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カスタマンダプ寺院は、ダルバール広場にある寺院です。
ネパール最古の建築物のひとつといわれ、
「木の家」という意味を持つ、1本の大木から作られたという伝説をもっています。
12世紀頃造られたと考えられていましたが、
2015年のネパール地震で崩壊しました。
それが、3年の年月をかけて再建されました。
つい先日、式典が行われ、見ることができるようになったと聞きましたので、
友達と出かけてみました。
地震前に立っていた場所に、何事もなかったかのように、懐かしい姿がありました。
(再建なったカスタマンダプ寺院)
今は、建物内部への立ち入りは禁止されており、
建物の周りを歩きながら内部をのぞき、写真を撮るだけでした。
頭の中にあった地震前の寺院が思い浮かびましたが、
建物そのものから伝わる歴史的な重みはもちろん違いますし、
ああ、確かにこんな建物だったね、と納得するほかありませんでした。
以前に訪れたときに、ここで大勢の人たちが休んだり、一晩を過ごしたりした、
という話を聞いたと思いだしました。
建物内部にあった階段も確かに復元されていました。
こうしてみると、
時間の流れの中に立って、多くの人々を受け入れてきた建物が持つ木のつやや、
憩う人たちの姿が浮かび上がってくるような、建物が醸し出す空気を、
再建なったばかりの寺院に求めるのは到底無理であると思い、
自然に身についてくる寺院の歴史や人の息吹が感じられるようになるまでには、
長い長い年月が、この先必要であると、思いました。
再建されたばかりのカスタマンダプ寺院を見ることができただけでも、
よかったと思っているわけです。
ネパール最古の建築物のひとつといわれ、
「木の家」という意味を持つ、1本の大木から作られたという伝説をもっています。
12世紀頃造られたと考えられていましたが、
2015年のネパール地震で崩壊しました。
それが、3年の年月をかけて再建されました。
つい先日、式典が行われ、見ることができるようになったと聞きましたので、
友達と出かけてみました。
地震前に立っていた場所に、何事もなかったかのように、懐かしい姿がありました。
(再建なったカスタマンダプ寺院)
今は、建物内部への立ち入りは禁止されており、
建物の周りを歩きながら内部をのぞき、写真を撮るだけでした。
頭の中にあった地震前の寺院が思い浮かびましたが、
建物そのものから伝わる歴史的な重みはもちろん違いますし、
ああ、確かにこんな建物だったね、と納得するほかありませんでした。
以前に訪れたときに、ここで大勢の人たちが休んだり、一晩を過ごしたりした、
という話を聞いたと思いだしました。
建物内部にあった階段も確かに復元されていました。
こうしてみると、
時間の流れの中に立って、多くの人々を受け入れてきた建物が持つ木のつやや、
憩う人たちの姿が浮かび上がってくるような、建物が醸し出す空気を、
再建なったばかりの寺院に求めるのは到底無理であると思い、
自然に身についてくる寺院の歴史や人の息吹が感じられるようになるまでには、
長い長い年月が、この先必要であると、思いました。
再建されたばかりのカスタマンダプ寺院を見ることができただけでも、
よかったと思っているわけです。
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