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気にしたら負けや@フランス

~煎餅をかじるだけで異臭騒ぎになる、そんな素敵な国でわたしは今日も生きてゆく。~

プロフィール
ニックネーム:
もやしジャンキー
居住地:
ヨーロッパ>フランス>パリ
性別:
女性
年代:
30代
自己紹介:
高校生の時にyamakashiというフランス映画に惚れ込み(ロマンチックな映画でなく、思いっきりアクション映画)、フランスってむちゃくちゃな国だなー!!胸アツ!!と思い、一気にフランス好きに。いつか私はフランスに住むという夢を10年間持ち続け、2012年会社を退職しついに渡仏。現在は学生としてフランスで婚約者と共に暮らしている。
日本では社会の歯車よろしく働き尽くめであったが、こちらに来てからは日常が本当に穏やかに流れているように感じる。
しかし、お笑いの町尼崎出身&バリバリの体育会系人間なので、ありとあらゆる面にツッコミをいれる日々を送っている。

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フランスで、夢だったアレをついに始めた。
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:ウェディング 留学・長期滞在 その他 
投稿日:2014/06/18 23:07
コメント(4)
そんなこんなでマダムデビュー。
ようやくバタバタが終わり一呼吸…という間もなく、またまた試験シーズン突入で死んでいる。
しかも結婚式前に家族が持ってきてくれたモノで家があふれかえっている。
まじで片付かない。やはり引越しするほかないのだろうか。ウエディングドレスの置き場にも大変困っている。

さて、結婚式でたくさんの人々に祝ってもらえて十分幸せなのだが、さらにお祝いとして頂いたものが嬉しすぎてほくそ笑む日々。
何と、私的日本の三種の神器が揃ってしまったのである。

その三種の神器とは!!
土鍋セット、布団乾燥機、そしてカビにくいぬか床ができる某糠壺(商品の宣伝みたいになりそうだからあえて名前は書かない)
である!!

土鍋セットは、何かにつけ助けてもらっているフランス生活の大先輩から頂いたもので、もうこの冬が待ち遠しすぎる一品である。本当にありがたい。
フランスにおける土鍋がどれだけ貴重なものか!!!昨年、一時帰国する際、オシャレ大好きな姉からルク○ーゼの鍋を買ってきてよ、フランスなら安いでしょ と言われたが、もうアホかと。バカかと。あんなクソ重いものを持って帰れるわけないし、日本の土鍋の方がよっぽど価値あるわいと思ったものである。土鍋は日本の宝やで!!!!
ベランダですくすくと育っている春菊と水菜を見るたび、ほくそ笑んでしまう。夫は鍋料理を食べたことがないので、早くあの美味さを味わわせてやりたい。
真冬の熱々鍋にキンキンに冷えたビールの組み合わせ…。想像するだけで3キロ太れる!

そして布団乾燥機。母が日本から持って来てくれた。これは、ベッドマットが干せないこの国で大活躍なのだ。
今まで、ひたすらファブリーズを撒き倒して除菌を試みてきたが、やっぱり干さないから、なんか気持ち悪い。あと、たまに虫に刺されたみたいな跡が腕に出来たりする。
しかし、このバカみたいに重いベッドマットに布団乾燥機が効果覿面!!
しかも、靴を乾かす機能付きという優れた一品である。


そして最後のぬか床!!!!
フランスの気候にはぬか漬けは合わない、カビやすい などと方方で聞き、諦めていた。
しかし!このカビにくいぬか床なら、水が自動的に吸い上がってくるからカビにくいし、しかも毎日混ぜなくても大丈夫!という優れものなのである。
これが美味いのなんの。一番最初、ぬかを慣らすために漬けた捨て野菜ですら本気の美味さを発揮していた。もう毎日が楽しくて仕方ない。
日々、上がってきた水を捨てながら、漬かってゆく野菜の成長を見守る感じとかね。
酸っぱくなってきたときのために、膜を除去した卵の殻を砕いて準備しといたり、鷹の爪を用意したり…。ぬか床の手入れって、生き物を育てるのと同じ気分である。
フランスに来てから、趣味らしい趣味がなかったが、おかげで趣味はぬか漬けになった。
いやもう、まじで趣味はアクアリウムって言う人と同じである(果てしない乖離)。
夫曰く、ぬか床を混ぜたり、野菜を塩もみして仕込んでいるときの私は本当にニヤニヤ幸せそうにしているらしい。
あと、私はぬかの匂いが昔から大好きで、ぬか床をいじった後の母の手をくんかくんか嗅いで喜ぶという変わった子供であった。
なので、ぬか床を触った後の手を嗅いで あーめっちゃ良い匂いや…と喜んでいると、夫に『今まで僕があげたどんな香水よりも喜んでるね…』と落ち込まれた。

ぬか床をより美味しくするためには色んな野菜を漬けてぬかに味を移すことが重要らしく、色々な野菜を試すのも楽しい。ラディッシュとかセロリとか。
人参が嫌いなんだが、人参のぬか漬けをやったらあまりの美味さに驚いた。
きゅうりのぬか漬けに何ら劣らぬその味わい。
東の高校生名探偵が工藤新一なら、西は服部平次。それくらいの安定感である。

夫にぬか漬けを食べさせたら、『食べれんことはない』というコメントであった。
というわけで、現状、我が家でぬか漬けを進んで消費するのは私のみ。
だから、昨日なんか、長年の夢であった"きゅうりのぬか漬け丸かじり"をやってやった。おにぎり(具なし、塩すらなし)を片手に。
食べ物の美味しさに泣きそうになったのは生まれて初めてである。ものすごい贅沢。
喩えるならば、高見沢俊彦にヘアケアの秘訣を直伝してもらうような!!それくらいの贅沢!!!
実際、私は食べ物に関してはフランスで生きるメリットがあんまり無い。
パンより米だし、ワインより日本酒だし、チーズは嫌いだし。給食の6Pチーズとかドラえもんチーズですら食べれなかった私にとって、フランスのガチなチーズはマイクタイソンの本気のボディブローみたいなもんである。
そして、家族がフランスに来たとき、姉達は『美味しいパン屋に連れてってよ!パンオショコラが食べたーい☆失恋ショコラティエで出てたから』とか言っていたが、もうぶっちゃけ
ああ!?恋に破れたチョコレート職人があんだって?!?!って感じだった。そんなもんより私は米が食べたかったからだ。
そんな私なので、漬物がコンスタントに食べられる という状況は本当に嬉しいのだ。
きゅうりのQちゃん風漬物を、大鍋で大量に作り貯めしたりもする。


なんか後半はぬか漬け愛しか語っていないが、この三種の神器のおかげで、本当にフランス生活が快適になった。
日本にお住まいのみなさん。みなさんが普段食べたり、使ったりしてるものは、実はめちゃくちゃ素晴らしい価値のあるものなんだということを知っていただきたい。
フランスはパンが美味いだとかスイ〜ツが可愛いヨネ☆みたいなことを言われるけど(実際それらは事実ですが)、きゅうりのQちゃんがスーパーで安く手に入ることがめちゃくちゃ羨ましいと思っている人間も世界中にたくさんいるわけです。

とりあえず、女子はみんなぬか漬け始めましょう。合コンとかで、趣味はぁ…ぬか漬けで〜す☆きゃぴ☆って言ってみ。
もうモテる予感しかしない。

NoPhoto
フランスでカトリック挙式したい人向け情報(※フランスに住む人で)
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:ウェディング 留学・長期滞在 
投稿日:2014/06/18 23:02
コメント(0)
※例のごとく、以前自分のブログにあげたものなので季節感おかしいです


先日、いきなり高熱が出たとき、体温がものすごく上がったせいか鼻血が出た。10分くらいティッシュで抑えても全く止まらんので、ふと "鼻血はティッシュで抑えるより流れるに任せて置いた方が早く止まる" というタモリさんか誰かの台詞を思い出し、洗面台の前で下を向いて鼻血を流れるに任せた。
鼻血を流しながら立っているのがあまりにもヒマで、色んなことに思いを巡らせてみた。そういや菊地桃子は結婚式が直前で延期になったときにストレスで血を吐いたんよなあ…
…なんか…
…私と桃子って似てるのかもなぁ…!
とか。
まあ私は鼻血なんだが。
喀血と鼻血、一字違うだけでなんでこんなにコメディになるのか。
そして菊地桃子といえばパテオだなぁ…などと、極限にどうでもいいことを考えていたらパタっと血が止まった。(後に、これがパテオの奇跡と語り継がれることになる


ことはない。 )


つーかパテオの結末知らんわ。当時幼稚園児だったわ。


とりあえず最近ものすごく切羽詰まっている。やることがいきなりドッと来た。
結婚式の準備やら勉強やら夏のバカンスシーズンに向けてのバイト探しやら。
<<南蛮平定のため、孟獲を7回ほど捕らえるだけの簡単なお仕事です。未経験者大歓迎☆諸葛孔明先生の言う通りに動いていただくだけでOK!>>っていうくらい簡単なバイトは無いだろうか。短期で。南蛮にて七縦七禽!!!



さて、今日は結婚式のことについて久々に書く。
教会で宗教的な挙式をする場合、宣誓書みたいなもの(lettre d'intentions)を神官に向けて書かないといけない。これは夫婦連名で作成してもいいけど、普通はやはり新郎新婦それぞれが一枚ずつ作成するのが理想らしいので、私たちもそれぞれで書くことに。
そして作成するにあたり、以下4点のことについて言及しないといけない。

- Liberté -(自由)
カップル間における自由や独立性について自分が思うことを書く。どういう風に相手の自由を尊重するかとか。あとこの結婚にどんな気持ちで臨んでいるのか。また、カップル間において自分は自由であるか

- Fidélité -(誠実)
相手に対してどのように自分の誠実さを貫くか、また自分達カップルにおける誠実さとは何か。(離婚に繋がる一番の原因は誠実さの欠如なので、神父さんにもここの部分をすごく深く突っ込まれる。彼だけを一生愛し抜けるかと。)

- Indissolubilité(解消不可能な事実)-
神の前で行うこの誓いが解消不可能であるという事実から、お互いを一生の伴侶だときちんと意識しているのか。30年後、50年後の自分達が寄り添って生活しているかどうか自分の思うことを書く


- Fécondité (夫婦間の生殖) -
2人とも子供を望んでいるか、どのように子供を育てていきたいか、また子供にもカトリックの教えの中で生きていって欲しいのか。



という感じで書いていく。
近くのフランス人に、indissolubilité (アンディッソリュビリテ)て言えるかどうか聞いて見て欲しい。絶対みんな、すんなり言えないから。神父さんすら噛み噛みである。
そしてfécondité (フェコンディテ)という言葉を初めて聞いたとき、なんかスパゲティの茹で方みたいね〜とか思った。
( °∀° ){アルデンテ!!!

結婚前に、全世界共通でカトリックの人々はコレを作成するんだと思う。とりあえず自分の思うことを書いたら、神父さんに見せに行く。
一度でOKは貰えんだろうと思ったらやはりダメだった。だいたいの部分は大丈夫だったが、最後のfécondité については自分達の欲しい子供の数を具体的に書かないといけなかった。
こうして紙に書いておくことで、結婚後に"紙には子供が欲しいって書いたけど、実は俺は子供なんていらないんだ"という事態になった場合、この宣誓書を証拠に裁判で勝てるからネ☆と神父さんに言われた。へえー。

教会で結婚するための手続き…というか道のりはとても長いけど、そういうのももうすぐ終わるんだなー。
個人的に、きちんとした信仰心がないなら教会で挙式する必要はないと思う。
ややこしいし、何よりもそれなりのフランス語力が求められるので。(DELF B2もしくはDALF C1くらいが妥当かと。特に結婚式の講習会の時、ディスカッションもするし。聖書という特殊な書き方をしている文章を耳で聞いて理解するのは本当に本当に難しい。そして最後に、このように文章を書く力も求められるし。)


市役所での行政手続きはもう全て終わったし、私達の結婚式に関する公示も既に行われた。(フランスでは市役所外で10日間の結婚の公示がされる。公示期間中は第三者がその結婚に対する異議を唱えることが出来るらしいけど、俺もあいつが好きだから異議アリ!とかでなく、あの人◯◯と結婚してないっけ?これは重婚ではないの?というような異議)
なので、いよいよである。本当に長い道のりであった…。


何はともあれ、やることがありすぎて、このバカンス中はほぼ家に閉じこもって終わるだろう。
手伝うよ〜と言ってくれる優しい友人達もいるのだが、いかんせん残っていることと言えば、自分達でやらなくてはいけないことばっかなのだ。この宣誓書のやり直しだとか、教会での結婚式のプログラム作り(日本語訳対応)だとか。
結婚式の準備もそうだが、結婚後の自分の人生の準備やらが同時進行なので吐きそうなんである。これについては、またそのうち書くが。


正直、ここ数日は自分がピリピリしているのがすごくわかるし、仕事で疲れて帰ってきた婚約者を精神的に労ってやっていないなとも感じる。
こう…なんか優しくないモノの言い方をしながら『あ〜こんな風に言っちゃダメだろ自分〜…』てリアルタイムで自省する。
そして彼に、怒った?と聞いても、ニコニコしながら、
『いや怒ってないよ、だってトゲのあることを言いながら自分で後悔したでしょ?君は自分で反省出来る人だから、僕が怒るまでもないでしょ。君は自分の過ちをすぐに見直せる、素晴らしい人間なんだから』
と返ってきた。
菩薩か貴様は!!!!!!
何か目頭が熱くなったわ!!!!
こうやって言われると、余計反省するしな!!作戦か!!!どこの軍師や!!!!


私も早く、立派な一国の軍師になりたいと思います。




このゴタゴタが終わったら、タモリさん風カレーに挑もうと思っている。じっくり煮てやる。

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