ニューヨークの遊び方＠トラベルコちゃん

ニューヨークはすっかり初夏というか、真夏のような日が続いています。暑い日に「涼めるスポット」をご紹介しましょー。ダウンタウンのワシントン・スクエアから巨大噴水広場の様子。この広場、ここ数年リノベーション工事してたんですけど、昨年やっと完成。以前に増して周辺にお住まいの方々の憩いの場になってます。

日本の感覚では、公園の噴水で水遊びしてたら怒られそうですけど、ニューヨークでは大丈夫。こういう感じの噴水＝子どもの水遊び場って感覚で、あちこちでこういう光景を見かけます。これも文化の違いの１つかも。

特にこのワシントン・スクエアの噴水は、ほとんど子どもプール状態。パンツ一枚とかの子もいますが、お家から水着やビーチタオルを用意してくる子も多いです。人気の観光名所の１つですが、地元住民の方々の憩いの場ということで、いわゆる観光地っぽくはありません。素顔のニューヨークを楽しめます。水しぶき気持ちいいですチビッ子いっぱい大人もつられて憩いの場

周辺はNYUの大学キャンパスやその関連施設になってまして、ちょっとアカデミックな穏やかな雰囲気になってます。また学生街らしく、安くて美味しいB級グルメのお店も多いです。

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ニューヨークの街角では様々な教会を見かけます。上の写真は、チェルシー地区にある19世紀に建てられた歴史のある教会、ライムライト（Limelignt）。1980年代、悪名の高いナイトクラブだったこの教会は、今年5月に室内型マーケット・プレイスとしてリニューアル・オープン！場所は、20丁目と6番街の角。

もともとそれほど大きくない教会を改装したマーケット・プレイスということで、大小様々なお店が出てる店舗スペースも迷路のような構造になっていまして、全体的にごちゃっとした雰囲気。ステンドグラスなど教会らしい内装を残してあって歴史や伝統への配慮も感じられますが、カフェの座席数も限られていて、新しくできた商業施設にしては開放感が足りないかも？

また特に、ベビーカーや車椅子で訪れるのが難しい構造になってるのは極めて残念です。オープンしたばかりで工事中の場所も多いため、今後改善されるのかもしれませんけど、計画段階で誰か気づかなかったのでしょうか。

構造にはいろいろ疑問を感じますが、ここに出てるお店の中には地元ニューヨークで生まれた、ここが第一号店というユニークなショップが多いようです。そういった新しいお店を探していたり、自分でそういうお店を出したい方には、たぶん、魅力的なマーケットでしょう。今後に期待です。古い教会がマーケット・プレイスにパン屋さんとかも入ってます迷路のような階段があちこちにライムライトのシンボルになってるステンドグラス
〔ご参考情報〕・limelightmarketplace.com：公式サイト
Add: 47 W. 20th St. New York, NY 10011
Tel: 212-226-7585

古い教会を改装して、3階建のマーケット・プレイスになってます。入ってるお店の中にはユニークなものも多いので、もう少し全体的なイメージというか、確固たるブランディングを考えた方が良いような気がします。まだできたばかりなので、今後に期待という感じです。

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続々と新しいユニークなレストランがオープンするニューヨークですが、今年2月に登場し注目を集めてるのがこのお店、ミートボール・ショップ（The Meatball Shop）。その名の通りミートボール専門店！場所は、ロウワー・イースト・サイド、Allen St.とOrchard St.の間のStanton St.沿い。

ミートボール専門店って言うから屋台みたいな感じかと思ったら、店内はちょっとお洒落なバー＆レストラン風。男性に限らず女性もたくさん訪れています。

テーブルにつくとメニューが渡され、直接そのメニューにマーカーでチェックをつけてオーダーする仕組み。

ミートボールには、ビーフ、スパイシーポーク、チキンに加え、野菜オンリーのベジタブル・ミートボール（ミートじゃないし、笑）など数種類のミートボールがありまして、そこから好きなものを選ぶ、さらにトマト、マッシュルーム、チーズなどのソースを選びます。

また、ミートボールの他にサンドイッチとかもメニューに入ってますが、どれも基本的にメインはミートボール。サンドイッチも中にミートボールが入ってるものだけっていう徹底ぶりなんですよ。
早くも雑誌TimeOut NYの2010年のEat Out Awardを受賞Spicy Pork with Parmesan Cream ()Classic Beef with Classic Tomato ()結構おなかいっぱいになります
〔ご参考情報〕
・THE MEATBALL SHOP
Add: 84 Stanton Street (between Allen & Orchard)
Phone: (212) 982-8895
Hours: Thursday through Saturday - Noon til 4 a.m., Sunday through Wednesday - Noon til 2 a.m.

ニューヨークには「○○の専門店」っていうニッチ・マーケットをターゲットにしたユニークなお店がいーっぱいあるんですよー。「チョコチップクッキー」、「ドーナツ」、「カップケーキ」はもちろん、変わったところでは、「ライスプリンの専門店」とかまで。食べ物屋さんだけじゃなくて、「チェス」や「ビーズ」の専門店まで！やっぱりこういう傾向の背景には「ニューヨークの持つ多様性」が関係ありあそう。いろいろ面白いです。

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ESPNの作ったワールドカップ出場国別ポスターの記事の人気で、サッカーファンの方々もたくさん訪れてくれてるようですので、もう１つ、ワールドカップ関連情報です。世界中の人々の観戦風景をすさまじいカット数で魅せ、有名選手や人気アニメのシンプソンズまで出てくるNikeのCM、"Write The Future"。

このNikeがつくったワールドカップ・バージョンのCMは、先月半ばにYoutubeで公開され、早くも再生回数が1,000万回を突破!　ネット上では世界的な話題になってるのでご存知の方も多いと思います。

あれ？そういえば、実際のお店の方はどんな感じになってるんだろう？と思って、ニューヨークのミッドタウンにあるナイキタウンへ・・・。ここはニューヨーク最大のナイキのフラグシップ店。やっぱり特別イベントやってましたー。しかも、あのCMに出てくる有名選手たちのおっきな像まで展示中。ここは美術館ですか？状態になってます。
美術品みたいC.ロナウド選手（ポルトガル）が見つめる先には・・・叫ぶルーニー選手（イングランド）こんな感じ


こちらがそのCM


一方、PUMAは現地南アフリカの様子をCMに
〔ご参考〕
・Niketown
Add: 6 East 57th Street New York, NY
Tel: (212) 891-6453

CMに登場する注目選手の像は、これ、この後、どうするんでしょうね？どこかに寄付とかするのかなぁ。他にもサッカーボールの形をもとにデザインしたアート作品みたいのが天井からぶら下がってたり、もちろん代表国のユニフォームとかいろいろとワールドカップ関連グッズを販売中です。

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夏のニューヨークには「野外映画イベント」がいっぱい。中でも非常にユニークなのがコレ。第二次世界大戦とかで活躍した戦艦空母、イントレピッドの甲板の上にスクリーンが設置され、星空の下で映画を楽しめる無料イベントです。フリート・ウィークの一環だったんですけど、この日上映された映画は何だと思います？

ヒントは、アメリカ海軍の戦闘機パイロットたちの青春群像を描いた航空アクション映画・・・。はいそうです。トム・クルーズ主演の『トップガン』 (Top Gun）。

この映画、やっぱり空母の甲板の上で見ると臨場感がハンパじゃありません。特にオープニング・シーンは圧巻。テーマソングの「デンジャー・ゾーン」("Danger Zone")がガンガンにかかる中、空母の甲板から戦闘機が飛び立っていくあのシーンです。

今回改めて調べたら、トップガンって今から24年も前の作品（1986年公開）なんですね。いろんな意味で「一生のうち１度は見るべき映画」と評されるアメリカでは定番の名作の１つで、人気テレビ番組のサタデーナイトライブでパロディ（"The Iceman Later Years"）が放送されたことも。スター・ウォーズほどじゃありませんが、ジョークや例え話の元ネタになってることも多いです。

いろいろ名シーンがあるんですけど、特に歓声がわいたのはカッコいいパイロットたちが上半身裸でビーチ・バレーを楽しむシーン。ミュージック・ビデオのように音楽（曲名は"Playing with the boys"、テーマソングと同じく歌ってるのはKenny Loggins）をバックにひたすらビーチ・バレーで、セリフらしいセリフはなし。

一応、その後のシーンのシャワーのジョークへの布石になってるんですけど、なんと言うか、初期のトム・クルーズ出演映画らしい代表的シーンって感じ？

また、このシーン、いろんな意味でその後のアメリカのポップカルチャーに少なからず影響を与えたと言われてまして、Googleなどで"TOP GUN Beach Volley"を検索すると、このシーンをパロディでやってみたビデオとか、まぁ、いろんな情報が出てきます。 印象的なオープニングシーンIcemanから"You're dangerous"と言われるシーンも有名夜の甲板の上マンハッタンの夜景も見えます
〔ご参考情報〕
・www.intrepidmuseum.org：イントレピッド海空宇宙博物館（Intrepid Sea-Air-Space Museum）

映画やドラマは楽しみながらその国の文化も学べて良いですよねー。アメリカの方々は、映画館とかでもワーとかキャーとか歓声をあげたり、拍手しながら映画を楽しむことが多いんですけど、今回は定番のトップガンをこの会場で見るってこともあって、いろんなリアクションが出てて余計に面白かったです。

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