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- ロードトリップ サンフランシスコからグレーシャー国立公園までの旅その5
-
エリア:
- 北米>アメリカ西部>グレイシャー国立公園
- テーマ:ハイキング・登山 自然・植物 動物
- 投稿日:2015/01/22 02:12
早朝、寝袋にくるまって寝ていると、「ガッ、ガッ」とテントのすぐ外で大きな動物らしき足音が・・・相方の「熊じゃないから大丈夫」という一言で、そーっとジッパーを下し外を見てみると朝もやの中鹿がウロウロしていた。
鹿はテントから出た私に気づくと、様子を窺いながら少しづつ近寄ってきた。野生動物なので触りたいという気持ちは抑え、動きを最小限に写真を撮る。鹿と私の間に一瞬だけ訪れた親密な時間は宝物になっています。
日は昇り、朝食を済ませグレーシャー探検出発。連なる山々が美しい。
Bowman Lakeへ向かうため、Outside North Fork Road を通ってPolebridgeへ。100年以上も前からあるPolebridge Mercantileでは手作りのパンが食べられる。
グレーシャー国立公園の中へ。
クマ注意のサインが怖い。
途中に見えてきた川でテンカラ。
最初の目的地、Bowman Lakeに到着。絶景に圧倒される。
湖の周りを少しハイキング。クマが頻繁に出没するため、トレッキングポールで音を立てながら歩く。
来たからにはこの透き通る水を飲まねば、ということで水フィルターを使って飲んでみることに。
絶景を前にいただくおにぎりも非常に美味。
次はカナダの国境近くまでということで、Big Prairieのガタガタ道を走ることに。次第に風景は野性一色に。動物たちも生き生きしています。
ところどころ廃墟となったキャビンらしき建物が見えてくる。
川では鳥、タヌキ、シカらしき足跡が。
道を更に進むにつれ、クマがいそうな風景に。車を止めてドアを開けてみると道には彼らの落とし物と思われるような黒い物体が・・・
とはいえ、童話の世界のような美しい景色にすっかり魅入られ、心配事はどこかへ。
しばらく絶景を楽しみながら進んでいると、タイヤがおかしなことに。なんと尖った石がささり見事にパンクしている。
結局、スペアではこの先は無理ということで、泣く泣く6時間かけて下山することに。グレーシャー国立公園の旅はここで終了となりましたが、いつかちゃんとタイヤを持参し、より頑丈な車でカナダ国境付近までの道を再チャレンジしたいと思います。
鹿はテントから出た私に気づくと、様子を窺いながら少しづつ近寄ってきた。野生動物なので触りたいという気持ちは抑え、動きを最小限に写真を撮る。鹿と私の間に一瞬だけ訪れた親密な時間は宝物になっています。
日は昇り、朝食を済ませグレーシャー探検出発。連なる山々が美しい。
Bowman Lakeへ向かうため、Outside North Fork Road を通ってPolebridgeへ。100年以上も前からあるPolebridge Mercantileでは手作りのパンが食べられる。
グレーシャー国立公園の中へ。
クマ注意のサインが怖い。
途中に見えてきた川でテンカラ。
最初の目的地、Bowman Lakeに到着。絶景に圧倒される。
湖の周りを少しハイキング。クマが頻繁に出没するため、トレッキングポールで音を立てながら歩く。
来たからにはこの透き通る水を飲まねば、ということで水フィルターを使って飲んでみることに。
絶景を前にいただくおにぎりも非常に美味。
次はカナダの国境近くまでということで、Big Prairieのガタガタ道を走ることに。次第に風景は野性一色に。動物たちも生き生きしています。
ところどころ廃墟となったキャビンらしき建物が見えてくる。
川では鳥、タヌキ、シカらしき足跡が。
道を更に進むにつれ、クマがいそうな風景に。車を止めてドアを開けてみると道には彼らの落とし物と思われるような黒い物体が・・・
とはいえ、童話の世界のような美しい景色にすっかり魅入られ、心配事はどこかへ。
しばらく絶景を楽しみながら進んでいると、タイヤがおかしなことに。なんと尖った石がささり見事にパンクしている。
結局、スペアではこの先は無理ということで、泣く泣く6時間かけて下山することに。グレーシャー国立公園の旅はここで終了となりましたが、いつかちゃんとタイヤを持参し、より頑丈な車でカナダ国境付近までの道を再チャレンジしたいと思います。
- ロードトリップ サンフランシスコからグレーシャー国立公園までの旅その4
-
エリア:
- 北米>アメリカ西部>グレイシャー国立公園
- テーマ:歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2015/01/15 03:37
朝、行動食にと持参した炊飯器で米を炊きおにぎりを作り出発。夕方までグレーシャー国立公園に到着したいので、ひたすら90番を走る。
途中、Deer Lodgeでガソリンを入れようとすると、Old Prison Museumが見えてきた。ここは心霊スポットとしても有名らしく、定期的にパラノーマル現象の調査が行われているとか。怖いもの見たさで入ってみたいと思いつつ、先を急ぐため今回はお見送り。
Deer Lodgeを出発する前にClark Fork Riverに少し立ち寄り休憩。
93番に乗り北上し、Flathead Indian Reservationとして指定されている町St Ignatiusに立ち寄る。ここには以前から一目見たいと思っていた1854年に創設されたSt Ignatius Mission が。現在の建物は1891-1893年の間に建設され、1973年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。
中に入り驚かされるのはコックさんとしてミッションで働いていたBrother Joseph Carignanoによって描かれた壁画。専門的に絵を勉強した経験が無いとは信じられないくらいの腕前。
礼拝堂の美しさに目を奪われる。
中庭に出ると1854年に建てられた最初の建物が。
当時シスター達が寝起きしていた家屋。モンタナの過酷な冬を連想する。
中に入ると当時のシスターやネイティブインディアンに関する資料や写真が展示されている。両者それぞれの立場について考えると複雑な気持ちに。
教会を後にし、砂利道を走っていると傍で遊んでいた小学生から中学生くらいの子供たちが笑顔で手を振ってくれた。彼らの屈託のない笑顔とフレンドリーさに嬉しくなる。美しい山に囲まれた自然の中で伸び伸びと遊ぶ彼らの姿は自分の中で特別な風景の一つになっています。
予定の時間より遅くなってしまったので一気にKalispellの町まで走り、買い物をし、目的地のグレーシャー国立公園まで。到着した時刻は夕方6時半。
公園の中のキャンプ場を利用しようと行ってみるが、入り口の近くはどこも満員で非常に混雑。一か所、離れたところに混雑していないキャンプグラウンドがあるとパークレンジャーに教えてもらい向かってみることに。初めて見る景色に圧倒される。
が、奥深く入ろうとしたところで目指すキャンプ場への道は「グリズリーベアーの調査の為閉鎖」という看板でブロックされていた。日は暮れ始め、キャンプスペースを確保せねばとのことで、公園の中を諦め、グレーシャー国立公園のすぐ外側にあるFlathead National ForestにあるBig Creek Campground siteへ。運よく殆ど人はおらず、何とかギリギリ日没までに寝る場所を確保。
ホッと一段落し、夕日で赤く染まった山を眺めながらいただいたワインは格別でした。
途中、Deer Lodgeでガソリンを入れようとすると、Old Prison Museumが見えてきた。ここは心霊スポットとしても有名らしく、定期的にパラノーマル現象の調査が行われているとか。怖いもの見たさで入ってみたいと思いつつ、先を急ぐため今回はお見送り。
Deer Lodgeを出発する前にClark Fork Riverに少し立ち寄り休憩。
93番に乗り北上し、Flathead Indian Reservationとして指定されている町St Ignatiusに立ち寄る。ここには以前から一目見たいと思っていた1854年に創設されたSt Ignatius Mission が。現在の建物は1891-1893年の間に建設され、1973年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。
中に入り驚かされるのはコックさんとしてミッションで働いていたBrother Joseph Carignanoによって描かれた壁画。専門的に絵を勉強した経験が無いとは信じられないくらいの腕前。
礼拝堂の美しさに目を奪われる。
中庭に出ると1854年に建てられた最初の建物が。
当時シスター達が寝起きしていた家屋。モンタナの過酷な冬を連想する。
中に入ると当時のシスターやネイティブインディアンに関する資料や写真が展示されている。両者それぞれの立場について考えると複雑な気持ちに。
教会を後にし、砂利道を走っていると傍で遊んでいた小学生から中学生くらいの子供たちが笑顔で手を振ってくれた。彼らの屈託のない笑顔とフレンドリーさに嬉しくなる。美しい山に囲まれた自然の中で伸び伸びと遊ぶ彼らの姿は自分の中で特別な風景の一つになっています。
予定の時間より遅くなってしまったので一気にKalispellの町まで走り、買い物をし、目的地のグレーシャー国立公園まで。到着した時刻は夕方6時半。
公園の中のキャンプ場を利用しようと行ってみるが、入り口の近くはどこも満員で非常に混雑。一か所、離れたところに混雑していないキャンプグラウンドがあるとパークレンジャーに教えてもらい向かってみることに。初めて見る景色に圧倒される。
が、奥深く入ろうとしたところで目指すキャンプ場への道は「グリズリーベアーの調査の為閉鎖」という看板でブロックされていた。日は暮れ始め、キャンプスペースを確保せねばとのことで、公園の中を諦め、グレーシャー国立公園のすぐ外側にあるFlathead National ForestにあるBig Creek Campground siteへ。運よく殆ど人はおらず、何とかギリギリ日没までに寝る場所を確保。
ホッと一段落し、夕日で赤く染まった山を眺めながらいただいたワインは格別でした。
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