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- パリ同時多発テロの影響 トリコロールカラーでパリに元気を!
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/11/18 00:00
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世界中で行われているトリコロールイルミネーションのニュースを見て、パリ市民として大変勇気つけられています。日本でもスカイツリーや東京タワーがトリコロールになったみたいですね。
現在フランスでも様々な場所でトリコロールイルミネーションが行われています。
国会議事堂
コンコルド広場の観覧車
モンパルナスタワー
在仏アメリカ大使館(コンコルド広場隣接)
17日夜のシャンゼリゼ大通りの様子
そして・・・ パリのシンボル
エッフェル塔
暖かい光が心に染みます。
- タグ:
- フランス パリ エッフェル塔 イルミネーション トリコロール
- Made In France
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2015/11/14 00:00
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先週の土曜日に面白い展示会がやっていたので行ってみました♪
その名も"Made In France"訳してMIF!!
フランス産の商品のみしかないこの展示会は大賑わい。
食品からファッション、車にエネルギー会社…とにかくフランス製をアピールしたいと集まった企業が沢山!
マルセイユ石鹸に有名なAIGLE社のブーツも発見★
会場で一番人気だったのはやはり食品コーナー。
その中でも一番人気だったのでエスカルゴとフレッシュ・コンテ地方の代表チーズ、コンテのブースでした。
コンテブースでは熟成時間の違うコンテの試食をさせてもらい、多くの人がコンテチーズを購入していました!私もちゃっかり購入しましたよ★またエスカルゴブースではその場で熱々のエスカルゴを堪能でき、匂いに誘われ多くの人がエスカルゴを食べていました。
中々行くことのない地方の特産物を堪能できるのもパリならではの楽しみですね。
yuimar
- 本場のメキシカン料理♪
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2015/11/12 00:00
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日本でもメキシカン料理ブームですが、パリでもブームになりつつあります。かと言ってパリの日本食ブームを超えるほどではないですけどね。
今回行ったこちらのレストラン、「Itacate」はルーブル美術館近く、サントノーレ通りにある抜群の立地にあります。ピンクとホワイトのポップなお店なので凄く入りやすいです。
なんでもこちらのお料理はメキシコ大使館や領事館で働いている方達も御用達とか。
メニューは珍しいものが沢山!本場感満載です☆
メキシコ人の友人と一緒に行ったのですが、本場の味そのものと絶賛していました。タコスは日本やフランスで一般的に食べられている黄色く固めなものではなく、パンケーキぐらいの大きさで薄い生地にお肉がのっているものでした。
普段では食べなれない本場のメキシカンですが、とっても美味しかったです♪お値段もタコス3つで8.50ユーロとリーズナブル。
付け合せについてくるハバネロソースはかけすぎに注意です笑
Itacate
住所:94 rue Saint-Honoré 75001 Paris
最寄り駅:Louvre - Rivoli
オープン時間:月曜日ー金曜日12時から15時、18時30分22時、土曜日12時から23時
定休日:日曜日
https://www.google.fr/maps/place/94+Rue+Saint+Honor%C3%A9,+75001+Paris/@48.8616064,2.3403052,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x47e66e22294d0be7:0x9ed0e4de74996ab6
yuimar
- ギャラリー・ラファイエットのクリスマスイルミネーションがスタート!
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:買物・土産 観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/11/10 00:00
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毎年注目を集める、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスイルミネーションが今年も始まりました!
今年のテーマは「銀河のクリスマス」です!
館内のクーポラの下に飾られている巨大ツリー、今年は「コスミックツリー」
キラキラのゴールドやシルバーは隕石をモチーフにしているとか。館内が一面輝く銀河の世界に包み込まれています。
そして外のショーウインドーは、小さなロボットたちや星や光線などで彩られた宇宙空間。
また、今年からギャラリーラファイエットは新しいショーウインドーに挑戦していて、タッチパネルを利用した参加型ショーウインドーも。通行人がこぞって、人差し指を出して何かをしているのが見えますでしょうか?自分の指がショーウインドー内にうつって、操作をすることができます。
このタッチパネルショーウインドーは、9月にIPHONE6Sが発売されたときにも話題になりました!ギャラリー・ラファイエットのショーウインドーに、大きなIPHONE6Sが飾られており、通行人はウインドーの外で指で窓越しに指をスライドすると、ページがめくれる!という画期的なものでした。
今回のクリスマスショーウインドーでも、子供たちがきゃっきゃいいながら指をポイントして遊んでいましたので、こういったショーウインドーはますます増えるのかもしれません!
- タグ:
- フランス パリ イルミネーション クリスマス ラファイエット
- [みゅう]パリ 美術コラム 『ムーラン・ド・ラ・ガレット』ピエール・オーギュスト・ルノワール
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/11/09 00:00
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誰もが知っている作品の一つ。ルノワールが35歳の時に描いた「ムーラン・ド・ラ・ガレット」です。この絵画は、ルノワールにとって挑戦でした。かれは今までにこれほど大きな画面に、これほど多くの人物を描いたことはありませんでした。
では、絵を見てみましょう。
画面の中にはたくさんの人がいます。前景の人々は座って何かを飲みながら楽しそうに話をしています。画面中央では、カップルが踊っています。
ここはどこかというと、庶民的なダンスパーティーです。モンマルトルの風車があった場所で行われていて、毎週日曜日と祝日には皆が踊りに来ました。そこではみんながお菓子を食べたので、「お菓子の風車(ムーラン・ド・ラ・ガレット)」というあだ名がついたのです。
しかし画面の中には、風車は見えません。いまでもモンマルトルのルピック通りにいくと風車を見ることができますが、ルノワールが描いたのはその裏手に当たる場所でした。画面の奥には、緑の建物が見えます。あそこがダンスホールになっていました。しかし、陽気のいい季節には、テラスやオーケストラが外に設置されました。オーケストラの姿も絵の背景に見ることができます。
ここにいる人たちは、上等な服を着ていますが、集まっている人々は庶民、労働者階級です。週末の幸せなひと時を過ごすために、かれらは最も上等な上着とドレスでここにやってきたのかもしれません。特に女性たちの服装はさまざまな材質で、色とりどりです。中央左で踊る女性は、ピンクのドレスにつけた紺色のリボンをこれ見よがしに見せているようです。
前面中央の人物をよく見てみましょう。この二人の女性、とても似ています。実は、彼女たちは姉妹なのです。エステルとジャンヌの二人はルノワールのモデルをよく勤めました。
今度は、画面前面の左隅を見てください。
左の少年の顔が半分切れてしまっています。
さらに、画面右側の男性の体も切れてしまっています。
ルノワールはこのように、画面の構成を決めることで、画面に表現されているのは現実の一部だけであり、画面の外にも現実が広がっていることを示しています。
画面構成は、前面のグループのとても近くに設定されています。私たちの視線は、まずはこの前方のグループに引き付けられます。
彼らたちの表情は、しっかりと描かれています。
一方で、前面左側の金髪の少女の顔はかすんでいます。
これは、私たちの脳が視野の中心にいるものに対してはくっきりと見せるのに対して、その周辺のものに対してはかすんだようにしか見せないことを忠実に絵画の中でも再現しているのです。
この絵画は、まさにこのダンスパーティーの場所で描かれたといわれています。人々が踊りあい、ひしめき合う場所にルノワールはキャンパスを立てたのです。彼の目に見えたそのものを絵の中に落とし込んだのでしょう。
さて、画面前面左側の少女の髪は、緑や青になっています。これは、当時の鑑賞者を困惑させた表現の一つでした。ルノワールは緑や青を使い、太陽の木漏れ日が人々の上に影を落としている様を表現したのです。この緑と青色は、少女の髪の毛、地面、踊っている人々の服の上にみることができます。印象派画家は、影は完全な黒でも、灰色でもなく、かすかに色彩を帯びたものなのだと考えていました。
この絵画は汚い。汚れがいたるところについている。当時の人々はルノワールの陰の技法を理解できずに、こう言いました。労働者階級の人々の服装が、工場の油によって汚れているのを表現しようとしたのだ、と考えたのでした。革新的な技法は、いつの時代も理解されがたいものなのです。
ルノワールの絵には彼独自の柔らかさを通じ、愛にあふれたパリの生活を感じ取ることができます。
彼がここで描いた人々は、ルノワールの友人ばかりでした。ルノワールは、質素な家庭の出身で13歳のころから地元リモージュで絵付け職人見習いとして働き始めます。しかし、絵付け作業が産業革命とともに機械化することによって失業。その後本格的に画家をめざすことになり、パリでマネ、シスレー、バジールらと知り合うことになります。
同時代のブルジョワの良家出身の印象派画家たちが労働者たちが直面するパリの陰鬱な生々しい生活をえぐるように表現したのに対し、労働者階級である彼自身は、逆に、日常の幸せを楽しむ庶民の姿を描きました。
笑った人物たちや、楽しそうにおしゃべりしているグループ、そしてダンスからは、肩の力が抜けた雰囲気が伝わってきます。
題名 ムーラン・ド・ラ・ガレット (作者35歳の時)
年号/素材 1876 キャンパスに油彩
作者/ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841-1919)
オルセー美術館の5階に展示
(渦)
解説があると、美術鑑賞はもっと面白いですね。
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