記事一覧
6 - 10件目まで(14件中)
ベルファーストには何度か行ったことがあったのですが、タイタニック・ベルファーストというすごいタイタニック号の博物館が出来たと聞いて、是非行ってみたいと思っていました。そしてチャンスが!
ベルファーストは北アイルランドというイギリス領の国の首都です。アイルランドと陸続きでアイルランドの首都ダブリンからほんの2時間半で行ける違う国です。イギリス領になるまでには長く辛く複雑な歴史があるのですが、とりあえず、アイルランド人と同じ顔の人たちが住み、同じ言語が話される国で、使われる通貨がユーロじゃなくてポンドだということが観光客にとっては大きな違いです。実際は社会制度などいろいろ違うようですが。
この都市の一部の区域は危険な区域として知られています。紛争やテロ行為がつい最近まで行われていたからです。この都市で調印された『ベルファスト合意』から最近、平和への歩みが始まったのでした。海外からの企業や投資も増えて、目覚ましい経済発展をしています。
負のイメージを払拭するシンボルになるかのようにタイタニック・ベルファーストは輝かしい存在感を与えています。負のイメージと言えば、タイタニック号が造られたのはこのベルファーストの造船所。世界で一番大きくて華やかだった豪華客船を造り、誇ったのもつかの間、沈没した船を造った不吉な場所とのレッテルも長い間あったことでしょう。
そんなことで、このタイタニック博物館は、映画タイタニックの人気に乗じて観光客のために造られたのですが、なかなかよくできております。7カ国語くらいある音声ガイドは残念なことに日本語はなかったのですが(日本人観光客が増えればそのうちできるかも)、全部説明を聞くと3時間は余裕でかかるくらいの見応え。体験型博物館で、テーマパークのように乗り物に乗ってタイタニックが造られた様子を実物大で体感することが出来たり、海の中に潜った感じで海の底に沈んでいるタイタニックを見ることが出来ます。

タイタニック博物館の高さはタイタニック号の高さと同じに造られているのだそうです。博物館の前の茶色い彫刻の文字が見えますか??
タイタニック・ベルファーストはただ沈んだ船について語っているのではありません。タイタニック号が造られた時代の背景にあった出来事やベルファーストの産業の歴史、そしてタイタニックが運んだ人々の夢や希望の物語、そして豪華客船の内部、さらにはタイタニック号の事件の後のごたごたやタイタニック号の事件を映画化したものや音楽にしたもののアーカイブまで、興味深い様々な角度からタイタニック号を丸裸にして展示しているすごい博物館なのです。
もし、タイタニックに興味があれば、是非足を運んでみてください。
タイタニックはたくさんのアイルランド人やイギリス人を乗せて大西洋航路を進み、アイルランドの「コーブ」と言う、かつて「クイーンズランド」と呼ばれていた港を出た後、次の港を見ることはありませんでした。もちろん、コーブでもタイタニック号の博物館があり、大観光名物となっております。私はまだ行ったことはありませんが、こんなにタイタニックにゆかりのあるアイルランドはタイタニック・ファンにはたまらないのでは?
ベルファーストは北アイルランドというイギリス領の国の首都です。アイルランドと陸続きでアイルランドの首都ダブリンからほんの2時間半で行ける違う国です。イギリス領になるまでには長く辛く複雑な歴史があるのですが、とりあえず、アイルランド人と同じ顔の人たちが住み、同じ言語が話される国で、使われる通貨がユーロじゃなくてポンドだということが観光客にとっては大きな違いです。実際は社会制度などいろいろ違うようですが。
この都市の一部の区域は危険な区域として知られています。紛争やテロ行為がつい最近まで行われていたからです。この都市で調印された『ベルファスト合意』から最近、平和への歩みが始まったのでした。海外からの企業や投資も増えて、目覚ましい経済発展をしています。
負のイメージを払拭するシンボルになるかのようにタイタニック・ベルファーストは輝かしい存在感を与えています。負のイメージと言えば、タイタニック号が造られたのはこのベルファーストの造船所。世界で一番大きくて華やかだった豪華客船を造り、誇ったのもつかの間、沈没した船を造った不吉な場所とのレッテルも長い間あったことでしょう。
そんなことで、このタイタニック博物館は、映画タイタニックの人気に乗じて観光客のために造られたのですが、なかなかよくできております。7カ国語くらいある音声ガイドは残念なことに日本語はなかったのですが(日本人観光客が増えればそのうちできるかも)、全部説明を聞くと3時間は余裕でかかるくらいの見応え。体験型博物館で、テーマパークのように乗り物に乗ってタイタニックが造られた様子を実物大で体感することが出来たり、海の中に潜った感じで海の底に沈んでいるタイタニックを見ることが出来ます。

タイタニック博物館の高さはタイタニック号の高さと同じに造られているのだそうです。博物館の前の茶色い彫刻の文字が見えますか??
タイタニック・ベルファーストはただ沈んだ船について語っているのではありません。タイタニック号が造られた時代の背景にあった出来事やベルファーストの産業の歴史、そしてタイタニックが運んだ人々の夢や希望の物語、そして豪華客船の内部、さらにはタイタニック号の事件の後のごたごたやタイタニック号の事件を映画化したものや音楽にしたもののアーカイブまで、興味深い様々な角度からタイタニック号を丸裸にして展示しているすごい博物館なのです。
もし、タイタニックに興味があれば、是非足を運んでみてください。
タイタニックはたくさんのアイルランド人やイギリス人を乗せて大西洋航路を進み、アイルランドの「コーブ」と言う、かつて「クイーンズランド」と呼ばれていた港を出た後、次の港を見ることはありませんでした。もちろん、コーブでもタイタニック号の博物館があり、大観光名物となっております。私はまだ行ったことはありませんが、こんなにタイタニックにゆかりのあるアイルランドはタイタニック・ファンにはたまらないのでは?
ゴールウェイの北西部、コネマラ地方にあるカイルモア修道院。
もともとは1868年にロンドン出身の富豪であったミッチェル・ヘンリーが妻のために建てたマナーハウスです。
その後、妻や娘に先立たれたミッチェルは、城館を売却。
1920年にベネディクト派の修道院になったといわれています。

「アイルランドで最も美しいネオゴシック建築」と言われているだけあって、湖の向こう側に見える修道院はとても美しいです。
多くの観光客が写真撮影をしていました。
中も見学可能です。

また、チケット売り場の裏からバスに乗って5分ほどいくと、カイルモアガーデンがあります。

よく手入れされています。
また、当時の庭師の家なども観察できました。
美しい景色を長めながらカフェで休憩することもできます。

アイルランドで人気の景勝地のコネマラ地方。
ゴールウェイからのバスツアーやレンタカーを利用して是非訪れてみてください!
もともとは1868年にロンドン出身の富豪であったミッチェル・ヘンリーが妻のために建てたマナーハウスです。
その後、妻や娘に先立たれたミッチェルは、城館を売却。
1920年にベネディクト派の修道院になったといわれています。

「アイルランドで最も美しいネオゴシック建築」と言われているだけあって、湖の向こう側に見える修道院はとても美しいです。
多くの観光客が写真撮影をしていました。
中も見学可能です。

また、チケット売り場の裏からバスに乗って5分ほどいくと、カイルモアガーデンがあります。

よく手入れされています。
また、当時の庭師の家なども観察できました。
美しい景色を長めながらカフェで休憩することもできます。

アイルランドで人気の景勝地のコネマラ地方。
ゴールウェイからのバスツアーやレンタカーを利用して是非訪れてみてください!

- ボンラッティ城〜モハーの断崖〜ゴールウェイシティ
-
エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2012/08/10 19:50
- コメント(0)
先日マンスター州南部からコナート州北部を旅行してきたので、そのときのことをお話ししていこうと思います。
まず最初に訪れたのが、リムリックから車1時間ほどのところにあるボンラッティ城と民芸村。
このボンラッティ民芸村は、19世紀始めのアイルランドの村を再現したもので、当時の民家や動物の小屋、お土産屋さんなどもあります。

(これらの家の中は見学可能です。内部もよく再現されています。)
この村の敷地内にあるボンラッティ城は、1425年に建てられたもので、中には調度品やタペストリーなどが展示されていました。
民族衣装を着たお姉さんが建物の中を案内してくれました。

次の目的地は、アラン諸島の対岸にあるドゥーランという小さな村。
この村にあるO'Connor'sというパブにて昼食を取りました。
このパブ、料理が出てくるのがすごく早いです。
12ユーロくらいでローストチキンやサーモン料理などが注文できました。
ドゥーランは本当に小さな村ですが、このパブの周りには可愛いお店が何件かならんでいました。

そしてドゥーランの次は、モハーの断崖に行ってきました!
アイルランドで最も人気な観光地の一つであるモハーの断崖は、高さ100メートルから200メートル程度の断崖が連なる、大西洋岸の断崖です。

実際訪れてみると、やはり迫力があります。
この辺りは特に天気が変わりやすいということで、突然一面が霧に覆われることもしばしばです。
この日の天気はあいにくの曇り空でしたが、観光客で賑わっていました。
そしてモハーの断崖を後にし、バレン高原に立ち寄ってからゴールウェイ市内に戻りました。

ゴールウェイに到着したのは夕方でした。それからしばらく町を散策。

写真はゴールウェイ市内のShop Streetです。お店やパブが立ち並んでいて、かなり賑わっていました。
夜になるとあちこちのパブでライブミュージックの演奏が聞こえてきました。
ゴールウェイはアイルランド共和国で4番目に大きな都市ですが、ダブリンに比べるとかなり規模は小さいです。
しかし、ゴールウェイ西部の中心都市としてとても活気があります!
コネマラ地方やアラン諸島を訪れる際の拠点としても人気があるので、特に夏場は観光客が大勢訪れます。
食べ物もパブの演奏も魅力的ですが、なにより町の雰囲気がとても心地良いのです。
というわけで、個人的にはアイルランドに来られる方には是非ゴールウェイを訪れていただきたいと思っています!
まず最初に訪れたのが、リムリックから車1時間ほどのところにあるボンラッティ城と民芸村。
このボンラッティ民芸村は、19世紀始めのアイルランドの村を再現したもので、当時の民家や動物の小屋、お土産屋さんなどもあります。

(これらの家の中は見学可能です。内部もよく再現されています。)
この村の敷地内にあるボンラッティ城は、1425年に建てられたもので、中には調度品やタペストリーなどが展示されていました。
民族衣装を着たお姉さんが建物の中を案内してくれました。

次の目的地は、アラン諸島の対岸にあるドゥーランという小さな村。
この村にあるO'Connor'sというパブにて昼食を取りました。
このパブ、料理が出てくるのがすごく早いです。
12ユーロくらいでローストチキンやサーモン料理などが注文できました。
ドゥーランは本当に小さな村ですが、このパブの周りには可愛いお店が何件かならんでいました。

そしてドゥーランの次は、モハーの断崖に行ってきました!
アイルランドで最も人気な観光地の一つであるモハーの断崖は、高さ100メートルから200メートル程度の断崖が連なる、大西洋岸の断崖です。

実際訪れてみると、やはり迫力があります。
この辺りは特に天気が変わりやすいということで、突然一面が霧に覆われることもしばしばです。
この日の天気はあいにくの曇り空でしたが、観光客で賑わっていました。
そしてモハーの断崖を後にし、バレン高原に立ち寄ってからゴールウェイ市内に戻りました。

ゴールウェイに到着したのは夕方でした。それからしばらく町を散策。

写真はゴールウェイ市内のShop Streetです。お店やパブが立ち並んでいて、かなり賑わっていました。
夜になるとあちこちのパブでライブミュージックの演奏が聞こえてきました。
ゴールウェイはアイルランド共和国で4番目に大きな都市ですが、ダブリンに比べるとかなり規模は小さいです。
しかし、ゴールウェイ西部の中心都市としてとても活気があります!
コネマラ地方やアラン諸島を訪れる際の拠点としても人気があるので、特に夏場は観光客が大勢訪れます。
食べ物もパブの演奏も魅力的ですが、なにより町の雰囲気がとても心地良いのです。
というわけで、個人的にはアイルランドに来られる方には是非ゴールウェイを訪れていただきたいと思っています!
ダブリンでオープンハウスというイベントがあり、普段公開されていない建物や、公開されている建物も無料で限定公開されました。
せっかくなので普段は公開されていないところへ行ってみよう!
ということで行ってきたのはマンション・ハウス。
ダブリン市長の公邸です。
各国の大使との晩餐会やミーティングなどにも使われるそうです。

Mansion House, Dawson Street, Dublin 2

ホールや応接間、ダイニングルームなど1階部分のほとんどを見学させてもらいました。
ソファやテーブルなど、見学者も触ることができます。
2階が寝室など市長の私的な場所になっています。

建物内を案内してくれたのは、Dermot Lacey氏。2002年から2003年にダブリン市長だった方です。
非常にリラックスしたムードでのガイドツアーでした。

ダブリン市長の任期は1年で、延長はなしだそうです。
初代のダブリン市長は、在1841年〜42年のダニエル・オコンネル氏。
ダブリン中心部のオコンネル通りの由来となった方です。
ホールにはこれまでの市長のクレセント(家紋)がずらーっと並んでいます。
このマンションハウス、見た目は新しく見えるのですが、実は築300年。
Joshua Dawsonという土地資産家の方がもともとこの地に建てたのが1710年で、通りのDawson StreetというのはDawson氏から由来しています。
マンションとは英語で高級な建物。
マンションと言うとおり中は高級でした!
せっかくなので普段は公開されていないところへ行ってみよう!
ということで行ってきたのはマンション・ハウス。
ダブリン市長の公邸です。
各国の大使との晩餐会やミーティングなどにも使われるそうです。

Mansion House, Dawson Street, Dublin 2
ホールや応接間、ダイニングルームなど1階部分のほとんどを見学させてもらいました。
ソファやテーブルなど、見学者も触ることができます。
2階が寝室など市長の私的な場所になっています。

建物内を案内してくれたのは、Dermot Lacey氏。2002年から2003年にダブリン市長だった方です。
非常にリラックスしたムードでのガイドツアーでした。

ダブリン市長の任期は1年で、延長はなしだそうです。
初代のダブリン市長は、在1841年〜42年のダニエル・オコンネル氏。
ダブリン中心部のオコンネル通りの由来となった方です。
ホールにはこれまでの市長のクレセント(家紋)がずらーっと並んでいます。
このマンションハウス、見た目は新しく見えるのですが、実は築300年。
Joshua Dawsonという土地資産家の方がもともとこの地に建てたのが1710年で、通りのDawson StreetというのはDawson氏から由来しています。
マンションとは英語で高級な建物。
マンションと言うとおり中は高級でした!

- LUAS、突如出現!
-
エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド>ダブリン
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2011/10/08 00:00
- コメント(0)
弊社の事務所はダブリンの中心地にありますが、バスまたは鉄道・DARTが便利です。
先日、営業時間が終わり帰宅しようと事務所を出てすぐ、なんと目の前にLUAS(ダブリンの路面電車)があるではありませんか!
この道路はバスも通らない、車と歩行者の道なのです。
よ〜く見てみると、LUASの形をしているのは先頭だけで後ろにトラックが付いていました。
週末に映画のロケがあるということで、映画に使用されるのでしょう。
このMount Street Upperは、両側をジョージアンハウスに囲まれていて、多くの映画やドラマのロケ地として使われています。
(一年に数度、偶然ロケしているところを通りがかったりします)
ダブリンでロケがされる場合、ダブリン市のホームページで通行止め情報が発表されます。
http://www.dublincity.ie/ROADSANDTRAFFIC/SCHEDULEDDISRUPTIONS/Pages/ScheduledDisruptionsHome.aspx
先日、営業時間が終わり帰宅しようと事務所を出てすぐ、なんと目の前にLUAS(ダブリンの路面電車)があるではありませんか!
この道路はバスも通らない、車と歩行者の道なのです。
よ〜く見てみると、LUASの形をしているのは先頭だけで後ろにトラックが付いていました。
週末に映画のロケがあるということで、映画に使用されるのでしょう。
このMount Street Upperは、両側をジョージアンハウスに囲まれていて、多くの映画やドラマのロケ地として使われています。
(一年に数度、偶然ロケしているところを通りがかったりします)
ダブリンでロケがされる場合、ダブリン市のホームページで通行止め情報が発表されます。
http://www.dublincity.ie/ROADSANDTRAFFIC/SCHEDULEDDISRUPTIONS/Pages/ScheduledDisruptionsHome.aspx
6 - 10件目まで(14件中)



