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- 2075年10月マーグ月とマゲ・サンクランティ
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2019/01/15 13:41
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ネパール2075年の10番目に当たる月は、マーグ月です。
今日1月15日から2月12日までの29日間です。
日中陽が出ている間は、日向ぼっこでホカホカしていられますが、
夕方から翌明け方に掛けては、大変冷え込む日がまだ続くでしょう。
マゲ・サンクランティ、
学問の神様サラスワティ(日本では弁財天)にプジャをし、
勉強ができますようにとお願いをする日、
過去の民主化運動で犠牲になった人たちを追悼するサヒド記念日などがあります。
そのうちのひとつ、マゲ・サンクランティをご紹介します。
マーグ月ついたちに行われるマゲ・サンクランティ。
この「マゲ・サンクランティ」の祭りは、
暖かい天候と、日ごとに延びる日中をつれてくる聖なるマーグ月の始まりを、
国中で祝う祭りです。
沐浴をしたり、お寺参りをしたりしますが、
この日食べるのは、
山芋、サツマイモ、チャクという菓子、ゴマの菓子、バターなどです。
チャクは、濃縮したサトウキビの汁、バター、木の実などから作られます。
祭りが近づくと、毎年のようにチャクを作る菓子工場の様子が新聞に載りますが、
飴を練るのと同じ作業をしています。
これをのし餅くらいの厚さで、直径7,8センチくらいに整えて売ります。
これを食べやすい大きさに切ります。
食べると、黒糖飴と同じ味がしますので、私には食べやすいです。
(ゴマの菓子2種類(手前)とチャク(後ろ)
山芋ですが、種類も大きさもたくさんあり、
中には木の根っこのようなものもあります。
こちらは、茹でて食べます。
(店先に並ぶ山芋。人が座れそうなほど大きなものもあります)
(山芋の話題のついでに、私がとろろ汁を作る山芋もあり、
目に付くと買うことがあります。)
私が最初に「タルウ カネ ディン(山芋を食べる日)」という呼び方で覚えた
「マゲ・サンクランティ」は、
暖かい日の訪れを待つネパールの祭りです。
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