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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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26 - 30件目まで(38件中)

Chiutinamit
サン ルーカストリマンサン San Lucus Toriman サンチャゴ アティトゥラン Santiago Atitlan
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 
投稿日:2012/11/25 04:09
コメント(0)
サンアントニオパロポからさらに時計回りにいくとサンルーカストリマンという街に行けるのですが、この間湖岸の道はありません。また、乗り合いのピックアップも船もありませんでした。でも、道は続いています。ひとつは前回記したGodinezへの山道で、たぶん2時間から2時間半くらいかかると思われる厳しい登り(なのでわたしはGodinezから下って1間半弱かかった)、もう一本は車一台がなんとか通れる道があって、わたしはちょうど収穫した野菜を運んできたトラックの帰り便の荷台にアグアエスコンデイドというところまで乗せてもらいましたが、ものすごい悪路、車も人にもまったく行き会わないそんな道を3,40分登ると(ずっとローで走っている状態)、Godinezから来る舗装道路にぶつかり、その辺りがアグアエスコンディドという村でした。そこまでは悪路ながら湖の眺めがよかったのだけれど、その村はもう山の上にあって湖の展望が効かくなり、そこは田園風景となっていましたが、それはそれでなかなかよかった。そのGodinezからサンルーカストリマンへの道は幹線道路でバスやピックアップが結構行き来しているのですが、しかしバスはエスクイントラEscuintraまたはサンタルシアコツアマルグアパSanta Lucia Cotzamalguapa〜サンタクルスデキチェSanta Cruz del Quiche間を走るバスで、山を下ると分岐があって、そこを右折するとトリマンの街へ行く道なのですが、バスはトリマンの街は寄らないということだったので、そのときわたしはピックアップを待ってトリマンの街までいきました。なので、サンアントニオパロポ〜サンルーカストリマン間はラゴ一周を線でつなぐにはなかなか難しいところではありました。

さてサンルーカストリマンはラゴ湖岸の中では比較的大きな街で人口およそ3万人、カクチケルの村と聞いています。ここへはパナハチェルからの直通ランチャが行き来しているけれど観光客は少なく、宿泊施設もそれほど多くはなかった、特に衣装も全員がウィピルというものでもなく、その後に行くサンチャゴアティトゥランに比べると一見地味ですが、むしろ交通の要衝としての役割が大きく、地元の人々にとっては、かつてアルティプラノ<山岳部>に住む貧農インディヘナが南部低地・太平洋岸の大農園に出稼ぎに行くときの、またそのアルティプラノの産物を担いで低地まで行商に行く交易商人たちの基地だったようで、今でもサンチャゴアティトゥランから出発したグアテマラシティやマサテナンゴ方面へ行くバスはすべてここサンルーカストリマンを通り、ここから南に太平洋岸に向かって山を下っていくのでした。

その点そのサンルーカストリマンからバスまたはピックアップでラゴ沿いに30分くらい走ったところに位置するサンチャゴアティトゥランはトゥトゥヒル最大の街で人口およそ5万?(ソロラ県の中でもナウアラNahualaと並んで人口が多い)、女性のほぼ全員が伝統衣装ウィピルを身に付けていて(その衣装はとってもきれいでカラフルで刺繍が素晴らしい)、パナハチェル、サンペドロララグーナからはランチャが何便も行き来していて観光客も多く、桟橋からパルケセントラルまではみやげ物屋が軒を連ねている、といったところです。金曜日にある市の日にはそのパルケセントラルあたり一帯を露店が埋め尽くしてすごい活気、身動きがとれないほどの賑わいをみせています。ここはその市とサンシモン<マキシモン>という土着信仰を祀った家(コフラディア)があったり、また桟橋の対岸にはマヤ・トゥトゥヒルの遺跡<チゥティナミットChiutinamit-タイトル画像>が残っていたりして見所が多く、欧米人ツーリストがパナハチェルから日帰りでやってきていつも賑わっているところです。が、次回報告するサンペドロララグーナなんかに比べると宿泊施設はそれほど多くなく、長期の滞在者もそれほどいない、、その理由として、同じトゥトゥヒルなのにそのサンペドロララグーナとはずいぶん趣を異にするところがあって、それはその衣装に顕著に現れているように、一方はトゥトゥヒルマヤとしての伝統とアイデンティティをしっかり守ろうとしている姿勢、一方はその辺がゆるく欧米化・近代化を目指すといった方向性を感じるのですが、どうしてそんな違いが生まれたのかその経緯を知りませんし、どちらがいいともまったくいえない立場にいます。ただその対称を面白く思うばかりです。

しかし、かようにサンチャゴアティトゥランは、トゥトゥヒルの中心地として街の規模も大きく、伝統文化の継承・民族の誇りといったものを十分に感じられる、ラゴ湖畔の村々の中でも魅力に富んだ街であることは確かなようです。

<写真説明、上からGodinezから見たLago Atitlan、遠くに見える二つの山の左手山裾にサンルーカストリマンがあり、写真手前左下の村がサンアントニオパロポ、2枚目がサンチァゴアティトランのメルカド(市場)付近、3枚目がそこで売られている衣装、4枚目が買い物する女性たちだが、今回いい写真が撮れてないので、帰国後前回(1年半前)の写真と差し替え予定>
GodinezからのLago
サンチャゴアティトゥランのメルカド
メルカドで売られている衣服
メルカドの女性たち

ゴディアスへの道から
サンタ カタリーナ パロポ Santa Catarina Palopo、サン アントニオ パロポSan Antpnio Palopo
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 
投稿日:2012/11/18 23:32
コメント(0)
記事テーマとして適当なものがないので観光地としましたが、典型的な観光地であるパナハチェルから比べると、観光客はごくごく少なくなり、いわゆる観光地とするのはちょっと無理があるかもしれません。それでも、ここは是非訪れていただきたい村、即ち観光地としてふさわしいところだと思っておりますが、いや、もしかしたら多くの観光客が訪れるようになるとこの村のよさも半減してしまう恐れはあります。それだけカクチケルの純粋の村としての素朴さが残されているのです。村人はほとんど100%カクチケル・インデヘナで、特に女性たちはそのシンボル、アイデンティティの証であるウィピルを着ていて(これもほぼ100%)、そのブルーが基調の色合いが実に美しい(ま、これは個人の好みになりますが、わたしはここのウィピルが好きなのです)、、またそれを着ている女性たちに美女が多い、、

実はこの二つの村は兄弟村のようなもので、どちらも同じ衣装、同じくらいの人口(それぞれ3000人くらい?)、同じようにアティトゥラン湖の外輪山の急峻な山肌に貼りついてるような立地、少ない耕地、少ない産業、経済的には非常に厳しい状況にあるようにうかがわれます。なので彼女らの多くはパナハチェルやサンチャゴアティトゥラン、サンペドロといった観光客の多いところに、彼らの手製の織物や衣装、みやげ物の類の販売に出かけていきます。パナハッチェルあたりだと日帰りで出かけているようですが、それより遠くなるとかの地に根を下ろしての出稼ぎです。そんな女性たちを各地で見かけましたが、その衣装ですぐにこの地の出であることがわかるのです。その美しい両村の衣装も実は今は青が基調になっていますが、その前は赤であったり一世紀ほど遡ると白だったということを星野利枝さんという日本の染織家の方の文章で知りました。つまりひとつのウィピルも決して固定的でなく変遷があるということを、それがグアテマラ全土にいえるとしたら、それこそこの伝統的なウィピルという衣装の裾野は恐ろしく広くて深いということを知らされたということです。と同時にだんだんその衣装と決別していく人たちが増えてくることにはかりがたい寂しさを覚えます。そういう意味でも貴重な両村ではないかと思えてくるのです、、

さて、ではなぜここまで来る観光客が少ないかというと、ひとつにはランチャの定期便がなく、それぞれの村に行くにはピックアップ(1tトラックの荷台)で行くしかない、といった辺りにその理由がありそうですが、それでも観光客用のホテルがまったくないわけではなく、この地が気に入った旅行者のための宿泊施設はそれぞれに2〜3軒あります。この両村へはそのピックアップトラックでパナハチェルから時計回りに簡易舗装の道を20分くらいでサンタカタリーナパロポに(5Q)、さらに15分くらい乗ってサンアントニオパロポに着きます(ここまでもバナから5Q)。その道沿いからの(ピックアップの荷台からの)眺めは素晴らしく、またこの両村からのアティトゥラン湖の眺めもいい、、とくにサンアントニオパロポからは外輪山の上にあるゴディネスGodinezという小さな街(村?)につながる山道があって、少し登った辺りからは足元にサンアントニオパロポの村があって、その先に広がる湖の眺望は、ま、誰かがいったという‘世界一美しい湖’という自画自賛に近い呼称もあながち遠からず、と肯けてくるのであります。

ということで、もしパナハチェルまで出向いたならば、前回書いたホテル エル・ソルの前をそのピックアップが通りますので、声をかければそこから乗れます。そのピックアップで両村を訪ねたとして片道10Q(約100円です)、半日あれば時間的にも十分です。是非足を延ばしてみてください、、

<サンアントニオパロポの女性たち、実はこのときなぜ多くの女性たちが集まっているのか知らずに撮ってしまったのだけれど、葬儀の参列者たちだった>
サンアントニオパロポの女性たち

<ゴディネスへの山道からの眺めと、その途中の耕作地、この日天気いまいち>
少ない耕作地
サンアントニオパロポの村と湖

<村の中心街にあったウィピル作成場、販売もしている>
ウイピル作成現場
<サンアントニオパロポの船着場から村の中心を見上げる>
サンアントニオパロポの船着場から
<村の中心、教会前の広場と客待ちのピックアップトラック>
サンアントニオパロポの教会
<サンタカタリーナパロポをピックアップトラックから写すも、なかなかうまく撮れず、、今回はサンタカタリーナパロポは素通りしてしまったが、前回訪れたときの写真が日本にあり、帰国後追加予定>
サンタカタリーナパロポ

パナハチェルの桟橋
ソロラSolola、サンホルヘSanJorge、パナハチェルPanjachel
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>グアテマラ>パナハッチェル
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2012/11/14 09:24
コメント(0)
ソロラSololaはソロラ県の県都でグアテマラシティから140km、バスで3時間くらいのところにあります。国道1号線の山道をメキシコ方向に走って、ロスエンクエントロスというチチカステナンゴやサンタクルスデキチェに向かう道との三叉路にある交通の要衝を過ぎ、5〜10分走ってパナハッチェルへの道を左折、そこから2,30分でラゴアティトゥランを見下ろす高台(外輪山の山の上、2100mくらい)に位置する県都に到着します。ここからのアティトランの眺めもすばらしい、、人口およそ10,000〜15,000人(資料によって数字がまちまちで、県事務所でもらったデータも11,000人とあるが2005年調査で、その範囲がはっきりしない、15,000という数字にはこの後に出てくるサンホルヘララグーナ他の周辺村も含んでいるようだ)カクチケルの街です。

そこからパナハッチェルに向かうバスが15〜20分おきくらいにでていて、料金はパナハッチェルまで3Q、途中のサンホルヘララグーナまでは2Qでした。サンホルヘララグーナはパナハッチェルとのちょうど中間あたりにあって、山腹の村で人口は1,000〜1,500人くらい?、やはりカクチケルの村で、昔はそこから湖岸まで降りてランチャ(ボート)でパナまでいけたそうですが、今は桟橋はあってもボートは定期的には停まってくれないようです。なのでほとんどの住民の足はバスということになります。村の中心から湖岸まで15分くらい、バス停までも登りで10〜15分くらいかかります。そのバス停から少し下ったあたりにミラドール(mirador 展望台)があって、そこからのラゴ(Lago 湖)の眺めも際だっています。このサンホルヘララグーナ越しにラゴを写した絵葉書を見たことがあります。そのバス停からは15分くらいでパナハチェルの中心部にでます。

パナハチェルは人口の上ではソロラ県最大の街ではありませんが、Lago Atitlanの観光の上での中心となる街です。人口は11,000人?、カクチケルの街ですが、ここには長期に滞在する外国人の数の多いこと、また観光地であってホテル・レストラン・みやげ物屋の数の多さでも湖岸一で、それに従事している人たちは必ずしもカクチケルとは限りません。服装的にはサンタカタリーナパロポ・サンアントニオパロポのカクチケル女性が目立ちます。が、街の雰囲気はそうとう俗化しているといえそうです。ホテルばかりでなく外国人用のアパート・貸家もけっこうあって、住みやすさ・風光明媚な地ということで多くの観光客を惹きつけ、こんなところに住んでみたいという要望にこたえているようです。実際気候・風土良し、物価が安い等々でその数も増えているとのことです。が、日本人の方はまだそんなに多くないと、この地の日本人の草分け、ホテル エル・ソルの村岡さんがおっしゃっていました。日本の旅行者・在グアテマラ日本人なら知らない人はいないホテル エル・ソルは新しくなってまだ4,5年?、パナの中心部から少し離れていますが(歩くと15〜20分、トゥクトゥクで5Q)、外観・内装ともすばらしく、グアテマラにあってこんなきれいなホテルがあるのか?と驚くくらい、毎日きれいにされている、そしてここのお勧めはなんといっても日本の湯船に浸かれること、しかもその湯は温泉です。その温泉から出たあと、ほとんどないものはないくらいの日本食が食べられるのもここならではです。湯上りのいっぱいが可能なのです。わたしの知人はそういうことで時々疲れた心身を休めにエル・ソル通いをしているそうです。グアテマラを訪れた際は是非足を延ばしてみてください、、と、なんかエル・ソルさんの宣伝ぽくなってしまいましたが、かく言うわたしもだいぶお世話になっているので、その辺はお許しください、&パナハチェル及びその周辺の観光情報やアパート貸家の情報、永住権の取り方など何でも教えてくれお手伝いしてくれます、ホームページはwww.hotelelsolpanajachel.com/とのことです。

さて、そのパナハチェルを基点として、ラゴ周辺の村々にはランチャ、ピックアップ(1tトラックの荷台)等々で訪れることができます。ひきつづき何回かにわたって、その見聞をわずかながら紹介していきたいと思っております‥。

<この日天気が悪くてソロラとサンホルヘララグーナではいい写真が撮れなかった、日本に帰ったら昨年撮った写真を追加するか、入れ替えます。上から順にソロラの中心部、その下2枚がサンホルヘララグーナ、下3枚はパナハチェルのメインストリートCalle SantanderとEl Sol 2枚です>

ソロラ

サンホルヘララグーナ

サンホルヘララグーナの教会

パナハチェルの中心街

ホテル エル・ソル

エル・ソルの看板

アティトゥラン湖の地図 
アティトゥラン湖Lago Atitlan 概要
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 
投稿日:2012/11/05 00:11
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グアテマラの魅力を語る上で欠かせない存在としてインディヘナとその文化があります。インディヘナ・マヤ系先住民は全グアテマラ総人口1400万人の50%を越え、世界でもっとも先住民比率の高い国のひとつとしてボリビアと並び称されています。それがこの国をなんともおおらかな・優しく暖かい国民性と感じるゆえんのひとつではないかとわたしは思っております。そしてそのマヤ系インディヘナの種族?(スペイン語でraza、英語のrace)はその言語系統で分けられていますが、実に今現在20の言語が話されているのです。グアテマラの公用語はスペイン語ですが、各種族の村ではその種族言語が優先しています。その20のマヤ系先住民の歴史と現状については、それぞれに対スペイン征服者との攻防、その後の暗黒な時代がつづき、今なお差別があって諸権利が回復しているとはいえません。それでも今現在において、その言語人口の多い順に主なrazaをあげるとキチェQuiche、マムMam、カクチケルKaqchikel、ケクチKekchiがそれぞれ先住民全体の10%以上を越える大きな言語集団を形成し、彼らだけで全先住民の80%を占めると聞いています。キチェ語人口は200万人を越えているということです。その大手razaのキチェとカクチケルの確執については有名な史誌があるようです。

前置きが長くなりましたが、そのようにそれぞれの言語集団は今でもまとまったエリアで生活しておりキチェ県のように、その名が県名になっているところもあります。そしてその視点でこのアティトラン湖のあるソロラ県を見てみるととても面白いのです。それがこのアトゥティラン湖の特徴にもなっているともいえそうですが、その大手言語集団のひとつのカクチケルとこれもかつて王国を誇っていたトゥトゥヒルTzutujilがこの湖を二分しているのです。北から東のエリアがカクチケル、南から西のエリアがトゥトゥヒルのエリアとなっています。その湖岸の村から一山越えるとそこはキチェの村となっていて、実にうまくそれぞれがすみわけているのがわかります。それぞれの村の成り立ちについては調べてないのでわかりませんが、そこには興味のある歴史があると思われます。しかし現在は基本言語は違っても表面的には穏やかな関係にあるようです(カクチケルとトゥトゥヒルは言語的に近いようですが、今はスペイン語という共通語があるので)。そんなところがこの湖の美しさだけでない面白さかな?と思っております。

<言語集団によって衣装が違うが、例えば同じカクチケルでも村ごとに衣装が異なる。上3枚がカクチケル、下2枚はトゥトゥヒル>
村々で違う民族衣装
サンアントニオパロポ
ソロラの女性
サンタクララ・ラ・ラグーナ
典型的な男性の衣装

アティトゥラン湖 1
ラゴ( Lago アティトゥラン湖 ) 一周
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 ハイキング・登山 自然・植物 
投稿日:2012/10/26 02:34
コメント(0)
Lagoとはスペイン語で湖のことで、ここLago Atitlanアティトゥラン湖のことです。グアテマラは景勝地・観光地の多いところで、そのベスト3をあげるとすると1,2,はティカルTikalまたはアンティグアAntiguaの二つの世界遺産の地で誰も異存のないところだと思いますが、3,にここアティトゥラン湖をあげる方も多いのではないかと思われます。ま、この3ヶ所がぶっちぎりで他を圧していて、それほどこの地も多くの旅行者が訪れ、また日本の方はまだ少ないですが、多くの欧米人がこの地に住みついております。風光明媚という点で両世界遺産を上回るほどのところです。

さて、そのアティトゥラン湖の周囲には、それぞれに個性的でかつ魅力的な村が12存在します。この12という数字はなんでもカトリック信仰の強いグアテマラにあって聖書にある12使徒から名づけられていると聞いたことがありますが、聖書やキリスト教についての知識がないので詳細はわかりません。が、その地名には確かにそのような名を見出すことができます。すべてではありませんが、それらを列挙すると今わたしがいるところから順に時計回りで見ていくとSan Pedro(la Laguna),San Juan(la Laguna),San Pablo(la Laguna),Santa Clara(la Laguna),Santa Maria(Vistacion),San Marcos(la Laguna),Santa Cruz(la Laguna),San Jorge (la Laguna),Santa Catarina(Palopo),San Antonio(Palopo),San Lucas (Toliman),Santiago(Atitlan)となります<()内は同じ地名が多いグアテマラ内でその場所を示すもので、通常はあわせた呼称となります>。しかしこの中には正確にいうとLagoの畔でないものが3ヶ所あって、それはサンタクララ・ラ・ラグーナとサンタマリア・ビィスタション、そしてサンフォルヘ・ラ・ラグーナとなりますが(畔ではないが周辺の村とはいえる)、そのかわりTzununa,JaibalitoそしてLago周辺の村では最も観光客の多いパナハチェルPanajachelが湖畔の村(パナハチェルは街)として存在します。

で、次回からこれらの村を訪ねた印象や特徴をわかる範囲で紹介していきたいと思ってますが、必ずしも今回回ったときのものではない写真もあることをお断りしておきます(去年から今年にかけて回ったときのものが多いのですが、その写真が日本にあって今回掲げられないものもあります)。また数字等のデータが入手困難だったりして正確でないかもしれないこと、できれば地図を載せて説明したいところですがその方法がわからないので、今のところ載せられないことをお詫び申し上げます。

<アティトゥラン湖は典型的なカルデラ湖?でその周囲を山で囲まれており、そのどの地点からも晴れていれば絵になる写真が取れる、が今はまだ雨期の終わりでなかなか天気に恵まれることが少ない>
アティトゥラン湖 2
アティトゥラン湖 4
アティトゥラン湖 5

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