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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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Mother Language1
International Mother Language Day
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/02/21 15:53
コメント(0)
今日が「International Mother Language Day」であると、初めて知りました。
新聞には、この日の特集が組まれました。

ネパールは多数の民族があり、
そのそれぞれが独自の言語を持つ多民族多言語国家です。
今も35の民族が独自の言語を話し、23の言語は文字も持っています。

Mother Language1
(グルン族の女性、新聞より)

国内で最も話されているのは公用語で約半分を占めるネパール語ですが、
少数派の言語の中には、消滅の危機に瀕した言語もあり、
言語と、言語の消滅とともに無くなってしまう文化を守る取組が必要です。

ネパール人の間によく知られていたのは、シェルパ族の言葉や行事で、
例えば、シェルパ族の新年(ロサル)は以前から知っていたが、
グルン族やタマン族にもロサルがあること自体を
多くのネパール人は知らなかった、と聞きました。
そのために、今はそれぞれの民族の新年をラトゥナ・パークに集まって祝い、
他の民族の人々にも知ってもらおうという動きが出てきています。
これから各民族のロサルには、私もできるだけ出かけてみることにします。

Mother Language2
(タルウ族の女性、新聞より)

今現在その言葉を話せる人がたったひとりしかいない言語があります。
「クスンダ語」がそうです。
63歳になるラジャママ・クスンダさんは、
クスンダ語で話す相手がいないため、言葉を徐々に忘れつつある、と嘆いています。
妻と5歳になる娘にクスンダ語を教え、伝承しようとしていますが、
なかなか思うようにならずにいらだつことが多いようです。
彼が暮らすのはポカラに向かうハイウエイに近い所のようですが、
彼が亡くなれば言葉も無くなってしまうため、
そこの役場が土地と家を与えた上、結婚の世話もして、
言語が途絶えるのを防ごうとしています。

先日行われた国会議員の就任宣誓は、
ネパール語以外に独自の言葉で宣誓してもよい、とされていて、
30名以上の議員が独自の言語で宣誓しました。

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