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エリア:
- アジア > ネパール
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テーマ:
- 旅行準備
寒い冬がやってきました。カトマンズの緯度は、日本の奄美大島と同じくらいですので、「暖かいのでは?」と思うかもしれませんが、標高が1300mですの、冬はやはり寒いんです。冬の最低気温は、東京より少し暖かい程度。最も寒い1月は、氷点下まで下がることもあります。
しかも、ネパールの建物は断熱性なんて一切ありませんし、それどころかすきま風が入ってくる(窓枠が木製のところが多いため)ので、朝晩は本当に寒いです。さらに、計画停電&燃料不足で暖房設備があるところは、高級ホテルくらい。
そんな寒くて不便な冬のネパールですが、冬にネパール旅行をする場合のコツをご紹介します。
1.計画停電時間を把握する。
ネパールは、万年電力不足。そのため、毎日計画停電が行われています。停電時間は地区&曜日ごとに決められていますので、ホテルでその日の停電時間を聞いておきましょう。
最近は、ゲストハウスでも充電式の発電機で室内の照明とWi-Fiは使えるところが多いのですが、デジカメやスマホの充電はできません。電気がある時に、すかさず充電しておきましょう。
※高級ホテルは自家発電完備なので、停電中でも特に影響ないと思います。
※安いゲストハウスだと、停電中はロウソクで過ごさなくてはいけないこともありますし、長時間の停電になると充電式の発電機のバッテリーが切れてしまうこともありますので、小さな懐中電灯があると便利かもしれません。
ちなみに、現在は1日平均6.5時間の停電ですが、月末には1日12時間くらいにまで停電時間が延びる可能性があります。
2.防寒対策はしっかりと
ネパールには、暖房設備は基本的にありません。そのため、冬にネパールに来る場合は防寒対策は万全にする必要があります。
特に、マウンテンフライトやカトマンズからルクラへ行かれる方は要注意!12月1月のカトマンズの空港は早朝に霧が発生しやすく、遅延することが度々あります。マウンテンフライトやルクラ便は早朝発ですので、遅延して寒い空港で待っていても良いように、厚着して出かけてください。
ナガルコットは、カトマンズよりもずっと寒いので、ナガルコットに宿泊される方や日の出観賞される方も、防寒対策してくださいね。
寒い夜のお供は、ネパールのホットビール、トゥンバがおすすめです。
3.シャワーは夕方に
高級ホテルは、24時間ガス給湯でホットシャワーを浴びることができるのですが、ゲストハウスはソーラーパワーでお湯を作っています。
昼間に太陽光で温めたお湯には、当然限りがあります。ほかの宿泊客がお湯を全部使ってしまえば、その日のホットシャワーは終了となります。それに、たとえお湯が翌朝まで余っていたとしても、お湯の温度は下がっていますので、「若干温かい気がする」程度のホットシャワーとなります。
そのため、ゲストハウスに宿泊した場合、ホットシャワーを浴びるなら夕方がベストなんです。
当然、曇りの日はお湯が作れないので、真水または「若干温かい気がする」程度のホットシャワーしかありません。ちなみに、日本人の感覚の「ホットシャワー」とネパール人の感覚の「ホットシャワー」は、温度が違います。ネパール人にとっては、「若干温かい気がする」程度でも正真正銘のホットシャワーです。
ゲストハウスのパンフレットに「24Hour Hot Shower」と書いているところでも、結局ソーラーパワーで作っているので、「その日が晴れていて、お湯が余っていれば」という条件付になります。
中級ホテルは、そのホテルによってガス給湯があったり、電気で温めていたり(停電時は使えず)、ソーラーパワーだったりするので、ホテルで確認したほうが良いと思います。
自分で書いてみて思ったのですが、ネパールってやっぱり超不便ですね・・・。先日、DVDで「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?ネパール篇」を見たのですが、「日本人は、ネパールのこういうところに驚くのか・・・」と改めて気づかされた点がいくつもありました。ネパールに住んで3年以上たつと、最初は驚いていたことでも、それが日常になってしまうんですよね。不便な点も慣れはしませんが、諦めの境地になりますし。
冬にネパールにいらっしゃる方は、「少々の不便は仕方ない」という気持ちで来ると、イライラ&がっかりしないと思います。
しかも、ネパールの建物は断熱性なんて一切ありませんし、それどころかすきま風が入ってくる(窓枠が木製のところが多いため)ので、朝晩は本当に寒いです。さらに、計画停電&燃料不足で暖房設備があるところは、高級ホテルくらい。
そんな寒くて不便な冬のネパールですが、冬にネパール旅行をする場合のコツをご紹介します。
1.計画停電時間を把握する。
ネパールは、万年電力不足。そのため、毎日計画停電が行われています。停電時間は地区&曜日ごとに決められていますので、ホテルでその日の停電時間を聞いておきましょう。
最近は、ゲストハウスでも充電式の発電機で室内の照明とWi-Fiは使えるところが多いのですが、デジカメやスマホの充電はできません。電気がある時に、すかさず充電しておきましょう。
※高級ホテルは自家発電完備なので、停電中でも特に影響ないと思います。
※安いゲストハウスだと、停電中はロウソクで過ごさなくてはいけないこともありますし、長時間の停電になると充電式の発電機のバッテリーが切れてしまうこともありますので、小さな懐中電灯があると便利かもしれません。
ちなみに、現在は1日平均6.5時間の停電ですが、月末には1日12時間くらいにまで停電時間が延びる可能性があります。
2.防寒対策はしっかりと
ネパールには、暖房設備は基本的にありません。そのため、冬にネパールに来る場合は防寒対策は万全にする必要があります。
特に、マウンテンフライトやカトマンズからルクラへ行かれる方は要注意!12月1月のカトマンズの空港は早朝に霧が発生しやすく、遅延することが度々あります。マウンテンフライトやルクラ便は早朝発ですので、遅延して寒い空港で待っていても良いように、厚着して出かけてください。
ナガルコットは、カトマンズよりもずっと寒いので、ナガルコットに宿泊される方や日の出観賞される方も、防寒対策してくださいね。
寒い夜のお供は、ネパールのホットビール、トゥンバがおすすめです。
3.シャワーは夕方に
高級ホテルは、24時間ガス給湯でホットシャワーを浴びることができるのですが、ゲストハウスはソーラーパワーでお湯を作っています。
昼間に太陽光で温めたお湯には、当然限りがあります。ほかの宿泊客がお湯を全部使ってしまえば、その日のホットシャワーは終了となります。それに、たとえお湯が翌朝まで余っていたとしても、お湯の温度は下がっていますので、「若干温かい気がする」程度のホットシャワーとなります。
そのため、ゲストハウスに宿泊した場合、ホットシャワーを浴びるなら夕方がベストなんです。
当然、曇りの日はお湯が作れないので、真水または「若干温かい気がする」程度のホットシャワーしかありません。ちなみに、日本人の感覚の「ホットシャワー」とネパール人の感覚の「ホットシャワー」は、温度が違います。ネパール人にとっては、「若干温かい気がする」程度でも正真正銘のホットシャワーです。
ゲストハウスのパンフレットに「24Hour Hot Shower」と書いているところでも、結局ソーラーパワーで作っているので、「その日が晴れていて、お湯が余っていれば」という条件付になります。
中級ホテルは、そのホテルによってガス給湯があったり、電気で温めていたり(停電時は使えず)、ソーラーパワーだったりするので、ホテルで確認したほうが良いと思います。
自分で書いてみて思ったのですが、ネパールってやっぱり超不便ですね・・・。先日、DVDで「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?ネパール篇」を見たのですが、「日本人は、ネパールのこういうところに驚くのか・・・」と改めて気づかされた点がいくつもありました。ネパールに住んで3年以上たつと、最初は驚いていたことでも、それが日常になってしまうんですよね。不便な点も慣れはしませんが、諦めの境地になりますし。
冬にネパールにいらっしゃる方は、「少々の不便は仕方ない」という気持ちで来ると、イライラ&がっかりしないと思います。