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- 2072年ネパールこの1年
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2016/04/12 17:57
- コメント(0)
今日は、ネパールのニュー・イヤー・イヴ、
日本式にいうと、大晦日です。
ネパールの暦では、今日は、2072年(12月)チャイト月30日です。
「2072年ネパールこの1年」と題して、振り返ってみます。
大きな3つの出来事がありました。
まずは、ネパール暦の1月ボイサク月12日(2015年4月25日)の大地震。
土曜日の正午前に起きた地震は、たくさんの歴史的な建物やお寺を壊し、
8000人以上の人が亡くなりました。
帰る場所を失い、今も続くテント生活の人たち。
450回にもなろうとする余震。
再建の仕事が始まっていますが、まだまだ長い時間がかかるでしょう。
次に、ネパールに新憲法が発布しました。
王制廃止に伴って旧憲法が効力を失い、
その後、2回目の制憲議会選挙で選ばれた制憲議員によって新憲法が成立しました。
2072年6月アソジュ月3日(2015年9月20日)のことです。
最後に、新憲法に不満を表するインドが国境封鎖を行い、
インドからの物資(食料、医薬品、日用品、ガソリン、プロパンガスなど)が
ネパールに入ってこなくなりました。
この状態は、4ヶ月以上続き、
地震後の苦労より、こちらの不便のほうが大きかったのではないか、
と思われるほどでした。
苦しい中でも、ネパールの人々は祭りを行って人々を元気付け、
プロパンガスがないときは、薪を拾ったり、買ったりして、
暮らしてきました。
私の家の周りを見る限りでは、地震がなかったかのように、平常の暮らしに見えますが、
心にはそれぞれの人が傷を持ったのではないでしょうか。
私自身も、先日の余震に、あの日の揺れを思い出し、怖さを覚えました。
こうして、大きな出来事が続けて起きた2072年。
観光立国ネパールは、上記の理由から大きな影響を受けました。
落ち込んだ観光客数がなかなか戻らず、
これによって暮らしを立てているたくさんの人たちが苦しんでいます。
ネパールの人たちにとって忘れることができない1年でしょう。
新しい年が、人々にとって穏やかで、心安らぐ日々であることを、祈るばかりです。
日本式にいうと、大晦日です。
ネパールの暦では、今日は、2072年(12月)チャイト月30日です。
「2072年ネパールこの1年」と題して、振り返ってみます。
大きな3つの出来事がありました。
まずは、ネパール暦の1月ボイサク月12日(2015年4月25日)の大地震。
土曜日の正午前に起きた地震は、たくさんの歴史的な建物やお寺を壊し、
8000人以上の人が亡くなりました。
帰る場所を失い、今も続くテント生活の人たち。
450回にもなろうとする余震。
再建の仕事が始まっていますが、まだまだ長い時間がかかるでしょう。
次に、ネパールに新憲法が発布しました。
王制廃止に伴って旧憲法が効力を失い、
その後、2回目の制憲議会選挙で選ばれた制憲議員によって新憲法が成立しました。
2072年6月アソジュ月3日(2015年9月20日)のことです。
最後に、新憲法に不満を表するインドが国境封鎖を行い、
インドからの物資(食料、医薬品、日用品、ガソリン、プロパンガスなど)が
ネパールに入ってこなくなりました。
この状態は、4ヶ月以上続き、
地震後の苦労より、こちらの不便のほうが大きかったのではないか、
と思われるほどでした。
苦しい中でも、ネパールの人々は祭りを行って人々を元気付け、
プロパンガスがないときは、薪を拾ったり、買ったりして、
暮らしてきました。
私の家の周りを見る限りでは、地震がなかったかのように、平常の暮らしに見えますが、
心にはそれぞれの人が傷を持ったのではないでしょうか。
私自身も、先日の余震に、あの日の揺れを思い出し、怖さを覚えました。
こうして、大きな出来事が続けて起きた2072年。
観光立国ネパールは、上記の理由から大きな影響を受けました。
落ち込んだ観光客数がなかなか戻らず、
これによって暮らしを立てているたくさんの人たちが苦しんでいます。
ネパールの人たちにとって忘れることができない1年でしょう。
新しい年が、人々にとって穏やかで、心安らぐ日々であることを、祈るばかりです。
久しぶりに「蛾」の写真です。
今朝、ドアのところで見つけました。
羽に隠れていてはっきりは見えませんが、胴体の長さは2センチ弱。
よく見ると、羽の模様がきれいです・・・
ネパールでは、「蝶」も「蛾」も区別なく、「プタリ」と呼んでいます。
これは、たしかに「蛾」でいいですよね。
暑くなってきたこれからの季節、いろいろな蝶や蛾にあえるかもしれません。
ただし、私が見かけるのは、圧倒的に蛾が多く、
このように静止してくれている場合がほとんどなので、写真に撮りやすいのですが、
蝶はなかなかじっとしていてくれないので、
どうしても紹介するチャンスが少なくなります。
昨夜7時過ぎ、食器を洗っているときのことです。
ガンガン、と音がして、足元が不安定に・・・
・・・揺れたのです。
犬の鳴き声が一斉にあがり、一瞬でしたが、なんとなく周りの空気がざわつきました。
今朝の新聞によると、
国営地震学センターの発表は、次のとおりです。
土曜日午後7時5分の揺れは、昨年4月25日の余震で、
マグニチュード4.5、震源は、ラリトルプル(カトマンズ盆地内)。
少なくてもバクタプルでは、3人のけが人が出たこと。
昨年の地震後、マグニチュード4以上の余震が445回起きている。
私がこれまでに感じた余震は、いくつもありませんので、
この回数には驚きました。
新聞にもありましたが、「1年記念日を前に」このような余震があるなんて、
あの日の揺れがよみがえり、怖ささえ覚えます。
昨夜の揺れは、さすがの私も気づき、不安な思いになりました。
大地震の日まで、2週間です。
なお、ネパールの地震に関する発表は、マグニチュードのみで、
日本のように震度の発表はありません。
同じマグニチュードでも、地域によって揺れが違うはずなので、
ネパールでは難しいでしょうが、
日本のように震度の発表があればもっとわかりやすいだろう、と思っています。
ガンガン、と音がして、足元が不安定に・・・
・・・揺れたのです。
犬の鳴き声が一斉にあがり、一瞬でしたが、なんとなく周りの空気がざわつきました。
今朝の新聞によると、
国営地震学センターの発表は、次のとおりです。
土曜日午後7時5分の揺れは、昨年4月25日の余震で、
マグニチュード4.5、震源は、ラリトルプル(カトマンズ盆地内)。
少なくてもバクタプルでは、3人のけが人が出たこと。
昨年の地震後、マグニチュード4以上の余震が445回起きている。
私がこれまでに感じた余震は、いくつもありませんので、
この回数には驚きました。
新聞にもありましたが、「1年記念日を前に」このような余震があるなんて、
あの日の揺れがよみがえり、怖ささえ覚えます。
昨夜の揺れは、さすがの私も気づき、不安な思いになりました。
大地震の日まで、2週間です。
なお、ネパールの地震に関する発表は、マグニチュードのみで、
日本のように震度の発表はありません。
同じマグニチュードでも、地域によって揺れが違うはずなので、
ネパールでは難しいでしょうが、
日本のように震度の発表があればもっとわかりやすいだろう、と思っています。
- エヴェレスト春シーズン
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エリア:
- アジア>ネパール>サガルマータ国立公園
- テーマ:ハイキング・登山
- 投稿日:2016/04/08 14:12
- コメント(0)
「大惨事は、エヴェレスト登山者を思い止まらせなかった」
今日の新聞にこんな記事がありました。
2年続いた大惨事も、エヴェレストへの登山家の情熱を思い止まらせることはなかったようだ、で始まる今年春シーズンのエヴェレスト登山に関する内容です。
4月7日現在、今年はエヴェレスト登山許可証が277人に与えられており、
最終的には、300人を超えるのではないかとみられているそうです。
そのうちの223人は、慣らすために既にエヴェレスト地域に行っています。
外国人登山家は、ひとり11000ドルの費用を支払い、
国には毎年、3.5百万ドルの歳入があります。
エヴェレストは、2014年にはエヴェレスト・ベースキャンプ付近での雪崩のため
16人のネパール人ガイドが亡くなっていますが、
そのうちの3人の遺体は、危険が高いことから、収容されていません。
この年は、クンブ・アイスフォールをヘリコプターを利用した中国人登山家が
ひとりだけ頂上を踏んでいます。
昨年2015年は、4月25日の地震で、ネパール人を含めて19人が亡くなっています。
春のシーズンに頂上まで行った人は、ひとりもありませんでした。
2年続いての惨事になりましたが、それぞれの許可証の延長が認められています。
2014年の許可証を受けたのは326人ですが、こちらは2019年までの5年間、
また、2015年の許可証は356人に出ていましたが、
こちらは、2017年までの2年間の延長が認められています。
春のシーズンの本格的な登山は、5月中旬に始まります。
話題はいくつもあるようですが、
それについては、また別の機会にいたします。
事故が起きても負けることなく、
エヴェレストの頂上を目指す登山家の熱意が、
今年こそかないますように、と祈ります。
今日の新聞にこんな記事がありました。
2年続いた大惨事も、エヴェレストへの登山家の情熱を思い止まらせることはなかったようだ、で始まる今年春シーズンのエヴェレスト登山に関する内容です。
4月7日現在、今年はエヴェレスト登山許可証が277人に与えられており、
最終的には、300人を超えるのではないかとみられているそうです。
そのうちの223人は、慣らすために既にエヴェレスト地域に行っています。
外国人登山家は、ひとり11000ドルの費用を支払い、
国には毎年、3.5百万ドルの歳入があります。
エヴェレストは、2014年にはエヴェレスト・ベースキャンプ付近での雪崩のため
16人のネパール人ガイドが亡くなっていますが、
そのうちの3人の遺体は、危険が高いことから、収容されていません。
この年は、クンブ・アイスフォールをヘリコプターを利用した中国人登山家が
ひとりだけ頂上を踏んでいます。
昨年2015年は、4月25日の地震で、ネパール人を含めて19人が亡くなっています。
春のシーズンに頂上まで行った人は、ひとりもありませんでした。
2年続いての惨事になりましたが、それぞれの許可証の延長が認められています。
2014年の許可証を受けたのは326人ですが、こちらは2019年までの5年間、
また、2015年の許可証は356人に出ていましたが、
こちらは、2017年までの2年間の延長が認められています。
春のシーズンの本格的な登山は、5月中旬に始まります。
話題はいくつもあるようですが、
それについては、また別の機会にいたします。
事故が起きても負けることなく、
エヴェレストの頂上を目指す登山家の熱意が、
今年こそかないますように、と祈ります。
- ゴラ・ジャトラ(馬祭り)
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2016/04/07 13:32
- コメント(0)
今日は、「ゴラ・ジャトラ(馬祭り)」で、
カトマンズ盆地(カトマンズ、パタン、バクタプル)のみが休日です。
カトマンズの中心地ラトナパークに、色とりどりの障害が準備してあるのを
先日出かけたときに見ました。
今日は、兵士たちが華麗な馬術の技を披露するに違いありません。
馬といえば、大統領の車を先導したり、
新郎新婦を乗せたりしているのを見たことがありますし、
警察官が馬上で交通整理をしたり、
隊列を作った馬が歩いているのに出合ったりもしました。
たぶん、それらは国や役所のもののようですが、
私の家の近くの空き地には、草を食べる馬の姿を見ることがあります。
カトマンズ盆地(カトマンズ、パタン、バクタプル)のみが休日です。
カトマンズの中心地ラトナパークに、色とりどりの障害が準備してあるのを
先日出かけたときに見ました。
今日は、兵士たちが華麗な馬術の技を披露するに違いありません。
馬といえば、大統領の車を先導したり、
新郎新婦を乗せたりしているのを見たことがありますし、
警察官が馬上で交通整理をしたり、
隊列を作った馬が歩いているのに出合ったりもしました。
たぶん、それらは国や役所のもののようですが、
私の家の近くの空き地には、草を食べる馬の姿を見ることがあります。
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