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今日も旅する!!ファイブスタークラブ世界探検隊

~お客様の代わりにファイブスタークラブ社員が世界中をチェックしてレポートしてきました。~

プロフィール

ニックネーム:
ファイブスタークラブ
居住地:
東京都
会社名:
ファイブスタークラブ
会社英字名:
Five Star Club
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-3259-1511
業種:
旅行業
自己紹介:
1.全コース1名より催行保証。ツアーキャンセルはありません。(ごく一部のコースを除く)
2.アレンジ自由自在。延泊や減泊、ホテルグレードUP、航空会社指定、何でもできます。
3.基本的に少人数でのツアーで団体旅行のわずらわしさはありません。(ごく一部のコースを除く)
3.遊牧民のゲルにホームステイやサハラ砂漠でキャンプなど、その国でしかできないユニークなオリジナルツアーを企画。
3.毎週土曜日、各方面の専任スタッフが説明会を実施。疑問、質問は何でもどうぞ。(予約制)

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ニカラグア
<ノ・エンティエンド・ビエン・エスパニョール!!ニカラグア・グアテマラ2国で4つの世界遺産探訪>
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>パナハッチェル
  • 中南米>グアテマラ>ティカール
  • 中南米>ニカラグア>マナグア
テーマ:世界遺産 歴史・文化・芸術 自然・植物 
投稿日:2017/02/13 16:17


人生最初の海外旅行はアメリカだった。大した計画も目的もなくただアメリカで暮らしたくてとりあえず
旅行会社に就職した。暮らすことは叶わなかったが何度か行くほどアメリカが好きだ。なのにメキシコから南は行きたいと思ったことがない。知らず知らずのうちにこれといった理由のない壁を心の中に作ってしまっていたような気がする。スペイン語が全くわからないということも理由の1つかもしれない。そんなラテンアメリカに無関心で無知な自分にようやく機会が巡ってきた。
アエロメヒコでメキシコへ
乗り継ぎ時間を含めグアテマラまではおよそ18時間半、決して近くない。なかなか乗る機会のないキャリアに乗れたのは貴重だ。往路に限ってサッポロの黒ラベルを積んでいる、しかもいい感じに冷えているのが嬉しいし、食事もシンプルで期待以上に美味しく乗務員の動きも他エアラインに比べて良いのでポイントが高い。
ただし機内のエンターテイメントはX。 長距離な割にソフトの揃えがよろしくない。何とか長時間のフライトにも耐えメキシコシティに無事着陸。トランジットで他国に行く場合であってもいったんメキシコに
入国し税関申告書を記入提出しバゲージを取ってまた預けるという面倒さがある。そしてその後のセキュリティチェックは結構厳しく時間がかかる。
さて、訪問順序はグアテマラが先だったが目的の重要度から、後半に訪れたニカラグアから先にレポートしたいと思う。
美しい湖と火山の国・ニカラグア
グアテマラに行ったことがある人は社内に数名いるがニカラグアは少ない。そこで今回は観光の実態をチェックするのが大きな目的。まずそもそも、ニカラグアってどこだよ?何があるの?と思っている人が多いのではないだろうか。恥ずかしながら自分もその一人であった。ニカラグアは北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接する中米の真ん中に位置し中米国の中では最も大きくその面積は日本のおよそ3分の1に相当する。経済的には中南米最貧国の一つと言われていて基礎的社会インフラが整備されていない地域が多い。また地震などの自然災害も多く、さらに内戦の傷跡も依然として残っているなど様々な問題を抱えている。


主な産業は農業。観光は5位と比較的重要なポジションにある。
サイトなどで検索すると概ね、火山と美しい湖が多い自然あふれる国と言われている。地震も多いそうなので日本と共通点が多いかもしれない。
空港から最も近い首都のマナグアは見どころが少ない上に、一部治安が悪い地域(マルサ・ケサダ地区)がある。今回泊まったホテルもそのエリアに近いためガイドから絶対に歩いて出かけるなと注意を受ける。
どうしても出たいならタクシーを使えと何度も念を押される。少しくらい良いだろうとホテルを出たらスタッフが追いかけてきて戻るよう注意される。なので街歩きは全くできなかった。が、しなくて良かった。
帰る日の朝、ホテルの近くで強盗があって銃撃戦があり犯人逃走中、要注意といったメッセージが外務省(旅レジ)から送られてきた。脅しでなく本当に危ない、そんなマナグアは寝るだけの場所として割り切ればよい。
後述するが観光資源は第2の都市であるレオンや古都グラナダに多くある。

古都グラナダ
グアテマラから飛んでマナグア空港に到着。ビザは要らないが入国時に現金$10を払わなければならない。
全く何も訊かれない。意外に審査はユルいと感じた。ガイドの迎えをうけてニカラグア湖へ。距離は空港から車でおよそ40分。ウィキペディアによるとこの湖はラテンアメリカではチチカカ湖に次いで2番目に広い湖、そして世界で10番目に大きい淡水湖とのこと。


30分くらいボートクルーズを楽しんだ後は古都グラナダへ。車で移動したが、すぐそばなので歩いて移動できる距離。ここは16世紀にスペイン人がニカラグアで最初に作った街で中心はコロン公園とその前に建つ大聖堂(カテドラル)


16世紀の終わりに建てられ、その後何度か再建された。現在の建物は100年前に建設されたもの。
ツアーで訪れる際にはず立ち寄る観光名所で治安も悪くないので安心して歩ける。
コロン公園を中心にコロニアル様式の色鮮やかな建物や教会が建ち並んでいてその周りを観光馬車が
走っている、そんなとてもレトロなヨーロッパの雰囲気を楽しむことができる。
写真だけを見たらヨーロッパと間違えるかもしれない。






コロン公園でやたら明るい野球少年に遭遇。


ニカラグアはサッカーより野球がさかんらしい。まだWBCに出てくるほどのレベルではないがいずれ日本と対戦する日が来るかもしれない。またひょっとしたら彼らの中から未来のメジャーリーガーが出るかもしれない?
メルセー教会の上からの眺めはお勧めの撮影ポイント。




人目気にせずいちゃつくカップルも多く、地元のデートスポットと化しているようだ。


私は地元の床屋を覗くのが好きだ。美容師でもないし髪を切ってもらうこともないのだがなぜか床屋にその国の文化を感じるので必ず写真を撮らせてもらうよう心掛けている。




葉巻工場見学
ニカラグアはキューバ、ドミニカ、ホンジュラスと並ぶ葉巻生産4大国。グラナダの観光で
予定にはなかったが、興味があると伝えたところ葉巻ショップにガイドさんが案内してくれた。


奥が工場になっていて少数精鋭スタッフが黙々とモク作りに励んでいる。






箱詰めまですべて手作り。皆やさしくて感じが良い。撮影にも快く応じてくれた。


マサヤ火山国立公園
グラナダ郊外にあるマサヤは民芸品の町として有名。様々なおみやげが売られていてニカラグアに来たらほぼここでみやげは手に入る。自分のようなショートトリップ、時間のない人には便利な場所。
(もし忘れてもマナグア空港でも買えるが・・・)




みやげ屋の先にマサヤ火山国立公園がある。ここの頂上にある展望台からは活火山の火口のクレーターまで見下ろせるというちょっと驚きのスポット。






世界最大級の火口サンティアゴ・クレーター。


とにかく臭いのクセが凄い。マスクなしで長時間は厳しいかもしれない。


ここでベルギーから来た人たちと記念撮影。



そういえばこのニカラグアでは日本人、中国人をまったく見かけなかった。

1つめの世界遺産・レオンビエホ
2017年現在、ニカラグアには2つの世界遺産がある、
1つはレオンビエホ、もう1つカテドラル。どちらもエリアとしてはレオンにある。
レオンビエホへはマナグアのホテルから車でおよそ1時間半、旧レオンという意味のレオンビエホの遺跡群は16世紀にスペインからの入植者たちによって作られたが17世紀に起きたモモトンボ火山の噴火と地震によって壊滅し廃墟となった。


その後集落が現在のレオンに移された。なのでこちらが旧市街ということになる。(そしてこの後訪れる方が新市街)ここには当時の生活の様子が伺える住居跡や教会が残っていてその建築の重要性からニカラグアで最初に世界遺産に指定された。






バブリングマッド・泥のプール視察
遺跡から車で30分くらいのところにあるテリカ山の麓、サンハシントという村では窪んだ地面の泥の中からモクモクと湯気があがる”バブリングマッド”というちょっと不思議な光景が楽しめる。こちらは世界遺産でも何でもない、ガイドブックにも載っていないような、つまり知られていないリアルな穴場。
まわりに柵も門もないけれど入口のようなところで一応お金を払わなければならない。すると頼んでも
いないのにチップ目当てにおてんばなちびっこガイドがぞろぞろついてくる。




まず遠目に湯気が上がっているのが見える。




近づくにつれて熱い。土の隙間から温風が吹き出てくる赤茶の地面の周りは熱い、そして深く呼吸をすると匂いが鼻の奥をアタックする。


ガイドの説明が要領を得ないので科学的な正しい知識は得られなかったが地熱で水が過熱されて高温ガスが湧き上がっているらしい。ロープも注意看板もないので実は非常に危険!以前に観光客が油断して
穴に滑りはまり皮が削げ落ちるほどの大やけどをしたらしい。恐っ!












そりゃやけどするわな!ってくらいグツグツ煮えたぎるニカラグアの”地獄の門” 危険で人は住めないので住民は皆避難させられたらしい。ここの泥はお肌にとても良いらしく土産として売っている


きっちり商売をしているところがたくましい。
2つめの世界遺産・レオンのカテドラル
泥の村から30分でいわゆる新市街のレオンへ。ここはニカラグアを代表すする詩の巨匠ルベンダリオ生誕の地としても有名でメインはカテドラル。




2011年にニカラグアで2番目に世界遺産に指定されたこのカテドラルは中米で最も大きい教会でルベンダリオが眠っていることでも知られている。


バロック様式から新古典様式の移行期である18世紀中ごろから100年の歳月をかけて建てられた。
正面にはレオンの象徴であるライオン。


内部の撮影もOK。


またこの教会は昇って街を一望することが出来る。(有料・土足厳禁)
360度レオンのパノラマ風景を楽しめた。






ニカラグアのひとたちの笑顔
レオンの街並みは碁盤の目のように区画されているのでわかりやすく歩きやすい
中央市場で見かけた人たち。ここの人たちはみな愛想がよく気軽にカメラに反応してくれた。






グアテマラに比べてニカラグアの人たちの方はリアクションがいいと感じた。

世界遺産・ティカル遺跡1泊2日ツアー
ここからはグアテマラ。最初に観光ハイライトのティカル遺跡へ
国内線の空港は国際線とは別でこれが空港か?という普通のオフィスのような、じみ-な建物


TAGの搭乗券も使い回しでもちろん自由席(8)。窓側がいいとガイドに勧められるので言われたとおりに座る。


が、いきなりのアクシデントにより飛行途中で引き返すことに。大丈夫かいなと不安な気持ちのままさらに小さな飛行機に乗換えて予定より3時間遅れてフローレス空港に到着。 ここでガイドとミートしスペイン語と英語のお客さんと同じバスに1時間ほど乗って遺跡の入口まで行く。ここでスペイン語チームと別れる。英語チームには内田裕也さんに顔と声がよく似たガイドがつく。


グアテマラ北部にある古代マヤの代表的な都市遺跡ティカルは中米最大規模。広大なジャングルの中に潜む多くの遺跡巡りはまさに探検気分。その素晴らしさをたっぷり味わうには日帰りでは不十分ということで遺跡の入口にあるロッジに1泊。泊まることで昼間のツアーでは体験できないサンライズとサンセットを鑑賞できるのがメリットだからだ。
まずは昼間のツアーから。たまたま他に英語客がいたので英語だったが基本はスペイン語になるので、私みたいにまったくダメな方は多少の予習とガイドブックが必要だろう。気温は高いが木陰を歩くのであまり汗はかかない。


入口から中央の1号神殿のあるエリアまでは20分くらいかかるほど広い。
日頃の運動不足を解消するにはちょうどいい広さかもしれないが急な斜面と階段は想像以上にかなりしんどい。
体力を求められるのでもっと若い時に来るべきであると実感する。
最も美しいと言われるのが1号神殿


グランプラザを中心に東西南北、遺跡が多く見られる。




観光客にまぎれてハナグマやワイルドターキーも。




4号神殿の上からの眺めが最も良い


主だった神殿をひととおり見たらランチを摂ってツアーは終了。
車に戻ってホテルにチェックイン。ガイドにチケットを返してもらうのを忘れてしまった。持っていれば16時前に再入場して夕陽が見られるところだったのでダメもとで交渉をして再入場を果たした。
夕方はほとんどの日帰り観光客が帰ってしまうのでとても静になり孤独感をたっぷり味わった。
本日2度目の4号神殿。登ってサンセット鑑賞。




陽が沈むとあっという間に暗闇になる。そんな基本的なことを想定せず大した準備をしなかったことを悔やむほど暗くて何も見えない。目も慣れて来ない。いよいよこれはやばいぞと携帯電話のライトをつける。
ホテルまでの距離は明るい時間に普通に歩いても20分くらいかかる、その距離を真暗闇というハンデの中、
来た道を細いライトと勘だけをたよりに逃げるような急ぎ足で歩く。時々立っている目印で方角が間違っていないことを確認する。もしここで襲われたら全部失うんだろうな、などという恐怖を感じながらなんとかホテルに戻った。そして翌朝は3時半起きの4時集合。


まだ真っ暗の中、トランプに投票したというアメリカ人男性と英語ペラペラの中国人女性、そして英語のガイドの4人で出発。鳥のさえずり、サルの鳴き声、冷え切った空気、そして真暗闇・・・寝ぼけているわけではないがまだ眠っているようなまるで夢の中を歩いているような気分であった。鬱蒼とした樹木のさらに上に聳え建つ今回3回目の4号神殿の上からサンライズ眺めることに。だが待てど陽は見えない。たった1度の朝なのに運悪く曇りで見られなかった。
遺跡のロッジ・ジャガーイン
質素で自然を大切にしたにホテル。


電気の供給制限があって夜9時を過ぎると真っ暗になる。
なので冷蔵庫やテレビはない、というかここでは必要ない。ロビーでWIFIが使えるが動画は一切見られないくらい電波もひ弱い。日本語を勉強しているというスタッフが美人でフレンドリー。


忘れられないホテルだ。
遺跡への拠点・湖畔の町フローレス
ティカル遺跡への玄関となるのがフローレス空港。遺跡への拠点としてフローレス島にはホテルがいくつかある。行きはスルーしたが帰りはツアーの混載送迎車であったため、ホテルに戻る他のお客さんを送るついでにたまたま訪れることが出来た。もともと予定にない滞在時間わずか30分だったがこれがなかなか中身の濃い30分であった。青い湖が綺麗などこかのんびりしたこの空気が自分にはどストライク




湖畔を歩き小道に入って酒屋でビールを立ち飲み。美味い!昼ビーは旅の基本である。


チチカステナンゴ・先住民キチェの市場
グアテマラシティから車で2時間。チチカステナンゴへ向かう。ここで毎週木曜と日曜に催される露店市には周辺の村からカラフルな衣装を身にまとった先住民キチェ族が集まるので当然ながらあえて開催曜日を狙っての訪問。




地元で採れたての新鮮な野菜、肉などの食品から日用品、民芸品までものすごい数のお店と品物が所狭しと並ぶ。モノだけでなく人の数も夥しい、そのカオスでエネルギッシュな空気はここでしか体感できないだろう。町のシンボルであるサントトマス教会を中心に迷路のように店が並ぶ。




この教会は16世紀に建てられたカトリック教会でマヤの聖典であるホポルブフーが見つかった場所として知られている。


旅の宿・マヤインホテル
ホテルというより旅の宿という表現の方がふさわしいと思うほど古い。


寝転がって天井を眺めその歴史を感じる、


そもそも部屋は広い。一人だからなおさら広く感じる。バスタブはあるが、テレビ、冷蔵庫、セーフティーボックスといった”現代的”のものが一切ない。代わりに暖炉、ろうそくとマッチが置いてある。ランプもあるがせっかくなのでろうそくに火を灯して就寝。
久しぶりに硫黄の匂いを嗅ぎちょっと懐かしい気分に浸る。都会のホテルにはない何かがここにはある。
先住民の町パナハチェルとアティトラン湖
翌日はパナハチェルへ。チチカステナンゴから車でおよそ1時間半、アティトラン湖を見渡せる展望台に到着。



世界一美しい湖と称賛されるアティトラン湖は、青い空と水面のコントラスト、そして標高3000メートルを超えるトリマン火山(手前)とアティトラン火山(奥)が重なって聳え立つ姿が絶妙。


世界中の湖を見たわけではないので1番かどうかわからないがこの素材のハーモニーは確かに美しい。展望台から左下に小さな町パナハチェルが見える。


ここはグアテマラ有数の観光スポットでサンタンデール通りを中心に民族衣装や手製の民芸品などを揃えた、たくさんのお土産屋さんやレストランが軒を連ねている。


昨日のチチカステナンゴもそうだったがシャイな人が多く、簡単に写真を撮らせてもらえない。トラブルにならないようガイドに確認した上で必ず目で許可を取るようにしている。


2つめ世界遺産のアンティグア
グアテマラと言えばコーヒー。初めて飲んだのは高校生の時。ろくに味もわからないくせに気取ってオーダーしたことを思い出す。本場グアテマラのコーヒー栽培で賑わうアンティグアはかつてのグアテマラの首都。
植民地時代の教会や修道院などが多く残っていてその歴史的価値から1979年に世界遺産となった。まずはアンティグアの街並みが一望できる十字架の丘へ


バックにアグア火山が見える絶景ポイント


次いで市街へ。コロニアル調の街並みが印象的。


石造りの重厚な史跡はさすが世界遺産と感じる
時計台が街の象徴


中央公園のユニークな噴水


カテドラル


とサンフランシスコ教会


碁盤の目のように区画されているのでわかりやすい。


それほど広くないので1日あればゆっくり見て周れるだろう。アンティグアにはスペイン語学校が数あることで旅人の間では有名。


ここで数日間レッスンを受けて力をつけて旅立っていく人も多いらしい。
カフェでは本場のグアテマラコーヒーではなくガジョで一服。ささやかな幸せである。


以上、いつもの出張と比べて距離も遠く日数も長かったがあっという間にしかも淡々粛々と時間が過ぎて行ってしまったというのが率直な感想です。現実なのに現実感が薄く、夢を見ていたようなそんな感覚でこのレポートを書いています。その不思議な感覚がこの国の魅力なのかもしれません。心の壁は消えてなくなったので機会が
あればホンジュラスなどの近隣国も制覇したいと考えています。

<おすすめ>
サンハシントの泥の村★★★ ニカラグア版・地獄の門。あふれるバブルの体験を是非!
マサヤ火山国立公園★★★★ 世界最大級の火口サンティアゴ・クレーター。その迫力を肉眼で!
レオンのカテドラル★★★★ 中米最大の教会。屋上からの眺めも必見のニカラグアが誇る世界遺産。
ティカル遺跡★★★★★ 行くなら日帰りではなく泊まってサンライズを。説明不要のジャングル遺跡。

(2017年2月櫻本竜一)

ATM洞窟(サンイグナシオ近郊)
まるでインディージョーンズの世界!ベリーズATM洞窟探検と 世界一美しい天然のプール!グアテマラの秘境「セムックチャンペイ」
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>ベリーズ>サン イグナシオ
テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/12/19 17:50
ATM洞窟(サンイグナシオ近郊)


今回グアテマラ・ベリーズという中米を訪問する機会を得ました。
中米というとジャングルに眠るティカル、カラコルなどマヤ文明の遺跡やマヤ系民族のイメージが強いのですが、
それに負けないような大自然の絶景とアドベンチャー好きを唸らせるような、とっておきの場所があります。
それが今回訪れたATM洞窟と秘境セムックチャンペイです。特におすすめはこのATM洞窟!ちょうどベリーズの中央部に位置する鍾乳洞「アクトゥン・チュニチル・ムクナル洞窟」のことです。舌を噛みそうな名前のこの洞窟は、頭文字をとって通称「ATM洞窟」と呼ばれ、ベリーズを訪れる旅人たちにとって隠れた人気スポットとなりつつあります。
洞窟にたどり着くまでにジャングルで幅約10メートルの川を3回渡り、途中シロアリを食し、暗闇の洞窟を泳いだり、岩をよじ登ったりしながら道なき洞窟内を探検し奥にあるマヤの神聖な儀式跡をめざす最強のアドベンチャーツアーです。
今回訪問する機会を得ましたので以下にご紹介いたします。

まるでインディージョーンズの世界!秘境!ベリーズATM洞窟探検
ATM洞窟(オレンジロード近郊)


世界有数のカルスト地形を誇る中米ユカタン半島。この半島には、多くの鍾乳洞やセノーテが数多く点在しています。ガイドさんによれば、この地域に住んでいたマヤの人々にとって、それらは冥界への入口であり、信仰の対象であり、そして、儀式を執り行う舞台でした。熱帯雨林が色濃く残るカリブの小国ベリーズには、当時のマヤの人々の痕跡が残る手つかずの鍾乳洞がいまだに数多く遺されています。その中でも、探検家になったかのような大冒険を体験できる、とっておきの洞窟が通称ATM洞窟(Actun Tunichill Muknal アクトゥン・チュニヒル・ムクナル)です。ツアーはこの洞窟に残されているマヤ文明の生贄の儀式の遺構を見に行くのですが、この道中が面白いのです。洞窟に至るまでにまずジャングルの中の川を3本渡り、入り口から最深部の遺構まで真っ暗闇の鍾乳洞の中を、自分のヘッドライトの明かりだけを頼りに進んでいき、時には地下水脈の中を泳ぎ、時には自分の背丈以上の壁をよじ登って、奥へ奥へと進みたどり着く体験はまるでインディージョーンズの世界!アドベンチャー好きの期待を裏切らない大興奮のツアーでした。

朝8:00サンイグナシオの町の中心部にあるツアー会社前にいくと、通称ATMと呼ばれている洞窟の専門ガイドの人が出迎えてくれました。今日の担当はフランシスコさん。
今回の我々のグループはドイツ人やオーストリア人に我々も含め8人でした。まずはマイクロバスでサンイグナシオから約1時間、ATMジャンクションと呼ばれている町外れの売店へ向かう。「ここが今日洞窟探検から戻ってくるまでの最後の補給ポイントです。」とガイドさんが冗談めかして言う。 売店には衣類、文具、食料品など村の生活物資、洞窟探検でも使えそうな「靴下」「ミネラルウォーター」「お菓子」なども売っている。買い漏れがあった人には確かにうってつけの店である。
それからさらにラフな道を約20分走ります。途中民家兼検札所のような場所でチケットをみせて、さらに10分ほど進むと駐車場があります。
駐車場の脇にはトイレと水シャワーがある。トイレ休憩を済ませると、ヘルメットとヘッドライト(LED)を渡され装着し臨戦態勢。カメラは洞窟へ持ち込めないので、ここに置いていくように言われる。また貴重品もずぶぬれになるのでここに置いていく。ドライバーさんがずっと見てくれているので安心です。
ジャングルで川を3回わたる(ATM洞窟探検)


ジャングルで川を3回わたる(ATM洞窟探検)


そこから洞窟までは徒歩です。木々が生い茂る山道を歩きます。ただ起伏がなだらかなので息切れはしません。歩き始めて10分ほどのところで、靴を履いたまま川を渡りました。(もちろん橋はありません)膝ぐらいの深さの川を歩いて渡るのです。この後も洞窟につくまで同じような川を2回渡ることになります。両岸にはロープが張られ、ロープをつたい渡るのですが川底は滑りやすいため、ツアー参加者で手を取り合いながらすすみます。

渡り切ってからは、フランシスコさんが歩きながら目に留まるものをネタに説明してくれます。話はガイドによって、またその時節によって違うようですがとても博学でATM専門ガイドの知識レベルに驚かされました。今回は、葉切り蟻、ジャングルで生き延びるときに役立つ蔦、生命の木、きのこ、馬のたまたまという名の木の実、傷に効く葉、香りのいい葉などなど。途中木の上にあるシロアリの大きな巣を発見!フランシスコさんはおもむろに枝を巣につっこみ、その枝をぺろり。枝についたシロアリを食べたのです。これには参加者もびっくり。冗談そうにみえるが実はアリはジャングルでの貴重なタンパク源なのだそうだ。折角なので食べみるとセロリのような不思議な味。ジャングルでの軽食、貴重な体験でした。そんな話に目をきょろきょろさせながら歩いている内に早くも目的の洞窟の入口に到着。

歩き始めて1時間程度すると洞窟へ入る前に軽食が取れる簡単な場所とトイレがあるキャンプサイトに到着します。ここで洞窟探検をする前にスニッカーズなど軽食を食べます。そして懐中電灯のついたヘルメットをかぶり直しいざ鍾乳洞の入口へ。
洞窟内に入る前にフランシスコさんが洞窟がマヤ人にとってどういう意味を持った世界なのかということをわかりやすく説明してくれました。
マヤの神話「ポポル・ヴフ」でも描かれているように、この地域に住んでいたマヤの人々にとって、鍾乳洞やセノーテは冥界への入口であり、信仰の対象であり、そして、儀式を執り行う舞台だったとのことです。ではいざ冥界の入口へ!
フランシスコさんが、「洞窟に入ったら先頭の人は僕が言ったことを正しく後ろに伝言すること。一語一句正しくね。」と洞窟での注意事項を皆に説明してくれました。なんか探検隊みたいと思いつつも多少の不安を抱きながらいざ出発。
地下水脈を泳いで洞窟の中へ(ATM洞窟探検)


まず入り口からしてものすごく神秘的。鍾乳洞の入口は地下水脈の出口となっていて、一部足のつかないところもありますが、靴を履いたままここを泳いで渡ります(ウエットゾーン)。中は、もちろん電気も道も手すりも何もない自然のままです。開発された観光地慣れした方にはちょっとカルチャーショックかもしれません。中に入ってからも、一部足の着かないところを泳いだり、岩山をよじ登ったりしながら先へと進みます。途中胸まで水につかりながらここ通れるの?と思えるぐらいの隙間を入って洞窟の奥に進んで行きます。
鍾乳石が上下から生える不思議な光景の中を進むと、まるで自分が探検家になったかのような気分で、まるでインディージョーンズの世界さながらの雰囲気!テンションがあがります。

このツアーに参加する条件にソックスを持ってくる、というのがあるのですが、なぜか。
謎が解けました。1時間くらいどんどん中へ奥へ上っていくと、そこからは靴を脱いで、靴下だけで上っていくところがあります(ドライゾーン)。それは、靴や裸足だとすべりますし、人間の油が鍾乳洞ができるのを妨げる可能性があるからです。
マヤの生贄儀礼跡(ATM洞窟)


マヤの生贄儀礼跡(ATM洞窟)


そこから少し傾斜があり、登っていくと、石灰岩が棚田のように広がっていた。ゆるい波が固まったようにも見える。そして、そこかしこに壊された壷が転がっている。その横には骨のようなものも見えた。この壺は、マヤの儀式で使われたもので、その儀式が終わると割って捨てられるそうです。一説によれば9世紀から10世紀ごろの長期的な干ばつに困ったマヤの人々が雨乞いの儀式を執り行った跡なのだとか。当初動物の犠牲をささげ儀礼をおこなっていたようですが、思うような効果がないためについには人間の犠牲をささげたようです。数の多さからもその必死さが伝わってきます。
カテドラル(ATM洞窟)


マヤの生贄儀礼跡(ATM洞窟)


さらに石灰岩の階段を登ってゆくと、宮殿のような広い空間に出た。周りを石柱がそれこそ御殿の柱のように天井を支えているように見える。その鍾乳石の柱がガイドのライトに天国のような美しさを見せる。美しい鍾乳洞がマリア像のように折り重なって見えます。これが自然につくりあげられたとは思えない神殿です。発見者はここを「カテドラル=大聖堂」と名づけたようです。神秘的な鍾乳石に囲まれた場所に残された約1500-2000年近く前の遺跡を見ているとここまでのハードな道のりのことなど忘れてしまうほど感動します。ナショナル・ジオグラフィックのプレゼンテーターも絶賛している場所のひとつだというのも納得です。きっと言葉でも写真でもこの体験は伝わらないと思います。

こういう自然のままの見せているのはおそらくベリーズだけだろうということです。これも人があまり多く来て収拾つかなくなったら変わってしまうのかもしれません。体力的にはハードですが、日本語通訳の丸さんやフランシスコさんの助けをかりながらとはいえ、私が最後まで行って帰って来れたので、普通の人もがんばれば行けるツアーでしょう。また同じ道を戻り、駐車場へ。更衣室で着替えを済ませてピクニックランチ後、サンイグナシオの町へ戻りました。

洞窟に入ってから出てくるまで約3〜4時間。洞窟内で見ることができる骸骨や出土品もとても貴重なものですが、このATM洞窟の醍醐味は、やはり、かつてマヤの遺跡と財宝を探してこの地を冒険した探検家たちの気分を味わえる、という点に尽きます。いつまでこの洞窟が観光客に公開されているかはわかりません。考古学的にも大変興味深いこの洞窟探検に、ぜひ足を運んでみませんか。

エメラルドグリーンの水棚「セムックチャンペイ」で泳ぐ!
世界一美しい天然プール「セムックチャンペイ」(ランキン近郊)


グアテマラのセムックチャンペイも、ATM洞窟に引けを取らない絶景ポイントです。石灰棚を流れるカーボン川が作り出したエメラルドグリーンの水棚で、世界一美しい天然のプールと旅人の間では呼ばれているようです。
セムックチャンペイは、グアテマラシティから約200キロ以上離れたコバン(ランキン)からさらに約70km、陸路で約3時間の山奥にあるため、通常は1泊2日ツアーで訪れることになります。
コバンからランキン、セムックチャンペイまではダート道で、車は4駆でないと無理で、坂も半端じゃないほど傾斜しています。特にランキンからセムックチャンペイまでの道のりは、ランキンまでの未舗装の道をはるかに越えたダート道。車が上り(くだり)やすいようにコンクリートでタイヤが通れる道があるが脱輪覚悟。しかも対向車がすれちがえない所もいくつかあるし、横はがけも多いのです。
セムックチャンペイ展望台までの道のり(ランキン近郊)


セムックチャンペイ展望台へ山道入口の看板(ランキン近郊)


水棚の入口の到着すると、まずセムックチャンペイ展望台へ向かいます。この展望台までの道のりが大変!立札をみてお気づきの通り「difficult、1時間15分」と書いてあります。ガイドさんは「若い人なら20分もかからないよ」といってましたが、いずれにしてもこの登山道を登りきらないと絶景を拝める展望台にはたどり着けないのです。普段全く運動をしていない体にはだいぶ答えましたが、約30分で無事展望台に到着。そこから見える景色はまさに絶景!多少無理して登った甲斐がありました。
セムックチャンペイ展望台にて(ランキン近郊)


次に展望台からはこの石灰棚を目指して下っていくこと約15分、轟音を上げる水しぶきが見えてくる。棚田のように見える部分は約300m、前後は流れの急な川なのだ。川の周りは遊歩道が整備されていますが、サンダルがあると便利です。そこから約5分で、エメラルドグリーンの天然のプールに到着します。水は澄んでいるので、上から覗くだけで魚がよく見えます。そう、小さい魚がすんでいるのです。早速水着に着替えて泳いでみました。ドクターフィッシュのように、小魚が足をつっついてきます、この日は曇りでしたが水の温度もちょうどよく気持ちい。石灰棚を滑り降り、自然のウォータースライダーのように楽しむこともできる。
セムックチャンペイで泳ぐ(ランキン近郊)


セムックチャンペイで泳ぐ(ランキン近郊)


このような絶景はどのようにできたのか。ガイドさんによると、ここに流れているカーボン川の上に、その昔橋渡しの状態になるようにでっかい石灰岩が落ち、川の水量が多いときはこの石灰岩の上を川が通ったり、山からの水で石灰岩が侵食されてこのような水棚ができたそうだ。確かに現在もこの水棚の下をカーボン川が流れており、前後には激流のカーボン川の出入り口がある不思議な風景を広がっている。ケクチ語で「土地の下に隠されている川があるところ」という意味の「セムックチャンペイ」と名付けられたのも納得です。
水棚の下を潜るように流れるカーボン川(ランキン近郊)


水棚の下を潜るように流れるカーボン川概念図(ランキン近郊)


石灰棚といえば、中国の九寨溝やトルコのパムッカレが有名ですが、セムックチャンペイはジャングルの中にあり、泳ぐことができる点でほかの石灰棚とは異なる
景観だけでなく、アクティビティーとしても楽しめる「セムックチャンペイ」、今後注目のスポット間違いなしです!
グアテマラシティやアンティグアから拠点となるコバンに向かう途中には、「ビオトポ・デル・ケツァール」というケツァール保護区があるので、一緒に国鳥、ケツァールを探しに行くことも出来るのであわせて訪問するのもいいでしょう。


今回訪れたほかの絶景ポイントは写真のみご紹介します
朝日に染まるティカル神殿(グアテマラ)


カラコルのカーナ神殿(ベリーズ)


ラマナイ遺跡・仮面の神殿にて(ベリーズ)


ブルーホール遊覧飛行(ベリーズ)


お勧め度
●ATM洞窟 ★★★★
洞窟探検ツアーはアドベンチャー好きにおすすめ
●セムックチャンペイ ★★★★
超山奥にある世界一美しい天然のプールはエメラルドグリーンの絶景


(2014年11月 渡邊竜一)

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