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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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ひとりぼっちのあいつ
Message in a bottle フロム エクアドル〜沖縄にUSJができる〜
エリア:
  • 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
  • 中南米>エクアドル>キト
  • 中南米>エクアドル>グアヤキル
テーマ:世界遺産 自然・植物 動物 
投稿日:2015/03/30 15:44
ひとりぼっちのあいつ


これはすごい坂道のキト旧市街


顎を休ませるゾウガメ


ウミイグアナとアシカ


エクアドルから帰宅後、妻からの一言「沖縄にUSJができるって」の言葉に驚いた。沖縄とUSJとは私の中ではジャガイモとシャーペンの芯の違いくらいイメージのかけ離れたものである。

ところで今回の旅行先のエクアドルはガラパゴス諸島で知られる国である。
エクアドルは私にとっては「一生に一度は行ってみたいが実際はなかなか行けない旅行先」場所である。何故ならエジプトやマチュピチュに行くツアーよりも更にその1段階、2段階も予算がかさむからだ。(ちなみにその私の中の同じカテゴリーにチリのイースター島も含まれる。)

今回、そのあらゆる人々一度は行きたいと思っているだろうエクアドルのガラパゴス諸島に行く貴重な機会を得た。こんな機会は一生に一度もないため、一人で行くのももったいなく思い、父も誘った(もちろん二つ返事で参加した)。

おそらく日本に何千万人といるだろうガラパゴス諸島旅行者予備軍の方々のプランの手助けになれば幸いである。

●今回の行程(3月中旬)
1日目 キト着 キト泊
2日目 キト旧市街&赤道観光 キト泊
3日目 キトからサンクリストバル島へ サンタクルス号乗船 午後サンクリストバル島 プンタピット観光 船内泊
4日目 午前サンタフェ島観光、サウス・プラザ島観光 船内泊
5日目 終日サンタクルス島観光 船内泊
6日目 エスパニューラ島観光 午前プンタ・スアレス、午後ガードナー・ベイ 船内泊
7日目 クルーズ下船 バルトラ空港からグアヤキルへ グアヤキル観光後 空港へ



1日目
朝5時半に家をでて伊丹空港を目指す。31年間生きてきて生まれて初めて使う伊丹空港。いたって普通の国内空港だがこれまで仕事で何度もお客様に使っていただいているのでなんだか感慨深い。
今回キトまでのフライトはアメリカン航空を使う。伊丹から成田までの日本国内線は同じワンワールドのJAL。
伊丹空港のカウンターには国際線乗り継ぎ用の専用カウンターがあり、国際線乗り継ぎのお客はそのカウンターで手続きを行う。伊丹からキトまではスルーでボーディングパスがでて荷物のタグもキトまでだった(伊丹でもらえた搭乗券は成田空港到着後、アメリカン航空搭乗口でアメリカン航空の搭乗券に引き換えた。また荷物はダラスにて引き取った後すぐまた預ける)。

伊丹空港でトイレに行っている間にアナウンスで、ビジネスクラスが+1000円でアップグレードできると、父が聞いたというので試しに乗ってみることに。1時間少しの距離で飲み物しかでないがフルフラットで快適だった。

成田空港到着後、道なりにすすむとバゲージクレームに着く。荷物は受け取らないのでそのまま税関をぬけてすぐ右手に国際線出発口がある。荷物検査と出国手続きを終えて、搭乗口へ。

アメリカン航空は定刻通り出発、前日あまり寝ていなかったので飛行機では熟睡。
ダラス到着後。3年前ほどに同じくダラス空港で入国検査を受けたことあるが今回再訪してびっくり。すべてキオスクのような専用電子端末で入国手続きが行われ、その後ランダムで半数の人が有人のカウンターにて再度チェックを受ける流れになっていた。そのため大幅に時間が短縮できて以前みたいに2時間ほどの乗り継ぎでも焦ることはなくなった。ダラスでは一旦荷物を取り出して再度預ける。その後手荷物検査を受けて搭乗口へ。
変わったのは乗り継ぎだけでなく、空港のインフォメーションスタッフもカウボーイのような西部開拓時代の出で立ちでなかなか面白くなっていた。
そしてマイアミを経てキトへ。
キト出発が1時間ほど遅れてしまったがこれくらいの遅れであればなんのその。ほぼ予定通りに到着してホッと一安心。キトの空港では特に難しいことを聞かれることなく、税関も厳しくはなかった(食べ物をたくさん持ってきていたので少しびくびくしていた)。

税関を抜けたところで今回お世話になる現地スタッフ(石倉さん)と合流。エクアドルではそのままドルが使えるので特に両替などはせず、そのままホテルへ。キト市内のホテルまで約50分。去年できたという新しい空港とハイウェイを抜け、キト市内へ。
夜10時を越えたキト市内には人はほとんどいない。こちらの人はあまり出歩かないのだろうか。

この日宿泊するメルキュールに到着。

<メルキュールアラメダ>
空港から約50分。キト新市街に位置する4つ星ホテル。5つ星ホテルと見まごうような品のある広々とした立派なエントランス。ウェルカムドリンクのサービスクーポンが嬉しい。室内はスーツケースを広げるには十分なゆとりのある造りになっており、バスタブもある。もちろんミニバーやドライヤー、セーフティボックス、湯沸かし、無料のWIFIもある。スリッパはない。またキトは日中涼しいためエアコンはない。ホテルそばにはメルカド・デ・インディヘナ(先住民族のマーケット)や国立博物館、ショッピングセンターもあり、観光に便利。

メルキュールアラメダのお部屋


メルキュールアラメダの外観


すでに0時をまわっていたのでこの日はそのまま就寝。

2日目

朝、5時に目がさめる。時差ぼけの影響だろう。
少しの早いがお腹が空いたので6時半には朝食を食べ、集合時間の9時まではのんびり過ごした。
9時に石倉さんと合流。

<キト市内観光>
何と言っても外せないのはアンデス山脈の名峰に囲まれた美しきキトの旧市街。キトはボリビアのラパスに次いで2番目に標高高い首都(2800m)としても知られており、キト旧市街はガラパゴス諸島と並び、世界で最も古く登録された世界遺産の一つである。これはキトの人々の誇りにもなっている。
かつてインカ帝国の都市として栄え、16世紀スペイン統治時代に設計された街並みは、独立広場を中心に大統領府や市庁舎などの行政機関が立ち並び、格子状に整然と広がっている。旧市街の保存状態としては中南米一と言われており、中世にタイムスリップしたかのような錯覚を味わえる。キトの旧市街に宿をとってライトアップされる街並みを楽しむのも大変お勧め。

大統領府


椅子を運ぶおじさん


お茶を売っていたおじさん


お土産売りのインディヘナ


真面目な衛兵が着るのはエクアドルカラーの軍服


サンフランシスコ教会は金ぴか


中でもキトの旧市街を特徴付けているのは点在する急勾配の斜面。山並みに歴史的な建造物が広がるキトならではの風景。旧市街まで来たならパネシージョの丘にも是非訪れてほしい。キト旧市街から約180mの高さのこの丘からは山なりに歴史ある建物が立ち並ぶ壮大なキトの展望を楽しめる。

パネシージョの丘でエクアドル風ドーナツをたべた


パネシージョの丘からのバジリカ教会


市街に立ち並ぶ教会を見て歩くのも面白い。建立された時代によってゴシック様式、バロック様式など様々にミックスされている。特に興味深いのは街のどこからでもその大きな時計台が見えるキトのシンボル、バジリカ教会。1892年に着工された比較的新しい教会で、外観はパリのノートルダム教会を彷彿とさせるゴシック様式。このファサードが大変ユニーク。ここではガーゴイルの代わりにガラパゴスやアマゾンにちなんだ動物たちが魔除けとして上空から我々を見下ろしているのである。

バジリカ教会


バジリカ教会の魔除けのイグアナ


バジリカ教会内部


祈りをささげるおばあさん


キト旧市街をあるいていると目につくのは警官の数。南米というと治安面を心配される方も多いかもしれない。しかしキトは中南米一安心して歩ける古都とも言われており、旅行者の安全確保に力をいれている。もちろん自己管理は必要だが、美しいこの旧市街をきままにそぞろ歩きできるのは他の中南米にはない嬉しいポイント。

キト市街から車で走ること50分。ここにエクアドルの名前の由来となった場所がある。17世紀にフランスの調査隊がここを赤道と定義したとされ、大変立派な赤道記念碑が建てられている。スペイン語で赤道は「ECUADOR」、つまりエクアドルは赤道の国なのだ。赤道が通っている国であれば世界各国あるはずだが、世界でもっとも古く制定され、また首都にも近いという意味ではやはりエクアドルの右にでる国はないのだろう。
しかしこの赤道記念碑、近年の科学技術の発展により、実は正確には赤道直下でないことがわかった。実際には赤道とされる地点から200m離れた場所に本当の赤道があるとされ、赤道直下を私有地としてもつ家主はそこに赤道博物館を建設し、観光客で賑わいを見せている。ほかにも赤道直下を私有地としてもつ家主もいくつかいるはずだが、この博物館のオーナーの商売が上手だったということだろう。

on the 赤道


悪戦苦闘するおじさん


卵を立たせると証明書をもらえます


お昼は赤道記念碑のそばのエクアドル料理屋さんで。
エクアドル風シュラスコはブラジルのそれとは違い、ご飯の上に薄い牛肉のステーキとアボガト、フライドポテト、揚げバナナ、目玉焼きなどをトッピングしたワンプレート料理。
フリターダスはエクアドルの幕の内弁当的な存在。トウモロコシや豚肉のフライ、アボガト、フライドポテト、ジャガイモ団子のようなジャピンガチョなどの盛り合わせ。
チキンのスープには大ぶりの鶏肉とゆで卵、ジャガイモ。あっさりした味わい。

エクアドルビール


エクアドルのシュラスコ


キト市内に戻ったのは午後4時頃。帰りにスーパーマーケットに立ち寄ってもらい、妻に頼まれていたキヌア、日本で買うよりも安そうなココアの粉を購入。どちらも500gで2.5$くらい。

石倉さんとお別れし、1人でキトの街をぶらぶら。
ホテルからほど近い、メルカド・デ・インディヘナへ。そこへ突然雨が降ってきた。3月は雨季で、午後3時くらいから降り出すそうである。
メルカド・デ・インディヘナはその名の通り、インディヘナ(先住民族)達が開くマーケット。お土産物に最適な織物やTシャツをはじめアクセサリーやチョコレートも売っており、エクアドルのお土産は大抵ここで揃えることができる。私は自分の記念にTシャツを購入。7ドルのところを5ドルにしてもらった。

雨が小雨になったところでホテルに戻る。時差ぼけと高山病の兆候か、眠くなってきたので、この日は夕方に就寝。

3日目
朝4時に朝食をとり、朝5時のクルーズスタッフの迎えを待つ。係員の方がやってきて、用意されたバスに乗り込む。どうやら我々が一番初めのお客のようだ。その後、ヒルトンなどいくつかのホテルを経由して乗客はバスいっぱいになる。そして空港へ向かう。
キト空港の国内線ターミナルに到着。ガラパゴス行きの場合はスーツケースなど機内預けの荷物をまずX線に通す必要がある。
その後、入島管理の窓口にて1人20ドルを支払い、入島申請書を受け取る。
ラン航空のチェックインなどはクルーズのスタッフがすべて行ってくれて、搭乗券を受け取るだけ、あとは各自搭乗ゲートまで移動し、ボーディングを待つ。
今回利用した、サンクリストバル空港行きのラン航空はグアヤキル空港を経由する。グアヤキルではそのまま飛行機の中で待機。キトを出発して3時間35分。ようやくガラパゴス諸島に上陸。

外国人用の入島管理窓口に並び、ここで入島税100ドルを支払い、簡単な荷物のチェックを受ける。実はかなりの量のおやつと食料を持ってきていたので、持ち込みに厳しそうなガラパゴスでは没収されるかなと思ったが大丈夫だった。

空港にて荷物を受け取ると空港外にクルーズのスタッフが待機している。
クルーズの乗客達を乗せて、船着場へ出発。5分くらいで船着き場に到着。

バスを降りると潮の香りのいっぱい広がる。桟橋まで歩く途中に人だかりができているなと思って目を凝らすとなんとアシカがお出迎え。しかも呑気にお昼寝。ガラパゴスの動物は人を恐れないと聞いたことがあるが、到着初日から嬉しいサプライズだ。

桟橋からはゴムボートに乗って、今回4泊5日の船旅をお世話になるサンタクルス号に乗船。

ウェルカムドリンクをいただいた後はそれぞれの部屋にチェックイン。
私達はM10というツインベットのお部屋を利用。

<サンタクルス号の設備>
広大な海原を見渡せる丸型の窓、真っ白な壁にブルーのクッション、上品な木目の調度品。これからのクルーズ気分を盛り上げてくれているような、勇ましくもかわいらしいデザイン。室内には内線用の電話機に、電源2つ、エアコン、セーフティボックスがある。また個室のトイレとシャワーまで完備。テレビ、スリッパはない。WIFIは無料で利用可能だが常に海上を移動しているため非常に弱い。ミニバーもないが、船内ではコーヒーやお茶、その他ちょっとしたクッキーなどの軽食はいつでも飲み食い自由。バーではもちろんお酒も飲める。その他、広々したパブリックスペースに、ビジネスルーム、売店、ミニライブラリー、屋上のデッキにはバーの他にジャグジーまで完備している豪華客船である。
なおサンタクルス号の定員は90人まで、今回我々も入れて参加者はおよそ80人なのでほぼ満室である。

サンタクルス号 二人部屋


ダブルベッドの部屋もあった


トリプルベッドの部屋も


気分が高まる丸っこい窓


バスルーム


電源やポット、iPhoneなどに接続できるスピーカーもあります


チーム分けのボード


パブリックスペースとバー


お土産屋さん


ジャグジーも


いい天気だなぁ


荷物を整理しているとオリエンテーションを行うというアナウンス(もちろん室内にもスピーカーがあるためどこにいても聞こえる)。
国立公園や船の中でのルールなど一通りの説明を受けた後は昼食。
フィットチーネのパスタや七面鳥のローストなど盛りだくさんの昼食を楽しんだ後は、避難訓練。

避難訓練を終えると、この日の目的地であるプンタピット(プンタ岬)に到着した、というアナウンス。
早速半ズボンとTシャツに着替え、カメラとタオルをスタンバイ。ウェットランディング(小型船に乗り換え浜辺にて上陸する方法、濡れるためこの名で呼ばれる)用のサンダルとハイキング用の靴もパッキングした。

小型船での上陸のため、予め振り分けられた班ごとに呼ばれる。私達はイグアナチームだった。1班は最大14人ほど。

<サンクリストバル島 プンタピット(プンタ岬)>
楽しみ方:トレイルハイキング(3時間)
見られる動物:ナスカカツオドリ、アオアシカツオドリ、アカアシカツオドリ、アシカ、グンカンドリなど。(3種類の中カツオドリ見られるのはここだけ)。

小型船に乗り込み。まずはプンタピット周辺を30分ほどクルーズ。周囲にはアシカのコロニーがあり、自然のままのアシカ達を見ることができる。生の自然のアシカを早速の目の当たりにして大興奮。続いてアカメカモメを間近にとらえることができた。
その後、ウェットランディングにてプンタピット上陸。海底まで見渡せるような美しいエメラルドグリーン海とキメの細かい白砂ビーチだ。ピンタピットのトレイルコースは浜辺からすぐ。岩場の急斜面の道を歩くのでしっかりした靴を履くことをお勧めする。山道を登ること30分、切り立った山に囲まれた、眺望の良いポイントに到着。変わった動物達の生態にばかり気を取られがちだが、景観の美しさもガラパゴス諸島の魅力の一つである。さらに先に進むとアカアシカツオドリのコロニーを発見。クチバシの青色と足元の赤のビビッドなコントラスト。アカアシカツオドリの撮影に気を取られているとスズメのような大きさのアオメバトが近づいてくる。人間を恐れない、自然そのままの鳥の姿を見た。
3時間ほどのハイキングを楽しみ、船に戻る。

サンタクルス号を見下ろす


眺望がいいプンタピットのトレイル


まるでオーストラリアやアメリカのような台地



しばし休憩した後、軽いウェルカムパーティーが開かれ、乗組員の紹介が行われた。その後夕食。
夕食は3コースのディナー。前菜のサラダ、スープに肉・魚・ベジタリアンから選べるメインにデザートがついていた。彩り豊かでどこかのホテルで食べるものと遜色ないレベルだ。
1テーブル4〜6人用になっているので我々のように2人できている場合はどなたかと同席になる。カルフォルニアからきた年配のご夫婦のグループがいらっしゃってその方達とお話しをした。これまでもクルーズの旅行を何度もしていらっしゃったようでアラスカのクルーズはとても感動的だったとのこと。自分にもう少し語学力があったら会話も弾んだのにな、と海外にきていつもながら思うのだった。

ディナーの一例


4日目
初めて船内で迎えた朝。朝食は7時15分から開始。目玉焼き、ベーコン、生野菜にフルーツなどホテルで出されるようなインターナショナルなもの。

8時に午前中の観光がスタート。

<サンタフェ島>
楽しみ方:ハイキング(2時間)、シュノーケリング(1時間)
見られる動物:サンタフェリクイグアナ(固有種)、アシカ、数種類のフィンチなど。シュノーケリングではウミガメやシャーク、エイが見られた。

まずはサンタフェ島の周辺を軽くクルーズしてからウェットランディングにて上陸。昨日のプンタピットと違うのは浜辺には沢山のアシカ達。白浜のハーレムとなっており、近づいて写真も撮れる。ビーチからトレイルスタート。高低差はないのでプンタピットのようにハードではない。しばらく歩くと岩山に広がるのは巨大なウチワサボテンの林。ガラパゴス諸島の中でもこのサンタフェのウチワサボテンは大ぶりで大きいものだと幹の直径は1.2mを超えるほどだそうだ。そのウチワサボテンの実が落ちてくるのを今か今かと待ち構えているのがサンタフェリクイグアナ。一般的なガラパゴスリクイグアナよりも背中の突起が尻尾まで続くのが特徴だ。2時間程度のハイキングを終え、一旦島に戻る。希望者はグラスボートかシュノーケリングを選び、サンタフェ島周辺で1時間ほど楽しむことができる。なおシュノーケリングギアは貸し出し無料。私達はシュノーケリングを楽しんだ。ゴムボートで潜るまで移動し、ガイドさんとともに幾つかのポイントを周遊する。そんなにシュノーケリングが得意ではなかったが、年配の方が多いためか、親切に比較的ゆっくり移動してくれたので、難しくはなかった。写真を見せられないのが残念だが、アシカが泳ぐのを間近に見ることができたのは感動的だった。ガラパゴスは動物達の見ることがメインという考えだったのだが、この素晴らしく美しい青い海で野生の動物たちと一緒に泳げるのもこのガラパゴス諸島の知られざる大きな魅力である。

サンタフェ島上陸!


集合写真


サンタフェのウチワサボテンはイグアナに食べられないように背が高く進化


撮影会


昼食の後はサウス・プラザ島に上陸。

<サウス・プラザ島>
楽しみ方:ハイキング(3時間)
見られる動物:ガラパゴスリクイグアナ、アシカ、サボテンフィンチ、アカメカモメなど。運が良ければハイブリットと呼ばれる新種のイグアナが見られることも。

サンタクルス島から僅か400mの沖合に見られる全長500mほどの小さな島。ガラパゴス諸島の中でも最もリクイグアナの生息数が多いという、まさにリクイグアナの聖地。地表を覆うような赤茶色のセスビウムとウチワサボテンの林の織りなす風景。火山起源でなく隆起によってできた島のため、地表の硫黄分が少なく、豊かに実を結ぶサボテンが多いそうだ。イグアナにはテリトリーがあるらしく、サボテンの木の下ではイグアナ同士の縄張り争いも見ることができる。一方、アシカにも縄張り争いがあるらしく、島の端、断崖絶壁の場所にもアシカがいる。海辺に生息するアシカがなぜここまで?実は縄張り争いに負けたアシカはこのような島の端っこに身を寄せることもあるのだそう。しかし、陸上生物ではないアシカが、陸から歩いて島の果てまで移動することは並大抵のことではないはず。その努力があればいつか巻き返せるさ、とそっと孤独なアシカにエールを送った。

サボテンをついばむサボテンフィンチ


やすらかに眠るアシカ 寝息が聞こえることも


セスビウムが広がる


セスビウムの中を我が物顔であるくリクイグアナ


仲睦まじき事は善き事かな


サボテンの木に登って実を食べるイグアナ


5日目
この日はサンタクルス島に上陸する。

<サンタクルス島>
楽しみ方:観光・買い物・カヤック・サイクリングなど(8時間程度)
見られる動物:(ダーウィン研究所にて)ゾウガメ、リクイグアナ

ガラパゴス諸島の中でも最大の人口をもつ町、プエルトアヨラの船着き場に降り立つ。今日は1日このプエルトアヨラにて過ごす。プエルトアヨラはおそらくガラパゴス諸島に滞在する旅行客は必ず立ち寄るだろう。空港が近くにあるだけでなく、ダーウィン研究所のある町として知られているからだ。
ダーウィン研究所のスターと言えば、ロンサム・ジョージ。しかし彼はすでに3年前にこの世を去っていた。ロンサム・ジョージが亡くなってから観光客も減ったというから恐るべき影響力のロンサム。
ロンサム・ジョージとはビンタ島の生き残りのガラパゴスゾウガメのことである。ガラパゴスゾウガメは11の島に15亜種に分化しており、すでに4種は絶滅し、最後の生き残りであったロンサム・ジョージも亡くなり5種が絶滅したことになる。
ロンサム・ジョージが亡くなって、代わりにスターダムにのし上がったのはディエゴ。ディエゴの由来はサンディエゴ。そう、アメリカのサンディエゴである。実はディエゴはエスパニョーラ島出身でアメリカ・サンディエゴ動物園に保護されていたが、子孫繁栄のためにこのガラパゴスに舞い戻り、多くの子孫を残しているという。そんなディエゴをガラパゴスの人々は尊敬の念を込めて彼を呼ぶ「スーパーディエゴ」と。

交尾でなく男の子どうしが遊んでいるだけらしい


なぜか他のカメに登ろうとするカメが多数


ダーウィン研究所のスター ディエゴ



ダーウィン研究所を見学したあとは、プエルトアヨラの町をぶらぶら。メインストリートにはお土産屋さんやレストラン、カフェ、ダイビングショップが軒を連ねている。クルーズ船に乗っているとお土産を買う時間があまりないため、お店を冷やかして歩くのも久々で楽しい。またレストランやネットカフェではWIFI環境が整っており、メールのチェックなどが出来るのも嬉しい。クルーズ船で購入できない日用品や個人的なお菓子などをここで購入するのもいいだろう。

プエルトアヨラのお洒落な墓地


魚市場でおこぼれを待つアシカたち


可愛らしいプエルトヨラの街並み


町を散策した後は希望者だけサイクリング。
実は我々もサイクリングをする予定だったが、バス乗車中に降り出した雨が土砂降りになったことで気が変わった。同じグループの何名かはそれでもサイクリングをすることにびっくり。
外国人の根性というか、好奇心というか、なんでも体験してやろうという心意気は大したものである。日本人はこういうところを見習わなくてならないなぁとしぶしぶ思った。
我々はサイクリングをする人たちの一足先に目的地のサトウキビ農場へ。
ガラパゴス諸島の主な農作物であるサトウキビ畑では、砂糖の他にお菓子や蜜や蒸留酒などを生産しており、それらを見学することができる。
サイクリスト達が農場に到着したあとは一緒に昼食の会場へ。
昼食はローカルレストラン、クルーズ始まって以来の地上での食事である。

食事が終わった後はその後のアクティビティーに、カヤック又はゾウガメ見学のいずれかを選択することができる(もちろん船に戻ることもできる)。

雨が降っていたのでカヤックには誰も参加せず、私達も含めほとんどがゾウガメ見学に出発した。
ゾウガメ見学のスポットはエル・チャト。エル・チャトはもともとゾウガメを見るための場所ではなく、農場であった。本来、家畜の牛のために草花を育成したのだが、どこからか野生のゾウガメ達が集まるようになったそうだ。今やゾウガメ農場と言われても差し支えないほど沢山のゾウガメ達が集まってくる。
中には巨大なゾウガメもいるので、記念撮影にはこれ以上ないポイントである。

エル・チャトにて そこらへんにカメがいます


エル・チャトのあとは各自フリー。クルーズ船お迎えのゴムボートは1時間おきで運行するのでそれに合わせてクルーズ船に戻るのも、続けて町を散策してもいい。つかの間買い物とネットを楽しみ、クルーズ船に戻った。

夕食のあとは地元バンドの演奏とローカルダンスショーがあった。
ローカルダンスショーに出ていた女の子は何とビックリ、プエルトアヨラのネットカフェの受付の女の子だった。本当にローカル。

6日目
早朝、日の出を船上から鑑賞した。

ガラパゴスの美しい日の出


今日も一日が始まりますね


この日はエスパニョーラ島を観光。午前と午後で2つのポイントから上陸する。

<エスパニョーラ島 プンタ・スアレス>
楽しみ方:ハイキング(3時間)
見られる動物:ウミイグアナ、アシカ、ナスカカツオドリ、アオアシカツオドリ、ヨウガントカゲ、オオイワガニ、アシカなど(4月〜12月の繁殖期のみガラパゴスアホウドリ)

エスパニョーラ島はガラパゴス諸島内では最南端に位置し、海鳥が集まることから海鳥の楽園とも呼ばれる。またこの島で見られるウミイグアナは赤と緑の色鮮やかな種類を見られることで知られている。
ウェットランディングにてプンタ・スアレスに上陸。桟橋から沢山のアシカとカラフルなウミイグアナがお出迎え。じっとしているウミイグアナ。硬い鱗と厚い唇、背中を走る突起、しっかりした鉤爪、塩分が硬く付着した鼻の先。見れば見るほど同じ祖先をもつリクイグアナとの違いを実感する。
主に海藻を食べるというウミイグアナ。それもそのはず、このエスパニョーラ島はウチワサボテンやセスビウムといった実の厚い植物はない。距離的には大きく変わらないはずだが、住む場所の環境に応じてこうも姿を変えていくものなのだろうか。もちろん何百年とかけた結果であるが、この地球に生きる生物の生命力のなんと尊いことだろう。

ウミイグアナの楽園 エスパニョーラ島


仲睦まじき事は善き事かな2


孤高のアシカ


勇ましいウミイグアナ


泳ぐウミイグアナ


ナスカカツオドリと雛


船に戻り一休み。昼食の前にガラパゴスの歴史の講義。
午後は同じエスパニョーラ島のガードナー・ベイを観光。

<エスパニョーラ島ガードナー・ベイ>
楽しみ方:ウォーキング(1時間)、シュノーケリング(1時間)
見られる動物:アシカ
数キロもありそうなさらさらの真っ白な浜辺と浮き通るような青く澄んだ海、そしてそのビーチを我が物顔でゴロンと寝転ぶおびただしいアシカ達。美しいビーチはアシカ達にとってもまさに楽園のようである。ここのアシカはのんびりしているので記念撮影にもってこいのスポット。水着をもってきてアシカ達と泳いでもいい。
なお希望者はガードナー・ベイの観光前にシュノーケリングができる。サンタフェ島でのシュノーケリングよりも深いポイントを泳ぐ。沢山の魚とともにアシカを見ることができた。

ガードナー・ベイ


か、かわいい


シュノーケリングが終わった後はビールが最高 4ドル


午後の観光のあとは、明日の下船の準備についてのガイダンス。
清算方法や荷物の出し方、チップの渡し方についての説明などがあった。

7日目
朝7時起床。この日がクルーズをチェックアウトする日である。
8時までに朝食を終え荷物をパッキングして部屋を出なければならない。事前に配られたタグを荷物につけてキャビンの外に置いておけば空港まで運んでくれる。
8:30にこのクルーズ中にスタッフが撮った写真のスライドショー開始。皆で思い出に浸る。
10:00に空港のあるバルトラ島へ下船開始。ちなみにドライランディング。
バスの乗り換え5分くらい。バルトラ空港に到着。比較的新しめの空港で中にはお土産屋さんが沢山あった。

ラン航空のチェックインを終えて待合室へ。往路と同じくこの飛行機もグアヤキル経由のキト行きとなっている。我々はアメリカン航空のグアヤキルOUTにしているのでグアヤキルまでのチケットをうけとる。

ほぼ定時に飛行機は離陸。
グアヤキルに到着。道中仲良くなったアメリカ人、オーストラリア人、イギリス人の旅行者に機内で別れを告げてグアヤキル空港の中へ。

税関を抜けてガイドさんと合流。
グアヤキルではアメリカン航空との乗り継ぎで約7時間の待ち時間があるためその間に観光を予め頼んでおいた。

<グアヤキル観光>
もしエクアドルに訪れる機会があればガラパゴス諸島やキトはもちろんだが是非グアヤキルにも訪れてほしい。山岳地方で標高が2800mある政治の中心・キトとは対照的に海岸地方のグアヤキルはたった海抜400mのエクアドルで最も人口の多い経済都市。気候はもちろん食生活や歩いている人々の服装や人種も異なる。空港から20分の旧市街に見所は凝縮している。カラフルな町並みが美しい「エクアドルのファベーラ」とも称されるサンタアナの丘、グアヤス川沿いの2.4km続く市民の憩いの遊歩道・マレコン2000、グアヤキル中のイグアナが熱帯の木々を目当てに集まるセミナリオ公園、別名「イグアナ公園」。またグアヤキルの名物カニ料理「カングレホ」も是非賞味したい。1杯2ドル程度。硬い甲羅を棒で叩き割って味わう。ただしカングレホ禁漁の時期が3月中旬の1週間程度と9月中頃から1ヶ月程度あるそうなのでご注意を。もし禁漁の時期に当たった場合はハイバと呼ばれる高級カニを食べるのもいいだろう。カングレホよりも少し値は張るが身がしっかりしておりカングレホよりも美味しいとされる。ハイバは年中味わうことができる。また海岸都市グアヤキルではエクアドル近海で獲れたマグロなど、日本へ輸出する前の鮮度の良い魚介類を食べられることから寿司や刺身が美味しいことで知られている。
晴れた日はカラフルで美しいサンタアナの丘


イグアナ公園ではみんな木に登っていました


身のしっかりしたハイバはカングレホと同じく小槌で叩き割って賞味します


私達が訪れた日のグアヤキルはあいにくの雨で尚且つカングレホ禁漁時期であったが短時間でグアヤキルの旧市街の車窓観光と名物のハイバに舌鼓。大満足の内容となった。
過去に痛ましい事件が起こったグアヤキルだが街を知り尽くしたガイドとドライバーさんがいれば気軽に楽しめる。用心するに越したことはないが、キトやガラパゴスだけではもったいない。是非トランジットの数時間だけでも時間をとって滞在したい街だ。

夕食の後はそのまま空港へ。
アメリカン航空にチェックインしマイアミとロサンゼルスを乗り継ぎ、日本を目指す。

これにて私達のエクアドルの旅は終了。

最後にガラパゴス旅行でのアドバイス。

<個人的にガラパゴス諸島でのお勧めスポット>
今回の私の訪れた島はサンクリストバル島、サンタフェ島、サウス・プラザ島、サンタクルス島、エスパニョーラ島の5島。
最も印象的だったのはウミイグアナと大量の鳥たちとアシカを一挙に見ることができるエスパニョーラ島。シュノーケリングポイントもあるのがうれしい。次にガラパゴス諸島で一番の大きな町・プエルトアヨラとダーウィン研究所を擁するサンタクルス島。ダーウィン研究所では各島のゾウガメと農園での野生のゾウガメも見ることができゾウガメ三昧の島だった。

<クルーズとアイランドホッピング>
ガラパゴス諸島での観光の方法は2つ。船内で宿泊しながら4泊5日などで観光するクルーズ型とサンタクルス島などホテルがある島に宿泊しながら小型船で各島を巡るアイランドホッピングがある。それぞれのメリットとデメリットを認識しながらツアーを選びたい。

クルーズ船のメリット
・常に同じ部屋に宿泊しているので島を移動する時でも荷物を整理する必要ない。
・食事中や就寝中に移動をするので効率的な観光ができる(アイランドホッピングでは行くことができないより人里から離れたより自然のままの島にいくことができる)。
・ガイド(ナチュラリスト)や船内スタッフの質が高い。
・常にハイクオリティの食事が給される
・同じクルーズに参加している旅行者と過ごす時間が多いため仲良くなる。
・船内のサービス(例えばランドリーサービスやガラパゴスの歴史講習会など)が充実している。
・支払いをその都度する必要がない。(最終日に精算)

クルーズ船のデメリット
・ホテルと比べると部屋は狭いことが多い。
・就寝時など長時間の移動中は揺れを少なからず感じるので船酔いしやすい。
・ブッフェタイプの食事ではあるがワンパターン。
・同じクルーズの参加者はほとんど英語圏なので、英語の心得がないとコミュニケーションが図れない。
・料金が高い。

アイランドホッピングのメリット
・船酔いが少ない。
・自分で食べるものをある程度選択できるなど自由度が高い。
・クルーズよりも料金が安い。
・クルーズのように他の乗客と四六時中一緒にいることはないためプライベート感がある。

アイランドホッピングのデメリット
・訪れる島によっては移動時間がながい。そのため訪問できる島が限られる。
・島を変えて宿泊する場合は荷物の移動が面倒。
・夕食など自分でレストランを探す必要がある。
・安いだけの現地ツアーに参加すると質の悪いガイドに当たることもある。

<クルーズのスケジュール>
06:45 起床
07:00〜08:00 朝食
08:30 下船開始、上陸観察
11:30 帰船
12:30〜13:30 昼食(昼食の前に説明会があることも)
15:00 下船開始、上陸観察
18:30 帰船
19:30 予定説明会など
20:00〜21:00 夕食

<ガラパゴスの気候>
ガラパゴスの気候は雨季と乾季に分けられるが、赤道直下にあるので、年間を通じて快適。ガラパゴスの自然の変化に照らし合わせて旅行を計画する事ができればなお楽しみも増す。
雨季:12月〜5月ごろ。特に1月から3月頃は最も暑い時期に当たるが、平均気温はそれでも28度位。シュノーケリングなどアクアアクティビティに最適。雨季とはいっても、短時間に静かに降る程度で一日中雨が降り続けることはない。雨の多い時期には、植物が青々と葉を茂らせる。
乾季:5月〜12月ごろ。霧が多くガルーアシーズンとも呼ばれる乾季にあたる。霧が多く曇りがちになるため肌寒く気温の低い日が続く。7月から9月頃の平均気温は23度位。但し、日中の気温は高く、日差しもさすがに強いので、日焼けには注意。繁殖行動や抱卵する親鳥などは3月から8月頃に多く見られ、繁殖期の後半になると、ヒナや幼鳥が多く見られる。

<ガラパゴスへの持ち物> ◎必須、○できれば

◎お金(アメリカドル、クルーズの場合、入島税などで少なくとも120ドル以上は現金が必要です)
○防水のビニールバック
◎スニーカー(山道、岩場、濡れた場所を歩くことも)
◎サンダル(水泳、砂浜上陸時に必要)
○長ズボン
○船内用の靴(スニーカーでも兼用できます。)
◎半ズボン
◎ウィンドブレーカー(雨に備えて)
◎長袖・半袖シャツ
◎洗面用具(船内には石鹸・タオルはございます)
◎靴下
◎日焼け止め
◎帽子
○虫よけ
◎サングラス
◎カメラ(予備バッテリー)
◎水着
大体皆さんこんな服装です


<クルーズに含まれているもの>
クルーズ中の全食事、飲料水
ナチュラリスト・ガイド
空港/桟橋間送迎
シュノーケリングレンタル代

<クルーズに含まれていないもの>
ガラパゴス国立公園入島税
チップ(ガイド,クルー,バーなど)
飲み物代(ジュース、アルコール飲料)、その他個人的費用
ウェットスーツレンタル代、医療代

<ツアーを終えて>
やはりガラパゴス諸島は行く価値のある素晴らしい場所であった。閉ざされた世界で独自の進化を遂げた生き物達。彼らには天敵がいないため人間を恐れることはない。人間に脅かされる前の地球が生まれたときのような自然なままの生き物たちがこの島にはいる。そしてその美しい自然を守ろうとする人々がいることも感銘を受けた。地球が何百年とかけて作り上げた生き物たち。それらを同じ地球上の生物である人間が絶滅させてはならないように思う。ダーウィンの進化論の根拠となった生き物たちを見ていると我々人間の過去と未来について思い巡らされた。
一方、意外な発見だったのはガラパゴス諸島での海のアクティビティー。ガラパゴス諸島での目的は動物鑑賞であると思い込んでいたが、ガラパゴス諸島の美しい澄んだ海でのシュノーケリングは鮮やかな魚たちはもちろん、亀やアシカ達とも泳げることに驚いた。透き通るような海でのシュノーケリングであれば他の国でもできるが亀やアシカと気軽に泳げる場所はそうそうないだろう。海だけでなくプンタピットなどで見た、火山が造り出した見事な景観も忘れがたいことを付け加えたい。
前後に宿泊したキトやグアヤキルもおまけと考えていたのが申し訳ないくらいに楽しめた。

しかし同時に見られることを期待していた動物が一部見られなかった。例えばガラパゴスアホウドリは4月から12月頃のエスパニョーラ島にて繁殖するため、3月の中旬に訪れた今回には見ることはできなかった。またグンカンドリは生息地がサンクリストバル島とイザベラ島に生息地が限られていた(サンクリストバル島には初日午後のみ立ち寄ったがその機会には見ることができなかった)。
同じように生息地が限られている動物としてはガラパゴスペンギンがいる。熱帯地方に唯一生息している珍しいペンギンだがイザベラ島の東側など見ることができる場所は片手で数えられる程度だ。
見たい動物の選定とそれに合わせたツアープランの重要性を強く感じた。更に滞在方式もクルーズや島のホテルに宿泊など一口にガラパゴス諸島観光といってもその楽しみ方とルートは多岐に渡る。
(行程を工夫して安く行こうと思えばペルーのツアーと同じくらいか少し高いくらいで行けることも今回わかった。)

沖縄にUSJができることは大いに結構なことだが、エクアドルのガラパゴスと同じく観光客が年々増加したとしても、何百年かけて形成された自然を壊すことなく、それでいて多くの人々が沖縄固有の自然を楽しむことの起点になればと願う。

スタッフおすすめ度
ガラパゴス諸島 ★★★★★L 動物達の楽園、シュノーケリングなどアクアスポーツやハイキングも楽しい!
キト ★★★★★ 世界遺産登録1号 中南米有数の美しい旧市街
グアヤキル ★★★ シーフードがおいしい港町

(2015年3月 橋本康弘)

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