Stanislaus National Forest

今回の山火事が起きる約一週間前、Tuolumne Riverが流れるヨセミティ手前のスタニスラウス国立自然公園へ行ってきました。写真でもわかりますようにこの日もカラカラでした。



放牧されている牛たちもさすがに暑いのか、日陰で佇んでいます。



森の奥に入っていくと山小屋が点々と。景観を損ねない造りに感心。



今回は適当な場所でのキャンプを目的としていましたが、スモーキーベアーのファイヤーデンジャー情報がEXTREMEだったため、急きょ予定を変更し、キャンプ場で宿泊することに。こうした火気制限がある場合、指定キャンプ場以外では火気のお取扱いは出来ません。また、キャンプ場以外での火気のお取り扱いにはファイヤーパーミットが必要となります。



幸いDIAMOND Oキャンプ場に空きがあったため、今回はそちらを利用。さすがに基本予約制とあって、とてもきれいに整備されており、各サイトにはベアボックスまでありました。
このベアボックスはクマから食べ物を守るために用意されており、簡単に開けることが出来ない仕組みとなっています。
毎年、テントに食べ物を持ち込んだ結果、悲惨なケースが後を絶ちません。こういったニュースを聞くたびに自然や動物を侮ってはいけないという事をつくづく思い知らされますね。



とりあえず、寝床の確保ができましたので、食材を調達しに川へ。
今年は水不足のせいか、水位がかなり低いです。



釣りが出来そうなところまで川を上っていくことに。
補足ですが、カリフォルニア州で釣りをする際はフィッシングライセンスが必要となりますのでお気を付けください。



最初の一匹目はゲン担ぎで逃がし、その後何とかブラウントラウトを三匹釣ることができました。
釣った魚は早速川できれいにすることに。



キャンプ場に戻ると槇を集め、さばいた魚や持参した野菜を焼いて食べました。水のきれいな川に生息している魚の為、臭みが一切なく、非常に美味しかったです。



翌日はチェリーレイク手前の川へ。
山を一つ越えた場所にありますが、約三年前の山火事のせいであたりの景色が少し痛々しい。



道中にまた牛が・・・
しっかりカメラ目線で応えてくれました。



目的地に着くと川のほとりは嘘のように涼しく、水は透き通っていました。
ダムの近くとあって、水位は前日の川より高かったです。



付近には野生のブラックベリーも。
しばらくぼんやり川で過ごしていると後ろで気配が・・・
振り向くと野ネズミかリスかわからない生き物が一生懸命ベリー食べていました。



自然が素晴らしくのんびりとした良い旅となりましたが、非常に乾燥していた事を今でも覚えています。山火事の原因はまだ断定されていませんが、3日経過した現在でも2％しか鎮火されていない事を考えますとやはり心配ですね。。。