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日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

 

温泉ソムリエ久世進の「一泉一会」

プロフィール

ニックネーム:
温泉ソムリエ久世進
居住地:
北海道
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
温泉で一番大切なものそれは「泉質」。
私、温泉ソムリエの知識を活かして、自ら出逢った温泉地の
温泉分析書をもとに、それぞれの温泉の分析をして
それぞれの温泉の特徴や効能をお教えします。

温泉ソムリエ2つ星マスター取得、温泉観光士取得、温泉学会会員

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久世さん西の河原看板前
温泉分析書から読み取れる草津温泉の源泉について
エリア:
    指定なし
テーマ:ホテル・宿泊 温泉・露天風呂 
投稿日:2013/01/16 15:41
コメント(0)
【温泉分析書から読み取れる草津温泉の源泉について】

江戸時代の温泉効能鑑(温泉番付)で最高位の東の大関の位置している草津温泉は、
今もなおわが国きっての名湯治場です。
標高約1200メートルの高原のいで湯で、背後は噴煙を上げる活火山の白根で、
まるで湯釜の上にのったような温泉場だけに、湯量はすこぶる豊富、源泉は百ヶ所
で、共同浴場だけでも十八ヶ所もあります。
源泉は高温酸性泉で自噴湧出量としては日本一で、毎分3万2千リットルといわれ
ています。
街の中心地には湯畑源泉があり、湯の花(硫黄)採取用の木樋や、毎分4千リットル
の高温で強酸性泉の源泉(54℃、ph2)が流れ落ちる湯滝を間近に眺めることが
できます。
その他、6大源泉と言われている、白旗源泉、西の河原源泉、地蔵の湯源泉、煮川源
泉がありますが、特記すべきは、1967年、白根山の中腹で発見された
万代鉱源泉(96℃、ph1.5)は、毎分6200リットルの湧出量(自噴)、成分含有量
(3720mg)、メタケイ酸含有量(537mg)、黄金の成分比率(カルシ98.3mg:マグネ
シウム57.2mgが約2対1)で、草津町に供給されています。高温の為、途中、熱交換
機を通して温度を下げ温泉施設に送られ、得られた温水は各家庭や公共施設の暖房等に
利用されています。また。温泉排水は中和工場で中和されるなど環境にも配慮されて
います。
西の河原露天風呂

2010/6/25草津温泉の湯畑にて

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