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- ルクラが世界で8番目にスリリングな飛行場!
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エリア:
- アジア>ネパール>サガルマータ国立公園
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 鉄道・乗り物
- 投稿日:2010/11/25 20:06
- コメント(0)
ルクラは、エヴェレスト地方への空の玄関口です。
カトマンズから35分、ネパールで最もたくさん使われる国内線で、
シーズンには、一日50便以上のフライトがあります。
地形の関係や空気の薄いこと、天気が変わりやすいことに加え、
滑走路の長さは、351mと短く、しかも平坦ではありません。
滑走路の両端では30mの高低差がある斜面なのです。
そして、ルクラ飛行場は、2800mの高地にあるのです。
それゆえ、世界でスリリングな飛行場のひとつに数えられたのでしょう。
ルクラ飛行場は、1960年代に、ヒラリー卿の援助で造られました。
2008年1月には、ヒラリー卿が亡くなり、
世界初のエヴェレスト登頂者を記念して、
「テンジン・ヒラリー空港」と名前が変わりましたが、
今も広く「ルクラ」の名で親しまれています。
このルクラを世界で8番目にスリリングな飛行場と
プライベート・フライ・ドットコムが位置づけました。
ちなみに第一位は、スイスのシモン空港だそうです。
・・・という記事がカトマンズポスト紙に載りました。
いつかエヴェレストを近くで見たい!と願っている私ですが、
まずはこのルクラへのフライトを克服しなければなりません。
というのは、国内線の飛行機は小型でして、私は苦手なのです。
しかし、国内線から降りてくる人たちは、
ネパール人、外国人に関係なく、皆さん、なんの問題もないように見えます。
それを見ていると、「私も挑戦してみようかな。」と思うのですが、
今はまだ決心がつきません。
エヴェレストを見たい気持ちが強くなれば、きっと乗るでしょう・・・ね。
(ルクラ飛行場。右に滑走路が見える。写真は、カトマンズポスト紙より)
カトマンズから35分、ネパールで最もたくさん使われる国内線で、
シーズンには、一日50便以上のフライトがあります。
地形の関係や空気の薄いこと、天気が変わりやすいことに加え、
滑走路の長さは、351mと短く、しかも平坦ではありません。
滑走路の両端では30mの高低差がある斜面なのです。
そして、ルクラ飛行場は、2800mの高地にあるのです。
それゆえ、世界でスリリングな飛行場のひとつに数えられたのでしょう。
ルクラ飛行場は、1960年代に、ヒラリー卿の援助で造られました。
2008年1月には、ヒラリー卿が亡くなり、
世界初のエヴェレスト登頂者を記念して、
「テンジン・ヒラリー空港」と名前が変わりましたが、
今も広く「ルクラ」の名で親しまれています。
このルクラを世界で8番目にスリリングな飛行場と
プライベート・フライ・ドットコムが位置づけました。
ちなみに第一位は、スイスのシモン空港だそうです。
・・・という記事がカトマンズポスト紙に載りました。
いつかエヴェレストを近くで見たい!と願っている私ですが、
まずはこのルクラへのフライトを克服しなければなりません。
というのは、国内線の飛行機は小型でして、私は苦手なのです。
しかし、国内線から降りてくる人たちは、
ネパール人、外国人に関係なく、皆さん、なんの問題もないように見えます。
それを見ていると、「私も挑戦してみようかな。」と思うのですが、
今はまだ決心がつきません。
エヴェレストを見たい気持ちが強くなれば、きっと乗るでしょう・・・ね。
(ルクラ飛行場。右に滑走路が見える。写真は、カトマンズポスト紙より)
- タグ:
- ルクラ飛行場 スリリングな飛行場 エヴェレストへの玄関 テンジン・ヒラリー飛行場
- Great Himalaya Trail
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:ハイキング・登山
- 投稿日:2010/11/21 22:55
- コメント(0)
「Great Himalaya Trail」
「世界最大の道」は、ネパール北部を東西に走る
世界で最も困難なトレッキングルートです。
標高最高6,000メートルを越え、、
平均で5000メートル、東から西までの距離が約3,000キロメートル。
4,000、5,000メートルの地点から一気に谷まで降り、
再び同じ高さまで登ることの繰り返し。
それ故、「Great Himalaya Trail」と名づけられた世界一困難な道を、
歩ききった人の話です。
その人は、Stinis Luc(スティニス・ルック)さん、58歳のベルギー人です。
2010年10月26日が、その記念日です。
彼は、1990年に東部のカンチェンジュンガ方面を訪れたのを皮切りに、
20年間に10回の試みで、成し遂げました。
踏破後、カトマンズで記者会見を開き、自身の足跡を語りました。
(記者会見で説明するLucさん)
*(ネパールには、各民族にそれぞれの言語があるため、
国はネパール語を公用語とし、教育をしているが)、
未だにネパール語を話せない民族がいること
*ネパール東部のケーマタンガ地方のトレッキング許可証を手にした最初の外国人だったこと
*初めて見た白人に驚き、膚を触りに来た子どもたちがいたこと
*ある年のトレッキングは、90%以上がジャングルの中を歩いたこと
*世界一高地の湖 ティリチョレイク を訪れたこと
*時には、自分は転落の恐れのある大変危険な道を歩いたが、
少し遠回りをすれば、安全な道があると分かったこと
(これからの人に、これを伝えてほしいということ)
*王政打倒のもと当時破壊活動を行っていたマオイスト(毛沢東主義者)の本拠地がある西部では、
マオイストによる橋や病院の爆破があり、
自分は医者ではないが、手持ちの薬を人々に与えたこと
などのエピソードが披露されました。
(記者会見のようす)
最後の4回(4年間)は、私ども「ヒマラヤトレック社」が、エージェントでした。
そんな関係で、私も、記者会見に出席し、写真を撮る機会に恵まれました。
Lucさんは、自分が「Great Himalaya Trail」全行程を歩ききった初めての人と信じ、
記者会見も開き、前もってTシャツも作ってきました。
(Tシャツと、左からネパール、ベルギー、ユーロの各国旗)
実は、この「Great Himalaya Trail」を歩ききった人についての資料がありません。
ネパール政府観光省に問い合わせると、
「そんな記録はないよ。なんてったって、登山じゃないからね。」と、つれない返事。
以前に、歩ききった人がいる、という話もあったりするのですが、
なんといっても、はっきりしたことが分かってないのです。
しかし、Lucさんが全行程を歩いたのは確かですので、
そこで、今回、このチャンスをきっかけに「一番乗り!」ののろしを上げることにしました。
もし、別の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご連絡ください。
ネパールでは、お祝いに「カダ」と呼ばれるスカーフを贈る習慣があります。
Lucさんに、花の首輪とカダをかけて踏破を祝い、記者会見を終えました。
当日、この記者会見のようすはテレビのニュースで流れたのですが、
私はLucさんを空港まで見送っていたので、見ることはできませんでした。
- 「ネパールガエルの冒険」
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:書籍・CD・DVD
- 投稿日:2010/11/11 20:29
- コメント(3)
ネパールで出版されている子供向けの本「ネパールガエルの冒険」の紹介です。
愛称「バクテ」と呼ばれるカエルの冒険物語です。
著者の前書きには、
「・・・この冒険のお話は、
1989年に小さかったわたしの子どもたちを寝かしつけながら、
毎晩少しずつできあがっていきました。
・・・この本のカエルが訪れたネパールの山や谷のほとんどは、
かつて、わたしも行ったことのあるところです。
・・・読者の皆さまも楽しい旅をしてくださいますよう,
カエルとともに祈っております。」
と書かれています。
また、内容紹介文には、
「オタマジャクシのシッポがとれたばかりの冒険好きなカエルが、
自分の国ネパールをこの目で見てみようと決心。
・・・カトマンドゥという都会をあとに、空き缶に乗って川を下ったり、
(空き缶に乗った「ネパール版一寸法師」といったところ)
ゆう大な山々をトレッキングしたり、荷かつぎのポーターや、
ラバ、ヤクの背に乗って人里はなれた集落に行ってみたりして、
(トニー・ハーゲン著「ネパール」の表紙の写真と同じ構図の挿絵)
そこに暮らす人間や動物に出会っていろいろ学ぶうちに、
つい遠出しすぎてしまったことに気づくのですが・・・」
と、読者の興味を引きつけます。
日本語訳(きむら ひろこ)もわかりやすく、無理がありません。
3時間足らずで読み終わる本ですが、
そこに漂う「やさしさ」「あたたかさ」が、
読み終わった後もほんのりと私を包んでくれている・・・
そんな読後感の本になっています。
(バクテが訪れた各地)
「この本は、ネパールの子どもたちに、
自分の国や社会について知ってもらうために作られました。
世界中に若い読者がこの本を読んで、
南アジアにあるにマラヤの国ネパールについて
知識をえてくれるものと期待しています。」
これは、出版社からの言葉ですが、若い読者に限らず、
ネパールを知らない誰にでも読んでもらいたい本です。
日本語を含む5,6ヶ国語に翻訳され、世界でも広く読まれているそうです。
ぜひ読んでほしいのですが、
残念ながら、日本で買い求めることは難しいかもしれませんね。
愛称「バクテ」と呼ばれるカエルの冒険物語です。
著者の前書きには、
「・・・この冒険のお話は、
1989年に小さかったわたしの子どもたちを寝かしつけながら、
毎晩少しずつできあがっていきました。
・・・この本のカエルが訪れたネパールの山や谷のほとんどは、
かつて、わたしも行ったことのあるところです。
・・・読者の皆さまも楽しい旅をしてくださいますよう,
カエルとともに祈っております。」
と書かれています。
また、内容紹介文には、
「オタマジャクシのシッポがとれたばかりの冒険好きなカエルが、
自分の国ネパールをこの目で見てみようと決心。
・・・カトマンドゥという都会をあとに、空き缶に乗って川を下ったり、
(空き缶に乗った「ネパール版一寸法師」といったところ)
ゆう大な山々をトレッキングしたり、荷かつぎのポーターや、
ラバ、ヤクの背に乗って人里はなれた集落に行ってみたりして、
(トニー・ハーゲン著「ネパール」の表紙の写真と同じ構図の挿絵)
そこに暮らす人間や動物に出会っていろいろ学ぶうちに、
つい遠出しすぎてしまったことに気づくのですが・・・」
と、読者の興味を引きつけます。
日本語訳(きむら ひろこ)もわかりやすく、無理がありません。
3時間足らずで読み終わる本ですが、
そこに漂う「やさしさ」「あたたかさ」が、
読み終わった後もほんのりと私を包んでくれている・・・
そんな読後感の本になっています。
(バクテが訪れた各地)
「この本は、ネパールの子どもたちに、
自分の国や社会について知ってもらうために作られました。
世界中に若い読者がこの本を読んで、
南アジアにあるにマラヤの国ネパールについて
知識をえてくれるものと期待しています。」
これは、出版社からの言葉ですが、若い読者に限らず、
ネパールを知らない誰にでも読んでもらいたい本です。
日本語を含む5,6ヶ国語に翻訳され、世界でも広く読まれているそうです。
ぜひ読んでほしいのですが、
残念ながら、日本で買い求めることは難しいかもしれませんね。
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- タライ平原 マチャプチャレ ガンドルン ロ・マンタン
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