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- カボチャのオーブン焼き
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2014/11/07 00:00
- コメント(0)
11月3日のコラム「カボチャとお墓参りと万聖節」で触れた、カボチャのオーブン焼きを作ってみました。
まずはじめに水道水で外側を洗って、カットします。
スプーンで種の部分を抉り取ります。
種は乾燥させてからフライパンで焙って、中身を食べることも出来ます。
(ハンガリーでは、ピーナツ、アーモンド、ピスタチオに並んで、向日葵の種やカボチャの種の塩炒めをスナックとして売っています)
今回使用したのは、ひょうたん形のカボチャで、バターナッツ・スカッシュという品種です。
このあと、適度な大きさにカットします。
そのまま焼く人もいるらしいのですが、西洋のカボチャは日本のより味が薄いので、ネットでレシピを検索して参考にしてみました。
あるレシピサイトによると、ローズマリーまたはタイム、あるいは両方を使い、さらにエキストラ・バージン・オリーブオイルとニンニク、塩コショウをして、味付けするという、甘くないタイプのものがありました。
また別のサイトでは、ハンガリーで有名なアカシアの蜂蜜を塗ってから焼くという、普通に甘口タイプもレシピもありました。
今回は、塩味系統にしてみました。
しかし急に思い立ったので、ローズマリーもタイムも無かったので、緑のハーブということなので、ディル(イノンド)を「ニンニク塩」と混ぜて、カットしてオーブントレイ(アルミホイルを下に敷く)に並べたカボチャにふりかけました。オイルは今回は無しで焼いてみることにしました。
240℃で50分とありましたが、ガスレンジのオーブンなので温度が良くわからず、ちょっと適当です。
(蜂蜜を使う場合は、すぐに焦げてしまうので、180℃と温度を低く設定して、蜂蜜がキャラメル化したら焼きあがりだそうです)
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焼きあがりました。
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試食したところ、味がとっても薄かったです・・・残念。多分もっと大胆にハーブやニンニク塩をかければ良かったかもしれません。
そこで、大好物のパンプキンシードオイルと塩を少しかけて塩味系、あるいはアカシア蜂蜜をかけて食べています。
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この時期はたいていのレストランでカボチャを使った料理、ガチョウ肉の料理、新酒ワインの解禁特集など、その土地ならではの季節の食べ物が楽しめます。
ヨーロッパでも食欲の秋!ということで、旅行中は季節の美味しい食べ物にトライしましょう!

- カボチャとお墓参りと万聖節
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:その他
- 投稿日:2014/11/03 00:00
- コメント(0)
ハンガリーでは本来のキリスト教(カトリック)の宗教行事として、11月1日の諸聖人の日(万聖節)と、11月2日の死者の日(万霊節)があり、11月1日はハンガリーの祝日にもなっています。
一般的には、この日は日本でいうお彼岸やお盆で、お墓参りをします。そのため都市部では墓地周辺の公共交通機関がお休み(11月1日)にも関わらず増便して運行されます。
普通は家族そろってお墓参りをして、お墓を綺麗に掃除して、お花を飾り、蝋燭に火を灯します。

下の画像は、筆者の友人が眠る墓地の礼拝堂横の十字架が、万聖節で献花、献灯されている様子です。

ハンガリーには元々ハロウィンは習慣としてありませんが、最近はパーティーイベントとして流行しています。本来ハロウィンは万聖節の前の晩(イヴ)という意味合いらしいですが、ケルト民族の風習と結びついたもので、キリスト教の公式行事ではないということです。
ハロウィンが娯楽としてハンガリーにも受け入れられつつあり、カボチャで作るジャック・オー・ランタン作りも、バレンタインのチョコレートの様に広まりつつありますが、もともと秋といえばカボチャを食べるもの。

この時期は季節の料理として、カボチャのスープが楽しみです。また大き目にカットしたカボチャを単純にオーブン焼きにしたものも、ほんのり甘い気軽なおやつとして人気があります。
また11月11日はハンガリーのソンバトヘイ生まれ(ローマ帝国パンノニア州サヴァリア市)で、フランス・トゥールの司教となった聖マルティヌスの日で、最近ではこの秋に取れたブドウによる新酒(ワイン)とガチョウ料理を楽しむのが、秋の年中行事となっています。
何にせよ実りの秋なのです。
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