1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. 温泉ソムリエ久世進さん
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

 

温泉ソムリエ久世進の「一泉一会」

プロフィール

ニックネーム:
温泉ソムリエ久世進
居住地:
北海道
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
温泉で一番大切なものそれは「泉質」。
私、温泉ソムリエの知識を活かして、自ら出逢った温泉地の
温泉分析書をもとに、それぞれの温泉の分析をして
それぞれの温泉の特徴や効能をお教えします。

温泉ソムリエ2つ星マスター取得、温泉観光士取得、温泉学会会員

カレンダー
5月<2011年06月    
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26 27282930

記事一覧

1 - 2件目まで(2件中)

2010/9/16 野沢温泉にて
温泉分析書の見方を教えます! これがわかれば「温泉のすべて」がわかります!<第3回>
エリア:
    指定なし
テーマ:ホテル・宿泊 温泉・露天風呂 
投稿日:2011/06/26 18:08
コメント(0)
温泉分析書の見方を教えます!
これがわかれば「温泉のすべて」がわかります!<第3回>

陽イオンと陰イオン

温泉分析書3


温泉水に含まれる成分には、陽イオンと陰イオンがあります。


❶、陽イオンとは、

陽イオン・・・温泉水が地下を流動している間に接触している岩石中
の長石、その他造岩石鉱物の成分を溶かし込んだもの
です。


❷、陰イオンとは、

陰イオン・・温泉水が主体である水とともに天然の揮発成分がすなわ
ち地球上でいえば、水蒸気とともに、火山ガスとして、
二酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素、塩化水素などの形
で、温泉水の中に溶け込んだものです。


陽イオンも陰イオンも地球の地下深くにある鉱物とガスの成分を含んで
いることから、太古の昔の地球の恵の産物であり、その成分を含む温泉
水は、何千、何万年前の地球から贈り物といえるでしょう。

2010/9/16 野沢温泉にて
温泉分析書の見方を教えます! これがわかれば「温泉のすべて」がわかります!<第2回>
エリア:
    指定なし
テーマ:ホテル・宿泊 温泉・露天風呂 
投稿日:2011/06/18 13:59
コメント(0)
温泉分析書の見方を教えます!
これがわかれば「温泉のすべて」がわかります!<第2回>

温泉分析書2

❶、pH値

温泉は水素イオン濃度によるpH値で下記のように分類されます。

強酸性泉 = pH2.0未満 = 胃液 = 玉川温泉(pH1.2)

酸性泉 = pH2.0〜3.0未満 = レモン汁 = 草津温泉(pH2.0)

弱酸性泉 = pH3.0〜6.0未満 = 人間の肌 = 渋温泉(pH4.5)

中性泉 = pH6.0〜7.5未満 = 水道水 = 伊香保温泉(pH6.3)

弱アルカリ性泉 = pH7.5〜8.5未満 = 海水 =野沢温泉(pH8.0)

アルカリ性泉 = pH8.5以上 = 石鹸水 = 白馬八方温泉(pH11.3)


酸性度が高いと殺菌効果があり、酸性の湯は肌を引き締める作用があると
言われています。中性泉は肌にやさしいです。
アルカリ度が高いと肌の角質をとるなど、クレンジング作用があり、
肌をすべすべにしてくれる美肌効果があります。

1 - 2件目まで(2件中)