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- 地震から6ヶ月・・・
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2015/10/29 15:15
- コメント(0)
ネパールの2072年7番目の月カルティーク12日の今日は、
ネパールの人達にとっては、地震から6ヶ月に当たります。
地震があったのは、4月25日で、その日はネパール暦の1月12日でした。
10月25日は4日前でしたが、ネパールの人達にとっては25日よりも
自身のカレンダー上の12日のほうが当然ながら馴染んでいます。
それにしても、6ヶ月・・・
この時間をどのように表現したらいいのか・・・
地震やその後の余震で90%の家が壊れた村があります。
首都カトマンズには、いまだに1000人以上が暮らすテント村があります。
カトマンズの旧王宮広場では、地震で崩れ落ちたカスタマンダプ寺院あとで、
考古学上の発見はないかと関係者が地面を掘り起こしています。
このお寺の名前がカトマンズのもとになったといわれていて、
また、この寺は1本の大木から造られたといわれていました。
今は、残念ながら、そこに祀られていた神様以外、建物を偲ぶものはなにもありません。
また、私の心が落ち着ける仏教寺院ボウダナートも地震の被害を受け、
1ヵ月前の秋彼岸には、
四方を見渡す大きな眼の上の部分はすべて取り払われていました。
これから造りなおすのでしょうが、どのくらいの日々を要するのでしょう。
人々は、地震前と変わらずに、仏塔の周りを回って、お経を唱えています。
私の身近では、傷んだ箇所を修理して、再び以前のようになった家がある一方で、
まだ修理を続けている家もありますが、生活には大きな支障はなさそうです。
私自身も地震前と変わらない日々を送っていられるだけに、
帰る土地もない人々のことを忘れてしまい、テント村を見て思い出す始末です。
復興には10年かかるだろうといわれていますが、
その20分の1の時間が過ぎました・・・
ネパールの人達にとっては、地震から6ヶ月に当たります。
地震があったのは、4月25日で、その日はネパール暦の1月12日でした。
10月25日は4日前でしたが、ネパールの人達にとっては25日よりも
自身のカレンダー上の12日のほうが当然ながら馴染んでいます。
それにしても、6ヶ月・・・
この時間をどのように表現したらいいのか・・・
地震やその後の余震で90%の家が壊れた村があります。
首都カトマンズには、いまだに1000人以上が暮らすテント村があります。
カトマンズの旧王宮広場では、地震で崩れ落ちたカスタマンダプ寺院あとで、
考古学上の発見はないかと関係者が地面を掘り起こしています。
このお寺の名前がカトマンズのもとになったといわれていて、
また、この寺は1本の大木から造られたといわれていました。
今は、残念ながら、そこに祀られていた神様以外、建物を偲ぶものはなにもありません。
また、私の心が落ち着ける仏教寺院ボウダナートも地震の被害を受け、
1ヵ月前の秋彼岸には、
四方を見渡す大きな眼の上の部分はすべて取り払われていました。
これから造りなおすのでしょうが、どのくらいの日々を要するのでしょう。
人々は、地震前と変わらずに、仏塔の周りを回って、お経を唱えています。
私の身近では、傷んだ箇所を修理して、再び以前のようになった家がある一方で、
まだ修理を続けている家もありますが、生活には大きな支障はなさそうです。
私自身も地震前と変わらない日々を送っていられるだけに、
帰る土地もない人々のことを忘れてしまい、テント村を見て思い出す始末です。
復興には10年かかるだろうといわれていますが、
その20分の1の時間が過ぎました・・・
ネパールの国中が、宗教や民族に関係なく一斉に祝う「ダサイン」が終わりました。
先月のアソジュ月26日(10月13日)に始まった今年のダサインは、
14日間の祭りを終えました。
本来なら、ダサイン最終日は満月の日と決められているのですが、
今年は満月前夜の昨日が最終日でした。
満月は、今夜です。
祭りの日数との関係があるらしいです。
ネパールのカレンダーというか、行事・祭りというか、
その決め方は、単純ではないようです。
今日から、通常通りの日が戻るはずですが、
カトマンズ中心部は、ダサイン前の賑やかさを取り戻したのかどうか・・・
バスの台数は、果たしてどうなのか・・・
レストランは、店を開けているのかどうか・・・
というのは、インドによる国境封鎖がまだ続いていて、全ての物資がネパールに入らず、
ネパール人の日々に大きな影響が出ています。
ダサインには、新しい洋服が必要なのに、今年は新製品が入ってこない。
そのくせ、値段だけはやけに高い。
多くがインドから輸入されるらしいダサインにつきもののカシ(食用に去勢したヤギ)の姿を見ることがほとんどなかった。
例年、ダサイン期間中は普段よりぐっと少なくなるバスだが、
今年は、燃料不足がそれに輪をかけ、更に更に数が少なくなっていた。
とてもじゃないけれど、乗客が外まで溢れているバスになど乗れるわけがない。
従って、外出もできず、歩いて行ける近所の店やお寺に行くだけの日々。
ダサイン中は、親戚や友人を訪ねてティカ(額に赤い粉をつける)
をもらうのを楽しみにしている人達のうち、どのくらいの人が出歩いたのだろうか。
今年は、4月の地震がダサインにどのような影響を及ぼすのかと心配していたのですが、
ここにきて燃料や食料の問題が起きるなんて想像すらしていませんでした。
在ネパールの日本大使館からは、
「在留邦人の皆様におかれては、状況が長期化した場合を想定し、個々の状況に応じ、現在入手できるものを可能な範囲で購入備蓄すること、ガスなどの燃料が無くなった場合を想定して、缶詰などの食料や水の確保などをご検討することをお勧めします。」というメールが送られてきました。
私は、折角の忠告に従っておりませんが・・・
問題を抱えながら、とにかくダサインは終わりました。
次は、2週間後のティハール(光の祭り)がやってきます。
それまでに状況の好転があることを、切に願うばかりです。
先月のアソジュ月26日(10月13日)に始まった今年のダサインは、
14日間の祭りを終えました。
本来なら、ダサイン最終日は満月の日と決められているのですが、
今年は満月前夜の昨日が最終日でした。
満月は、今夜です。
祭りの日数との関係があるらしいです。
ネパールのカレンダーというか、行事・祭りというか、
その決め方は、単純ではないようです。
今日から、通常通りの日が戻るはずですが、
カトマンズ中心部は、ダサイン前の賑やかさを取り戻したのかどうか・・・
バスの台数は、果たしてどうなのか・・・
レストランは、店を開けているのかどうか・・・
というのは、インドによる国境封鎖がまだ続いていて、全ての物資がネパールに入らず、
ネパール人の日々に大きな影響が出ています。
ダサインには、新しい洋服が必要なのに、今年は新製品が入ってこない。
そのくせ、値段だけはやけに高い。
多くがインドから輸入されるらしいダサインにつきもののカシ(食用に去勢したヤギ)の姿を見ることがほとんどなかった。
例年、ダサイン期間中は普段よりぐっと少なくなるバスだが、
今年は、燃料不足がそれに輪をかけ、更に更に数が少なくなっていた。
とてもじゃないけれど、乗客が外まで溢れているバスになど乗れるわけがない。
従って、外出もできず、歩いて行ける近所の店やお寺に行くだけの日々。
ダサイン中は、親戚や友人を訪ねてティカ(額に赤い粉をつける)
をもらうのを楽しみにしている人達のうち、どのくらいの人が出歩いたのだろうか。
今年は、4月の地震がダサインにどのような影響を及ぼすのかと心配していたのですが、
ここにきて燃料や食料の問題が起きるなんて想像すらしていませんでした。
在ネパールの日本大使館からは、
「在留邦人の皆様におかれては、状況が長期化した場合を想定し、個々の状況に応じ、現在入手できるものを可能な範囲で購入備蓄すること、ガスなどの燃料が無くなった場合を想定して、缶詰などの食料や水の確保などをご検討することをお勧めします。」というメールが送られてきました。
私は、折角の忠告に従っておりませんが・・・
問題を抱えながら、とにかくダサインは終わりました。
次は、2週間後のティハール(光の祭り)がやってきます。
それまでに状況の好転があることを、切に願うばかりです。
- ダサイン ティカの日の様子
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2015/10/22 19:06
- コメント(0)
ダサイン10日目。
今日は、一族の長老から額に赤い粉をつけてもらうティカの日です。
今年のティカ解禁は、午前10時50分。
私は、その時間に村の大通りを歩いて、お寺まで行ってみました。
家々が行った今朝のプジャ(宗教儀式)の名残。
麦の新芽の黄緑色がきれいです。
ダサインとティハールの時にだけ作られるピン(ブランコ)。
子供たちを尻目に、思い出に浸りながらブランコを漕いでいるのは、
昔の少女・・・です。
早速ティカをもらった女性の後姿。
新芽を髪に飾っています。
ダサインの日も、そうでない日も、変わらない姿で水の中に横たわる神様。
ティカの時間の道路の様子です。
拡張された道路に人の姿を見つけるのが難しい・・・
ご覧のとおり、ほとんどの店はシャッターを下ろしています。
今日から最終日のカルティーク9日(10月26日)まで、
人々はティカをもらいに親戚の家や知人などを訪ねて回ります。
そして、今年のダサインは終わります。
今日は、一族の長老から額に赤い粉をつけてもらうティカの日です。
今年のティカ解禁は、午前10時50分。
私は、その時間に村の大通りを歩いて、お寺まで行ってみました。
家々が行った今朝のプジャ(宗教儀式)の名残。
麦の新芽の黄緑色がきれいです。
ダサインとティハールの時にだけ作られるピン(ブランコ)。
子供たちを尻目に、思い出に浸りながらブランコを漕いでいるのは、
昔の少女・・・です。
早速ティカをもらった女性の後姿。
新芽を髪に飾っています。
ダサインの日も、そうでない日も、変わらない姿で水の中に横たわる神様。
ティカの時間の道路の様子です。
拡張された道路に人の姿を見つけるのが難しい・・・
ご覧のとおり、ほとんどの店はシャッターを下ろしています。
今日から最終日のカルティーク9日(10月26日)まで、
人々はティカをもらいに親戚の家や知人などを訪ねて回ります。
そして、今年のダサインは終わります。
- 2072年7月カルティーク月
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2015/10/21 14:45
- コメント(0)
ネパールは、2072年の7番目の月カルティーク月に入っています。
ダサインや燃料不足などに気をとられていて、
月が変わったことを忘れていました。
今日は、カルティーク月4日。
ネパールで最も大きい全国的な祭り「ダサイン」の真っ最中です。
今年は14日あるダサインですが、今日は9日目。
5連休の2日目です。
一族の長老から額に赤い粉をつけてもらうティカの日は、明日。
写真のカレンダーでは、1週目の5日目。
(22の数字が見えますね。10月22日がそうです。
カルティーク月の5日に当たります。
写真が小さくて見ずらいかもしれませんが、女の子の額につけているのがティカです。)
この日が最大の盛り上がりを見せます。
商店も一時店を閉めて、一族が集まります。
バスも動きを止めてそれぞれの家でティカをつけてもらいます。
今月、カルティーク月には、ダサインに続く光の祭り「ティハール」もあります。
この祭りは、富と繁栄の女神ラクスミばかりでなく、
カラスや犬、ガイ(雌牛)にもプジャをします。
ティハールの休日は3日、カルティーク月の25日から27日までです。
27日(11月13日)のイラストは、姉が弟にティカをしているところです。
「バイ・ティカ」と呼ばれ、姉が弟を閻魔大王から救い出すという物語に基き、
女性の守護力を男性に与える儀式の日です。
家々が点す電飾などで、普段のカトマンズからは想像できない晴やかな時間が過ぎます。
今年は、ふたつの大きな祭りがこのカルティーク月にあります。
何度か触れてきましたが、ネパールの祭りは何月何日と固定したものではなく、
月の動きなどにより、その年の暦で決まっています。
今年のダサインはいつもよりやや遅め。
ネパールでは、毎年新しいカレンダーを買ってまず確かめるのは、
今年のダサインはいつだろう・・・ということです。
おまけの話ですが、
ネパールのカレンダーは、両面印刷です。
つまり、月めくりのカレンダーは6枚の紙に、
2ヶ月毎のカレンダーは3枚の紙に印刷されています。
カルティーク月は7番目の月。
ということは、表に印刷されていた6月までの紙が終わり、
今月からは、裏側に印刷されたカレンダーを見ることになります。
ネパールのカレンダー上で、
6ヶ月(半年)が終わったことをあらためて確かめることになります。
カルティーク月は10月18日から11月16日までの30日間です。
乾季です。
朝夕の冷え込みが厳しくなり、日の暮れが早くなるのは、日本と変わりません。
ティハール後は、計画停電が強化されるでしょう。
電気の無い夜の時間が長くなるのは、ここ何年も続いています。
慣れたとは決して言えないけれど、それに従わざるを得ない日々が始まります。
ダサインや燃料不足などに気をとられていて、
月が変わったことを忘れていました。
今日は、カルティーク月4日。
ネパールで最も大きい全国的な祭り「ダサイン」の真っ最中です。
今年は14日あるダサインですが、今日は9日目。
5連休の2日目です。
一族の長老から額に赤い粉をつけてもらうティカの日は、明日。
写真のカレンダーでは、1週目の5日目。
(22の数字が見えますね。10月22日がそうです。
カルティーク月の5日に当たります。
写真が小さくて見ずらいかもしれませんが、女の子の額につけているのがティカです。)
この日が最大の盛り上がりを見せます。
商店も一時店を閉めて、一族が集まります。
バスも動きを止めてそれぞれの家でティカをつけてもらいます。
今月、カルティーク月には、ダサインに続く光の祭り「ティハール」もあります。
この祭りは、富と繁栄の女神ラクスミばかりでなく、
カラスや犬、ガイ(雌牛)にもプジャをします。
ティハールの休日は3日、カルティーク月の25日から27日までです。
27日(11月13日)のイラストは、姉が弟にティカをしているところです。
「バイ・ティカ」と呼ばれ、姉が弟を閻魔大王から救い出すという物語に基き、
女性の守護力を男性に与える儀式の日です。
家々が点す電飾などで、普段のカトマンズからは想像できない晴やかな時間が過ぎます。
今年は、ふたつの大きな祭りがこのカルティーク月にあります。
何度か触れてきましたが、ネパールの祭りは何月何日と固定したものではなく、
月の動きなどにより、その年の暦で決まっています。
今年のダサインはいつもよりやや遅め。
ネパールでは、毎年新しいカレンダーを買ってまず確かめるのは、
今年のダサインはいつだろう・・・ということです。
おまけの話ですが、
ネパールのカレンダーは、両面印刷です。
つまり、月めくりのカレンダーは6枚の紙に、
2ヶ月毎のカレンダーは3枚の紙に印刷されています。
カルティーク月は7番目の月。
ということは、表に印刷されていた6月までの紙が終わり、
今月からは、裏側に印刷されたカレンダーを見ることになります。
ネパールのカレンダー上で、
6ヶ月(半年)が終わったことをあらためて確かめることになります。
カルティーク月は10月18日から11月16日までの30日間です。
乾季です。
朝夕の冷え込みが厳しくなり、日の暮れが早くなるのは、日本と変わりません。
ティハール後は、計画停電が強化されるでしょう。
電気の無い夜の時間が長くなるのは、ここ何年も続いています。
慣れたとは決して言えないけれど、それに従わざるを得ない日々が始まります。
不規則な計画停電や、コンピューターのご機嫌が悪い日が続いた上、
私自身の都合も重なって、実に長い間更新しないままになってしまいました。
先日、久しぶりにカトマンズ中心部に出かけました。
行きのバスは、私にはさほど問題なく座って行けたのですが、帰りが大変でした。
道路の様子ですが、車が少ない。
バスも自家用車も、そして、タクシーも・・・。
駐車しているタクシーに2倍の料金を言われることを覚悟して声を掛けましたが、
そんな遠くまで行くだけのガソリンがない、と断られました。
路上に駐車しているタクシーもありましたが、運転手の姿がない。
そこで、覚悟を決めて、人が溢れているバスに乗ることにしました。
ここでいうバスとは、日本でいうハイエースクラスのバスです。
ネパールには、定員というものがありませんので、乗れるだけ乗せて走ります。
私は久しぶりにギュウギュウ詰のバスに、座れないことを覚悟して乗りました。
自分の足場を確保するのが第一の問題。
いいポジションを確保すれば、そう苦労しなくてもバスに揺られて立っていられます。
周りの人たちに頼ったりしながらのバスになりました。
顔から流れる汗が私の前に立つ青年の洋服に落ちるし、
周り中から押されたり、押したり…。
思いがけず空いた席に座れる幸運に恵まれましたが、本当に体で感じる体験でした。
インドがネパールの新憲法に反対して行っている国境封鎖の影響で、
ネパールは燃料(ガソリンやLPガスなど)、食料などの生活必需品を始め、
あらゆるものが不足状態になっています。
この日のバス体験は、今のネパールの現状を身を持って知ることになりました。
ネパール最大の祭り「ダサイン」が来週13日から始まりますが、
4月の地震に加え、今の状況が続けば、今年のダサインはどうなるのでしょう。
毎年今頃はダサインの買い物で押すな押すなの人出になるアサン広場なのですが、
先日は、人が少なく、いつもとはまるきり違い、信じられない光景でした。
今の状況では、遠出を控えるしかないようです。
私自身の都合も重なって、実に長い間更新しないままになってしまいました。
先日、久しぶりにカトマンズ中心部に出かけました。
行きのバスは、私にはさほど問題なく座って行けたのですが、帰りが大変でした。
道路の様子ですが、車が少ない。
バスも自家用車も、そして、タクシーも・・・。
駐車しているタクシーに2倍の料金を言われることを覚悟して声を掛けましたが、
そんな遠くまで行くだけのガソリンがない、と断られました。
路上に駐車しているタクシーもありましたが、運転手の姿がない。
そこで、覚悟を決めて、人が溢れているバスに乗ることにしました。
ここでいうバスとは、日本でいうハイエースクラスのバスです。
ネパールには、定員というものがありませんので、乗れるだけ乗せて走ります。
私は久しぶりにギュウギュウ詰のバスに、座れないことを覚悟して乗りました。
自分の足場を確保するのが第一の問題。
いいポジションを確保すれば、そう苦労しなくてもバスに揺られて立っていられます。
周りの人たちに頼ったりしながらのバスになりました。
顔から流れる汗が私の前に立つ青年の洋服に落ちるし、
周り中から押されたり、押したり…。
思いがけず空いた席に座れる幸運に恵まれましたが、本当に体で感じる体験でした。
インドがネパールの新憲法に反対して行っている国境封鎖の影響で、
ネパールは燃料(ガソリンやLPガスなど)、食料などの生活必需品を始め、
あらゆるものが不足状態になっています。
この日のバス体験は、今のネパールの現状を身を持って知ることになりました。
ネパール最大の祭り「ダサイン」が来週13日から始まりますが、
4月の地震に加え、今の状況が続けば、今年のダサインはどうなるのでしょう。
毎年今頃はダサインの買い物で押すな押すなの人出になるアサン広場なのですが、
先日は、人が少なく、いつもとはまるきり違い、信じられない光景でした。
今の状況では、遠出を控えるしかないようです。
1 - 5件目まで(5件中)