記事一覧
1 - 1件目まで(1件中)
- ルーブル美術館 隠れた名品79 ルーベンスによる24枚の連作より「王妃のリヨン到着」
-
エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:鑑賞・観戦 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/03/05 01:44
- コメント(0)
こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日は、パリのルーブル美術館から隠れた名品のご紹介です。
ルーベンスによる「マリー・ド・メディシスの生涯」の連作は、政治的な功績や華々しい英雄的活躍があったわけではないマリー・ド・メディシスを、聖人のように伝説的に描いたルーベンスの才能がいかんなく発揮された作品群である。アンリ4世の妻になるべくフランスにやってきたイタリア人マリーは、マルセイユから入ってリヨンに到着、ここで初めてアンリ4世に会う。
ルーベンスは、アンリ4世を万能の神ジュピター(ユピテル)に、マリーをその妻ヘラ(ユノー)になぞらえて描いたところがすごい。ちなみに鷲を従えた男性と、クジャクを従えた女性の組み合わせで、それとわかる。ジュピターといえば女性にも手当たり次第だった神様。
描きこまれたライオンは、街の名前リヨンにちなんでおり、なかなか面白い一枚。
リシュリュー翼三階、ルーベンスホールとも、マリー・ド・メディシスのギャラリーとも呼ばれる部屋にある。
- タグ:
- マリー・ド・メディシス ルーベンス アンリ4世の妻 リヨンに到着 ジュピター
1 - 1件目まで(1件中)