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金曜日から始まる「光の祭りティハール」を前に、
静かに、そして、徐々にその雰囲気がしみわたっています。
聞こえてくる音楽も、乗り合いバスの中で流れる歌も、
ティハールならではのメロディーです。
ラクシュミ・プジャの日から始まる「デウシレ」で踊られるメロディーが、
どことなく哀愁を帯びているように私には感じられます。
新聞にもティハールの準備に忙しい人たちが紹介されています。
広場に大きなタンカを描くプロ、
ラクシュミ・プジャの日に、油を入れて光をともす小さな器を作る人、
バイ・ティカに必要なアマランスの花輪を準備する人、
姉から弟に送られる食べ物を作る人、
バイ・ティカに使われる色とりどりの粉、
などです。
それぞれの商人が、ティハールでたくさん売れますように、と願っているでしょう。
また、アサンなどのバザールが最後の賑わいを迎えているでしょう。
自分の足場の確保が困難なほどの人ごみの中で、
かえって祭りの高揚感を覚えるのかもしれません。
そのティハールは、あさってになりました。
静かに、そして、徐々にその雰囲気がしみわたっています。
聞こえてくる音楽も、乗り合いバスの中で流れる歌も、
ティハールならではのメロディーです。
ラクシュミ・プジャの日から始まる「デウシレ」で踊られるメロディーが、
どことなく哀愁を帯びているように私には感じられます。
新聞にもティハールの準備に忙しい人たちが紹介されています。
広場に大きなタンカを描くプロ、
ラクシュミ・プジャの日に、油を入れて光をともす小さな器を作る人、
バイ・ティカに必要なアマランスの花輪を準備する人、
姉から弟に送られる食べ物を作る人、
バイ・ティカに使われる色とりどりの粉、
などです。
それぞれの商人が、ティハールでたくさん売れますように、と願っているでしょう。
また、アサンなどのバザールが最後の賑わいを迎えているでしょう。
自分の足場の確保が困難なほどの人ごみの中で、
かえって祭りの高揚感を覚えるのかもしれません。
そのティハールは、あさってになりました。
ネパールの光の祭り「ティハール」を3日後に控え、
私の友達犬ミスティには恐怖の日々が続いています。
ティハールには、大きな音が出る花火?爆竹?を鳴らして遊ぶ人がいます。
昼間するのですから、大きな音を楽しむもののようですが、
ミスティは、これが大の苦手。
子犬のころは、雷のガラングルンに怯え、小刻みに体を震わせ続けたものです。
花火の音にも敏感で、バン!と大きな音がすると、
私のところに歩み寄ってきて、頭を私の足に摺り寄せて座り込みます。
私は「大丈夫だよ」と言いながら頭をさすってやります。
5歳になろうとする今は、震えることはなくなりましたが、
恐怖心はなくならないようです。
ティハールがさらに近づくにつれ、
ティハール本番にはもっと多くの花火の音がするでしょうから、
ミスティの恐怖の日は、まだまだ続きそうです。
私の友達犬ミスティには恐怖の日々が続いています。
ティハールには、大きな音が出る花火?爆竹?を鳴らして遊ぶ人がいます。
昼間するのですから、大きな音を楽しむもののようですが、
ミスティは、これが大の苦手。
子犬のころは、雷のガラングルンに怯え、小刻みに体を震わせ続けたものです。
花火の音にも敏感で、バン!と大きな音がすると、
私のところに歩み寄ってきて、頭を私の足に摺り寄せて座り込みます。
私は「大丈夫だよ」と言いながら頭をさすってやります。
5歳になろうとする今は、震えることはなくなりましたが、
恐怖心はなくならないようです。
ティハールがさらに近づくにつれ、
ティハール本番にはもっと多くの花火の音がするでしょうから、
ミスティの恐怖の日は、まだまだ続きそうです。
- TAANより「哀悼のことば」
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2016/10/24 20:04
- コメント(0)
TAAN(ネパールトレッキング業協会)から
「哀悼のことば」と題するメールが送られてきました。
十分な日本語訳でなくて申し訳ないのですが、ここに掲載させていただきます。
哀悼のことば
TAANは、最初の女性エヴェレスト登頂者、田部井淳子さんの死に深い衝撃と悲しみを覚えます。
田部井さん(77歳)は、4年前、腹腔の癌と診断され、10月20日、入院していた埼玉県の病院で亡くなりました。
1975年5月のエヴェレスト登頂成功は、ネパール女性を含む世界中の女性に希望を与え、彼女は現在まで登山に関する活動を積極的に行ってきました。
彼女の成功以前は、登山は男の世界だと思われていましたから、女性にとって大きな、画期的なできごとだったのです。
その後も彼女は、ネパール各地の山岳地域で、環境保護活動や社会経済発展の活動を行ってきました。
彼女は、ネパールを訪れて励ましてくれるネパール観光業会の真の大使でした。
彼女は、ネパールの登山の友でした。
ネパールは、大事な友を失いました。
TAANは、田部井さんの魂の永遠なる平和を祈ります。
田部井さん、さよなら。
総書記官
カルナ・バハドゥール・ラマ
以上ですが、最後の「さよなら」は、「Sayonara」と書いてあったことを付け加えさせていただきます。
「哀悼のことば」と題するメールが送られてきました。
十分な日本語訳でなくて申し訳ないのですが、ここに掲載させていただきます。
哀悼のことば
TAANは、最初の女性エヴェレスト登頂者、田部井淳子さんの死に深い衝撃と悲しみを覚えます。
田部井さん(77歳)は、4年前、腹腔の癌と診断され、10月20日、入院していた埼玉県の病院で亡くなりました。
1975年5月のエヴェレスト登頂成功は、ネパール女性を含む世界中の女性に希望を与え、彼女は現在まで登山に関する活動を積極的に行ってきました。
彼女の成功以前は、登山は男の世界だと思われていましたから、女性にとって大きな、画期的なできごとだったのです。
その後も彼女は、ネパール各地の山岳地域で、環境保護活動や社会経済発展の活動を行ってきました。
彼女は、ネパールを訪れて励ましてくれるネパール観光業会の真の大使でした。
彼女は、ネパールの登山の友でした。
ネパールは、大事な友を失いました。
TAANは、田部井さんの魂の永遠なる平和を祈ります。
田部井さん、さよなら。
総書記官
カルナ・バハドゥール・ラマ
以上ですが、最後の「さよなら」は、「Sayonara」と書いてあったことを付け加えさせていただきます。
世界遺産の仏教寺院「ボウダナート」の再建と修理が終わりました!
昨年の地震で傷んでいたボウダナートですが、
地震後18ヶ月で、その工事が終了しました。
新聞には、囲ってあった覆いを取り去ったボウダナートの写真が載りました。
予定通りに工事は進んでいたようです。
この後の予定は、11月22日に落成式、
それに先駆けて11月18、19、20日の3日間、
仏教徒によるプジャ(宗教儀式)が行われます。
あの大きな眼が返ってきた。
再びネパールを見ていてくれる。
うれしいです。
(修理が終わったボウダナート。新聞から)
昨年の地震で傷んでいたボウダナートですが、
地震後18ヶ月で、その工事が終了しました。
新聞には、囲ってあった覆いを取り去ったボウダナートの写真が載りました。
予定通りに工事は進んでいたようです。
この後の予定は、11月22日に落成式、
それに先駆けて11月18、19、20日の3日間、
仏教徒によるプジャ(宗教儀式)が行われます。
あの大きな眼が返ってきた。
再びネパールを見ていてくれる。
うれしいです。
(修理が終わったボウダナート。新聞から)
バスでの話。
ハイエースクラスのバスの座席は、
2人用の席に3人が掛けるのがネパールの常識です。
すでに掛けていた2人が詰めて、端の席を空けることもありますし、
真ん中に席を空けてやることもあります。
端の席に座る人は、お尻の半分くらいしかないスペースに腰を下ろすのですから、
用心して静かに座るので、この場合は、問題ありません。
問題なのは、真ん中に座るときです。
スペースが十分とはいえないその席に座るとき、
両側を見ながらそっと座る人もいれば、
おかまいなくドスンと勢いよく腰を下ろして、
隣の人の腿の上に衝撃を与える人もいます。
そんな時、ネパールでは黙っていてはだめです。
「おい!」でもいいし、「うわあぉ」でもいいし、「なにするの!」でもいいから、
とにかく抗議の声を上げることです。
そうすれば、「ソーリー」の言葉が返ってきます。
自分が他の人に掛けた迷惑に考えが及ばない、
または、そのことについて謝らなければならないなんて、
夢にも思わない国民性があるようです。
ですから、自分から「ソーリー」を口にする人に出会うことが少ないネパールです。
ハイエースクラスのバスの座席は、
2人用の席に3人が掛けるのがネパールの常識です。
すでに掛けていた2人が詰めて、端の席を空けることもありますし、
真ん中に席を空けてやることもあります。
端の席に座る人は、お尻の半分くらいしかないスペースに腰を下ろすのですから、
用心して静かに座るので、この場合は、問題ありません。
問題なのは、真ん中に座るときです。
スペースが十分とはいえないその席に座るとき、
両側を見ながらそっと座る人もいれば、
おかまいなくドスンと勢いよく腰を下ろして、
隣の人の腿の上に衝撃を与える人もいます。
そんな時、ネパールでは黙っていてはだめです。
「おい!」でもいいし、「うわあぉ」でもいいし、「なにするの!」でもいいから、
とにかく抗議の声を上げることです。
そうすれば、「ソーリー」の言葉が返ってきます。
自分が他の人に掛けた迷惑に考えが及ばない、
または、そのことについて謝らなければならないなんて、
夢にも思わない国民性があるようです。
ですから、自分から「ソーリー」を口にする人に出会うことが少ないネパールです。
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