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- メキシコ / メキシコの鉄人が行く! 旅日記 〜 「タイルの家」の物語−その6
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エリア:
- 中南米>メキシコ>メキシコシティ
- テーマ:世界遺産
- 投稿日:2008/10/31 11:51
前回の話から続く、メキシコが誇る文化遺産「タイルの家」の話の第6話となります。
第5話はこちらから
1608年に日本に漂着したビベロ伯爵の報告書「日本国事情」が、既に亡きフェリッペ二世へ向けて書かれた「死者への手紙」であった事は、前号でお伝えした通りですが、フェリッペ二世が世を去った1598年9月、日本では太閤 豊臣秀吉も他界しています。
ユーラシア大陸の東端の日本の主権者と、西端の主権者フェリッペ二世の生い立ちはみごとに正反対でありました。
フェリッペ二世は「日の没することなき」神聖ローマ皇帝の息子として生を受け、一方、豊臣秀吉は愛知県の小さな村の百姓の子として生を受けました。その両者が歴史の偶然により、同年同月に平等に死を受けているのです。
秀吉の死後は、秀吉政権時代に大老(No.2)の位置に就いていた名実ともに実力派の武将 徳川家康が政権を握りましたが、フェリッペ二世の死後、その政権は「存在価値ゼロ以下」の息子 フェリッペ三世が継いだのです。
奇妙に思うのはビベロ伯爵の報告書「日本国事情」が個人の日記ではなく公文書でありながら、その時代のスペイン王「フェリッペ三世」を完全に無視している点でしょう。例えフェリッペ三世が無形であったとしても、この様な事が許されるのでしょうか。
答えは、当時のメキシコとスペイン本国の関係に見出せそうです。
スペインの実権は、無形の王 フェリッペ三世に代わりレルマ公爵が握っていたのです。公爵という位は日本の大名(一国一城の主=お殿様)にあたります。
現に日本も明治維新後にはヨーロッパの華族制に倣い、大名を公爵、次に石高の順に、侯爵、伯爵としておりました。つまりレルマ公爵はビベロ伯爵より上位にあったという事です。
レルマ公爵の目にふれるであろう公文書を通じ、ビベロ伯爵の実の主人にあたるスペイン王 フェリッペ三世を無視したのです。
誰かがこれを許したのでしょうか? いえ、これを許したのはビベロ伯爵自らの自信から出ていたのです。その自信は、スペインの植民地であったメキシコにいた当時の貴族の自信でもあるのです。
この時期の本国スペインは、公爵の汚職と無能から経済が悪化し、メキシコからの仕送り無しには生活出来なくなっていたのです。
当然、スペイン国民は公爵に反発し、これに伴いスペイン貴族の信頼は下落いたしました。その一方で、新天地メキシコに赴いた貴族は腐敗した古くからのスペイン貴族に成り代わり本国を支えたのです。メキシコにいた貴族の多くは「きっと我らこそ、スペイン貴族の本流なり!」と思った事でしょう。
確かにこの時代の貴族には、歴史に名を残す名君が多いのです。そして彼達は本国の貴族と競う様に、彼の地メキシコにおいて華麗な館造りにいそしんだのです。
現在、サンボーンズの本店となっている「タイルの家」もその中の一つでありました。
その頃のヨーロッパ旅行者がメキシコシティを「宮殿の町」と呼んでいたのもうなずけます。
ビベロ伯爵の「日本国事情」は、まず彼の直接の上司であるメキシコ副王 ベラスコに提出され、その後、本国スペインに送られたと思われます。この亡王 フェリッペ二世宛の報告書を受け取った副王は、ビベロ伯爵の勇気をたたえた事でしょう。
ちなみにこの副王 ベラスコは、ビベロ伯爵の叔父でありました。この叔父は、メキシコ生まれのスペイン人(クリオージョ=Criolloと言います)として、初のメキシコ副王となった人物で、甥のビベロ伯爵もクリオージョ(Criollo)でありました。
もしかするとビベロ伯爵の報告書は、スペイン貴族二世の、スペイン貴族一世に対する挑戦状ではなかったのでしょうか。昔のスペインの貴族一世は、古い体質のスペイン本国では不可能な夢を実現するために新大陸 メキシコにやって来た、スペイン貴族二世はその夢を実現させ、本国に勝利したのです。
その7につづきます(残り少なくなりました)。 どうぞお楽しみに!!!
(この記事は、メキシコ国立自治大学 教授 田中都紀代様がご寄稿くださいました)
第5話はこちらから
1608年に日本に漂着したビベロ伯爵の報告書「日本国事情」が、既に亡きフェリッペ二世へ向けて書かれた「死者への手紙」であった事は、前号でお伝えした通りですが、フェリッペ二世が世を去った1598年9月、日本では太閤 豊臣秀吉も他界しています。
ユーラシア大陸の東端の日本の主権者と、西端の主権者フェリッペ二世の生い立ちはみごとに正反対でありました。
フェリッペ二世は「日の没することなき」神聖ローマ皇帝の息子として生を受け、一方、豊臣秀吉は愛知県の小さな村の百姓の子として生を受けました。その両者が歴史の偶然により、同年同月に平等に死を受けているのです。
秀吉の死後は、秀吉政権時代に大老(No.2)の位置に就いていた名実ともに実力派の武将 徳川家康が政権を握りましたが、フェリッペ二世の死後、その政権は「存在価値ゼロ以下」の息子 フェリッペ三世が継いだのです。
奇妙に思うのはビベロ伯爵の報告書「日本国事情」が個人の日記ではなく公文書でありながら、その時代のスペイン王「フェリッペ三世」を完全に無視している点でしょう。例えフェリッペ三世が無形であったとしても、この様な事が許されるのでしょうか。
答えは、当時のメキシコとスペイン本国の関係に見出せそうです。
スペインの実権は、無形の王 フェリッペ三世に代わりレルマ公爵が握っていたのです。公爵という位は日本の大名(一国一城の主=お殿様)にあたります。
現に日本も明治維新後にはヨーロッパの華族制に倣い、大名を公爵、次に石高の順に、侯爵、伯爵としておりました。つまりレルマ公爵はビベロ伯爵より上位にあったという事です。
レルマ公爵の目にふれるであろう公文書を通じ、ビベロ伯爵の実の主人にあたるスペイン王 フェリッペ三世を無視したのです。
誰かがこれを許したのでしょうか? いえ、これを許したのはビベロ伯爵自らの自信から出ていたのです。その自信は、スペインの植民地であったメキシコにいた当時の貴族の自信でもあるのです。
この時期の本国スペインは、公爵の汚職と無能から経済が悪化し、メキシコからの仕送り無しには生活出来なくなっていたのです。
当然、スペイン国民は公爵に反発し、これに伴いスペイン貴族の信頼は下落いたしました。その一方で、新天地メキシコに赴いた貴族は腐敗した古くからのスペイン貴族に成り代わり本国を支えたのです。メキシコにいた貴族の多くは「きっと我らこそ、スペイン貴族の本流なり!」と思った事でしょう。
確かにこの時代の貴族には、歴史に名を残す名君が多いのです。そして彼達は本国の貴族と競う様に、彼の地メキシコにおいて華麗な館造りにいそしんだのです。
現在、サンボーンズの本店となっている「タイルの家」もその中の一つでありました。
その頃のヨーロッパ旅行者がメキシコシティを「宮殿の町」と呼んでいたのもうなずけます。
ビベロ伯爵の「日本国事情」は、まず彼の直接の上司であるメキシコ副王 ベラスコに提出され、その後、本国スペインに送られたと思われます。この亡王 フェリッペ二世宛の報告書を受け取った副王は、ビベロ伯爵の勇気をたたえた事でしょう。
ちなみにこの副王 ベラスコは、ビベロ伯爵の叔父でありました。この叔父は、メキシコ生まれのスペイン人(クリオージョ=Criolloと言います)として、初のメキシコ副王となった人物で、甥のビベロ伯爵もクリオージョ(Criollo)でありました。
もしかするとビベロ伯爵の報告書は、スペイン貴族二世の、スペイン貴族一世に対する挑戦状ではなかったのでしょうか。昔のスペインの貴族一世は、古い体質のスペイン本国では不可能な夢を実現するために新大陸 メキシコにやって来た、スペイン貴族二世はその夢を実現させ、本国に勝利したのです。
その7につづきます(残り少なくなりました)。 どうぞお楽しみに!!!
(この記事は、メキシコ国立自治大学 教授 田中都紀代様がご寄稿くださいました)
- ニュージーランド クライストチャーチ / 「エラズリー・フラワーショー2009」開催 (3月)
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エリア:
- テーマ:お祭り・イベント ホテル・宿泊
- 投稿日:2008/10/29 11:24
「エラズリー・フラワーショー」は、1994年にオークランドで開催されて以来、13年の間にその評判と規模は大きく成長しました。
2007年にクライストチャーチ市議会がショーの権利を買い取ったのを契機に、今回が舞台をクライストチャーチに移して初めてのショーとなります。
クライストチャーチは、ハグレー公園で開催されたグレート・ニュージーランド・エキシビションを美しく飾るために、住民が10万本の花々を育てた事から、1907年に「ガーデン・シティ」という呼び名がつけられました。
この度「クライストチャーチがエラズリー・フラワーショー」の開催地となる事で、クライストチャーチの「花」のイメージはより一層印象づけられるでしょう。
2009年には、65,000人の来場者を見込んでいます。
■ エラズリー・フラワーショー2009 概要
※開催地: ノース・ハグレー公園 (ニュージーランド、クライストチャーチ市)
※開催期間: 2009年3月11日(水)〜15日(日)
※開催時間: 毎日 10:00〜18:00 (3月13・14日のみ20:30まで)
※一般入場料: 大人 NZ$35 (2009年2月15日まで早期割引料金あり: NZ)
※アクセス:
大聖堂広場から文化地区を通って徒歩15分。
大聖堂広場からトラムで5分。
※展示内容: ガーデニングに関する最新のテーマやデザイン、新製品、秋の収穫を祝う南島のフード&ワイン、ファッションショーやエンターテイメント
※見どころ: 250の出展者と30の展示。ガーデン用品や植物を販売するショップもオープン。
〔必見の特設テント〕
* ザ・ホート・ガロアー・マーキー
園芸産業の促進と希少で面白い植物への興味を育む事を主な目的とする地元のガーデンクラブや専門的な園芸協会の促進のために設営されます。
ガーデンでの様々な植物の役割や、価値についてクラブ主催の講演やデモンストレーションが行われる予定です。
* スターライト・マーキー
効果的な照明の使い方で、夕刻や日没後でも楽しめるガーデンを展示します。
* フローラル・アート・マーキー
南島のフローリストたちが「ハリウッド」をテーマにした彼ら独自のデザインを展示します。
* 全国花壇コンペティション
ニュージーランド全国の地方自治体が、それぞれにデザインした花壇の中から最も大胆でカラフルな展示が選ばれます。
* ガーデンのディスプレイ
エラズリー・フラワーショーで伝統的に行われるガーデンのディスプレイは、来場者が自分の庭の創意工夫に役立つアイデアを提供しています。
* 花のファッションショー
ファッションデザイナーのジェニー・ギリーズによるフローラル・アートのカラフルなファッションショー。1日3回開催。
* テイスト・ザ・サウス
南島で育てられた青果やワイン、料理を試食出来ます。
※さらに詳細な情報は、下記の公式サイトにてご確認下さい。 (英語)
2007年にクライストチャーチ市議会がショーの権利を買い取ったのを契機に、今回が舞台をクライストチャーチに移して初めてのショーとなります。
クライストチャーチは、ハグレー公園で開催されたグレート・ニュージーランド・エキシビションを美しく飾るために、住民が10万本の花々を育てた事から、1907年に「ガーデン・シティ」という呼び名がつけられました。
この度「クライストチャーチがエラズリー・フラワーショー」の開催地となる事で、クライストチャーチの「花」のイメージはより一層印象づけられるでしょう。
2009年には、65,000人の来場者を見込んでいます。
■ エラズリー・フラワーショー2009 概要
※開催地: ノース・ハグレー公園 (ニュージーランド、クライストチャーチ市)
※開催期間: 2009年3月11日(水)〜15日(日)
※開催時間: 毎日 10:00〜18:00 (3月13・14日のみ20:30まで)
※一般入場料: 大人 NZ$35 (2009年2月15日まで早期割引料金あり: NZ)
※アクセス:
大聖堂広場から文化地区を通って徒歩15分。
大聖堂広場からトラムで5分。
※展示内容: ガーデニングに関する最新のテーマやデザイン、新製品、秋の収穫を祝う南島のフード&ワイン、ファッションショーやエンターテイメント
※見どころ: 250の出展者と30の展示。ガーデン用品や植物を販売するショップもオープン。
〔必見の特設テント〕
* ザ・ホート・ガロアー・マーキー
園芸産業の促進と希少で面白い植物への興味を育む事を主な目的とする地元のガーデンクラブや専門的な園芸協会の促進のために設営されます。
ガーデンでの様々な植物の役割や、価値についてクラブ主催の講演やデモンストレーションが行われる予定です。
* スターライト・マーキー
効果的な照明の使い方で、夕刻や日没後でも楽しめるガーデンを展示します。
* フローラル・アート・マーキー
南島のフローリストたちが「ハリウッド」をテーマにした彼ら独自のデザインを展示します。
* 全国花壇コンペティション
ニュージーランド全国の地方自治体が、それぞれにデザインした花壇の中から最も大胆でカラフルな展示が選ばれます。
* ガーデンのディスプレイ
エラズリー・フラワーショーで伝統的に行われるガーデンのディスプレイは、来場者が自分の庭の創意工夫に役立つアイデアを提供しています。
* 花のファッションショー
ファッションデザイナーのジェニー・ギリーズによるフローラル・アートのカラフルなファッションショー。1日3回開催。
* テイスト・ザ・サウス
南島で育てられた青果やワイン、料理を試食出来ます。
※さらに詳細な情報は、下記の公式サイトにてご確認下さい。 (英語)
- ベトナム ホーチミン / アオザイ記念写真撮影「IRODORI」(彩り)
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エリア:
- アジア>ベトナム>ホーチミン
- テーマ:その他
- 投稿日:2008/10/28 17:30
「IRODORI」(彩り)は、ホーチミン市内中心部のハイバーチュン通りにある、アオザイ記念写真のサービス(有料)を提供しているお店です。
アオザイも100着程度常備しており、撮影はカメラマン、もしくは自分のカメラを用いる事も可能です。
小さなお店ですので、5名程度までのツアーにおススメです。
お店の営業時間は09:30〜17:00、日曜・祝日はお休みです。
是非、ご利用ください。
※IRODORI(彩り)
住所: 39 FL 7B Hai Ba Trung St, Ben Nghe ward Dist1, Ho Chi Minh City
アオザイも100着程度常備しており、撮影はカメラマン、もしくは自分のカメラを用いる事も可能です。
小さなお店ですので、5名程度までのツアーにおススメです。
お店の営業時間は09:30〜17:00、日曜・祝日はお休みです。
是非、ご利用ください。
※IRODORI(彩り)
住所: 39 FL 7B Hai Ba Trung St, Ben Nghe ward Dist1, Ho Chi Minh City
- オーストラリア メルボルン / 南半球最大の観覧車、いよいよ今年末オープン
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エリア:
- オセアニア>オーストラリア>メルボルン
- テーマ:テーマパーク
- 投稿日:2008/10/27 23:57
高さ120m、南半球最大の観覧車「サザンスター・オブザベーション・ホイール」が、いよいよ今年末にオープンする予定です。建設地はメルボルンのドックランド地区。シティのすぐ西側に続く、ウォーターフロントエリアです。
「サザンスター」は20人乗りのゴンドラ21台を備え、1周は約30分。はるかジーロングまで一望出来る絶景に加え、最新鋭のLEDシステムを駆使したイルミネーションも楽しみです。
オーストラリアでは初の大観覧車にして、現在日本一の大観覧車「スカイドリームフクオカ」(福岡市)と同じ高さを誇る「サザンスター」。
メルボルンの新ランドマークになること間違いなしです。
詳細はこちら-Southern Star Observation Wheel(英語)
「サザンスター」は20人乗りのゴンドラ21台を備え、1周は約30分。はるかジーロングまで一望出来る絶景に加え、最新鋭のLEDシステムを駆使したイルミネーションも楽しみです。
オーストラリアでは初の大観覧車にして、現在日本一の大観覧車「スカイドリームフクオカ」(福岡市)と同じ高さを誇る「サザンスター」。
メルボルンの新ランドマークになること間違いなしです。
詳細はこちら-Southern Star Observation Wheel(英語)
- イタリア / 10月以降の秋のイベントご紹介−トリノとピエモンテ州編
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>トリノ
- ヨーロッパ>イタリア>イタリアその他の都市
- テーマ:お祭り・イベント グルメ
- 投稿日:2008/10/21 13:14
10月に入り、イタリアもすっかり秋らしくなって参りました。
秋に入りイタリアでは、アートイベントや食のフェスティバル等、数多くのイベントが開催されます。
荒川静香さんがこの秋から観光大使をつとめるピエモンテ州では、トリノのサローネ・デル・グストやテッラ・マードレ、アルバの白トリュフ市等、食の祭典が目白押しです。
今回は、トリノとピエモンテ州の代表的なイベントをお知らせいたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越しください。
■テッラ・マードレ (TERRA MADRE 2008)
開催期間: 2008年10月23〜27日
開催場所: トリノ(Torino)
詳細: http://www.terramadre.info/ (イタリア語、英語、日本語他)
〔概要〕
第3回目を迎える「テッラ・マードレ」(母なる大地)は、様々な食材への知識を広めるだけでなく、世界の食糧生産者を通しての食育を目指す意義ある食の国際イベントです。
食の楽しみ、様々な味、伝統的な料理は地域に根ざしたもの。食のグローバル化や食品の大量生産化は小さな町村や共同体の生産活動や仕事を脅かし、ひいては伝統的な食品の消失を招きます。
このテッラ・マードレでは、世界にむけて、消えゆく生産物や環境への監視、人類の遺産を守っていくことを訴えていきます。
■サローネ・デル・グスト (SALONE INTERNAZIONALE DEL GUSTO)
開催期間: 2008年10月23日〜27日
開催場所: トリノ・リンゴット見本市会場(Torino - Lingotto Fiere)
詳細: http://www.salonedelgusto.it/ (イタリア語)
〔概要〕
トリノで2年ごとに開催される食の祭典「サローネ・デル・グスト」。
特産品を紹介するだけのイベントにとどまらず、参加者に食品のことを学び、様々な情報を通して生活様式にあった食品として何をどのように選んでいくかを啓蒙します。
日頃食卓にのぼる食材のことを知り、賢い消費者としての目も養う機会となるでしょう。
■国際白トリュフ市 (78 FIERA INTERNAZIONALE DEL TARTUFO BIANCO)
開催期間: 2008年10月04日〜11月09日
開催場所: アルバ(Alba)
詳細: http://www.fieradeltartufo.org/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
芳醇な香りの白トリュフの産地 アルバで開催されるこの見本市。
公式開幕セレモニーはモナコのアルベルト王子を迎え、10月10日に予定されていますが、展示会は一週間前の4日から始まります。
白トリュフ市の他、芸術祭「アルバの町」や、気球飛行、ロバのパリオ、ワイン祭り、東京、グリンザーネ・カブール、メラーノを結ぶ世界オークション、アルバ白トリュフ賞祝賀式典など、様々なイベントが期間中予定されています。
■トリノ・ダンス・フェスティバル (TORINO DANZA FESTIVAL)
開催期間: 2008年11月08日まで
開催場所: トリノ(Torino)
詳細: http://www.torinodanzafestival.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
トリノ・ダンス・フェスティバルは、現在の様々なダンス・アートを結集した踊りの祭典で、ヨーロッパの関連機関との共同プロジェクトも展開されます。
9演目のうち7つはイタリア初演となり、11月には現代アート月間のイベントのひとつとして披露されます。
今年のフェスティバルでは、フランドル地方のダンスがフューチャーされ、ダンスとサーカスの対話というテーマも一部設定されています。
■アルナルド・ポモドーロ展 (ARNALDO POMODORO)
開催期間: 2008年11月09日まで
開催場所: ピエモンテ州 オルタ・サン・ジュリオ(Orta San Giulio)
詳細: http://www.piemontefeel.org/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
美しく静謐な佇まいをみせるオルタ湖に面した小さな村 オルタ・サン・ジュリオで、現代イタリア芸術界を代表する彫刻家アルナルド・ポモドーロの作品16体を展示しています。
この展覧会は湖を臨む美しい環境の中で、巨匠の彫刻作品を鑑賞しながら村歩きを楽しむという素晴らしいチャンス。
第1回「テッラ・マードレ」には、英国皇太子も参加
© Regione Piemonte
オルタ湖に面したオルタ・サン・ジュリオと湖に浮かぶサン・ジュリオ島(手前)
© Regione Piemonte
秋に入りイタリアでは、アートイベントや食のフェスティバル等、数多くのイベントが開催されます。
荒川静香さんがこの秋から観光大使をつとめるピエモンテ州では、トリノのサローネ・デル・グストやテッラ・マードレ、アルバの白トリュフ市等、食の祭典が目白押しです。
今回は、トリノとピエモンテ州の代表的なイベントをお知らせいたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越しください。
■テッラ・マードレ (TERRA MADRE 2008)
開催期間: 2008年10月23〜27日
開催場所: トリノ(Torino)
詳細: http://www.terramadre.info/ (イタリア語、英語、日本語他)
〔概要〕
第3回目を迎える「テッラ・マードレ」(母なる大地)は、様々な食材への知識を広めるだけでなく、世界の食糧生産者を通しての食育を目指す意義ある食の国際イベントです。
食の楽しみ、様々な味、伝統的な料理は地域に根ざしたもの。食のグローバル化や食品の大量生産化は小さな町村や共同体の生産活動や仕事を脅かし、ひいては伝統的な食品の消失を招きます。
このテッラ・マードレでは、世界にむけて、消えゆく生産物や環境への監視、人類の遺産を守っていくことを訴えていきます。
■サローネ・デル・グスト (SALONE INTERNAZIONALE DEL GUSTO)
開催期間: 2008年10月23日〜27日
開催場所: トリノ・リンゴット見本市会場(Torino - Lingotto Fiere)
詳細: http://www.salonedelgusto.it/ (イタリア語)
〔概要〕
トリノで2年ごとに開催される食の祭典「サローネ・デル・グスト」。
特産品を紹介するだけのイベントにとどまらず、参加者に食品のことを学び、様々な情報を通して生活様式にあった食品として何をどのように選んでいくかを啓蒙します。
日頃食卓にのぼる食材のことを知り、賢い消費者としての目も養う機会となるでしょう。
■国際白トリュフ市 (78 FIERA INTERNAZIONALE DEL TARTUFO BIANCO)
開催期間: 2008年10月04日〜11月09日
開催場所: アルバ(Alba)
詳細: http://www.fieradeltartufo.org/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
芳醇な香りの白トリュフの産地 アルバで開催されるこの見本市。
公式開幕セレモニーはモナコのアルベルト王子を迎え、10月10日に予定されていますが、展示会は一週間前の4日から始まります。
白トリュフ市の他、芸術祭「アルバの町」や、気球飛行、ロバのパリオ、ワイン祭り、東京、グリンザーネ・カブール、メラーノを結ぶ世界オークション、アルバ白トリュフ賞祝賀式典など、様々なイベントが期間中予定されています。
■トリノ・ダンス・フェスティバル (TORINO DANZA FESTIVAL)
開催期間: 2008年11月08日まで
開催場所: トリノ(Torino)
詳細: http://www.torinodanzafestival.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
トリノ・ダンス・フェスティバルは、現在の様々なダンス・アートを結集した踊りの祭典で、ヨーロッパの関連機関との共同プロジェクトも展開されます。
9演目のうち7つはイタリア初演となり、11月には現代アート月間のイベントのひとつとして披露されます。
今年のフェスティバルでは、フランドル地方のダンスがフューチャーされ、ダンスとサーカスの対話というテーマも一部設定されています。
■アルナルド・ポモドーロ展 (ARNALDO POMODORO)
開催期間: 2008年11月09日まで
開催場所: ピエモンテ州 オルタ・サン・ジュリオ(Orta San Giulio)
詳細: http://www.piemontefeel.org/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
美しく静謐な佇まいをみせるオルタ湖に面した小さな村 オルタ・サン・ジュリオで、現代イタリア芸術界を代表する彫刻家アルナルド・ポモドーロの作品16体を展示しています。
この展覧会は湖を臨む美しい環境の中で、巨匠の彫刻作品を鑑賞しながら村歩きを楽しむという素晴らしいチャンス。
第1回「テッラ・マードレ」には、英国皇太子も参加
© Regione Piemonte
オルタ湖に面したオルタ・サン・ジュリオと湖に浮かぶサン・ジュリオ島(手前)
© Regione Piemonte
1 - 5件目まで(26件中)