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- 『タリンとヘルシンキのクリスマス・マーケット』
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エリア:
- ヨーロッパ>エストニア>タリン
- ヨーロッパ>フィンランド>ヘルシンキ
- テーマ:買物・土産 お祭り・イベント 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/03/30 15:27
「タリンのクリスマス・マーケットのお店に並べられたミニチュアの置き物」
エストニアのタリンと、フィンランドのヘルシンキのクリスマス・マーケットに行きました。
「クリスマス・マーケット」というと、その発祥の地とされるドレスデンをはじめ、ドイツ各地のものや、オーストリアのウイーンや、近頃はパリのクリスマスマーケットなども知られてきましたが、タリンと、ヘルシンキでも開かれています。
エストニアは、日本ではまだまだ馴染みの少ない国ですが、引退した大関 把瑠都の出身国、ということで知られています。
1991年に、旧ソ連からバルト三国の他の2国(ラトビアとリトアニア)とともに独立しました。
「タリン・旧市庁舎前のラエコヤ広場で開かれていたクリスマス・マーケット」
ボクが乗った飛行機はタリン空港に夕方17:00に到着しました。タリンは北緯59度。北欧フィンランドとはバルト海のフィンランド湾をはさんで向かい合う位置にあり、緯度が高いので、冬は夕方5時頃までには太陽が沈み長い夜の闇に包まれます。
ボクがタリンの街に着いた時は、すでに辺りは真っ暗。でも、旧市街の真ん中にあるラエコヤ広場に行くと、クリスマス・マーケットが華やかに開かれ、街の人々がたくさん集まっていました。
「仮設のカウンターでホットワインを手におしゃべりする人々」
街の人たちの多くは、手に手に紙コップのホットワインを持ち、ある人は歩きながら、またある人は広場に設けられた木造りのカウンターで、湯気を立てるホットワインを飲んでは買い物をしたりおしゃべりして楽しんでいます。
この時期にしては暖かく、小雨がぱらついていましたが、人々はフードをかぶるだけで傘も差さずにいます。
ボクも、7ユーロを払って、紙コップのホットワインを受け取りましたが、なんとまあ、その甘いこと。クランベリーのワインで、ベリーらしい酸っぱさもありましたが、甘さが格別。でもその温かい甘さが、冷えた身体を内側からホコホコと温めてくれました。
「ミニチュアの置き物やマグネットの店」
「長靴や猫のマフラーの店」
「帽子の店」
「毛織物(ミトンやセーター)の店」
並んだお店は、みんな、年に1度しか開かれないマーケットのためにしては立派な構えで、観光客向けのおみやげになるようなものを多く売っていました。
でも、マーケットに来た人の口を楽しませるお店も、ホットワインの他、ソーセージを炒めたもの、フライドポテトの店や、子供向けの大きなアメを売っている店など並んでいました。
「ホットワインの店」
「炒め物の料理の店」
「アメの店」
広場には、街の観光名所を巡る、蒸気機関車の列車を模したバスもやってきます。また広場の真ん中では舞台が作られ、子供たちを中心にダンスや楽器の演奏が披露されていました。舞台の前では、ホットワインを手にした人たちがいっぱい見ていました。
「観光用の列車を模したバス」
「舞台で踊る子供たち」
タリンから飛行機で約30分。バルト海のフィンランド湾をひとまたぎすると、フィンランドの首都ヘルシンキに着きます。こんどは昼間にヘルシンキのクリスマスマーケットを訪れました。
ヘルシンキのクリスマスマーケットは、ヘルシンキ大聖堂前の元老院広場で開かれています。ここは、街の中心で、ヘルシンキの中でも最も古くからの歴史を持つエリアです。
「ヘルシンキのクリスマスマーケット」
立ち並ぶお店は、タリンのものよりさらに立派で、とても一時期だけの臨時の露店とは思えない造りです。また、売っている商品の種類がタリンのマーケットより多く、海産物の店や、なんと鍛冶屋さんまでありました。
「お菓子の店」
「ろうそくの店」
「手作りの毛糸のサンタ」
「鍛冶屋の店」
「ベビーカーで買い物をする家族連れ」
広場の真ん中にはメリーゴーラウンドが設置されていて、たくさんの子供たちも遊びに来ています。
「ヘルシンキ大聖堂とメリーゴーラウンド」
「メリーゴーラウンドで楽しむ子供連れ」
「遊び終わって帰る子供たち」
ヘルシンキのクリスマスマーケットはタリンのマーケットより、観光客向けではなく、地元の街の人たち向けの色合いが強いと感じました。
フィンランドは、サンタクロースの故郷といわれるロバニエミや、オーロラ、ムーミンワールドなどを目当てに訪れる観光客が多いですが、クリスマスの時期に旅行されるなら、ぜひ、クリスマスマーケットに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おすすめ度
タリン ★★★★
たっかい城壁に囲まれた旧市街の中は、中世の町がそっくりそのまま残っています。
城壁の上の展望台から眺める景色もすばらしく、世界遺産登録にナットクです。
ヘルシンキ★★★
歴史を感じさせる古い建物が、広い通りに沿って整然と並ぶ町並みは、「北欧の古都」というイメージそのまま。買い物や食事も楽しく、フィンランドの旅を演出してくれる町です。
(2014年12月 小澤誠)
- ポーランドのかわいい案内
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エリア:
- ヨーロッパ>ポーランド>クラクフ
- ヨーロッパ>ポーランド>ポーランドその他の都市
- テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2015/01/27 14:59
12月のポーランドに行ってきた。冬のポーランドは底抜けに寒い。唯一の救いは日本の冬みたいに乾燥していないから、肌がパキパキにならないのがうれしい。
ポーランドのほとんどの人々はカトリック教徒だ。彼らにとってのクリスマスはお正月よりも重要である。ポーランドのクリスマスは12月から1月年明けまで続く。
町中クリスマスムード一色だった。
クラクフのクリスマスマーケットは朝から開かれていた。中央広場にお土産屋さんや食べ物屋さんがずらりと並んでいる。
夜になると、ライトアップされますます賑やかさが増す。でもとってもとっても寒い。
極寒の中で味わうからこそ、スープやソーセージのおいしさが際立つ。
♪♪♪ クリスマスマーケットで売られているかわいいものをご紹介 ♪♪♪
食器を集めるのが趣味の妹から、ポーランドに行くなら絶対ポーランド食器を買ってきて!と頼まれていた。日本で買うとものすごく高いらしい。
それまでポーランド食器がどんなものか知らなかったのだが、そのかわいさに私までやられてしまった。まるで仕入れ業者のように、たくさんの食器を買ってしまった。
♪♪♪ 花柄ペイントで溢れるザリピエ村 ♪♪♪
伝統的に花柄のペイントをする習慣があり、街中がお花模様で溢れるとてもかわいらしい村。
模様は各家庭により異なり、母から娘へと引き継がれていく。毎年開かれるコンテストの時期には、かわいらしい花でペイントされた家々で賑やかになるらしい。
個人ではなかなか行きづらいので、クラクフから車をチャーターしていくのがおすすめ。
ポーランドの通貨はまだユーロではなく、現地通貨なので、他のヨーロッパの国に比べると物価がやすい。食べ物もおいしかったし、かわいい雑貨もたくさんあった。世界遺産のアウシュヴィッツやヴィエリチカ岩塩坑も必見だが、その他にも楽しめる要素がたくさんあるかわいい国だった。
スタッフおすすめ度
クラクフ★★★★
古い町並みはゆっくり3泊くらいするのがおススメ
ザリピエ村★★★
遠いけど、とにかくかわいい村!
(2014年12月 崎由香里)
ポーランドのほとんどの人々はカトリック教徒だ。彼らにとってのクリスマスはお正月よりも重要である。ポーランドのクリスマスは12月から1月年明けまで続く。
町中クリスマスムード一色だった。
大きなクリスマスツリーが飾られたクラクフの中央広場
クラクフのクリスマスマーケットは朝から開かれていた。中央広場にお土産屋さんや食べ物屋さんがずらりと並んでいる。
夜になると、ライトアップされますます賑やかさが増す。でもとってもとっても寒い。
極寒の中で味わうからこそ、スープやソーセージのおいしさが際立つ。
ジューシーなソーセージ
ポーランド風餃子 ピエロギ屋さん
チーズが入ったピエロギ
♪♪♪ クリスマスマーケットで売られているかわいいものをご紹介 ♪♪♪
愛らしい天使たち
ポーランド食器
暖かそうなムートンのルームシューズ
食器を集めるのが趣味の妹から、ポーランドに行くなら絶対ポーランド食器を買ってきて!と頼まれていた。日本で買うとものすごく高いらしい。
それまでポーランド食器がどんなものか知らなかったのだが、そのかわいさに私までやられてしまった。まるで仕入れ業者のように、たくさんの食器を買ってしまった。
♪♪♪ 花柄ペイントで溢れるザリピエ村 ♪♪♪
伝統的に花柄のペイントをする習慣があり、街中がお花模様で溢れるとてもかわいらしい村。
模様は各家庭により異なり、母から娘へと引き継がれていく。毎年開かれるコンテストの時期には、かわいらしい花でペイントされた家々で賑やかになるらしい。
個人ではなかなか行きづらいので、クラクフから車をチャーターしていくのがおすすめ。
村の教会もお花で溢れている
神父さんの服も花模様
消防署
バケツも井戸も花模様
犬小屋も!
お家の中も花模様
ポーランドの通貨はまだユーロではなく、現地通貨なので、他のヨーロッパの国に比べると物価がやすい。食べ物もおいしかったし、かわいい雑貨もたくさんあった。世界遺産のアウシュヴィッツやヴィエリチカ岩塩坑も必見だが、その他にも楽しめる要素がたくさんあるかわいい国だった。
スタッフおすすめ度
クラクフ★★★★
古い町並みはゆっくり3泊くらいするのがおススメ
ザリピエ村★★★
遠いけど、とにかくかわいい村!
(2014年12月 崎由香里)
- 夏のイタリア縦断!定番コース『ローマ〜フィレンツェ〜ミラノ』へ=子供と行ってみたイタリア=
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:買物・土産 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2015/01/23 14:43
夏のイタリア縦断!定番コース『ローマ〜フィレンツェ〜ミラノ』へ=子供と行ってみたイタリア=
私の娘の名前はミラノ。そのことから「ミラノはミラノに行かなくちゃ。」と余計なことをずっと思い続け、ほとんど使命感によって今年の夏休みの旅行先はイタリアへと決まりました。とはいえ、夏のイタリアへ家族4人で行くなんてそう何度もあるものではありません、結局は私自身が一番楽しみにしていた旅行となりました。
【遺跡の町ローマ】
ローマ・フィウミチーノ空港よりレオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ。もっと乗っていたいと思うほど快適で、ほんの約30分で到着です。しかも、子供が無料のようで大人2人分の料金。子供にやさしい国です。
駅から数分のところにあるホテルに荷物を置いて、早速コロッセオ・フェロロマーノ観光です。ローマはいくつかに見どころエリアが分かれているので計画的に動くと時間にロスがなくなります。
地下鉄でコロッセオ駅まで行き、地上に上がると、『コロッセオ!!』はい、目の前にコロッセオがそびえ建っていました。これは感動です。あぁ〜来ましたよローマ、という感じです。
さすが夏のイタリアだけあり、観光客がウジャウジャ。どこかのガイドブックに「コロッセオとフェロ・ロマーノの共通券は、空いているフェロ・ロマーノの入り口で購入する方がよい」と書いてあったのを思い出し、先にフェロ・ロマーノへ。なるほど、全く並んでいませんでした。
古代のローマ皇帝達が次々と建てた巨大な建造物。今は完全な形で残っているものはほとんどありませんが、柱の大きさからみて古代を想像するのは簡単。ここをローマ人達が歩いていたんだなぁと思うと、若かりし頃歴女だった私としてはじーんと。
ただ、遺跡跡は炎天下、既に帽子を失くした息子は「暑過ぎる・・・」とやや無言で歩いていました。
歩き疲れた息子がジュースを飲みたいというので売店でファンタのペットボトルを購入。値段をよく見ずに買ったら、なんと4ユーロ!まさかの500mlが560円!観光地だけど、高過ぎる・・・。初めて円安の現実を突き付けられました・・・。
そしてお目当てのコロッセオ!!外観は十分堪能済なので、いざ中へ!見ると入口にかなりの長蛇の列!!と、これはチケットを購入する列でした。やっぱりフェロ・ロマーノで購入してよかった。
やはり巨大な闘技場、感動します。ここでいろいろな人や動物の血が流されたのだと、また感慨に耽ります。
1階から4階まで建築様式が違うというので、子供達に説明するも「どう違うの?みんな同じに見える〜。」と。ここに図入りの教科書があれば!と思いながら何となく教えましたが、そんな雑学より本物に触れるだけで満足の様子でした。
次に向かったのがサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口。教会の名前より真実の口の方が有名ですね、やはり並んでいます。並ぶこと約20分、何だか味わう時間もなく、写真1枚で促されてしまいます。もうちょっと演技したかったなぁと娘。(「ローマの休日」を出発前に見たせい?)
イタリア到着初日はやっぱりピザ!子供達もピザは好きなので、食べるものには苦労しないのがいいところ。本番のローマピザを堪能しました。
翌日は少し小雨降る朝からヴァチカン市国へ。美術館の予約が10時だったので、先にサン・ピエトロ広場を見て回ろう9時には到着しました。涼しく澄んだ空気の中、広い広場の中心にオベリスク、周りを囲む回廊、そして目の前には美しいサン・ピエトロ大聖堂が堂々と建っているのを見て、やっと来れた・・・と1人ひっそり感動していました。
子供達は世界一小さい国という事にやや実感もないまま、歩き回っていました。
ところで、このヴァチカンとローマの国境(回廊)に荷物検査の機会が静かに放置されていました。ヴァチカンで正式な行事がある時などには入国が厳しくなるのだろうか。
さて、待ちに待ったヴァチカン美術館。インターネットで事前予約していったおかげで長蛇の列にも並ぶことなく、すぐ入館。この予約は必須です。歴代教皇のコレクションが展示されているこの美術館、展示されている絵画や彫刻は名だたるものばかりです。中でも静粛なシスティーナ礼拝堂に堂々と描かれている『最後の審判』は壮絶です。天国へか、地獄へか、最後に裁かれる人々の苦悩の姿が描かれています。
本当に素晴らしい。
ローマで忘れてはならないのが「スペイン広場」「トレビの泉」・・・。しかし、残念ながら今回は両方とも工事中の為、優雅な風景は見ることが出来ませんでした。ここではジェラートを!
急ぎ足のイタリア旅行、翌日はユーロスターでフィレンツェへ。イタリアの列車は乗車ホームがすごく直前に決まります。みんなうろうろしつつ、掲示板に何番線かの表示が出た途端大移動。時間もあまりないので、何号車かをテキパキ探し席へ。発射音もなく、スーッとホームを出ていき、快適な列車の旅が始まります。
ローマからフィレンツェは約1時間30分、寝る暇もなく到着しました。
【花の都フィレンツェ】
フィレンツェでは家族経営的なゲストハウス『CASA HOWARD』に。駅からも近く、HPでは家庭的で素敵だったので決めました。しかし!到着してみると入口の扉は閉まったままで、インターフォンにメモが!!『ゲストへ 到着したら電話下さい。』え!!!
電話もないし・・・と3軒先のレストランに借りにいくも、ここでは貸せないからあそこのインターネットカフェで電話して、と。ようやく電話をしてオーナーやって来ました。どうやら何時に到着するのか私に電話をかけてくれていたようですが、海外では使用出来ない携帯なので、繋がらなかったようです。
部屋は2つあり、本やDVDもあり、壁にはなぜかボルダリング用の突起物・・・家のような温かい部屋で子供達もすっかり気に入りました。
フィレンツェの町並みはローマと全く違います。『花の都』と言われるだけあり、優雅な雰囲気。まずはドゥオモに向かいます。フィレンツェは小さな町なので中心部はほとんど歩いて回ることが出来ます。写真で何度も見ているとはいえ、ドゥオモはやはり見事!大きさもさることながら、彫刻や大理石の色の美しさが素晴らしいです。13世紀の着工以来、約600年の歳月をかけて現在の姿を見せているこの大聖堂に誰もが憧れを抱くのも頷けます。少し時間が止まってしまったように眺めていました。
ドゥオモから賑わう通りを少し南下するとアルノ川沿いにあるウフィッツィ美術館に到着。この美術館も16:15の予約を入れていたので並ばずにチケットを受け取り、すぐ入れました。この美術館のお目当てはボッティチェリやミケランジェロ、ダヴィンチでしたが、そればかりではなく、ルネサンスを代表する巨匠達の絵画が並び過ぎて目が回るようでした。
この美術館だけでも大満足です。
娘は愛読書に出てくる、『メドゥーサの首』の絵に感動していました。
夕暮れが近づいたので、アルノ川を挟んだ対岸にある小高い丘ミケランジェロ広場に向かいました。ここからは美しいフィレンツェの街並みを一望出来ると聞いては行かずにはいられません。ポンテヴェッキオから歩く事約20分、階段をいく段も上がり、丘の上にある広場へ。美し過ぎる!!フィレンツェ全体が見渡せます。赤い屋根に埋もれて、ドゥオモが建っています。この姿がどうしても見たかった・・・。これでフィレンツェに思い残すことはありません・・・。このフィレンツェに住んでいる人が羨ましくなりました。
フィレンツェでは名物キアナ牛のTボーンステーキで有名な『IL LATINI』へ。テーブルには大きなキャンティが置いてあり、グラス1杯2ユーロ申告制のようです。このキャンティが美味しくて。さすが本場トスカーナです。料理は前菜に生ハムメロンなどおススメの盛り合わせ、メインにTボーンステーキでお腹いっぱいに。大満足の夕食でした。
フィレンツェ2日目はシエナ、サンジミニャーノ、キャンティ、モンテリジョーニを巡る日帰りバスツアーに参加。朝バス停に集合すれば連れて行ってくれるのでとても楽ちんです。今回一番の目的地はシエナでしたが、初めに訪れた塔の町と呼ばれるサンジミニャーノに大興奮。予想もしていなかった素敵な町並みです。可愛らしいお店も並び、もっとゆっくりしていたかったです。
キャンティではランチも兼ねてワインのテイスティングを。トーク上手なオーナーさんの話を聞きながらシンプルなポモドーロペンネはワインと合ってとても美味しかったです。
ランチの後、楽しみにしていたシエナの町へ。ここでは町を歩いてみることが目的。迷路のように細い路地がいくつもあり、地図を持たない私達は迷子になりそうなほど。町の中心であるカンポ広場を拠点にぶらぶら歩きました。このカンポ広場はイタリアで最も美しい扇形の広場と言われ、広さと美しさについ時を忘れそうになります。広場で沢山の人達が座って涼む中、歩き疲れた息子は早速ゴロン。気持ちよさそうにしていました。
フィレンツェに戻る途中、城壁に囲まれた小さい町モンテリジョーニに立ち寄り、城壁からトスカーナの風景を眺める。贅沢。
フィレンツェに戻ってから夕食はホテル近くの小さなトラットリアで。素朴で家庭的なお店に娘も「こういう、普通のお店の方が気を遣わなくていいよね〜。」と。中学生にもなるといろいろ思うところがあるようです…。
【ファッションの町ミラノへ】
翌日、ユーロスターにて最終目的地ミラノへ。ここでの目的は娘にミラノカツレツを食べさせ、ファッションの町を歩く事とドゥオモのみ。「最後の晩餐」は予約が取れなく、諦めました。ところが、到着するなり雨模様。えー!と思いながらホテルへチェックイン。ま、とりあえずドゥオモへと出たら雨は上がっていい天気に。少し不安定な天気のようです。
またもや地下鉄を降りて地上に上がったそこに『ドゥオモ!!』素晴らしい!!フィレンツェのドゥオモが素晴らし過ぎて、ミラノのはいまいち、、という噂もありますが、とんでもない!!フィレンツェはフィレンツェで素晴らしいし、ミラノはミラノで素晴らしいです。あ〜来てよかった。
ドゥオモは屋上に上がれます。エレベーターもありますが、もちろん階段で。上ったそこはゴシック建築様式が目の前で見ることが出来、見事です。ミラノの街の眺めもよく、気持ちのいい屋上でした。
そして、「ミラノカツレツ!」薄く伸ばした豚肉に薄く衣をつけて揚げたカツレツは最高でした。ランチ後から急にまた雨が降り出し、ファッショナブルな街を歩き回ることは出来ませんでしたが、ミラノはローマともフィレンツェとも違い、都会的で落ち着いた街でした。
憧れのイタリア。今回はとても駆け足な3都市周遊でしたが、今度はもっとゆっくりと再び訪れたい国となりました。
子供達も、「街歩きなんて、つまんない〜」と言っていたものの、帰りの飛行機では、あそこがよかった、これも美味しかった、などと楽しそうに話していました。
是非、大人になってから友人や恋人と行って欲しいものです。
【スタッフおススメ度】
街はもちろん全て★★★★★L
全ての町が全く違う雰囲気なので、行けるだけ回って欲しいです。
【今回のレストランご紹介】
イタリアのトラットリアやピッツェリアは子供連れでもOK!
■ローマ
・A RA PACIS LA CAPRICCIOSA★★★★
お店おススメのカプリチョーザが美味しい。場所もスペイン広場から近いです。
http://www.arapacisrestaurant.it/
・RISTORANTE TEMPIO DI MECENATE★★★★★
満席でにぎわっていました。メニューも豊富です。最近流行りのメルラーナ通り。
■フィレンツェ
・IL LATINI★★★★★
肉料理が大好きな人にはかなりおススメです。観光客も多いようです。
http://www.illatini.com/?lang=en
・TIRA BARALLA★★★
町のレストラン的ですが、混んでいました。気楽でリーズナブルです。もしホテルが近くなら行ってみても〇。
2014年7月能祖文子
私の娘の名前はミラノ。そのことから「ミラノはミラノに行かなくちゃ。」と余計なことをずっと思い続け、ほとんど使命感によって今年の夏休みの旅行先はイタリアへと決まりました。とはいえ、夏のイタリアへ家族4人で行くなんてそう何度もあるものではありません、結局は私自身が一番楽しみにしていた旅行となりました。
美しい夕陽の当たるドゥオモ
【遺跡の町ローマ】
ローマ・フィウミチーノ空港よりレオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ。もっと乗っていたいと思うほど快適で、ほんの約30分で到着です。しかも、子供が無料のようで大人2人分の料金。子供にやさしい国です。
レオナルドエクスプレス
駅から数分のところにあるホテルに荷物を置いて、早速コロッセオ・フェロロマーノ観光です。ローマはいくつかに見どころエリアが分かれているので計画的に動くと時間にロスがなくなります。
地下鉄でコロッセオ駅まで行き、地上に上がると、『コロッセオ!!』はい、目の前にコロッセオがそびえ建っていました。これは感動です。あぁ〜来ましたよローマ、という感じです。
コロッセオの姿に圧巻
さすが夏のイタリアだけあり、観光客がウジャウジャ。どこかのガイドブックに「コロッセオとフェロ・ロマーノの共通券は、空いているフェロ・ロマーノの入り口で購入する方がよい」と書いてあったのを思い出し、先にフェロ・ロマーノへ。なるほど、全く並んでいませんでした。
古代のローマ皇帝達が次々と建てた巨大な建造物。今は完全な形で残っているものはほとんどありませんが、柱の大きさからみて古代を想像するのは簡単。ここをローマ人達が歩いていたんだなぁと思うと、若かりし頃歴女だった私としてはじーんと。
ただ、遺跡跡は炎天下、既に帽子を失くした息子は「暑過ぎる・・・」とやや無言で歩いていました。
フェロ・ロマーノ
歩き疲れた息子がジュースを飲みたいというので売店でファンタのペットボトルを購入。値段をよく見ずに買ったら、なんと4ユーロ!まさかの500mlが560円!観光地だけど、高過ぎる・・・。初めて円安の現実を突き付けられました・・・。
そしてお目当てのコロッセオ!!外観は十分堪能済なので、いざ中へ!見ると入口にかなりの長蛇の列!!と、これはチケットを購入する列でした。やっぱりフェロ・ロマーノで購入してよかった。
やはり巨大な闘技場、感動します。ここでいろいろな人や動物の血が流されたのだと、また感慨に耽ります。
1階から4階まで建築様式が違うというので、子供達に説明するも「どう違うの?みんな同じに見える〜。」と。ここに図入りの教科書があれば!と思いながら何となく教えましたが、そんな雑学より本物に触れるだけで満足の様子でした。
コロッセオ内部
次に向かったのがサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口。教会の名前より真実の口の方が有名ですね、やはり並んでいます。並ぶこと約20分、何だか味わう時間もなく、写真1枚で促されてしまいます。もうちょっと演技したかったなぁと娘。(「ローマの休日」を出発前に見たせい?)
あ、手が!
イタリア到着初日はやっぱりピザ!子供達もピザは好きなので、食べるものには苦労しないのがいいところ。本番のローマピザを堪能しました。
この店おススメのカプリチョーザピザ/A RA PACIS LA CAPRICCIOSA
翌日は少し小雨降る朝からヴァチカン市国へ。美術館の予約が10時だったので、先にサン・ピエトロ広場を見て回ろう9時には到着しました。涼しく澄んだ空気の中、広い広場の中心にオベリスク、周りを囲む回廊、そして目の前には美しいサン・ピエトロ大聖堂が堂々と建っているのを見て、やっと来れた・・・と1人ひっそり感動していました。
子供達は世界一小さい国という事にやや実感もないまま、歩き回っていました。
ところで、このヴァチカンとローマの国境(回廊)に荷物検査の機会が静かに放置されていました。ヴァチカンで正式な行事がある時などには入国が厳しくなるのだろうか。
サン・ピエトロ広場!広い!
さて、待ちに待ったヴァチカン美術館。インターネットで事前予約していったおかげで長蛇の列にも並ぶことなく、すぐ入館。この予約は必須です。歴代教皇のコレクションが展示されているこの美術館、展示されている絵画や彫刻は名だたるものばかりです。中でも静粛なシスティーナ礼拝堂に堂々と描かれている『最後の審判』は壮絶です。天国へか、地獄へか、最後に裁かれる人々の苦悩の姿が描かれています。
本当に素晴らしい。
美術館入口
ラオコーン
ラファエロ
ローマで忘れてはならないのが「スペイン広場」「トレビの泉」・・・。しかし、残念ながら今回は両方とも工事中の為、優雅な風景は見ることが出来ませんでした。ここではジェラートを!
種類が豊富なジェラート
急ぎ足のイタリア旅行、翌日はユーロスターでフィレンツェへ。イタリアの列車は乗車ホームがすごく直前に決まります。みんなうろうろしつつ、掲示板に何番線かの表示が出た途端大移動。時間もあまりないので、何号車かをテキパキ探し席へ。発射音もなく、スーッとホームを出ていき、快適な列車の旅が始まります。
ローマからフィレンツェは約1時間30分、寝る暇もなく到着しました。
いざ、フィレンツェへ!
車窓より
【花の都フィレンツェ】
フィレンツェでは家族経営的なゲストハウス『CASA HOWARD』に。駅からも近く、HPでは家庭的で素敵だったので決めました。しかし!到着してみると入口の扉は閉まったままで、インターフォンにメモが!!『ゲストへ 到着したら電話下さい。』え!!!
電話もないし・・・と3軒先のレストランに借りにいくも、ここでは貸せないからあそこのインターネットカフェで電話して、と。ようやく電話をしてオーナーやって来ました。どうやら何時に到着するのか私に電話をかけてくれていたようですが、海外では使用出来ない携帯なので、繋がらなかったようです。
部屋は2つあり、本やDVDもあり、壁にはなぜかボルダリング用の突起物・・・家のような温かい部屋で子供達もすっかり気に入りました。
温かみのある部屋
ボルダリング?
フィレンツェの町並みはローマと全く違います。『花の都』と言われるだけあり、優雅な雰囲気。まずはドゥオモに向かいます。フィレンツェは小さな町なので中心部はほとんど歩いて回ることが出来ます。写真で何度も見ているとはいえ、ドゥオモはやはり見事!大きさもさることながら、彫刻や大理石の色の美しさが素晴らしいです。13世紀の着工以来、約600年の歳月をかけて現在の姿を見せているこの大聖堂に誰もが憧れを抱くのも頷けます。少し時間が止まってしまったように眺めていました。
ドゥオモ
ドゥオモの周りには絵描きが
ドゥオモから賑わう通りを少し南下するとアルノ川沿いにあるウフィッツィ美術館に到着。この美術館も16:15の予約を入れていたので並ばずにチケットを受け取り、すぐ入れました。この美術館のお目当てはボッティチェリやミケランジェロ、ダヴィンチでしたが、そればかりではなく、ルネサンスを代表する巨匠達の絵画が並び過ぎて目が回るようでした。
この美術館だけでも大満足です。
娘は愛読書に出てくる、『メドゥーサの首』の絵に感動していました。
夕暮れが近づいたので、アルノ川を挟んだ対岸にある小高い丘ミケランジェロ広場に向かいました。ここからは美しいフィレンツェの街並みを一望出来ると聞いては行かずにはいられません。ポンテヴェッキオから歩く事約20分、階段をいく段も上がり、丘の上にある広場へ。美し過ぎる!!フィレンツェ全体が見渡せます。赤い屋根に埋もれて、ドゥオモが建っています。この姿がどうしても見たかった・・・。これでフィレンツェに思い残すことはありません・・・。このフィレンツェに住んでいる人が羨ましくなりました。
フィレンツェでは名物キアナ牛のTボーンステーキで有名な『IL LATINI』へ。テーブルには大きなキャンティが置いてあり、グラス1杯2ユーロ申告制のようです。このキャンティが美味しくて。さすが本場トスカーナです。料理は前菜に生ハムメロンなどおススメの盛り合わせ、メインにTボーンステーキでお腹いっぱいに。大満足の夕食でした。
1杯2ユーロで好きなだけ飲めるキャンティ
3人でシェアで十分なボリューム
フィレンツェ2日目はシエナ、サンジミニャーノ、キャンティ、モンテリジョーニを巡る日帰りバスツアーに参加。朝バス停に集合すれば連れて行ってくれるのでとても楽ちんです。今回一番の目的地はシエナでしたが、初めに訪れた塔の町と呼ばれるサンジミニャーノに大興奮。予想もしていなかった素敵な町並みです。可愛らしいお店も並び、もっとゆっくりしていたかったです。
サンジミニャーノ町並み
キャンティではランチも兼ねてワインのテイスティングを。トーク上手なオーナーさんの話を聞きながらシンプルなポモドーロペンネはワインと合ってとても美味しかったです。
ランチの後、楽しみにしていたシエナの町へ。ここでは町を歩いてみることが目的。迷路のように細い路地がいくつもあり、地図を持たない私達は迷子になりそうなほど。町の中心であるカンポ広場を拠点にぶらぶら歩きました。このカンポ広場はイタリアで最も美しい扇形の広場と言われ、広さと美しさについ時を忘れそうになります。広場で沢山の人達が座って涼む中、歩き疲れた息子は早速ゴロン。気持ちよさそうにしていました。
フィレンツェに戻る途中、城壁に囲まれた小さい町モンテリジョーニに立ち寄り、城壁からトスカーナの風景を眺める。贅沢。
カンポ広場/シエナ
モンテリジョーニ
フィレンツェに戻ってから夕食はホテル近くの小さなトラットリアで。素朴で家庭的なお店に娘も「こういう、普通のお店の方が気を遣わなくていいよね〜。」と。中学生にもなるといろいろ思うところがあるようです…。
気楽なトラットリア
【ファッションの町ミラノへ】
翌日、ユーロスターにて最終目的地ミラノへ。ここでの目的は娘にミラノカツレツを食べさせ、ファッションの町を歩く事とドゥオモのみ。「最後の晩餐」は予約が取れなく、諦めました。ところが、到着するなり雨模様。えー!と思いながらホテルへチェックイン。ま、とりあえずドゥオモへと出たら雨は上がっていい天気に。少し不安定な天気のようです。
またもや地下鉄を降りて地上に上がったそこに『ドゥオモ!!』素晴らしい!!フィレンツェのドゥオモが素晴らし過ぎて、ミラノのはいまいち、、という噂もありますが、とんでもない!!フィレンツェはフィレンツェで素晴らしいし、ミラノはミラノで素晴らしいです。あ〜来てよかった。
ドゥオモは屋上に上がれます。エレベーターもありますが、もちろん階段で。上ったそこはゴシック建築様式が目の前で見ることが出来、見事です。ミラノの街の眺めもよく、気持ちのいい屋上でした。
ドゥオモ屋上
そして、「ミラノカツレツ!」薄く伸ばした豚肉に薄く衣をつけて揚げたカツレツは最高でした。ランチ後から急にまた雨が降り出し、ファッショナブルな街を歩き回ることは出来ませんでしたが、ミラノはローマともフィレンツェとも違い、都会的で落ち着いた街でした。
ミラノカツレツ
ミラノリゾット
憧れのイタリア。今回はとても駆け足な3都市周遊でしたが、今度はもっとゆっくりと再び訪れたい国となりました。
子供達も、「街歩きなんて、つまんない〜」と言っていたものの、帰りの飛行機では、あそこがよかった、これも美味しかった、などと楽しそうに話していました。
是非、大人になってから友人や恋人と行って欲しいものです。
【スタッフおススメ度】
街はもちろん全て★★★★★L
全ての町が全く違う雰囲気なので、行けるだけ回って欲しいです。
【今回のレストランご紹介】
イタリアのトラットリアやピッツェリアは子供連れでもOK!
■ローマ
・A RA PACIS LA CAPRICCIOSA★★★★
お店おススメのカプリチョーザが美味しい。場所もスペイン広場から近いです。
http://www.arapacisrestaurant.it/
・RISTORANTE TEMPIO DI MECENATE★★★★★
満席でにぎわっていました。メニューも豊富です。最近流行りのメルラーナ通り。
■フィレンツェ
・IL LATINI★★★★★
肉料理が大好きな人にはかなりおススメです。観光客も多いようです。
http://www.illatini.com/?lang=en
・TIRA BARALLA★★★
町のレストラン的ですが、混んでいました。気楽でリーズナブルです。もしホテルが近くなら行ってみても〇。
2014年7月能祖文子
- イギリスの田舎巡り〜映画・絵本の世界に浸る旅〜
-
エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>コッツウォルズ
- ヨーロッパ>イギリス>湖水地方
- ヨーロッパ>イギリス>イギリスその他の都市
- テーマ:買物・土産 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2014/12/25 18:53
ヨーロッパ旅行の定番の国、イギリス。誰もが人生で一度は訪れたい国の上位に入る国のひとつだと思います。
私は先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリーポッターの世界を体験してきたばかりなのですが、まさか本場のイギリスに行けるなんて!!
更にずっと昔から行きたかった美しい村々が点在するコッツウォルズ地方も周れるという、夢のような機会に恵まれました。
スコットランドから始まり湖水地方、コッツウォルズを訪れる旅。私にぴったりな欲張りな旅の始まりです。
日本を出発し、乗り継ぎを経て最初の到着地、エディンバラ。まさにこのエディンバラがハリーポッターの著者が1作目を書き上げた場所なのです。撮影のセットのようなTHEイギリスといった感じの建物が並び、映画の世界に入り込んだような街並みで圧倒されます
。
エディンバラのメインストリートはエディンバラ駅(ウェイヴァリー駅)の南側で、エディンバラを代表する2つの見どころ、エディンバラ城とホリルードハウス宮殿を一直線で結ぶ通りです。この通りはロイヤル・マイルと呼ばれ、緩い傾斜がずっと続いています。
このロイヤル・マイルを歩き、西側のつきあたりまで行くと、エディンバラ城が見えてきます。
そしてハリーポッターに出てくる「ホグワーツ城」のモデルが、このエディンバラ城だといわれているため、注目度も年々高くなっているのではないかと思います。
城内は博物館や展示室が多数あり、軍の活動をしていた時の様子がよくわかりますし、中心部で高台にあるため、エディンバラの街を一望することもできます。
もうひとつの見どころ、エディンバラ城とロイヤル・マイルでで結ばれるホリルードハウス宮殿は、毎年エリザベス女王が滞在する宮殿として有名です。素敵な門の先は宮殿です。今回時間切れで宮殿内には入れませんでしたが、美しい中庭、装飾が豪華なお部屋も多数あり時間があれば入るべき宮殿のひとつです。
そんな魅力満載のエディンバラですが、ここまで来たので北スコットランドまで観光してみようということで、日帰りのバスツアーに参加しました。
日本語イヤホンガイドがあることと、写真ストップや休憩が比較的多く快適なバスツアーです。簡単なガイドもするドライバーさんが、乗客を盛り上げバス内も楽しい雰囲気に包まれます。
行き先はグレンコーやハイランド地方、ネッシーが住むネス湖です。グレンコーはかつて虐殺事件があった村ですが、今はそのような事件の面影はなく、大自然と峡谷が広がる地域となっていいます。
ネス湖ではぜひクルーズに参加してください!ツアーのため、アーカート城で下船はできませんが、アーカート城が折り返し地点です。静かな湖を約1時間クルーズした後は、エディンバラへ帰路につきます。
次の目的地は湖水地方。エディンバラから列車で湖水地方の基点となるオクセンホルムへ。
1泊のみの滞在のため、こちらも半日のツアーに参加しました。
湖水地方はピーターラビットの故郷なので、ツアー内容もほぼピーターラビット関連で、もっと予習をしていけば良かったなぁと少し後悔しました。
緑が広がり、常に羊と牛が視界に入ってくるような湖水地方は、イギリスといえば大都会とイメージしていた私にとって衝撃的でした。
もう少し湖水地方をじっくり見て周りたい方は、2泊するのがおすすめです。湖水地方にもB&Bは数多くあり、雰囲気の良いB&Bばかりなので街歩きの散策も楽しめます。
次に向かうのはチェスターです。チェスターが組み込まれたツアーはなかなか見かけませんが、果たしてどんな街なのか今回の旅で一番気になっていた所です。一言で言うと、「黒と白のショッピングの街」です。
大きく注目される見所こそないものの、城壁に囲まれ、ローマ時代からの白壁に黒い梁が特徴的な木組みの建物が美しい街です。
チェスターの中心部は、2階・3階建ての建物が並び、建物の2階部分はずーっとつながっています。雨の日でも傘いらずでショッピングが楽しめるというわけです。こちらもローマ時代からずっと引き継がれたもので、昔の人もよく考えたなぁと感心してしまいます。
中心部を囲むように城壁が築かれていて、城壁の上を散策するのも趣があって良いです。
旅もいよいよ終盤、チェスターから列車を2〜3回乗り換え、コッツウォルズに向かいます。私が今回の旅で一番楽しみにしていたのがこのコッツウォルズなのですが、さすが期待を裏切りません。マルタ島の景色にも似たはちみつ色の建物・家が素敵です。このはちみつ色の正体はコッツウォルド・ストーンとよばれる石ですが、コッツウォルズの家々は主にこの石を使って家を建てているので、どの村も美しいです。
コッツウォルズの小さな村々にはもちろん列車は走っていません。移動手段はバスになりますが、バスもルートによっては1日3本程度しか運行しておらず、1泊や2泊の観光で利用するのは効率的ではありません。少々高くなっても車をチャーターし、いろいろな村を見て周ることをおすすめします。
コッツウォルズ地方には有名なイングリッシュガーデンがたくさんあり、大都市のようなあわただしく観光地を見て周ることもないので、ゆっくりと散策できます。
大都会というイメージだったイギリス、今回の旅でイギリスの田舎な部分をたくさん周ることができ、また憧れのコッツウォルズのほんの一部の村ですが周遊し、イギリス大好きになって帰ってきました。一人旅をしていると、よく現地の人に声をかけられますが、イギリス人も同様、フレンドリーに話しかけてくれる人が多く良い印象をもちました。
スコットランド ★★★★ ロンドンよりイギリスらしさを感じます。ここまで来たらハイランド地方やネス湖ツアーも外せません。本物のネッシーに会えるかも?!
湖水地方 ★★★★★ 大自然!イギリスらしいB&Bがたくさんあり、故郷ゆえにピーターラビットにまつわるお店、ギャラリー等が集まります。
チェスター ★★★★ 他の都市では見られない木組みの建物が特徴的で美しい。中心部は地下、1階、2階とお店がずらりと並ぶ、ショッピングの街。
コッツウォルズ ★★★★★ 「イングランドで最も美しい村」であるバイブリーを含め、はちみつ色のコッツウォルド・ストーンで作られた家が魅力的。イングリッシュガーデンも数多くあり、1日では足りません!
10月 栗山智美
私は先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリーポッターの世界を体験してきたばかりなのですが、まさか本場のイギリスに行けるなんて!!
更にずっと昔から行きたかった美しい村々が点在するコッツウォルズ地方も周れるという、夢のような機会に恵まれました。
スコットランドから始まり湖水地方、コッツウォルズを訪れる旅。私にぴったりな欲張りな旅の始まりです。
イングランドで最も美しい村と称賛されるバイブリー
日本を出発し、乗り継ぎを経て最初の到着地、エディンバラ。まさにこのエディンバラがハリーポッターの著者が1作目を書き上げた場所なのです。撮影のセットのようなTHEイギリスといった感じの建物が並び、映画の世界に入り込んだような街並みで圧倒されます
。
映画の中のような感覚になる
エディンバラのメインストリートはエディンバラ駅(ウェイヴァリー駅)の南側で、エディンバラを代表する2つの見どころ、エディンバラ城とホリルードハウス宮殿を一直線で結ぶ通りです。この通りはロイヤル・マイルと呼ばれ、緩い傾斜がずっと続いています。
緩やかな坂が続くロイヤル・マイル
イギリスらしいダブルデッカー発見!
このロイヤル・マイルを歩き、西側のつきあたりまで行くと、エディンバラ城が見えてきます。
そしてハリーポッターに出てくる「ホグワーツ城」のモデルが、このエディンバラ城だといわれているため、注目度も年々高くなっているのではないかと思います。
遠くからでもなんだか威圧感があります
城内は博物館や展示室が多数あり、軍の活動をしていた時の様子がよくわかりますし、中心部で高台にあるため、エディンバラの街を一望することもできます。
もうひとつの見どころ、エディンバラ城とロイヤル・マイルでで結ばれるホリルードハウス宮殿は、毎年エリザベス女王が滞在する宮殿として有名です。素敵な門の先は宮殿です。今回時間切れで宮殿内には入れませんでしたが、美しい中庭、装飾が豪華なお部屋も多数あり時間があれば入るべき宮殿のひとつです。
外観も美しいホリルードハウス宮殿
そんな魅力満載のエディンバラですが、ここまで来たので北スコットランドまで観光してみようということで、日帰りのバスツアーに参加しました。
日本語イヤホンガイドがあることと、写真ストップや休憩が比較的多く快適なバスツアーです。簡単なガイドもするドライバーさんが、乗客を盛り上げバス内も楽しい雰囲気に包まれます。
行き先はグレンコーやハイランド地方、ネッシーが住むネス湖です。グレンコーはかつて虐殺事件があった村ですが、今はそのような事件の面影はなく、大自然と峡谷が広がる地域となっていいます。
湖、山、川、平原大自然がずっと続くハイランド地方
ネス湖ではぜひクルーズに参加してください!ツアーのため、アーカート城で下船はできませんが、アーカート城が折り返し地点です。静かな湖を約1時間クルーズした後は、エディンバラへ帰路につきます。
クルーズ入口でネッシーがお出迎え!
クルーズ船内は広々としていて綺麗
アーカート城が見えてきた
ネッシーが今にも現れそうなネス湖
次の目的地は湖水地方。エディンバラから列車で湖水地方の基点となるオクセンホルムへ。
1泊のみの滞在のため、こちらも半日のツアーに参加しました。
湖水地方はピーターラビットの故郷なので、ツアー内容もほぼピーターラビット関連で、もっと予習をしていけば良かったなぁと少し後悔しました。
ウィンダミア湖一望
ヒル・トップ
ホークスヘッド村
緑が広がり、常に羊と牛が視界に入ってくるような湖水地方は、イギリスといえば大都会とイメージしていた私にとって衝撃的でした。
もう少し湖水地方をじっくり見て周りたい方は、2泊するのがおすすめです。湖水地方にもB&Bは数多くあり、雰囲気の良いB&Bばかりなので街歩きの散策も楽しめます。
湖水地方ならでは!料理もうさぎの形に盛り付けられていて可愛い
次に向かうのはチェスターです。チェスターが組み込まれたツアーはなかなか見かけませんが、果たしてどんな街なのか今回の旅で一番気になっていた所です。一言で言うと、「黒と白のショッピングの街」です。
大きく注目される見所こそないものの、城壁に囲まれ、ローマ時代からの白壁に黒い梁が特徴的な木組みの建物が美しい街です。
どの角度から写真を撮っても絵になります。
チェスターの中心部は、2階・3階建ての建物が並び、建物の2階部分はずーっとつながっています。雨の日でも傘いらずでショッピングが楽しめるというわけです。こちらもローマ時代からずっと引き継がれたもので、昔の人もよく考えたなぁと感心してしまいます。
2階部分。通路がずっとつながっていて1階とは別のお店がずらりと並ぶ
中心部を囲むように城壁が築かれていて、城壁の上を散策するのも趣があって良いです。
川沿いの城壁を散策
旅もいよいよ終盤、チェスターから列車を2〜3回乗り換え、コッツウォルズに向かいます。私が今回の旅で一番楽しみにしていたのがこのコッツウォルズなのですが、さすが期待を裏切りません。マルタ島の景色にも似たはちみつ色の建物・家が素敵です。このはちみつ色の正体はコッツウォルド・ストーンとよばれる石ですが、コッツウォルズの家々は主にこの石を使って家を建てているので、どの村も美しいです。
ブロードウェイの博物館
チッピングカムデン郊外の家 庭のお手入れに田時間とお金をかけているようです
ブロードウェイの街並み
コッツウォルズの小さな村々にはもちろん列車は走っていません。移動手段はバスになりますが、バスもルートによっては1日3本程度しか運行しておらず、1泊や2泊の観光で利用するのは効率的ではありません。少々高くなっても車をチャーターし、いろいろな村を見て周ることをおすすめします。
モデルヴィレッジ ボートン・オン・ザ・ウォーター全体のミニチュア
コッツウォルズ地方には有名なイングリッシュガーデンがたくさんあり、大都市のようなあわただしく観光地を見て周ることもないので、ゆっくりと散策できます。
手入れが行き届いているヒドコット・マナーガーデン。夏はもっとたくさんの花が咲き、カラフルなガーデンになるそう
大都会というイメージだったイギリス、今回の旅でイギリスの田舎な部分をたくさん周ることができ、また憧れのコッツウォルズのほんの一部の村ですが周遊し、イギリス大好きになって帰ってきました。一人旅をしていると、よく現地の人に声をかけられますが、イギリス人も同様、フレンドリーに話しかけてくれる人が多く良い印象をもちました。
バイブリーコート 素敵な外観 お部屋も高級感溢れています
バイブリーで最も有名な1本道 アーリントン・ロー
スコットランド ★★★★ ロンドンよりイギリスらしさを感じます。ここまで来たらハイランド地方やネス湖ツアーも外せません。本物のネッシーに会えるかも?!
湖水地方 ★★★★★ 大自然!イギリスらしいB&Bがたくさんあり、故郷ゆえにピーターラビットにまつわるお店、ギャラリー等が集まります。
チェスター ★★★★ 他の都市では見られない木組みの建物が特徴的で美しい。中心部は地下、1階、2階とお店がずらりと並ぶ、ショッピングの街。
コッツウォルズ ★★★★★ 「イングランドで最も美しい村」であるバイブリーを含め、はちみつ色のコッツウォルド・ストーンで作られた家が魅力的。イングリッシュガーデンも数多くあり、1日では足りません!
10月 栗山智美
- スペイン!フランス!イタリア!鉄道で巡る、憧れのヨーロッパ☆
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:買物・土産 観光地 グルメ
- 投稿日:2014/12/25 12:29
いつかは必ず行きたいと思っていた憧れのヨーロッパ。その「いつか」がまさかこんなに早く訪れるなんて・・・。
9日間でバルセロナ2泊→パリ1泊→ミラノ2泊という行程で3都市のアウトレットと街を列車で一気に周遊してきました。
憧れの町々を出来る限り満喫したいと思い、常に早足で、でもじっくりと駆け巡ってきたのでした。
<スペイン・バルセロナ>
長い長い時間をかけてバルセロナに到着。
ホテルへ荷物を置いて、ふう、と一休みはせず、すぐさまバルセロナの街へ。
地下鉄に乗って10分。私が死ぬまでにお目にかかりたいと思っていた場所のひとつ、世界遺産サクラダファミリアへ到着。
地下鉄からの階段を登ると、いきなり現れた!!
テレビや写真で見た光景が目の前に広がり、感動して「すごい!すごい!」しか言えなかった私。威厳のある出で立ちと彫刻のきめ細やかさに圧倒され、美しすぎてただただ見つめていました。
平日というのに、入場券売り場には長-い行列ができていて、入り口周辺は大混雑。事前にオンラインで購入するか、開館後すぐを狙うかしないとスムーズには入れないそうです。
建築家アントニオ・ガウディが生涯をかけて取り組んだ、いまだ未完成のこのサクラダファミリアは、2026年には完成するといわれています。完成する頃には今以上の行列が出来ていることでしょう。
バルセロナのメインストリートであるランブラス通りを歩いていると、サン・ジュセップ市場にたどり着きました。ここはバルセロナ最大規模の生鮮食料市場で、生ハム、チョコレート、果物にジェラートと、見ているだけでワクワクするようなものばかりがたくさんで、よだれをたらさずにはいられません。
ラ・ロカ・ヴィレッジアウトレットは、バルセロナ市内からシャトルバスが1日に10本運行しており、FCバルセロナのショップやMANGOなど、カジュアルなブランドが入っています。
<フランス・パリ>
荷物置き場が広いので、大きなスーツケースも難なく置けちゃうのが嬉しいですね。
パリには1泊しかできなかったので、ディナーまでのフリータイムは駆け足で観光をしました。
凱旋門。あの門の中をバイクで通ってみたかったなあ・・・
パリといったらエッフェル塔!毎時間0分ぴったりになると5分間だけキラキラとライトアップするのです。シャイヨー宮からの景色は最高でした。
パリでのディナーは、バトームシュでのデョナークルーズです。本格的なフランス料理を堪能しながら、セーヌ河を約2時間かけて遊覧し、パリの歴史的建造物を眺める・・・まさにロマンティックなひと時でした。
屋上デッキに上がると、美しい夜のパリが目の前に広がります。
操縦室に特別に入れてもらいました。気さくな船長さんと。
11月の夜のパリは寒かった!!!
翌日はパリ市内から約45分のところにあるアウトレット、ラ・ヴァレ・ヴィレッジへ。
アウトレットの隣には巨大なショッピングモールがあり、ここへ来ればだいたいの物が揃ってしまいます。
リヨン駅へ戻り、パリ最後の夕飯を食べた後は、寝台列車テロに乗って今回の旅最後の国、イタリアへ。
寝台列車と聞くとなんだか暗くて狭いイメージがあり、安心して寝られるか不安でしたが、ベッドは思っていたよりふかふかで、各部屋に洗面台もついていました。
よーし、安心して寝られるぞ!と思っていた矢先、いきなり目の前が真っ暗になりました。
え!え?と焦って部屋の電気をつけようとするも、つきません。どうやら停電になってしまったようで、しばらくして車掌さんが「ディスコライト〜!」と言いながら、笑顔でライトを持ってきてくれました。「このライトの方がロマンティックだよ。心配しないで。」と言ってくれた彼のおかげで、安心してイタリアでの朝を迎えることができました。
<イタリア・ミラノ>
早朝6時、ミラノ中央駅に到着し、そのままホテルへ。朝日を浴びながら街の散策へ出かけます。
ミラノにあるフィデンザ・ヴィレッジ・アウトレットで催行しているパルメジャーノ・レッジャーノのツアーでは、チーズとワインのテイスティングも楽しめます。
<イタリア・ローマ>
現在はスペイン階段での飲食が禁止されているため、あの有名な映画のワンシーンを再現しようとする人々は皆、階段の前の噴水に腰掛けてジェラートを食べるそうです。
初めてのヨーロッパ。駆け足での旅でしたが、憧れていた街はどの国も素敵でロマンティックで、私の想像以上でした。また来たい、そう思わせてくれる魅力ある場所をたくさん見つけられる最高の旅となりました。
【スタッフオススメ度】
<バルセロナ サクラダ・ファミリア>★★★★★
ライトアップされた夜のほうがおすすめ!
<パリ バトームシュ>★★★★
パリで大切な人と特別なディナーを過ごすなら絶対オススメ
2014年11月 酒井優紀
9日間でバルセロナ2泊→パリ1泊→ミラノ2泊という行程で3都市のアウトレットと街を列車で一気に周遊してきました。
憧れの町々を出来る限り満喫したいと思い、常に早足で、でもじっくりと駆け巡ってきたのでした。
<スペイン・バルセロナ>
長い長い時間をかけてバルセロナに到着。
ホテルへ荷物を置いて、ふう、と一休みはせず、すぐさまバルセロナの街へ。
地下鉄に乗って10分。私が死ぬまでにお目にかかりたいと思っていた場所のひとつ、世界遺産サクラダファミリアへ到着。
地下鉄からの階段を登ると、いきなり現れた!!
テレビや写真で見た光景が目の前に広がり、感動して「すごい!すごい!」しか言えなかった私。威厳のある出で立ちと彫刻のきめ細やかさに圧倒され、美しすぎてただただ見つめていました。
平日というのに、入場券売り場には長-い行列ができていて、入り口周辺は大混雑。事前にオンラインで購入するか、開館後すぐを狙うかしないとスムーズには入れないそうです。
建築家アントニオ・ガウディが生涯をかけて取り組んだ、いまだ未完成のこのサクラダファミリアは、2026年には完成するといわれています。完成する頃には今以上の行列が出来ていることでしょう。
夜のサクラダファミリアにうっとり。
ガウディさんと2ショット。
奇岩をモチーフにした独特の形状が特徴的なカサ・ミラ。
屋上からはサクラダファミリアが見える。
バルセロナのメインストリートであるランブラス通りを歩いていると、サン・ジュセップ市場にたどり着きました。ここはバルセロナ最大規模の生鮮食料市場で、生ハム、チョコレート、果物にジェラートと、見ているだけでワクワクするようなものばかりがたくさんで、よだれをたらさずにはいられません。
生ハムとわたし。
ラ・ロカ・ヴィレッジアウトレットは、バルセロナ市内からシャトルバスが1日に10本運行しており、FCバルセロナのショップやMANGOなど、カジュアルなブランドが入っています。
本場のパエリアは想像以上に大きかった!!
<フランス・パリ>
サンツ駅から高速列車TGVにて一気にパリへ。
荷物置き場が広いので、大きなスーツケースも難なく置けちゃうのが嬉しいですね。
パリには1泊しかできなかったので、ディナーまでのフリータイムは駆け足で観光をしました。
凱旋門。あの門の中をバイクで通ってみたかったなあ・・・
パリといったらエッフェル塔!毎時間0分ぴったりになると5分間だけキラキラとライトアップするのです。シャイヨー宮からの景色は最高でした。
パリでのディナーは、バトームシュでのデョナークルーズです。本格的なフランス料理を堪能しながら、セーヌ河を約2時間かけて遊覧し、パリの歴史的建造物を眺める・・・まさにロマンティックなひと時でした。
屋上デッキに上がると、美しい夜のパリが目の前に広がります。
操縦室に特別に入れてもらいました。気さくな船長さんと。
11月の夜のパリは寒かった!!!
翌日はパリ市内から約45分のところにあるアウトレット、ラ・ヴァレ・ヴィレッジへ。
アウトレットの隣には巨大なショッピングモールがあり、ここへ来ればだいたいの物が揃ってしまいます。
特大サイズのヌテラを発見。
パリのカフェはどこもおしゃれ。
リヨン駅へ戻り、パリ最後の夕飯を食べた後は、寝台列車テロに乗って今回の旅最後の国、イタリアへ。
寝台列車と聞くとなんだか暗くて狭いイメージがあり、安心して寝られるか不安でしたが、ベッドは思っていたよりふかふかで、各部屋に洗面台もついていました。
よーし、安心して寝られるぞ!と思っていた矢先、いきなり目の前が真っ暗になりました。
え!え?と焦って部屋の電気をつけようとするも、つきません。どうやら停電になってしまったようで、しばらくして車掌さんが「ディスコライト〜!」と言いながら、笑顔でライトを持ってきてくれました。「このライトの方がロマンティックだよ。心配しないで。」と言ってくれた彼のおかげで、安心してイタリアでの朝を迎えることができました。
<イタリア・ミラノ>
早朝6時、ミラノ中央駅に到着し、そのままホテルへ。朝日を浴びながら街の散策へ出かけます。
ミラノの象徴、ドゥオーモ。
スーパーマーケットにはいろんな種類のオリーブオイルが並んでいます。
本場のカルボナーラは超濃厚でした。
ミラノにあるフィデンザ・ヴィレッジ・アウトレットで催行しているパルメジャーノ・レッジャーノのツアーでは、チーズとワインのテイスティングも楽しめます。
製造された年が刻印され、年代別に保管されています。
<イタリア・ローマ>
ミラノからイタロに乗り、3時間ほどでローマへ!!
コロッセオは迫力大です。
真実の口。指は噛まれずにすみました。
サン・ピエトロ大聖堂の前は入場チケット売り場に並ぶ大行列が。
現在はスペイン階段での飲食が禁止されているため、あの有名な映画のワンシーンを再現しようとする人々は皆、階段の前の噴水に腰掛けてジェラートを食べるそうです。
パンテオン
初めてのヨーロッパ。駆け足での旅でしたが、憧れていた街はどの国も素敵でロマンティックで、私の想像以上でした。また来たい、そう思わせてくれる魅力ある場所をたくさん見つけられる最高の旅となりました。
【スタッフオススメ度】
<バルセロナ サクラダ・ファミリア>★★★★★
ライトアップされた夜のほうがおすすめ!
<パリ バトームシュ>★★★★
パリで大切な人と特別なディナーを過ごすなら絶対オススメ
2014年11月 酒井優紀
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