-
エリア:
- アジア > ネパール
-
テーマ:
- お祭り・イベント
今日は、ロクタントラ・ディで祝日です。ロクタントラ・ディはネパールの民主化記念日のこと。2006年にそれまで直接統治をしていたギャネンドラ国王が主権を国民に返還し、国会を復活させることを宣言した日です。
今は王制が廃止され共和制となっていますが、最後の国王であったギャネンドラ王は、国民から全く人気がありませんでした。その前の国王(厳密には、ビレンドラ王の後に一人国王がいますが、在位期間はたったの4日間)であったビレンドラ王は、民主化を唱えていたのですが、それを見事に覆して、直接統治を行ったためです。
ギャネンドラ王は、王位に着く前から評判はよくありませんでした。2001年のネパール王族殺害事件も「犯人はギャネンドラ」と思っているネパール人は多いです。かなり謎の多く、また興味深い(表現が悪いですが)事件ですので、興味のある方はこちらのサイトを読んでみてください。
ビレンドラ王は、絶対王政から立憲君主制へと移行し、国民からの信頼も厚かったそうです。東京大学への留学経験もあったそうですよ。
とあるネパール人スタッフのつぶやき。「マオイストは昔は嫌いだったけど、ギャネンドラを倒して王制を廃止してくれたから、今は結構好き。でも、ビレンドラ王が殺されずに今も国王でいてくれるなら、それのほうが良いかな。」これは、あくまで一人のネパール人の個人的見解ですが、今のネパールの状況をちょっと考えさせられるつぶやきでした。
今は王制が廃止され共和制となっていますが、最後の国王であったギャネンドラ王は、国民から全く人気がありませんでした。その前の国王(厳密には、ビレンドラ王の後に一人国王がいますが、在位期間はたったの4日間)であったビレンドラ王は、民主化を唱えていたのですが、それを見事に覆して、直接統治を行ったためです。
ギャネンドラ王は、王位に着く前から評判はよくありませんでした。2001年のネパール王族殺害事件も「犯人はギャネンドラ」と思っているネパール人は多いです。かなり謎の多く、また興味深い(表現が悪いですが)事件ですので、興味のある方はこちらのサイトを読んでみてください。
ビレンドラ王は、絶対王政から立憲君主制へと移行し、国民からの信頼も厚かったそうです。東京大学への留学経験もあったそうですよ。
とあるネパール人スタッフのつぶやき。「マオイストは昔は嫌いだったけど、ギャネンドラを倒して王制を廃止してくれたから、今は結構好き。でも、ビレンドラ王が殺されずに今も国王でいてくれるなら、それのほうが良いかな。」これは、あくまで一人のネパール人の個人的見解ですが、今のネパールの状況をちょっと考えさせられるつぶやきでした。