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ネパールからこんにちは!!

~昨日のネパール、今日のネパール、これからのネパール。 ネパールに暮らす人々の生活や様子など、【わたしの眼】【わたしの基準】でお伝えします。~

プロフィール

ニックネーム:
ネパールのわたし
居住地:
アジア>ネパール>カトマンズ
性別:
女性
会社名:
ヒマラヤトレック社
会社英字名:
Himalaya Trek Pvt. Ltd.
会社所在地:
アジア>ネパール>カトマンズ
会社電話番号:
977-01-4379666
業種:
旅行業
自己紹介:
カトマンズ郊外ブダニールカンタにある、ネパールをよく知るネパール人と、ネパール大好きな日本人が経営するトレッキング会社「ヒマラヤトレック社(Himalaya Trek Pvt.Ltd.)」です。
トレッキング、登山、国内航空券の予約、観光、ホテルの予約等、ネパール旅行に関する全て、また、ネパールを基点とした旅行を取り扱っています。
ネパールを訪れてくださる皆様が、良い思い出が作れるよう、誠意を込めてお手伝いさせていただきます。

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NoPhoto
「ダヒとチウラを食べる日」で「田植えの日」
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:お祭り・イベント 
投稿日:2015/06/30 18:13
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きょう、アサル月15日のネパールは
「ダヒとチウラを食べる日」で「田植えの日」。

休日ではありませんが、ネパール中の人達が田植えを祝い、
伝統的な田植え唄を歌い、踊り、
ダヒ(ヨーグルト)とチウラ(干飯)を食べる日です。
田んぼでは、外国人観光客も加わり、泥んこの田んぼに自ら飛び込んだり、
仲間に放り投げられたりしておおいに盛り上がるでしょう。
地震の後だけに、例年より賑やかな「田植えの日」であってほしいものです。
農家でない人達もダヒとチウラを買い求め、それぞれの思いで食べるのです。

私は大好きな日です。

コカナ 地震後3
地震後のコカナへ
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:自然・植物 
投稿日:2015/06/25 14:34
コメント(0)
カトマンズから車で1時間弱。
Khokana(コカナ)は、キルティプルにあるネワール族の村です。
この2年間で8回目の訪問です。

4月の大地震で、村の家が全て崩壊し、住めなくなった・・・
と聞いていました。
この目で確かめたいと思いながら、なかなか機会がなく、
今週、やっとその思いが実現しました。


コカナ 地震後1
(コカナの家々・・・地震前)
私が歩く村の通りは、全壊した家は見当たりませんでしたが、
ちょっと奥をのぞくと・・・倒れた家があります。
見慣れた通りの家々は、倒れていなくても、
歪んだりしている様が分かり、住むことができないようです。
どの家も入り口に錠をかけ、人がいる気配がありません。
たまり場で話をしていたお年寄りたちの姿も、
季節の収穫物を日に当てていた主婦たちの姿も、
いつも聞こえていたネワール語も・・・ありませんでした。
ネパールで最初に電気の電灯が灯った家も、同じように錠が下りていました。
コカナ 地震後5
(最初に電気の電灯が灯った家・・・地震前)
何度か歩いているだけに、人の姿も声もない通りが地震の被害を実感させ、
一層寂しさが増してきます。

人々は空き地にトタン板を利用した簡易な家を造り、そこにいました。

コカナといえば、段々畑(段々田んぼ)と、
コカナ 地震後2
その中心に立つ年老いた大木が私の心の拠り所です。
段々畑は、田植え前で、すっかり乾いていました。
苗代の苗は、植えごろの丈になっていましたが、
水不足とのことで、雨を待っている状態でした。

そして・・・年老いた大木は・・・
ありました!!
コカナ 地震後3
地震前と同じに立っていました。
真冬に訪れた時は、一枚もなかった葉っぱを、今は木いっぱいにつけて、
強い太陽を遮っていました。
嬉しかった・・・
大木にもしものことがあったら・・・と心配していたので、
ホッとしました。
とにかくよかった・・・
大木と一緒に写真を撮りました。
コカナ 地震後4

この日も残念なことにヒマラヤの山々は、雲に邪魔されて見ることができませんでした。

コカナ村・・・
また来るね・・・

NoPhoto
地震後のタメル
エリア:
  • アジア>ネパール>カトマンズ
テーマ:その他 
投稿日:2015/06/23 15:42
コメント(0)
外国人観光客が集まる街「タメル」で、今、生活がかかった問題が起きています。
新聞が取り上げています。

路上で伝統的な楽器「サランギ」や笛を売る人達が、
聞いてくれる人もなく、 楽器を買ってくれる人もなく、
それもその筈、外国人観光客の姿を見かけることがほとんどなく、
このままでは商売を止めるしかないと考えています。

サランギを売って30年になる人は、
「私の歌を聞いてくれる旅行者が誰もいない」と嘆く。
彼は、6人家族の中で唯一の稼ぎ手で、サランギを売って生活を支えてきた。
それが、4月25日に起こった地震によって全てが変わってしまった。
1日1000ルピー(1200円強)あった稼ぎが、ゼロになってしまった。
家賃や米、野菜の支払いができなくなった。

タメルで笛を売って30年以上になる人も同じような話をしています。
この1ヵ月に1文も儲けていない、田舎に帰ろうか・・・

彼らのような路上の商売人ばかりでなく、
タメルそのものも苦しんでいます。

骨董品を扱う店では、地震以来、商売が下がったままで、
今は、シッシッと蝿を追い払っているのみになった。
・・・店を閉めるしかないのかな

両替商の話。
地震の1週間後に店を開けたが、この1ヵ月で客はたったの6人。
店の賃料は月3万ルピー(37000円くらい)。
良い考えも浮かばず、このままでは商売ができなくなってしまう・・・

このほかの様々な店、パシュミナ(カシミア)販売店、タンカ(仏画)、ホテル、
3800以上あるといわれる各種の販売店が、
大地震のあと、ツーリストが去り、大きな打撃を受けています。

ネパールを訪れる外国人観光客の80%が、タメルを訪れていたといわれています。
ネパールは来ても安全だと、世界に向けて今こそ積極的にメッセージを発信する時
だとタメル観光開発委員会では話しています。

タメルだけの問題ではなく、ネパール全土で、外国人観光客の復活が待たれます。

NoPhoto
16歳の試練
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:その他 
投稿日:2015/06/22 19:08
コメント(0)
3月に行われたSLC(義務教育終了の認定試験)の結果が、先週末に発表されました。

ネパールの義務教育は、10年生(日本の高校1年生)まで。
従って、この試験は高校1年生を対象にネパール全土で行われます。
今年の受験生は、405338人。
合格者は受験生の47.43%に当たる192267人です。
これは、過去4年間で最高の合格者数で、
教育の質の向上が反映されていると考えられます。

ネパールでは、この試験は 「16歳の鉄の門」などとも言われ、
ネパールの子供たちが最初に出合う厳しい現実です。

以前は、全国でトップの学生の写真が新聞に載ったりしましたが、
今はそうした扱いはありません。
SLCについては、悲しい話や、信じられない話を聞かされたことがありますが、
今も16歳にとって越えなければならない壁であることは間違いないようです。

2科目まで落とした12万人超の学生には、1か月後、再試験の機会があります。

2072年3月アサル月
ネパールは、2072年3月アサル月です
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:その他 
投稿日:2015/06/17 18:27
コメント(0)
ネパールのカレンダーは、昨日から月が変わり、
2072年3月に当たるアサル月が始まりました。
7月16日までの31日間です。
土曜日以外の休日はありません。
暦を見て気づいたのですが、ついたちと晦日が偶然にも新月です。

今月は、何といっても雨季が始まる月です。
これから約3ヶ月がネパールの雨季です。
今年は、先日の大地震の傷跡もあるだけに、
雨による災害が起きないことを祈る一方で、
農業に、生活に、電気に、必要な雨が十分に降ってくれることを願うばかりです。

休日ではありませんが、
アサル月15日は、「田植えの日」です。
この日は、「ダヒ(ヨーグルト)」と「チウラ(干し飯)」を食べる日です。
外国人観光客をも巻き込んで、
泥んこの田んぼに飛び込んだり、投げ込まれたりして、
いつもの年はおおいに盛り上がっていました。
農家だけではなく、商店主も、サラリーマンも
ダヒとチウラを食べて田植えを祝います。

ネパールの3月になる今月は、2071年度の会計年度が終わります。

*****

2072年3月アサル月

カレンダーの写真は、聖地「ムクチナート3798m」です。
アンナプルナ一周のトレッキングコース上にあり、
カトマンズから陸路で行くことができます。
途中で1泊して、翌日ムクチナート着。
(他に、カトマンズ〜ポカラ〜ジョムソンと飛行機で行く方法もありますが、
ポカラ〜ジョムソンは便が朝しかない上、
天候によりキャンセルになることがあり、予定通りにいかないことがあります。)

ムクチナートは、ヒンドゥ教とチベット仏教の聖地です。
ネパールの他、インドからも巡礼が訪れます。
108の蛇口から流れ出る聖水で体を清めれば、
汚れがなくなって幸せになれる、と言われています。
また、天然ガスの炎は、信仰の対象になっています。

ネパールの人達にとって、1度は訪れたい地のひとつです。

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