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フランス紀行

~フランスの社会・生活・文化に関する情報や日本社会との比較分析、世界各地を旅して発見した面白い情報をお届けします。~

プロフィール

ニックネーム:
Neomars
居住地:
ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
性別:
女性
会社名:
Tabet International en France
会社英字名:
Tabet International en France
会社所在地:
ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
単なるスポット紹介やグルメを堪能することだけに飽き足らない旅慣れた日本人が欲している情報とは何か・・・。それは、「現地とコネクトすること」ことができる情報提供ではないかと思っています。表層に現れる現象の根拠を歴史的、文化的、社会的価値観の観点から探り、ついでに辛口ジョークや捻りの利いたブラックジョークも交えながら、「なるほど・・」と納得しながらクックックゥと笑って楽しんで頂ける情報提供をお約束します!

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サントン2
クレシュ・ド・ノエル(サントン・ド・マルセイユ
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
テーマ:買物・土産 観光地 歴史・文化・芸術 
投稿日:2012/12/21 19:31
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クレシュ・ド・ノエルは、イエス・キリストが誕生したシーンを模型にしたもので、クリスマスの由来をヴィジュアルに再現するまたとないオブジェです。サパン・ド・ノエル(クリスマス・ツリー)など煌びやかなクリスマス・デコレーションの影に隠れて存在感が薄い感じがありますが、実際には、キリスト誕生を祝うクリスマスに欠かせません。

サントン4

フランス革命の頃からプロヴァンス地方で習慣として定着し、その後、フランス全土に広がっていったようです。そのためか、クレシュ・ド・ノエルを彩るサントン人形は、サントン・ド・マルセイユと呼ばれ、プロヴァンス地域の伝統的な農民の生活を描いています。

サントン3

クリスマスの時期ともなると、マルセイユの旧港に近い広場には、所狭しとクリスマス・マルシェが立ち並び、行きかう人々の目を楽しませます。その中で最も目を弾くのが、サントン人形を売るマルシェ。パリと比較しても、マルセイユではサントン人形を売るマルシェが多いことに気がつきます。

お店によって、サイズもコレクションも様々です。そして、買う人も、どれが自分のコレクションにとってベストか一生懸命、吟味しています。

サントン1

プロヴァンス地方では、このクレシュ・ド・ノエルをサパン・ド・ノエルと同様に、クリスマスには欠かせないオーナメントと見なしている家庭が多いのが特徴です。もっとも、昨今では、他の多くの伝統と同様に廃れつつあることは否めませんが、それでも、他の地域と比較して、まだ根強く残っているようです。

家庭に限らず、教会では大々的にコレクションしているところもあり、クリスマス・シーズンになると一般公開してくれます。クリスマスにフランスを訪れた方には必見の催しだといえます。

Cresh1

クリスマス・マーケットや教会を訪れ、エスプリ・ド・ノエルを満喫してみてください!
タグ:
プロヴァンス クリスマス フランス観光 サントン人形 南フランス 

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