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- 新鮮な発見、トゥールガウ州を訪れて
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>スイスその他の都市
- テーマ:観光地 グルメ
- 投稿日:2021/01/04 10:18
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トゥールガウ州はスイス東部、ドイツとの国境にもなっているボーデン湖に接しているスイス連邦の週の一つです。一般的に海外からの旅行者はまず訪れない地ではありますが、実は見どころは沢山あります。また、チューリッヒからのアクセスは簡単で1時間以内ですでに興味深いところまで足が運べます。11月は霧の日は多く、訪れるなら夏がやはりお勧めです。
トゥールガウ州の有名な産物は秋田県と同じリンゴです。
まずお勧めしたいのはこちらのナポレオンミュージアムです。ボーデン湖の湖畔の村Arenenbergにあります。ミュージアム自体は19世紀にナポレオン3世の夏のお住まいの家でもあった建物です。中に当時の家具などがまだ置かれていて、当時の様相を楽しむことはできます。また、ナポレオン一家の興味深い話についてもわかることもできます。
アクセスはRomanshornからローカル線の電車でErmatingenかMannenbach-Salensteinで下車します。ちなみに途中にあるKonstanz駅で降りて、ドイツ領にある花の楽園、マイナウ島にも簡単に行けるので合わせて観光するのもお勧めです。また、そのまま、電車を乗り続けるとStein Am RheinやSchaffhausenにも行けるのでそれらとも組んでの観光はいいと思います。
こちらはHagenwillのWasserschloss(水に囲まれているお城の意味)です。内部はレストランです。ジブリのアニメに出てきそうな不思議な作りですが、赤い線の入っている白い部分はトゥールガウ州の独特な造りです。アクセスはRomanshornやZurichから電車(特急も止まります)でAmriswilで下車です。そこからは徒歩で1時間ですが、散策気分で丁度いい感じですが、市バスも走っています。
最後に紹介したい場所はこちらです。州都でもあるFrauenfeldの近くにあるWarth-Weiningenの修道院です。
全体的に庭も含めてイギリスを思われる雰囲気ですが、その中で最もイギリスらしい体験はこちらの本格的なアフタヌーンティーです。すべて地元の素材を使った自家製の一品の盛り合わせです。35フランといったスイスらしい価格がすこし残念ですが、楽しめる時間です。ちなみに修道院で造成されているワインもあって、修道院内の店で買うことはできます。アフタヌーンティーは限定されている日曜日にしか提供されず、事前予約は必要です。
- 奇跡の新しいゴンドラリフト「アイガーエクスプレス」に乗ってみました。
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>グリンデルワルト
- テーマ:鉄道・乗り物
- 投稿日:2020/12/24 09:25
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2020年12月5日にユングフラウ地方にとっては記念すべく日となったことは間違いはないでしょう。建設費が500億スイスフランに近いと言われているVプロジェクトの一環である新しいゴンドラリフト、アイガーエクスプレス「Eiger Express」のデビューの日でした。
Vプロジェクトとはグリンデルワルトグルンドを拠点とした2つのケーブルカーから構成されている乗り物システムです。まず青色の部分ですが、グルンドとメンリヘンを結ぶゴンドラリフトです。こちらは新しいものだというよりは以前にあったものが古くなってきた為に2018年に工事が始まって、2019年12月に新しいゴンドラに切り替えました。もう一つのケーブルカーが赤い部分で今回に紹介するアイガーの北壁の真下を通過して、グルンドとアイガーグレッシャーを結ぶアイガーエクスプレスです。
ちなみに当初(2011年)は別のプロジェクト(Yプロジェクト)がありました。アイガーグレッシャーではなくて電車でもアクセスできるクライネ・シャイデックを結ぶ企画でした。早くも2012年に白紙されて、完成したVプロジェクトが本命となりました。
アイガーエクスプレスは3Sゴンドラリフトです。3Sゴンドラリフトとはゴンドラリフトと交走式ロープウェイそれぞれの利点を併せ持つ乗り物です。スイスでいえばツェルマットの近くあるトロッケナー・シュテクとクライン・マッターホルンを結ぶ世界一高いケーブルカーも同じ技術を利用しています。元々インターラーケン近くの町、トゥーンにあったロール・トランスポート・システムズという会社が開発した革命的な技術です。3本のロープで構成されていて、従来の交走式ロープウェイと比べて、次のような利点があると言われています。
強風での安全性
より高い地点に建設可能
高速運転
大人数乗車可能な大型搬器
アイガーエクスプレスは44個の26人乗車可能なキャビンで構成されています。スキーリフトとしての貢献も期待できますが、それよりはユングフラウヨッホへのアクセスは早くなることは大きな進歩です。今でも利用可能ですが、以前はクライネ・シャイデック経由での鉄道利用だと1時間15分位は必要でした。今回の新しいゴンドラだと45分強です。アイガーグレッシャーとユングフラウヨッホ間は従来通りの電車に乗りますが、アイガーグレッシャーに乗り換えが便利な新しい駅もできました。
グリンデルワルトグルンドに以前にあった鉄道駅とは別にGRINDELWALD TERMINALという新しい駅ができました。単なる駅というよりは車1000台が駐車可能なパーキング、レストラン、バー、販売店が集約する名の通りの大型ターミナルです。まるで山の空港です。そこからは前述した2つのケーブルカーが出発します。
ちなみにケーブルカー以外にも電車もこの駅で停車します。以前にはなかった停車駅でインターラーケンから来るときにグリンデルワルトの一個手前の駅となります。
電車を降りたら、地下道でケーブルカー乗り場のあるところにすぐ辿り着けてとっても便利です。
メンリヘンへのゴンドラリフトはまだです。今冬は12月12日からオープンします。
Eiger Expressの乗り場です。黄色は予約なしで、緑色のところは予約のあるお客さん専用です。
その少し横にグループ専用のゲートもあります。沢山のスキー客で賑わっていましたが、すぐに乗れました。
ゴンドラの中は広くて快適です。音声案内もあります。
素晴らしい風景が楽しめる乗り物です。動画(音声あり!)と写真は下る時に撮影されています。
右の建物がアイガーグレッシャーの新しい駅です。こちらは標高2300メーターにある建物とは全く思えない立派な建築物です。
その横に以前の駅はまだあります。こちらはクライネ・シャイデックからの電車が着きます。ちなみに夏以外はクライネ・シャイデックとユングフラウヨッホ間の直通の電車はなくなるのでここでの乗り換えが必要です。夏でも一部の電車はここで終点となるので注意は必要です。
ここがユングフラウヨッホへの電車乗り場へのゲートです。
ゴンドラ乗り場から歩いて50メーターほどです。もちろん外に出ることなく移動できます。
ユングフラウヨッホへの電車はここで発着します。
アイガーグレッシャー駅にある提示版です。ユングフラウヨッホへの電車は基本的に30分に一本です。冬なのでクライネ・シャイデックは一時間に一本です。夏は直通の電車を含めると2本となります。
- 世界遺産鉄道の変わった橋
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>サンモリッツ
- テーマ:観光地 鉄道・乗り物
- 投稿日:2020/12/17 10:07
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前回のブログではアルブラ線のLandwasser橋の写真スポットを紹介しました。今回はアルブラ線と同様にSt.Moritzを起点とする鉄道のベルニナ線の有名な橋の地を訪れました。
その橋があるのはBrusioという村です。St.Moritzから出て、ベルニナ峠を越えて、イタリアとの国境の手前にある村です。写真でもわかるように秋の紅葉・黄葉はとてもきれいな時期です。サンモリッツ周辺のエンガディン地方もそうですが、11月上旬がは紅葉のベストシーズンです。
Brusioには鉄道も通っているのでSt.MoritzからでもイタリアのTiranoから簡単にアクセスできます。
まず駅に着いたら33番の標識を探しましょう。見つかったら道順に沿って、Brusioの村の下の方を目指します。
10分ほど歩くとこういう場面に着きます。横断報道はありませんが、ここで国道を渡ります。渡ったら駐車場を通って、その先にある小道を少し歩くと橋の下に着きます。
橋も世界遺産ですね。一体どんな橋でしょうか?
これで橋の様相がわかって頂けましたね。そうなんです。一周するループ橋です。この地点から線路に沿って、50メーターくらい歩くとループの中心部に着きます。
中心部は木のあるところです。栗の木です。私用地のようでアクセスはできても栗は拾うな、と書いてあります。
ここならいいビデオも撮れますよ〜
箱根号も発見!
以下、序に撮ったエンガディン地方やポスキアーヴォの谷の綺麗な景色の写真も掲載します。
ベルニナ峠近くのLago Bianco(白い湖)です。ベルニナ特急です。
Morteratsch氷河
PontresinaからSt.Moritzまでハイキングルート(約2時間弱)はありますが、その途中にある美しい場所のLej Da Staz(Staz湖)です。
今秋は天気のいい日は続いているので色々な地に足を運んで、日本ではあまり知られていない秋のスイスの良さを発見する機会は多かったです。今回はインターラーケン近くある、スイスのピラミッドという通称を持っているニーゼン山さんを訪れました。
なぜスイスのピラミッドと呼ばれているのかですが、トゥーン湖の対岸から見ると理由がすぐわかります。ちなみにこちらの写真は7月に撮ったもので、人気韓流ドラマの愛の不時着のロケ地でもあるSigriswilのパノラマ橋からです。
こちらはニーゼン山の山頂にある案内表示板です。多くの有名スイス人画家がこの山をモチーフに名画を描いています。その一番有名な絵は真ん中にある赤く囲まれているパウル・
ニーゼン山へのアクセスですが、麓駅であるMulenenから、2つのケーブルカーを乗り継いで30分です。Mulenenにはベルンやインターラーケンから電車でアクセスできます。
上に着いて、10分ほど歩くと頂点に辿ります。そして、、大感動です。この写真で見えるピラミッド型の影ですが、本物です。その自然現象が見えるのは10月の夕方(こちらは10月29日の16時ごろ)のみで、夏には見れないものなのでご注意ください。
ニーゼンからユングフラウ地方を代表する山、アイガー、メンヒとユングフラウもよく見えます。
そして17時ごろになると夕陽の素晴らしい風景が楽しめます。
- リンツチョコレートの世界が体験できるHome of Chocolate
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>チューリッヒ
- テーマ:買物・土産 グルメ
- 投稿日:2020/10/03 00:00
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リンツの世界が発見できる新しい体験センターHome of Chocolateです。この建物はバーゼル出身の若い建築家、クリスト&ガンテンバインによるもので、彼らの得意とするコンクリート素材をメインに建設されています。2020年9月13日にチューリッヒ郊外のKilchbergでオープンしました。
同じKilchchbergに、2020年で創業175
リンツ本社前の広場には、なんとチョコレート広場という名称が公式に付けられています。正にリンツチョコの街ですね。
チューリッヒ中央駅から10分のKilchberg駅で降ります。
駅前に出て、この金色の標識を探しましょう。
メインホールで世界最大のチョコレートフォンテーヌを目にします。ここには入場券を買わなくては入れます。
そのすぐ横にあるLindt shopも世界最大規模です。
リンツのブランドのチョコレート以外に、生チョコも販売しています。
さて、見学に行ってみましょう。チョコレートツアーは有料で、本館に入るところでチケットを購入します。ネットでも購入可能で時間の予約も出来ます。
チョコレートツアーはオーディオガイドでのご案内になます。残念ながら日本語は。。ありません。壁にある旗で言語を選択します。
チョコレートツアーでは、リンツ社についてやチョコレートの歴史について説明してくれます。
途中に生チョコを試食できるステーションも!デザインもカッコイイです。
もちろん無料の試食コーナーもありますよ。
見学の最後に実際の生産ラインを再現したブースがあります。稼働されることもあるようですが、その時はストップされていて、動画での説明でした。
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