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朝夕はだいぶ冷え込むようになり、
羽織ったり、靴下を履いたりするのですが、
昼間日が差すと、夏と変わらない暑さになります。
なんとも調節が難しい時季です。
日が落ちるとともに、寒さがやってきて、
さすがに窓を開けておくことはできません。
夕方5時前には、周りが薄暗くなり、なんとも心細いかぎりです。
でも、もう10月も下旬ですから、これが普通なのですね。
まだダサインが終わらない人たちもいるようで、
店員が揃わない店もあります。
電話しても出やしない、と店主がぼやいていました。
【大きなクモ】
体が2センチくらいで、全身真っ黒のクモが部屋の中にいました。
私に気づいて?逃げ足は結構速いです。
今回は、暗くてすみません・・・
羽織ったり、靴下を履いたりするのですが、
昼間日が差すと、夏と変わらない暑さになります。
なんとも調節が難しい時季です。
日が落ちるとともに、寒さがやってきて、
さすがに窓を開けておくことはできません。
夕方5時前には、周りが薄暗くなり、なんとも心細いかぎりです。
でも、もう10月も下旬ですから、これが普通なのですね。
まだダサインが終わらない人たちもいるようで、
店員が揃わない店もあります。
電話しても出やしない、と店主がぼやいていました。
【大きなクモ】
体が2センチくらいで、全身真っ黒のクモが部屋の中にいました。
私に気づいて?逃げ足は結構速いです。
今回は、暗くてすみません・・・
生後6ヶ月くらいと思われるゴル(オス牛)が、その短い命を終わりました。
ネパールでは、子牛が生まれても、乳を出すガイ(メス牛)は大事にされますが、
ゴルは歓迎されないのです。
田舎なら、農耕の仕事に使えますが、
カトマンズでは、ゴルの仕事はないのです。
カトマンズ中どこへ行ってもそうしたゴルを見かけます。
私の村でも同じで、道路の真ん中に座り込んでいるゴルを避けて車が通ります。
私もこれまでに何回となく、道路のゴルを見てきました。
しかし、今回のような体験は初めてです。
ゴルが生まれると、自分の家からできるだけ遠くの土地に、
夜中に捨てに行くのだそうです。
そうして私の家の近くに捨てられたゴル。
1週間ほど前から、私の家の隣の空き地に姿を見せて、
元気に草を食べているようでしたが、
夜の寒さもあり、病気になったのでしょう。
2,3日前からひとつところにうずくまっているようになっていました。
隣の青年が掛けてやったというビニールシートにくるまった瀕死のゴルを、
近所の人たちが覗いたりしていましたが、その命が尽きました。
穴を掘って埋めなければ、という人の声はしましたが、
作業が始まる様子はありません。
私は急にゴルがかわいそうになり、向かいの家に出かけました。
そこには、仕事をしようと2人の男性が顔を揃えていましたが、
お金は誰が出すんだろう・・・と、思案顔です。
この空き地を取り囲む家は、10軒以上あるのですが、
1軒1軒たずねる煩わしさと、
いい返事をもらえなかったときの寂しさが頭をよぎり、
それに、門を出る前に既に決めていたこともあり、
私が出します、と言いました。
2人は安心したようで、すぐ仕事に取り掛かりました。
胸までの深さの穴を掘り、そこにゴルを埋葬しました。
これで、ほっとしました。
ゴルも安らかに新しい国へ旅立ったことでしょう。
命のかなしさ、が胸にしみとおりました。
ネパールでは、子牛が生まれても、乳を出すガイ(メス牛)は大事にされますが、
ゴルは歓迎されないのです。
田舎なら、農耕の仕事に使えますが、
カトマンズでは、ゴルの仕事はないのです。
カトマンズ中どこへ行ってもそうしたゴルを見かけます。
私の村でも同じで、道路の真ん中に座り込んでいるゴルを避けて車が通ります。
私もこれまでに何回となく、道路のゴルを見てきました。
しかし、今回のような体験は初めてです。
ゴルが生まれると、自分の家からできるだけ遠くの土地に、
夜中に捨てに行くのだそうです。
そうして私の家の近くに捨てられたゴル。
1週間ほど前から、私の家の隣の空き地に姿を見せて、
元気に草を食べているようでしたが、
夜の寒さもあり、病気になったのでしょう。
2,3日前からひとつところにうずくまっているようになっていました。
隣の青年が掛けてやったというビニールシートにくるまった瀕死のゴルを、
近所の人たちが覗いたりしていましたが、その命が尽きました。
穴を掘って埋めなければ、という人の声はしましたが、
作業が始まる様子はありません。
私は急にゴルがかわいそうになり、向かいの家に出かけました。
そこには、仕事をしようと2人の男性が顔を揃えていましたが、
お金は誰が出すんだろう・・・と、思案顔です。
この空き地を取り囲む家は、10軒以上あるのですが、
1軒1軒たずねる煩わしさと、
いい返事をもらえなかったときの寂しさが頭をよぎり、
それに、門を出る前に既に決めていたこともあり、
私が出します、と言いました。
2人は安心したようで、すぐ仕事に取り掛かりました。
胸までの深さの穴を掘り、そこにゴルを埋葬しました。
これで、ほっとしました。
ゴルも安らかに新しい国へ旅立ったことでしょう。
命のかなしさ、が胸にしみとおりました。
- ネパール暦2073年7月カルティーク月
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2016/10/17 13:17
- コメント(0)
ひと月の半分を費やしたダサインが終わり、
今日からカレンダーが変わりました。
ネパール暦2073年7月カルティーク月になりました。
今月は、日本の10月17日から11月15日までの30日間です。
今月も大きな祭りがあります。
ティハールです。
光の祭り、といわれるティハールは、明かりの乏しいネパールの夜を、
さまざまな光で飾るきれいな祭りです。
祭りは5日間で、その間には、
カーグ(カラス)やククル(犬)、ガイ(メス牛)に花輪をかけたり、
ご馳走を食べさせたりする日があります。
また、富の女神「ラクシュミ」を家に招いて、プジャ(お祈り)をします。
最終日には、姉が弟を死の王から救い出すという物語に基づき、
女性の守護力を男性に与えるティカが行われ、
これが「バイ・ティカ」といわれています。
この日のティカは、いつもの赤いティカとは違い、
何色もの粉を使って贈られるティカです。
私には、兄弟姉妹の絆を強めるティカに見えます。
今月は、ネパールでも日本と同じように、日が短くなり、寒さが増してきます。
計画停電も厳しくなっていくでしょう。
余談ですが、
カレンダーはついたちから始まりますから、
写真を見ていただくと、ネパールの数字「1」から「9」までがわかります。
車のナンバープレートは、この数字が使われています。
ネパールで車を見るときに役立つかもしれません。
もうひとつ、ネパールのカレンダーは、両面印刷ですから、
7月になった今日からは、カレンダーを裏返して見ることになります。
今日からカレンダーが変わりました。
ネパール暦2073年7月カルティーク月になりました。
今月は、日本の10月17日から11月15日までの30日間です。
今月も大きな祭りがあります。
ティハールです。
光の祭り、といわれるティハールは、明かりの乏しいネパールの夜を、
さまざまな光で飾るきれいな祭りです。
祭りは5日間で、その間には、
カーグ(カラス)やククル(犬)、ガイ(メス牛)に花輪をかけたり、
ご馳走を食べさせたりする日があります。
また、富の女神「ラクシュミ」を家に招いて、プジャ(お祈り)をします。
最終日には、姉が弟を死の王から救い出すという物語に基づき、
女性の守護力を男性に与えるティカが行われ、
これが「バイ・ティカ」といわれています。
この日のティカは、いつもの赤いティカとは違い、
何色もの粉を使って贈られるティカです。
私には、兄弟姉妹の絆を強めるティカに見えます。
今月は、ネパールでも日本と同じように、日が短くなり、寒さが増してきます。
計画停電も厳しくなっていくでしょう。
余談ですが、
カレンダーはついたちから始まりますから、
写真を見ていただくと、ネパールの数字「1」から「9」までがわかります。
車のナンバープレートは、この数字が使われています。
ネパールで車を見るときに役立つかもしれません。
もうひとつ、ネパールのカレンダーは、両面印刷ですから、
7月になった今日からは、カレンダーを裏返して見ることになります。
ダサインが終わりました。
プルニマ(満月)の今日が、最終日です。
今朝は、残った大麦やとうもろこしの新芽を外に出して、ダサインが終わります。
今は、カトマンズに戻る人たちでラッシュになっています。
今朝もスクールバスを見ませんから、学校はまだ休みのようです。
官公庁やオフィスは、仕事が始まります。
本来の動きに戻るまでまだ時間がかかりそうな、長い長いダサインでした。
前半は、夕方から夜にかけて雨が降りましたが、
後半は、まあまあの天気でした。
ただ、今年の期間中には「ダサイン晴れ」は、とうとうありませんでした。
今年は、期間中、ほとんど毎日のようにダサインの様子を書いてきました。
私にとって、初めてのことです。
で、いつもの年よりダサインを感じ、
疲労感、満足感、虚脱感などが押し寄せています。
とにかくダサインが終わりました。
気持ちを切り替えて歩き出しましょう。
プルニマ(満月)の今日が、最終日です。
今朝は、残った大麦やとうもろこしの新芽を外に出して、ダサインが終わります。
今は、カトマンズに戻る人たちでラッシュになっています。
今朝もスクールバスを見ませんから、学校はまだ休みのようです。
官公庁やオフィスは、仕事が始まります。
本来の動きに戻るまでまだ時間がかかりそうな、長い長いダサインでした。
前半は、夕方から夜にかけて雨が降りましたが、
後半は、まあまあの天気でした。
ただ、今年の期間中には「ダサイン晴れ」は、とうとうありませんでした。
今年は、期間中、ほとんど毎日のようにダサインの様子を書いてきました。
私にとって、初めてのことです。
で、いつもの年よりダサインを感じ、
疲労感、満足感、虚脱感などが押し寄せています。
とにかくダサインが終わりました。
気持ちを切り替えて歩き出しましょう。
ダサイン14日目。
今朝は、太陽を遮る一面の雲で明けました。
寒かったので、カーディガンを羽織ったほどです。
少しでも日が差すと、急に暑くなり、思わず脱ぎましたが、
寒さと暑さの繰り返しが今日の午前中です。
シャッターを下ろした店がまだ多いですし、
比較的静かな空気の中で、毎日聞こえていたのが廃品回収業者の掛け声です。
「空き瓶、新聞はありませんか」の声が今朝も聞こえました。
村の本通りでは、ゴミ回収の大きなトラックを見ましたので、
仕事が再開したのかもしれません。
今日は、休日にはなっていませんので、
オフィスでは、ぼちぼち仕事をするようです。
額に大きなティカをつけた人を今日も見かけます。
まだまだ楽しみの日が続くネパールです。
今朝は、太陽を遮る一面の雲で明けました。
寒かったので、カーディガンを羽織ったほどです。
少しでも日が差すと、急に暑くなり、思わず脱ぎましたが、
寒さと暑さの繰り返しが今日の午前中です。
シャッターを下ろした店がまだ多いですし、
比較的静かな空気の中で、毎日聞こえていたのが廃品回収業者の掛け声です。
「空き瓶、新聞はありませんか」の声が今朝も聞こえました。
村の本通りでは、ゴミ回収の大きなトラックを見ましたので、
仕事が再開したのかもしれません。
今日は、休日にはなっていませんので、
オフィスでは、ぼちぼち仕事をするようです。
額に大きなティカをつけた人を今日も見かけます。
まだまだ楽しみの日が続くネパールです。
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