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- フランス パリ / ギメ東洋美術館内「オーディトリウム」にてプログラム「秋津島」開催 (11〜1月)
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2008/11/12 15:23
東洋美術の扱いではフランス最大の美術館「ギメ東洋美術館」内の「オーディトリウム」にて2008年11月〜2009年1月の期間、プログラム「秋津島」が開催されます。
この「秋津島」のプログラムは、日仏交流150周年を記念し、現在ギメ東洋美術館で開催されている展覧会「こんぴらさん 海の聖域展」(2008年10月15日〜12月08日)と併行して企画されたものです。
下記にプログラムの概要をご紹介いたします。
是非この機に「ギメ東洋美術館」にお越し下さい。
【 プログラム「秋津島」: 蜻蛉(とんぼ)の島 】
古代日本神話(日本書記、720年)によると、日本の最初の名前は「秋津島」(蜻蛉の島)であった。
この呼び名は、初の天皇である神武天皇に帰せられる。
彼は大和の丘の高みから国見のときに「蜻蛉のとなめせるがごとし」(交尾した蜻蛉の雌雄が互いに尾をふくみあって輪の形となって飛ぶこと)と叙した、という。
神道の篤き信仰が生まれたのは、天照大神(あまてらすおおみかみ)が創生し、八百万(やおろず)の神々が住まう、まさにこの蜻蛉の島での事であった。
日本古来のこの宗教は、六世紀に入ってすぐ中国から伝播された仏教と共存してきた。仏教は様々な宗派、とりわけ禅宗から派生する流れの中で、のちに日本独自の仏教の形をみる事になる。
この日本独自の精神性を様々な宗教儀礼、修行、巡礼、黙想の場面を描く多くのドキュメンタリーをたどりながら、又、小栗健一、アルノー・デジャルダン(Arnaud Desjardins)、 ダニエル・モロー(Daniel Moreau)、その他の監督の映像を通して探って行きたい。さらには、アイヌ民族の奇習、驚くべき「茶の精神」、熊井啓監督により映画化された「千利休」にみる利休の謎に満ちた人物像も見出して行きたい。
とりわけ並はずれて豊かな映画が発展してきたのは、西洋にとって時として惑わせる事の起こるこの国、日本においてである。
国際的な巨匠監督の幾人かを輩出してきたのもこの国である。その巨匠の一人、今村昌平は、2006年に他界した。溝口監督の後継者たる今村は、日本社会に一歩の譲歩も許さない臨床的視線を注ぎ、ブラックユーモアにつつまれた少しばかり冷笑的な態度でもって、下層階級の人々に光を当てた。
彼の九つの作品、とりわけ有名な「楢山節考」、そして驚くべきドキュメンタリー「にっぽん戦後史マダムおんぼろの生活」等の作品を上映する事で、小津監督の元助監督であり日本のヌーベルバーグを象徴する映画監督、そしてカンヌ映画祭のパルムドール金賞を2度受賞したこの今村監督にこそ、オマージュを捧げたい。
■ スペクタクル
KOMAによる日本伝統楽器の演奏、 林榮子による日本舞踊、 川邊りえこによる日本書道、千田えつこによる邦楽が披露される。
■ 今村昌平監督(1926〜2006)へのオマージュ --- 九作品上映
映画監督であり、脚本家(映画、演劇)でもあり、助監督、通訳もこなす今村昌平は、1965年に彼自身のプロダクションを創設する。
松竹に入社してすぐに「麦秋」(1951)、「お茶漬けの味」(1952)、「東京物語」(1953)等で、彼は小津監督の助監督をつとめる。その後、1954年に日活へ移籍し、そこで 川島監督の「幕末太陽伝」(1957)の脚本を書く等、数多くの脚本を手がける。
1958年には初めて三作品の監督を務め、たとえば「赤い殺意」のように下層階級の人々に光をあてた物語は、この頃から既に特に好んで手がけたテーマである。
養豚のためにアメリカ合衆国海軍の軍艦から出る残飯をめぐってのヤクザたちの抗争を描く「豚と軍艦」の様に、日本の社会的状況を彼はリアリズムをもって描写する。
1968年の「神々の深き欲望」、「人間蒸発」(1967)、「にっぽん戦後史マダムおんぼろの生活」(1970)等、歴史や実話から着想を得たもの、あるいは、戦後の歴史的背景の中にまみれ、普通の人々の引き裂かれた運命を語った「黒い雨」(1989)などを制作する。
「楢山節考」(1983)では、カンヌ映画祭「パルムドール金賞」受賞という栄誉に輝き、監督として初めての国際的評価を得る。
「うなぎ」(1997)で2度目のパルムドール金賞を受賞。フランス国内で上映された彼の最後の二作品、「カンゾ-先生」(1998)、「赤い橋の下のぬるい水」(2001年)は、自嘲、滑稽な状況、日本社会に注がれる妥協を許さない鋭く批判的なまなざし等、いわゆる「今村スタイル」を象徴する作品といえよう。
今村監督は2006年東京で歿する。
■ フランス国立ギメ東洋美術館「オーディトリウム」 (Auditorium du musee national des arts asiatiques - Guimet)
住所: 6, place d'Iena, 75116 Paris, France
TEL: 01-4073-8811
〔最寄駅〕
パリ地下鉄 9号線 Iena(イエナ駅)、6号線・9号線 Trocadero(トロカデロ駅)、6号線 Boissiere(ボワシエール駅)
★「秋津島」のプログラムは下記サイトよりダウンロードいただけます。
URL http://www.guimet.fr/IMG/pdf/prog_auditorium2008_2009.pdf
(PDFファイルが開きます。計64ページ)
※その他詳細は、下記美術館の公式サイトにてご確認ください。
URL http://www.guimet.fr/ (フランス語、英語、日本語他)
※ギメ東洋美術館にて「こんぴらさん 海の聖域展-日本絵画の至宝」開催中 (10〜12月)
http://www.otoa.com/home/news_ditail.php?serial=14691
この「秋津島」のプログラムは、日仏交流150周年を記念し、現在ギメ東洋美術館で開催されている展覧会「こんぴらさん 海の聖域展」(2008年10月15日〜12月08日)と併行して企画されたものです。
下記にプログラムの概要をご紹介いたします。
是非この機に「ギメ東洋美術館」にお越し下さい。
【 プログラム「秋津島」: 蜻蛉(とんぼ)の島 】
古代日本神話(日本書記、720年)によると、日本の最初の名前は「秋津島」(蜻蛉の島)であった。
この呼び名は、初の天皇である神武天皇に帰せられる。
彼は大和の丘の高みから国見のときに「蜻蛉のとなめせるがごとし」(交尾した蜻蛉の雌雄が互いに尾をふくみあって輪の形となって飛ぶこと)と叙した、という。
神道の篤き信仰が生まれたのは、天照大神(あまてらすおおみかみ)が創生し、八百万(やおろず)の神々が住まう、まさにこの蜻蛉の島での事であった。
日本古来のこの宗教は、六世紀に入ってすぐ中国から伝播された仏教と共存してきた。仏教は様々な宗派、とりわけ禅宗から派生する流れの中で、のちに日本独自の仏教の形をみる事になる。
この日本独自の精神性を様々な宗教儀礼、修行、巡礼、黙想の場面を描く多くのドキュメンタリーをたどりながら、又、小栗健一、アルノー・デジャルダン(Arnaud Desjardins)、 ダニエル・モロー(Daniel Moreau)、その他の監督の映像を通して探って行きたい。さらには、アイヌ民族の奇習、驚くべき「茶の精神」、熊井啓監督により映画化された「千利休」にみる利休の謎に満ちた人物像も見出して行きたい。
とりわけ並はずれて豊かな映画が発展してきたのは、西洋にとって時として惑わせる事の起こるこの国、日本においてである。
国際的な巨匠監督の幾人かを輩出してきたのもこの国である。その巨匠の一人、今村昌平は、2006年に他界した。溝口監督の後継者たる今村は、日本社会に一歩の譲歩も許さない臨床的視線を注ぎ、ブラックユーモアにつつまれた少しばかり冷笑的な態度でもって、下層階級の人々に光を当てた。
彼の九つの作品、とりわけ有名な「楢山節考」、そして驚くべきドキュメンタリー「にっぽん戦後史マダムおんぼろの生活」等の作品を上映する事で、小津監督の元助監督であり日本のヌーベルバーグを象徴する映画監督、そしてカンヌ映画祭のパルムドール金賞を2度受賞したこの今村監督にこそ、オマージュを捧げたい。
■ スペクタクル
KOMAによる日本伝統楽器の演奏、 林榮子による日本舞踊、 川邊りえこによる日本書道、千田えつこによる邦楽が披露される。
■ 今村昌平監督(1926〜2006)へのオマージュ --- 九作品上映
映画監督であり、脚本家(映画、演劇)でもあり、助監督、通訳もこなす今村昌平は、1965年に彼自身のプロダクションを創設する。
松竹に入社してすぐに「麦秋」(1951)、「お茶漬けの味」(1952)、「東京物語」(1953)等で、彼は小津監督の助監督をつとめる。その後、1954年に日活へ移籍し、そこで 川島監督の「幕末太陽伝」(1957)の脚本を書く等、数多くの脚本を手がける。
1958年には初めて三作品の監督を務め、たとえば「赤い殺意」のように下層階級の人々に光をあてた物語は、この頃から既に特に好んで手がけたテーマである。
養豚のためにアメリカ合衆国海軍の軍艦から出る残飯をめぐってのヤクザたちの抗争を描く「豚と軍艦」の様に、日本の社会的状況を彼はリアリズムをもって描写する。
1968年の「神々の深き欲望」、「人間蒸発」(1967)、「にっぽん戦後史マダムおんぼろの生活」(1970)等、歴史や実話から着想を得たもの、あるいは、戦後の歴史的背景の中にまみれ、普通の人々の引き裂かれた運命を語った「黒い雨」(1989)などを制作する。
「楢山節考」(1983)では、カンヌ映画祭「パルムドール金賞」受賞という栄誉に輝き、監督として初めての国際的評価を得る。
「うなぎ」(1997)で2度目のパルムドール金賞を受賞。フランス国内で上映された彼の最後の二作品、「カンゾ-先生」(1998)、「赤い橋の下のぬるい水」(2001年)は、自嘲、滑稽な状況、日本社会に注がれる妥協を許さない鋭く批判的なまなざし等、いわゆる「今村スタイル」を象徴する作品といえよう。
今村監督は2006年東京で歿する。
■ フランス国立ギメ東洋美術館「オーディトリウム」 (Auditorium du musee national des arts asiatiques - Guimet)
住所: 6, place d'Iena, 75116 Paris, France
TEL: 01-4073-8811
〔最寄駅〕
パリ地下鉄 9号線 Iena(イエナ駅)、6号線・9号線 Trocadero(トロカデロ駅)、6号線 Boissiere(ボワシエール駅)
★「秋津島」のプログラムは下記サイトよりダウンロードいただけます。
URL http://www.guimet.fr/IMG/pdf/prog_auditorium2008_2009.pdf
(PDFファイルが開きます。計64ページ)
※その他詳細は、下記美術館の公式サイトにてご確認ください。
URL http://www.guimet.fr/ (フランス語、英語、日本語他)
※ギメ東洋美術館にて「こんぴらさん 海の聖域展-日本絵画の至宝」開催中 (10〜12月)
http://www.otoa.com/home/news_ditail.php?serial=14691
- アルゼンチン イグアス / 「悪魔の喉笛」に通じる遊歩道付近への立ち入りが禁止に
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エリア:
- 中南米>アルゼンチン>イグアス
- テーマ:観光地
- 投稿日:2008/11/12 13:45
ユネスコ世界遺産にも登録されており、世界最大瀑布の一つでもあるイグアスの滝のアルゼンチン側の名所「悪魔の喉笛」に通じる遊歩道付近の立ち入りが禁止となりました。
現地からの情報によりますと、2008年11月04日より危険水位を越す水量が測定されたため、急遽「悪魔の喉笛」に通じる遊歩道が閉鎖となりました。
現時点では「悪魔の喉笛」付近の遊歩道のオープン予定は発表されておりませんが、同箇所の水量次第で規制が解除される可能性もあります。
尚、現在「悪魔の喉笛」以外の遊歩道は通常通り観光が可能で、現在のイグアス観光ツアーでは、上記遊歩道以外の遊歩道をご案内する形になっております。
又、現地からの情報では、昨日の滝の水量は約4,000立方メートル/秒であったのに対し、本日の滝の水量は約9,000立方メートル/秒と、たった1日で倍以上の水量になってしまった様です!
以上「イグアスの滝」へのご旅行をご予定の方は、予めご了承ください。
※下図 5番付近が、立ち入りが規制されている箇所となります。
現地からの情報によりますと、2008年11月04日より危険水位を越す水量が測定されたため、急遽「悪魔の喉笛」に通じる遊歩道が閉鎖となりました。
現時点では「悪魔の喉笛」付近の遊歩道のオープン予定は発表されておりませんが、同箇所の水量次第で規制が解除される可能性もあります。
尚、現在「悪魔の喉笛」以外の遊歩道は通常通り観光が可能で、現在のイグアス観光ツアーでは、上記遊歩道以外の遊歩道をご案内する形になっております。
又、現地からの情報では、昨日の滝の水量は約4,000立方メートル/秒であったのに対し、本日の滝の水量は約9,000立方メートル/秒と、たった1日で倍以上の水量になってしまった様です!
以上「イグアスの滝」へのご旅行をご予定の方は、予めご了承ください。
※下図 5番付近が、立ち入りが規制されている箇所となります。
- ミャンマー バガン / 「バガン・カルチャーフェスティバル」開催 (11月)
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エリア:
- アジア>ミャンマー>バガン
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2008/11/12 10:31
無数の仏塔が林立する「バガン遺跡」が有名なバガンにて、2008年11月28日〜30日の3日間「バガン・カルチャーフェスティバル」が開催される予定です。
その具体的内容は検討中との事ですが、現在のところ伝統舞踊、蹴鞠のアトラクション、馬車の競争、うるし塗りの展示等を企画しております。
開催時間は15:00〜21:00。この期間にバガンを訪れる方は、どうぞお見逃しなく!
その具体的内容は検討中との事ですが、現在のところ伝統舞踊、蹴鞠のアトラクション、馬車の競争、うるし塗りの展示等を企画しております。
開催時間は15:00〜21:00。この期間にバガンを訪れる方は、どうぞお見逃しなく!
- オーストリア / オーストリア国鉄の新開発のプレミアム高速列車「レイルジェット」
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エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>オーストリアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物
- 投稿日:2008/11/10 20:10
2008/09年のダイヤ改正の一環として、オーストリア国鉄は新しく開発されたプレミアム高速列車を投入し、ヨーロッパの鉄道交通業界に新風を吹き込みます。
最高時速230kmを誇るこのモダンで快適な高速列車は、移動時間を短縮するだけではなく、さらにグレードアップしたサービスを提供します。
高いクオリティで素晴らしい雰囲気の「レイルジェット」には、エコノミー、ファースト、プレミアムの3つのクラスがあり、合計408の座席を備えています。
プレミアムクラスでは、軽食、お飲み物、温かいおしぼり、新聞、雑誌等のサービスが、又、ファーストクラスでは、ウエルカムドリンクと冷たいおしぼり、新聞、雑誌等のサービスが提供されます。
レイルジェットご乗車の際には、特別な追加料金や座席予約は必要なく、又、乗車料金も現在のオーストリア国鉄の1等車・2等車の料金と変わりありません。ユーレイルパスやユーレイル・オーストリアパスをご利用のお客様も、基本的に追加料金無しでレイルジェットにご乗車いただけます。
さらに、距離に関わらず25ユーロの追加料金でプレミアムクラスにアップグレードする事が出来、より快適な旅をお楽しみいただけます。
■ レイルジェット --- プレミアムな旅を全ての方に
新たなダイヤ改正によって、2008年12月からレイルジェットは、ウィーン〜ミュンヘン間を1日6本、ウィーン〜ハンガリーの首都 ブダペスト間を1日7本運行する予定です。又、2009年12月からはウィーン〜インスブルック〜フェルトキルヒ〜ブレゲンツ、又はチューリッヒ線でもレイルジェットが投入される予定です。
※新しい高速列車「レイルジェット」のさらに詳しい情報をお求めの方は、下記サイトにてご確認下さい。
URL http://www.railjet.at/ (ドイツ語、英語、ハンガリー語)
最高時速230kmを誇るこのモダンで快適な高速列車は、移動時間を短縮するだけではなく、さらにグレードアップしたサービスを提供します。
高いクオリティで素晴らしい雰囲気の「レイルジェット」には、エコノミー、ファースト、プレミアムの3つのクラスがあり、合計408の座席を備えています。
プレミアムクラスでは、軽食、お飲み物、温かいおしぼり、新聞、雑誌等のサービスが、又、ファーストクラスでは、ウエルカムドリンクと冷たいおしぼり、新聞、雑誌等のサービスが提供されます。
レイルジェットご乗車の際には、特別な追加料金や座席予約は必要なく、又、乗車料金も現在のオーストリア国鉄の1等車・2等車の料金と変わりありません。ユーレイルパスやユーレイル・オーストリアパスをご利用のお客様も、基本的に追加料金無しでレイルジェットにご乗車いただけます。
さらに、距離に関わらず25ユーロの追加料金でプレミアムクラスにアップグレードする事が出来、より快適な旅をお楽しみいただけます。
■ レイルジェット --- プレミアムな旅を全ての方に
新たなダイヤ改正によって、2008年12月からレイルジェットは、ウィーン〜ミュンヘン間を1日6本、ウィーン〜ハンガリーの首都 ブダペスト間を1日7本運行する予定です。又、2009年12月からはウィーン〜インスブルック〜フェルトキルヒ〜ブレゲンツ、又はチューリッヒ線でもレイルジェットが投入される予定です。
※新しい高速列車「レイルジェット」のさらに詳しい情報をお求めの方は、下記サイトにてご確認下さい。
URL http://www.railjet.at/ (ドイツ語、英語、ハンガリー語)
- イタリア / 2008年秋〜冬の「文化イベント」ご紹介−その1
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2008/11/07 12:10
秋に入りイタリアでは、アートイベントや食のフェスティバル等、数多くのイベントが開催されております。
今回は、この秋から冬にかけてイタリア各地で開催される文化イベント情報をご紹介いたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越しください。
■コレッジョ展 (CORREGGIO)
開催期間: 2008年9月20日〜2009年1月25日
開催場所: パルマ(Parma)
国立美術館(Galleria Nazionale)、サン・パオロの部屋(Camera di S.Paolo)、
大聖堂(Duomo)、サン・ジョヴァンニ教会(Chiesa di San Giovanni)
詳細: URL http://www.mostracorreggioparma.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
柔和な表情の聖母子画等で有名なルネッサンスの画家 コレッジョ(本名: アントニオ・アッレーグリ)のこれまでにない大々的な展覧会がパルマで開催中で、好評を博しています。
同時代のダ・ヴィンチやラッファエッロのような作風でありながら、比較的地味な存在であったコレッジョですが、メイン会場となる国立美術館(ピロータ宮殿内)には世界各地から美しいコレッジョの名画が大集結。
又、大聖堂(Duomo)とサン・ジョヴァンニ教会では、クーポラまで組まれた階段を登り、約20mの高さから手に取るような近さでクーポラに描かれたコレッジョの「聖母被昇天」(大聖堂)、「聖ヨハネの死」(サン・ジョヴァンニ教会)の大傑作を見る事が出来、圧巻です。この機会をぜひともお見逃しなく。
国立博物館とサン・パオロの部屋の入場は10ユーロ、大聖堂とサン・ジョヴァンニ教会のクーポラ天井画見学は、どちらもガイド付きでそれぞれ5ユーロ。4会場共通入場料は15ユーロです。
オープン日時は会場により違いますので、上記ホームページにてご確認下さい。
■カナレット展 (CANALETTO-VENEZIA E I SUOI SPLENDORI)
開催期間: 2008年10月23日〜2009年4月05日
開催場所: トレヴィーゾ(Treviso)のカーザ・デイ・カッラレージ(Casa dei Carraresi)にて
詳細: URL http://www.artematica.tv/ (イタリア語)
〔概要〕
小運河の町 トレヴィーゾにあるカ・デイ・カッラレージを会場に、ヴェネツィア絵画の巨匠 カナレット展が開催されています。
カナレットの作品が世界各地の美術館から集まり、又、ベルナルド・ベッロット、フランチェスコ・グアルディ、ミケーレ・マリセキなど等、同じく18世紀イタリアで流行した風景画作品とともに展示されています。
本展のためにロンドンのナショナル・ギャラリーからは、カナレットが共和国時代のヴェネツィアのサン・マルコ広場やカフェ・フローリアン等を描いた貴重な風景画作品3点も貸与されています。
■フォンターナ展 (LUCIO FONTANA. LUCE E COLORE)
開催期間: 2008年10月22日〜2009年2月15日
開催場所: ジェノヴァ(Genova)、ドゥカーレ宮殿ドージェの部屋(Palazzo Ducale, Appartamento del Doge)
詳細: URL http://www.palazzoducale.genova.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ジェノヴァのドゥカーレ宮殿で、ルーチョ・フォンターナの展覧会が、彼の光と色、新画材の追及に焦点をあてて開催されています。
50年代の作品を含む約200点にのぼる作品や陶器をテーマごとに展示。その後のアートシーンにも影響を及ぼしたフォンターナの詩的で探究心に富んだ精神は、今も芸術の革新者であることを我々に物語っています。
■アルベルト・ブッリ展 (ALBERTO BURRI)
開催期間: 2008年11月11日〜2009年2月08日
開催場所: ミラノ・トリエンナーレ(Triennale di Milano)
詳細: URL http://www.triennale.it/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
デザインの殿堂ミラノ・トリエンナーレでは、アルベルト・ブッリの回顧展を開催。
ブッリはルーチョ・フォンターナと並び、20世紀イタリアを代表する前衛芸術家で、1950年代の主要作品や、未公開作品を含むその後の革新的なものまで、多角的に彼の制作活動を紹介します。
イタリアでの公開は稀な「建築とサボテン」等の作品や、舞台装置のデザイン画、写真、ポスター等も展示され、ブッリが半世紀にわたり、新しい芸術を追い続けていたことを立証する展覧会となっています。
国立美術館コレッジョ展入口
大迫力!大聖堂では天井画を間近で鑑賞出来ます。
© Regency Group
今回は、この秋から冬にかけてイタリア各地で開催される文化イベント情報をご紹介いたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越しください。
■コレッジョ展 (CORREGGIO)
開催期間: 2008年9月20日〜2009年1月25日
開催場所: パルマ(Parma)
国立美術館(Galleria Nazionale)、サン・パオロの部屋(Camera di S.Paolo)、
大聖堂(Duomo)、サン・ジョヴァンニ教会(Chiesa di San Giovanni)
詳細: URL http://www.mostracorreggioparma.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
柔和な表情の聖母子画等で有名なルネッサンスの画家 コレッジョ(本名: アントニオ・アッレーグリ)のこれまでにない大々的な展覧会がパルマで開催中で、好評を博しています。
同時代のダ・ヴィンチやラッファエッロのような作風でありながら、比較的地味な存在であったコレッジョですが、メイン会場となる国立美術館(ピロータ宮殿内)には世界各地から美しいコレッジョの名画が大集結。
又、大聖堂(Duomo)とサン・ジョヴァンニ教会では、クーポラまで組まれた階段を登り、約20mの高さから手に取るような近さでクーポラに描かれたコレッジョの「聖母被昇天」(大聖堂)、「聖ヨハネの死」(サン・ジョヴァンニ教会)の大傑作を見る事が出来、圧巻です。この機会をぜひともお見逃しなく。
国立博物館とサン・パオロの部屋の入場は10ユーロ、大聖堂とサン・ジョヴァンニ教会のクーポラ天井画見学は、どちらもガイド付きでそれぞれ5ユーロ。4会場共通入場料は15ユーロです。
オープン日時は会場により違いますので、上記ホームページにてご確認下さい。
■カナレット展 (CANALETTO-VENEZIA E I SUOI SPLENDORI)
開催期間: 2008年10月23日〜2009年4月05日
開催場所: トレヴィーゾ(Treviso)のカーザ・デイ・カッラレージ(Casa dei Carraresi)にて
詳細: URL http://www.artematica.tv/ (イタリア語)
〔概要〕
小運河の町 トレヴィーゾにあるカ・デイ・カッラレージを会場に、ヴェネツィア絵画の巨匠 カナレット展が開催されています。
カナレットの作品が世界各地の美術館から集まり、又、ベルナルド・ベッロット、フランチェスコ・グアルディ、ミケーレ・マリセキなど等、同じく18世紀イタリアで流行した風景画作品とともに展示されています。
本展のためにロンドンのナショナル・ギャラリーからは、カナレットが共和国時代のヴェネツィアのサン・マルコ広場やカフェ・フローリアン等を描いた貴重な風景画作品3点も貸与されています。
■フォンターナ展 (LUCIO FONTANA. LUCE E COLORE)
開催期間: 2008年10月22日〜2009年2月15日
開催場所: ジェノヴァ(Genova)、ドゥカーレ宮殿ドージェの部屋(Palazzo Ducale, Appartamento del Doge)
詳細: URL http://www.palazzoducale.genova.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ジェノヴァのドゥカーレ宮殿で、ルーチョ・フォンターナの展覧会が、彼の光と色、新画材の追及に焦点をあてて開催されています。
50年代の作品を含む約200点にのぼる作品や陶器をテーマごとに展示。その後のアートシーンにも影響を及ぼしたフォンターナの詩的で探究心に富んだ精神は、今も芸術の革新者であることを我々に物語っています。
■アルベルト・ブッリ展 (ALBERTO BURRI)
開催期間: 2008年11月11日〜2009年2月08日
開催場所: ミラノ・トリエンナーレ(Triennale di Milano)
詳細: URL http://www.triennale.it/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
デザインの殿堂ミラノ・トリエンナーレでは、アルベルト・ブッリの回顧展を開催。
ブッリはルーチョ・フォンターナと並び、20世紀イタリアを代表する前衛芸術家で、1950年代の主要作品や、未公開作品を含むその後の革新的なものまで、多角的に彼の制作活動を紹介します。
イタリアでの公開は稀な「建築とサボテン」等の作品や、舞台装置のデザイン画、写真、ポスター等も展示され、ブッリが半世紀にわたり、新しい芸術を追い続けていたことを立証する展覧会となっています。
国立美術館コレッジョ展入口
大迫力!大聖堂では天井画を間近で鑑賞出来ます。
© Regency Group
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