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1 - 5件目まで(5件中)
- あの日から・・・5年
-
エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2020/04/24 14:35
- コメント(0)
5年前の今日、ネパールの暦でボイサク12日、地震があった日です。
正午前でした。
外出から帰った私が門に鍵を差し込もうとしていた時、
地震が起きました。
すぐに地震とはわかりましたが、
何も反応することができず、ただ立ち尽くす中、
揺れは次第に大きくなり、門の扉に手を当てたまま立っていました。
私が経験する最大級の恐怖を与えました。
その後の繰り返される大小さまざまな余震。
家から逃げ出した人たちの仮のテント。
テントといってもビニールシートで作る住まい。
亡くなった人8962名、負傷者22302名(政府発表)を出す、
80年に1度といわれている大地震でした。
世界遺産をはじめとする建物や寺院がたくさん倒れたり、傷んだりしました。
その中で一番最初に復興したのは、世界遺産の仏教寺院・ボウダナートでした。
地震後は、一部が落ちたりして仏陀の大きな目も必死に耐えていましたが、
復興後は穏やかな目を人々に向けています。
地元が中心になって、寄付金などで1年半後には復興しました。
政府が関わらなかったから早くできたんだ、という声が多かったです。
(2016年11月18日、復興なったボウダナートのプジャ(祈祷)の日)
コロナ禍でロックダウン中の今はボウダまで行くことはできませんが、
きっとやさしくネパール、世界を見守っていてくれるでしょう。
被害にあった多くの寺院や建物の復興が、緩やかではありますが、進んでいます。
ネパールのロックダウンは、2ヶ月目に入りました。
安定しない天気が続いています。
正午前でした。
外出から帰った私が門に鍵を差し込もうとしていた時、
地震が起きました。
すぐに地震とはわかりましたが、
何も反応することができず、ただ立ち尽くす中、
揺れは次第に大きくなり、門の扉に手を当てたまま立っていました。
私が経験する最大級の恐怖を与えました。
その後の繰り返される大小さまざまな余震。
家から逃げ出した人たちの仮のテント。
テントといってもビニールシートで作る住まい。
亡くなった人8962名、負傷者22302名(政府発表)を出す、
80年に1度といわれている大地震でした。
世界遺産をはじめとする建物や寺院がたくさん倒れたり、傷んだりしました。
その中で一番最初に復興したのは、世界遺産の仏教寺院・ボウダナートでした。
地震後は、一部が落ちたりして仏陀の大きな目も必死に耐えていましたが、
復興後は穏やかな目を人々に向けています。
地元が中心になって、寄付金などで1年半後には復興しました。
政府が関わらなかったから早くできたんだ、という声が多かったです。
(2016年11月18日、復興なったボウダナートのプジャ(祈祷)の日)
コロナ禍でロックダウン中の今はボウダまで行くことはできませんが、
きっとやさしくネパール、世界を見守っていてくれるでしょう。
被害にあった多くの寺院や建物の復興が、緩やかではありますが、進んでいます。
ネパールのロックダウンは、2ヶ月目に入りました。
安定しない天気が続いています。
- ナヤン バルサコ スバカマナチャ
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エリア:
- アジア>ネパール
- テーマ:その他
- 投稿日:2020/04/13 13:43
- コメント(0)
「ナヤン バルサコ スバカマナチャ」
これがネパールの新年の挨拶です。
言葉の順序通りに「新年おめでとうございます」となります。
ネパールは新しい年になり、2077年が始まりました。
今日はネパールの元旦、1日だけの休日です。
最初の月は「ボイサク月」です。
2077年の1月ボイサク月は、
日本の4月13日から5月13日までの31日間です。
元旦(1日・4月13日)のほか、母の日(11日・4月23日)、メーデー(5月1日)、
釈迦誕生日(25日・5月7日)などがあります。
ネパールの日付ではボイサク月12日、日本などの暦では4月25日、
2015年にネパール地震があった日です。
あの日のことは今もしっかり覚えていますが、
地球が壊れるのではないかと思うような激しい揺れでした。
私が初めて経験する恐怖感でいっぱいの地震でした。
ゆっくりではありますが、復興が進んでいます。
3月24日から、コロナ感染拡大を予防するためのロックダウンが行われています。
そのために新年の暦は買えず、
ネパール人の友達にダウンロードしてもらったネパール歴に書かれている
ネパール語とにらめっこしながら使っています。
というわけで、カレンダーの写真はありません。
ボイサクは雨が降ることはほとんど期待できませんので、
暑苦しくて、埃っぽい空気に悩まされます。
昨年雨季の雨量が少なかったのでこれからの水を心配していますが、
今までのところは問題なく水道水が送られています。
これがネパールの新年の挨拶です。
言葉の順序通りに「新年おめでとうございます」となります。
ネパールは新しい年になり、2077年が始まりました。
今日はネパールの元旦、1日だけの休日です。
最初の月は「ボイサク月」です。
2077年の1月ボイサク月は、
日本の4月13日から5月13日までの31日間です。
元旦(1日・4月13日)のほか、母の日(11日・4月23日)、メーデー(5月1日)、
釈迦誕生日(25日・5月7日)などがあります。
ネパールの日付ではボイサク月12日、日本などの暦では4月25日、
2015年にネパール地震があった日です。
あの日のことは今もしっかり覚えていますが、
地球が壊れるのではないかと思うような激しい揺れでした。
私が初めて経験する恐怖感でいっぱいの地震でした。
ゆっくりではありますが、復興が進んでいます。
3月24日から、コロナ感染拡大を予防するためのロックダウンが行われています。
そのために新年の暦は買えず、
ネパール人の友達にダウンロードしてもらったネパール歴に書かれている
ネパール語とにらめっこしながら使っています。
というわけで、カレンダーの写真はありません。
ボイサクは雨が降ることはほとんど期待できませんので、
暑苦しくて、埃っぽい空気に悩まされます。
昨年雨季の雨量が少なかったのでこれからの水を心配していますが、
今までのところは問題なく水道水が送られています。
今日は、ネパール2076年の大晦日です。
大晦日といっても、いつもの年も大晦日だけではなく、
その年の最終月になってもネパールの人々には、特別な変化はありません。
いつもと全く変わらない日々を過ごして、その年を終わります。
ロックダウン中の今年は、大きな動きはもちろんなく、
大晦日であることを忘れそうなほど、静かな静かな大晦日が明けています。
いつもの年ですと、年の瀬が近づくと、
ホテルやレストランが企画する
年越しのカウントダウンパーティの広告が載るのですが、
今朝の新聞には当然ながらそうした催し物は全く載りませんので、
新聞からも年が変わるんだ、という合図をもらうこともありません。
また、今の状態では新しい年の暦を買うこともできませんので、
その面からも、
人々に新年になることへの改まった気持が余計にわきにくいのかな、
とも思います。
ネパールでのコロナの患者、
そのうちの何人かは再検査の結果陰性なら
来週中にも家に帰れるという記事とともに、
ロックダウンがさらに長引きそうだという記事が載っていました。
大晦日といっても、いつもの年も大晦日だけではなく、
その年の最終月になってもネパールの人々には、特別な変化はありません。
いつもと全く変わらない日々を過ごして、その年を終わります。
ロックダウン中の今年は、大きな動きはもちろんなく、
大晦日であることを忘れそうなほど、静かな静かな大晦日が明けています。
いつもの年ですと、年の瀬が近づくと、
ホテルやレストランが企画する
年越しのカウントダウンパーティの広告が載るのですが、
今朝の新聞には当然ながらそうした催し物は全く載りませんので、
新聞からも年が変わるんだ、という合図をもらうこともありません。
また、今の状態では新しい年の暦を買うこともできませんので、
その面からも、
人々に新年になることへの改まった気持が余計にわきにくいのかな、
とも思います。
ネパールでのコロナの患者、
そのうちの何人かは再検査の結果陰性なら
来週中にも家に帰れるという記事とともに、
ロックダウンがさらに長引きそうだという記事が載っていました。
立ち寄った店先に「コイラロの花」がありました。
思ってもいなかったことなので、驚いたり、うれしかったり。
というのは、いつもの年と違い、
今年はコロナ騒ぎでコイラロの季節になっていたことなど
すっかり忘れていたのです。
見た途端、「食べなきゃ」と思い、
さっそく買い求めて知人に作ってもらいました。
・・・おいしかったです。
作ったのはアチャルといって、ネパール式即席漬物といっていますが、
日本の漬物のイメージとは違います。
コロナの今、
こうした季節の食べ物の材料を仕入れてくれる店があるとは思っていませんでした。
それだけに余計にうれしい、私の春の食べ物になりました。
朝夕には人の動きがありますが、
昼間は人影を見かけることがほとんどない道路。
乾燥した空気の午前中です。
思ってもいなかったことなので、驚いたり、うれしかったり。
というのは、いつもの年と違い、
今年はコロナ騒ぎでコイラロの季節になっていたことなど
すっかり忘れていたのです。
見た途端、「食べなきゃ」と思い、
さっそく買い求めて知人に作ってもらいました。
・・・おいしかったです。
作ったのはアチャルといって、ネパール式即席漬物といっていますが、
日本の漬物のイメージとは違います。
コロナの今、
こうした季節の食べ物の材料を仕入れてくれる店があるとは思っていませんでした。
それだけに余計にうれしい、私の春の食べ物になりました。
朝夕には人の動きがありますが、
昼間は人影を見かけることがほとんどない道路。
乾燥した空気の午前中です。
今日は「ラム(Ram)・ナワミ」(ラム誕生日)です。
ラムはヒンドゥ教の男性の神様のひとりです。
男性の手本のような神様とされ、
男の子が生まれると「ラムのようになってね」と、両親は願うそうです。
この名の男性、多いです。
ラムといえば、「ラム王子とシタ王女の結婚」として、
何度か紹介していますが、
その主人公ラムの誕生日なのです。
いつもですと、神様の誕生日には、
その神様が祀られているお寺が人々でにぎわうのですが、
今は、25人以上集まってはいけない、といわれているので、
いつものようなにぎわいはないのでは・・・
ラムにとってもさみしい誕生日になりますね。
ラムはヒンドゥ教の男性の神様のひとりです。
男性の手本のような神様とされ、
男の子が生まれると「ラムのようになってね」と、両親は願うそうです。
この名の男性、多いです。
ラムといえば、「ラム王子とシタ王女の結婚」として、
何度か紹介していますが、
その主人公ラムの誕生日なのです。
いつもですと、神様の誕生日には、
その神様が祀られているお寺が人々でにぎわうのですが、
今は、25人以上集まってはいけない、といわれているので、
いつものようなにぎわいはないのでは・・・
ラムにとってもさみしい誕生日になりますね。
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