や入浴剤など世界で1つだけのコスメを作る体験ができます。
今回はオリジナル石鹸作りとハーブによる足湯&マッサージがセットのなった90分のセットを体験しました。
石鹸作りはまず調合に使う数種のハーブの説明をきき、香りを嗅ぎながら、自分の体調や好みに合ったバーブを選びます。その後、鍋でハーブを調合し型に流し込みます。
固まる間に、ハーブによる足湯&マッサージをうけるとあっという間にオリジナル石鹸の出来上がり!
女性向けかなという思いで参加したのですが、これが参加してみると意外と面白く男性でも楽しめるのではないかと思いました。
個人的にはおすすめです
クルクメールの庭(クルクメール)


ハーブの説明を受ける(クルクメール)


ハーブを調合する(クルクメール)


おすすめポイント
プレアヴィヘア寺院 ★★★★★
シアヌークビル ★★★
ロン島 ★★★★
コスメづくり体験 ★★★

(2016年4月 渡邊竜一)

カンボジア
少数民族との出会い&世界遺産めぐり!ベトナム・カンボジアの旅
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>ベトナム>ハロン湾
  • アジア>ベトナム>サパ
テーマ:クルーズ 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/06 16:37








12月初旬、日本では冬の寒さが厳しくなる中、ベトナムとカンボジアへと旅をしてきました。
どちらの国も東南アジアの定番観光地であるが、行ったことのない私にとってはすごく楽しい旅となった。
ベトナムでは定番のハノイ、ハロン湾クルーズ、それに加えて北部のサパを訪れた。
そしてカンボジアではお馴染みのアンコール遺跡群周辺に加えて、
もう一つの世界遺産のプレアヴィヘアへ行くことに。
定番観光地に加えて、ちょっとコアな土地へ行けるということで、
いったいどんな出会いがあるのか期待を膨らませ、いざベトナム航空で出発!

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★ハノイ★
成田から約5時間半でハノイに到着。
ベトナムというと日本より暑いかなーと思ったけれど、この日は日本の秋のような過ごしやすい日だった。
ハノイの町は想像以上ににぎやかで、商店街にはいろんなお店が出ていてとても活気がある。
ただ、バイクや車の交通量が多くて空気が悪いのが気になるためマスクがあると役に立つ。
驚くことに信号無視が日常茶飯事なハノイでは、車やバイクが道路を途切れなく走り、
どのタイミングで道を渡ればいいんだ、、、と、戸惑った初日・・・
しかし翌日にはその雰囲気にも慣れ、いつの間にか
ベトナム人に溶け込んで道を渡れている自分がなんだか可笑しかった。
ハノイの町は実はカフェが多くて女子会やデートやら家族団らんの時間を楽しんでいる人がとても印象的だった。カフェ巡りが好きな日本の女子にはぴったりの場所だろう。
ホアンキエム湖


地元民に人気のエッグコーヒー


それからハノイの定番の水上人形劇にも行ってみた。
言葉はベトナム語で全然わからないし人形が怖いので期待しすぎないでおこうと思ったら、
リアルな人形の動きと、突っ込みどころの多いストーリには思わず見入ってしまった。
水上人形劇


そしてベトナムを楽しむには欠かせない、ベトナム料理!
人気お店などで地元民に混ざって市内のお店で食べてみるのもおすすめ。
他にも香草をつかった風味豊かなベトナム料理はどれもおいしい!
ベトナムへ行ったら是非いろんな料理を召し上がっていただきたい。






★ハロン湾★
ハノイからバスで約3時間半でハロン湾に着く。
私が行った日はとっても天気が良くて12月ではめずらしいくらい気温も上がったらしく夏日だった。
クルーズでは新鮮な海鮮料理を食べながら世界遺産のハロン湾を眺めることができる。
大きな岩々が2000個近くあるハロン湾。
そのうち竜がでてくるんじゃないか!なんて思わせるようなとっても不思議な世界。






★サパ★
サパとはベトナム北部にある町で、少数民族が多く暮らしていることで知られている。
そしてお米の収穫の時期には黄金に輝く棚田がとても素晴らしい絶景となるのだ。
今までサパへはハノイから寝台列車で行くのが主な手段で、約8時間ほどかかったのだが、
今回私は2014年に開通した高速道路を利用してサパまで向かった。
ハノイから途中のラオカイまで高速が通ったのでそこまでわずか4時間程。
ラオカイを抜けるとそのあとは山道を1時間程度走ってサパへ着く。
今まで列車で長い時間かかっていたのが信じられないほど楽ちんに!

ただ、残念ながら私が行った日は、1年に数回あるかないかの霧がひどい雨の日。。。
本来であればとてつもなく美しい棚田風景が見れるらしいので、想像力をフルにして脳内で棚田を楽しんだ。


サパでは4つの村へ行ってきた。
黒モン族が多くみられるラオチャイ村、タヴァン村、マーチャ村、
それから赤ザオ族に会えるターフィン村。
黒モン族は藍染が得意な民族で、村の中には藍染工房も見られた。
それに対して赤ザオ族は刺繍がとっても得意。
民族によって得意分野が分かれていて、週末の市場ではそれぞれの品を交換しあっているのだとか。




少数民族の衣装はどの民族も非常に色とりどりで美しい。
伝統衣装を身にまとった彼女たちはびっくりするほど人懐こくみんなかわいらしい笑顔を向けてくる。
自分たちの民芸品を売ろうと必死に商売している姿はとても頼もしく力強さを感じる。
彼らの生活は自給自足で、昔の日本を思わせるようなのどかな田園風景が広がっているが、
最近ではバイクと携帯電話が必需品となっているらしく、だんだんと便利になってきたようだ。
町を歩いている途中で綺麗な伝統衣装を着た少女のポケットからテクニカルな音楽がなって
携帯電話に出たところを見たが、なんだかそのギャップに笑ってしまった。
そんな少数民族との素敵な出会いや、棚田風景を見ながらトレッキングを楽しみたい人にはとってもおすすめな場所。




★アンコールワット遺跡群
夜のうちにベトナムを出て約2時間弱でカンボジアへ。
到着日の翌日早朝4時。まだ真っ暗な時間にバスに乗り込んで向かう先はアンコールワット。
到着後もまだ薄暗い参道を歩く。大人気の世界遺産ということもあり、やっぱり観光客が多い。


暗かった空が少しずつ空がオレンジ色に変わっていくグラデーションは
とても美しく、ずっとみていたいと思ってしまうほどだった。

もちろん、日中のアンコールワットもとても美しい。
青空とともに池に反射する逆さアンコールはまるでCGかと思うほどきれいだった。


この日はアンコールトム、タプローム、プノンバケン山からの夕日をじっくり堪能した。






他の日にはバンテアスレイやトンレサップ湖にも足を延ばした。


バンテアスレイは赤みがかった寺院は他のアンコール遺跡群と違う雰囲気をはなっている。
彫りの深い美しいレリーフも見ものだ。


水上生活をしている人々の姿や、どこまでも続く湖を船に乗って楽しめるトンレサップ湖。
ガイドさん曰く、別料金で手漕ぎ船の体験もできると教えてくれた。

★プレアヴィヘア遺跡
シェムリアップから車で約4時間、タイとカンボジアの国境付近に位置するプレアヴィヘア。
カンボジアの世界遺産というとアンコールワットの印象が強いが、
2008年に世界遺産登録されたこの遺跡もとても素晴らしい。






世界遺産に登録されてから半年間はタイ軍が遺跡に入り、
銃声が鳴っているような危険な場所とされていた。
しかし、今はカンボジアの軍人も少なく、銃を持っている人はほとんど見当たらなかった。
シェムリアップから少し離れているせいもあるが、
観光客は他と比べて少ないのでとっても穴場な絶景観光地!
アンコールワットだけでなく、是非こちらにも足を延ばしてみるのもおすすめ!




そんなこんなであっという間に9日間が過ぎて行った。
ハノイの賑やかさからサパの民族との出会い、そしてカンボジアでの遺跡の日々、、、
どれも素晴らしく思い出すとまた行きたくなってしまう!そんなところだった。
定番観光地だけでなく、ちょっと人が行かないようなところにも
是非ともチャレンジすることをおすすめしたい!

ハロン湾クルーズ/龍が出てきそうな海を眺めながらの絶景クルーズは最高!★★★★☆
サパ/少数民族との出会いと美しい棚田風景は絶景!★★★★☆
アンコールワット遺跡/池に反射するアンコールワットは必見!★★★★★★
プレヴィヘア/青い空とカンボジアの大地との地平線が視界いっぱいに広がる!天空の寺院★★★★★

( 2015年12月 柳 舞美 )

カンボジア
● 遺跡三昧!夕陽三昧!リゾート三昧!贅沢盛り合わせ旅【カンボジア・ベトナム編】
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>ベトナム>ホーチミン
  • アジア>ベトナム>ニャチャン
テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/06 16:32
今回は入社後初めての出張ということでカンボジアとベトナムに9日間行かせていただきました。2カ国とも一度も訪れたことがない国だったのでぼんやりと東南アジアのイメージを持ちながら訪れた両国。でも国というよりも都市、都市よりももっと小さな視点でその土地のよさを感じることができた旅となりました。

1日目:成田→シェムリアップへ(シェムリアップ泊)
2日目:アンコールワット日の出鑑賞・アンコール遺跡群観光
プノンバケン夕陽鑑賞・アプサラダンスディナーショー(シェムリアップ泊)
3日目:ベンメリア遺跡観光・プリアヴィヘア夕陽鑑賞(プリアヴィヘア泊)
4日目:コーケー遺跡観光・スバエク・トム鑑賞(シェムリアップ泊)
5日目:トレンサップ湖クルーズ
シェムリアップ→ニャチャンへ(ニャチャン泊)
6日目:ニンヴァンベイに1日滞在(ニャチャン泊)
7日目:ニャチャン→ホーチミンへ
サイゴン川ディナークルーズ(ホーチミン泊)
8日目:クチトンネルとメコン川クルーズ観光(機中泊)
9日目:ホーチミン→成田へ

【1日目】
ベトナム航空で成田からハノイ乗り継ぎ約9時間でシェムリアップに到着しました。
着いた瞬間から立ちこめるむわっとした空気からカンボジアに着いたんだなあと実感。
時間帯もちょうど夕方で車の中から美しい夕焼けがお出迎えしてくれました。

【2日目】

●アンコールワットの日の出は息がとまるほどきれいでした
朝5時、眠い目をこすりながらアンコールワットへ。日の出鑑賞は人が多いので位置取りはとても大切です。わたしが行ったときはもう前の方は埋まっていたので、ちょっと段差があるところにスタンバイ。
真っ暗で月が見えていたあたりがぼんやりと紅く染まってきた…と思っていたらいつのまにかオレンジ色に、そして眩しすぎるくらいの朝日に出会うことができました。
20〜30分の出来事なのに一瞬一瞬で見える景色が変わってとっても神秘的な光景です。
だんだん明るくなってきました


アンコールワットの右側から顔をのぞかせる太陽
こんなにも人がたくさん


わたしが見に行った時期は冬至でアンコールワットの中央祠堂の右から朝日が昇ってきました。季節ごとに見える位置が変わるそうで(当たり前ですが)中央祠堂の真ん中から朝日が見える春分の日と秋分の日は特に人気だそうです。
朝日に照らされてオレンジ色に染まる遺跡


●バイヨン〜象のテラス〜タプローム
日中はアンコール遺跡群観光へ。
バイヨンには菩薩像がたくさんいます。ガイドさんいわく、微笑んでいるようにみえる口元はクメール人の笑い方を元にしているそう。遺跡群を歩いていると当時はどんな様子だったんだろう、と想像せずにはいられません。レリーフも物語になっているので話を知ってから見るとよりおもしろいです。
菩薩像と同じ微笑み方をしてみました


象のテラスには彫刻がたくさん


びっくりするくらい根が入り組んでいるタプローム遺跡


カメラを向けたら素敵な笑顔を見せてくれました


水面に浮かぶアンコールワット


天井には金箔が貼られていた面影がたくさん


●だんだんと沈んでいく夕陽は線香花火を見ているようでした
15時半頃夕陽を見にプノンバケンに移動。あれ、ちょっとはやくない?と思うかもしれませんが実はここ、入場できる人数が決まっているのです。満員になってしまうと上の人が降りてくるまであがれないので、夕陽を見にここに行く方は要注意!1時間半ほど山の上で待ちましたが、そんな待ち時間を忘れてしまうほど美しい夕陽をみることができました。写真で見るよりも本物は100倍美しいです。
だんだんとオレンジ色に染まっていく太陽




一瞬のうちに沈んでいき、あたりはとても神秘的な雰囲気に


【3日目】

●密林に眠る東のアンコール「ベンメリア」
プリアヴィヘアに向かう途中にベンメリアへ立ち寄りました。建物のほとんどが崩壊していますが、それが逆に迷路のようでおもしろいこの遺跡。遺跡と木々が混じり合って本当にジブリの世界に迷い込んだようでした。積み上げられているたくさんの石もよく見るとレリーフが掘ってあったり、これまた想像力が掻き立てられます。ガイドさんによると近々ここも修復候補としてあがっているようで、もしかしたら現在のベンメリアを見られるのも今のうちかもしれません。
こだまやヤックルが現れそうな雰囲気


中央の寺院は完全に崩壊してしまって跡形もありませんでした


まるで迷路気分


遺跡の欠片がいたるところにあります


●カンボジアのパノラマを独り占めしちゃいました
シェムリアップから車で4時間、タイとの国境にあるプリアヴィヘアに到着。山の頂上に向かって5層にわかれている寺院とその先にある絶景をじっくりたっぷり堪能しました。頂上まではゆるやかな上り坂が続いています。人が多くないのでその分ゆったりと観光できそうです。中央祠堂を過ぎた先はカンボジアの景色を一望できる断崖絶壁が!スリルは満点、感動はもちろん200点満点です!!!
こんなところにもガルーダ像がいました


実はアンコールワットより前に建てられた寺院なんです


頂上に到着!実は高い所が苦手で心臓ばくばくでした


サンセットの時間まで一休み


広大な景色とそこに沈んで行く夕陽


その日は私たちしかその場にいなかったので、まさに絶景を独り占めしてしまいました。本当にいいものをみると、本当にいいっていう言葉しかでてこないんだなあ、と実感した瞬間でした。
観光を終えたあとはプリアヴィヘア唯一のホテルで1泊。
リゾート風のホテル「プリアヴィヘア・ブティック・ホテル」


【4日目】

●コーケー遺跡群(プラサット・リンガ〜プラサット・トム〜プラサット・プラム)
プリアヴィヘアの帰り道はコーケー遺跡群に立ち寄りました。60もの寺院から成り立つコーケー遺跡群ですが、その中の3つの寺院を今回はまわりました。特にピラミッド型の寺院プラサット・トムは他には類を見ない寺院となっています。個人的にはプラサット・プラムがお気に入りでした。
プラサット・リンガの中の様子


プラサット・リンガの管理人のお子さんの女の子と一緒に


ピラミッド型の寺院プラサット・トム


今は上に登ることもできます


ここまで木が巻き付いている景観は希少価値です


●カンボジアの伝統芸能「影絵芝居」
この日の夜はカンボジアの伝統芸能である影絵芝居を見ながらご飯を食べられるレストランに行きました。シェムリアップはカンボジア影絵の発祥地です。言葉はクメール語で理解できませんでしたが、ストーリーはラーマーヤナ物語が元になっているのでなんとなくどんな物語になっているかはわかると思います。このレストランでははじめにあらすじが書かれた紙を渡してくれました。


【5日目】
●トレンサップ湖クルーズ
とうとうシェムリアップも最終日。最後にトレンサップ湖クルーズに参加してきました。トレンサップ湖には水上に浮かぶ村があります。スーパーや交番、小学校もあります。多くの人は水上と地上の両方に家をもっているそうです。水上の村の周辺をクルージングしたあとは、小さなボートに乗りかえてマングローブの森の中を進んでいきます。ゆったりと流れる時間がとても心地良かった…
水上に浮かぶ家


これが小学校です


マングローブの密林の中を進んでいきました


【6日目・7日目】

●ベトナム、ニャチャンに到着!
シェムリアップからホーチミン乗り継ぎでニャチャンに到着。
ホーチミンのベトナム国内線の乗り継ぎはターミナルが違うので少し時間がかかります。
ここで今回宿泊したニャチャンのホテルを2つ紹介したいと思います。

●エバソンシックスセンシズ・アナマンダラ
ニャチャンで唯一のプライベートビーチフロントのリゾートです。ホテルの中はリゾート感満載ですが、一歩外にでてニャチャンの街中も楽しむこともできます。日中のビーチの美しさはもちろん、夜もライトの雰囲気が絶妙で歩いているだけで幸せな気持ちになれました。ホテルに到着するとウェルカムドリンクとオリジナルのアイスクリームがお出迎えしてくれました。
ウェルカムドリンクとアイスクリーム


デラックスシービュールーム


朝起きたらそこは…夢のような世界でした




アナマンダラのプライベートビーチです




ここではシックスセンシズスパも利用できます




プールも2ヶ所にあります


●シックスセンシズ・ニンヴァンベイ
自然に囲まれてゆったり流れる時間がとても心地よく感じるリゾート、それがシックスセンシズ・ニンヴァンベイです。ボートでホテルに到着するとスタッフが笑顔で出迎えてくれました。海辺をお散歩したり、部屋で景色をみながらぼーっとしたり、デイベッドで寝転んだりゆーっくり贅沢な時間を過ごすことができました。
シックスセンシズ・ニンヴァンベイにはボートに乗って向かいます


ヴィラの前で1枚


特徴的な岩がたくさん






ニンヴァンベイのビーチ


レモングラス入りチーズケーキは超絶品!


部屋に戻るときれいにベッドメイキングされていました


●最終デスティネーション、ホーチミンに到着!
7日目の夜にホーチミンに移動。サイゴン川ディナークルーズに乗船しました。とても人気のようで船内は人がいっぱい!各階のステージでは音楽が流れたり、伝統の踊りを披露してくれたりいろんなエンターテインメントが楽しめます。ホーチミンの夜景も両サイドから見られるように一周してくれるので安心です。




【8日目・9日目】
最後の1日はホーチミンから参加できるオプショナルツアーに参加したあと市街地散策。ドンコイ通りやサイゴン大教会はもちろん、至る所に雰囲気が良いカフェやおしゃれな雑貨屋さんがありアクティビティだけでなくショッピングも楽しめた1日になりました。

●クチトンネルとメコン川クルーズ


隠れ穴に実際に入って実演してくれました


トンネルの中はとても狭いので5分歩くだけでも疲れます


クルーズの途中は南国フルーツでひとやすみ


ボートに揺られて気持ちよかったです

夜はホーチミンから帰国の途へ着きました。長いようであっという間だった9日間。いくつもの遺跡をみてアンコールワットの朝日、プノンバケンの夕陽、そしてプリアヴィヘアでも夕陽をみて、そしてリゾートでのんびりして。帰りの飛行機の中でも夢見心地で、大満足な旅となりました。

スタッフのおすすめ度
シェムリアップ ★★★★★ 遺跡ももちろん街歩きもとても楽しい
プリアヴィヘア ★★★★★ 天空の遺跡とカンボジアのパノラマは必見
ニャチャン ★★★★★ ニャチャンを訪れる際はぜひシックスセンシズリゾートへ!
ホーチミン ★★★★ クチトンネルとメコン川クルーズのセットには大満足

(2015年12月 若狭由希)

カンボジア
歴史と自然を大満喫!カンボジア・ベトナム9日間の旅
エリア:
  • アジア>カンボジア>シェムリアップ
  • アジア>ベトナム>ホーチミン
  • アジア>ベトナム>フーコック島
テーマ:ビーチ・島 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2016/01/05 15:32
カンボジア・ベトナム出張の機会をいただき、シェムリアップ4泊、フーコック2泊、ホーチミン1泊の旅をしてきました。入社半年で訪れた国はもう4カ国。たくさん旅に行かせてもらい、行く度にどんどん好きになってゆく海外。一人思い出にふけながら書くこの旅行記では、カンボジア、ベトナムの魅力を少しでも伝えてゆけたらと思います。

今回の旅はベトナム航空利用。まずは成田からハノイ乗り継ぎでシェムリアップへ向かいます。下調べでハノイでの乗り継ぎは難しいなんて書いてあったので少々不安でしたが、無事乗り継ぎをクリアしシェムリアップに到着!
飛行機をおりると湿気たっぷりの熱風が押し寄せてきました。蒸し蒸しと暑いこの感じ。東南アジアに来たんだと実感させられます。

《シェムリアップ》
シェムリアップといえばアンコールワットを代表とする遺跡群。
今回は私が行った中で特によかったスポットを紹介していきたいと思います。

●カンボジアNO1観光スポット、アンコールワット
カンボジアと言えばアンコールワット。何て言われるほどカンボジアを代表する寺院。ちなみにカンボジア人はものすごくアンコールワットを誇りに思っていて、タイの女優が「アンコールワットはタイのもの」と発言しただけで大使館を焼き討ちにするほどの暴動が起きたそう。そんなカンボジアの誇りであるアンコールワットをまずは紹介してゆきたいと思います。
30年もの歳月をかけて造られたと言われるアンコールワット。とにかく敷地内は広く、また巨大な建造物は圧巻でした。


第一回廊


第一回廊内。ながーーーーーい廊下


チラッ


回廊の壁にはこのようなレリーフが一面に描かれています。とても精巧で美しく、見ているだけでも楽しいですが、このレリーフには物語があるのでアンコールワットに訪れる前に予習してからくるとレリーフの意味もわかりさらに楽しめます。


第三回廊


美しい彫刻


ため息がでるほど美しく、荘厳な寺院でした。
外観も素晴らしいのですが、回廊内も美しいレリーフや像がたくさんあり見所満載です。
ちなみアンコールワットが1番美しく見える時間は日の出の時間。いわゆるアンコールワットの朝焼けです。
日が昇るにつれ後ろから照らされるその姿はなんとも神秘的で、息が止まるほどの絶景なんだそう。ちなみに私も朝焼け鑑賞をしに朝5時に起きてアンコールワットに行ったのですが、あいにくの曇り空で見れず…1番楽しみにしていただけにがっかり、、、
雲が邪魔して見れないことも結構あるそうなのでこればかりは運次第。でも何度もトライしてでも見る価値あり!だそうなので朝焼けを見にまたアンコールワットに来ようと心に誓いました。

○密林の遺跡、ベンメリア
ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われるベンメリア。
ここはもう本当にジブリの世界でした。
入り口からもうかなりの崩壊ぶり


ベンメリアは1990年代に発見されてから内戦の影響などでほとんど修復されておらずかなり崩壊しており、そこらじゅうにブロックが散乱し、苔や草が生い茂っています。
しかしベンメリアはその崩壊ぶりがものすごく良い味を出していて、神秘的で美しいのです。


ラピュタの巨大な木の前で


崩壊


異世界への入り口のよう


勇気があれば中にも入れます


入ってみたものの中は真っ暗


敷地内に自然のブランコなんかもあります


ブランコを探すのも面白い


ベンメリアは観光客が少なく静かなところでした。
自然のブランコに乗ってぼーっとしながら目をつぶるとラピュタの映像が浮かび、目を開けると実際にラピュタでみた景色が広がる。まるでジブリの世界にいるんじゃないかと錯覚するほど、幻想的で不思議な場所でした。
今回の旅の中で1番印象に残った場所です。
今後、観光客が増えてゆくと神秘的な雰囲気も存分に味わえなくなると思うので、ぜひ観光客が増える前に訪れていただきたいです。また、雨季に行くと苔や草木が生い茂り緑が映え、より一層美しい姿が見れるのでオススメです。

●大自然を満喫できるプノンクーレン
プノンクーレンはシェムリアップから車で1時間半ほどの場所にあります。ジャヤバルマン2世がアンコール王国独立を宣言した聖なる山で、アンコール発祥の地と言われる場所です。中心には金色に輝く巨大な涅槃像が有名なプレア・アントン寺院があります
プレアアントン寺院入り口・のどかな風景が広がっています


お釈迦様の足跡が!


涅槃像


微笑んでいるようにも見える


聖水を作る僧侶。ここに水を流し、僧侶がお経を唱えることで流れる水は聖水になるそう


水も量が多くよく見えないけれど、川底一面に彫刻が彫られています 、乾季になると水が引いてよく見えるそう


千本リンガの上で


散策してたらいきなり現れた遺跡。緑が美しい


聖なる滝の前で


プノンクレーンはとにかく自然がいっぱいなので、のんびり散策するのがオススメです。不意に遺跡が現れたりもするので、歩いているだけでも楽しいです。暑くなったら冷たい川に入ってひと休みもできます。また、バーベキューができる場所もあるのでカンボジアの聖なる大自然に囲まれながらのバーベキューなんてのもいいですね。

以上がカンボジア・シェムリアップで実際に見てきた中でのオススメの場所です。
映画「トゥームレイダー」の撮影地にもなった、ガジュマルの樹に侵食される遺跡タプロームも良かったのですが、観光客が多すぎて雰囲気をよく味わえなかったのでオススメにはあげませんでした。

●シェムリアップ町歩き(夜)
シェムリアップに来てから毎晩のように夜歩きをしていたので、その様子も少し紹介しようと思います。


日本人が経営するショップ「HARIHARA」


日本人が経営するショップ「SUIJO」


ナイトマーケットストリートの先にアンコールナイトマーケットがあるのですが、そこに日本人が経営するショップが3つありました。どのお店も可愛らしい雑貨を扱っていて女性にオススメです!日本人の店員もいるので日本が恋しくなったらお話ししに行ってみるのもいいですね。
また、シェムリアップの夜の街を観光客の多いパブストリートから薄暗い人通りの少ない路地裏なんかまで歩き回りましたが、危ない思いは一切しませんでした。カンボジア=危険のような固定観念があったけれど、全然そんなことないと実際に行ってみて思いました。ただ、スリなんかはやっぱりあるようなので、貴重品には注意しましょう。

次はベトナムフーコックへ向かいます。
シェムリアップからホーチミンで乗り継ぎ、ホーチミンから国内線に乗り1時間ほどでフーコックに到着です。

《フーコック島》
ベトナムの秘境とも呼ばれるフーコック島。フーコックは本当に海が綺麗なので、美しい海を思う存分満喫するのがオススメです。




ビーチで昼寝


美しいビーチを満喫したら、夜はナイトマーケットで新鮮な魚介類を!


南国フルーツがたくさん!


新鮮な魚介類が並ぶ


大きなうに


選んだ海鮮を目の前で焼いてくれる


これからいただくカニと


貝殻を加工した美しいアクセサリーショップ


ナイトマーケットでは毎夜とれたての新鮮な魚介類が並びます。それを目の前で焼いてもらい、焼きたての海鮮がデーブルに並べられます。種類も豊富でウニやカニ、エビなどはもちろん、蛇やカエルまでおいています。フーコックでは新鮮な焼きたての海鮮をお腹いっぱいに食べれる毎日が送れますので、海鮮好きにはおすすめです!

フーコックは良い意味で何もないところでした。何もないからこそ自然を楽しめ、日々の喧騒を忘れてリラックスできる場所です。
フーコックに来たら是非のんびりとした1日を過ごしてみてください。朝はゆっくり起きてビーチに向かい、ビーチでのんびり。フーコック島の砂は鳴き砂なので歩くたびにキュッキュッと鳴く砂の声にもまた癒されます。お腹が空いたら市場に行って新鮮な海鮮をいただき、またビーチに戻って美しいサンセットを見ながら晩酌。なんて1日、最高です。何も考えずただただ自然を感じる。そんな1日をフーコックでは過ごしてみてください!


《ホーチミン》
ラスト2日はホーチミンに滞在。ホーチミンではクチトンネルとミトのメコン川クルーズへ行ってきました。

○クチトンネル
ここはベトナム戦争の舞台となり、戦争中米軍を苦しめたゲリラの基地となった場所です。ベトナム兵士は地下に全長250キロのトンネルを掘り、そこで生活したり、武器を作ったりしていました。現在そのトンネルや、戦争で使われた武器、落とし穴などが展示され、また、実際にトンネル内に入ったりなんかもできます。
トンネルに入ってみた




トンネルの中は狭いし暑いし真っ暗


落とし穴。下には大量の鉄の槍が


蟻塚に似せた空気穴。空気穴が米兵に見つかるとその穴から水や毒ガスを入れられるので、カモフラージュのために蟻塚に似せて作ったんだそう


実際に使われた戦車


本物の爆弾


爆弾投下跡


射撃体験してみた


クチトンネルは実際にトンネルに入れたり、射撃体験ができたりと見るだけではなく実際に体験出来るのが良かったです。ただ、ここで多くの人が亡くなっているのか、なんて考えると複雑な気持ちになりました。
ここに来られる予定の方は歩きやすい靴と汚れても良い服でくることをオススメします!
また、クチトンネルは説明されないとわからない物が多いので、日本人ガイドをつけるか、事前に予習してまわると意味がわかりより楽しめます。

《ミトのメコン川クルーズ》
この旅最後のイベントはミトのメコン川クルーズ。まずはホーチミンから車で1時間ほどのミトの町に行き、そこから船でメコン川の中州の島に向かいます。
中州の島へ!


中州の島に到着するとそこはジャングルでした。南国フルーツの木が生い茂り、ゆったりとした時間が流れています。


中州島内の養蜂場にて 大量のミツバチと


養蜂場でハチミツのお茶とフルーツやナッツを揚げたお菓子をいただきました


休憩所で南国フルーツを


ジャングルクルーズ


メコン川クルーズはのんびりと進む船の中でぼーっと過ごしてしまいました。ものすごくリラックスできます。一緒に船を漕いだりしてもまた楽しめます。ホーチミンの喧騒につかれたらミトのメコン川クルーズが是非オススメです。
スタッフのオススメ度
・シェムリアップ ★★★★★ たくさんの遺跡がありますが、中でもベンメリアはかなりオススメ!
・フーコック ★★★★ 何もないのが良い!のんびりと過ごしてみて下さい!
・ホーチミン ★★★ ホーチミンの喧騒に疲れたらクルーズで癒しを!
(2015年11月 下根光貴 )

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